マインドマップのセントラルイメージになぜ枠を書かないか
皆さん、こんにちは。
公認マインドマップインストラクターの近藤です。
今朝のことです。
ふと閃いたことがありました。
それは長い間考えていたことの答だったのです。
考えていたことは「マインドマップのセントラルイメージになぜ枠を書かないか」です。
その疑問の背景を少し述べましょう。
マインドマップを正式に書くための7つのルールがあります。
もちろん、ルールはマインドマップを正式に書くためのものです。
でも、ただ正式に書くことだけが目的ではないのです。
そう言った訳はこうです。
ルール自体が実は頭の取扱説明書です。
頭に対してどう働きかければ頭、すなわち脳の働きが良くなるかを表しています。
いわばルールに沿ってマインドマップを書くことが頭を良くする方法なのです。
メンタルリテラシーの角度から7つのルールを見てみましょう。
メンタルリテラシーとは「脳の能力のことで、学習や記憶や創造性に関わる能力」です。
直裁に言うと「脳の能力は何かどうなっているかを読み解く力」です。
頭にどう働きかければ、頭の働きが良くなるのか、
脳にどう働きかければ、脳の力、例えば記憶力や創造力が高くなるのか、
それを読み解く力がメンタルリテラシーです。
いわば学び方を学ぶ力です。
その角度からマインドマップを7つのルールに沿って書く理由は次のようになります。
そう書くのは、明確に残っている記憶は心の中でどうなっているか読み解いた結果なのです。
そう書くのは、手応えを感じるほど記憶を頭に残している人たちの心の仕組みを解析した結果なのです。
確かに、そこまでは公認マインドマップインストラクターとして理解していました。
しかし、正直に告白すると、なぜセントラルイメージに枠を書かないか腹に落ちていなかったのです。
マインドマップは原理的にいうと、想像と連想を書き表したものだから、
連想が強まるにはセントラルイメージから直接にブランチがでるべきだと考えてはいました。
でも、本当にそれだけのことだろうかと探求を始めていて枠を書かない理由が腑に落ちていませんでした。
さて背景に話が迂回しましたが、戻ってきましょう。
セントラルイメージに枠を書かない理由は書いたことをより鮮明に記憶に残すためなのです。
でも枠を書かない方がなぜ記憶に鮮明に残るのかが説明されていませんね。
枠を書かない訳に気づいたのは昨夜からNLPの観点で探求し始めてからです。
NLPは知覚の位置で内部体験の強度が変わるという観点を持っています。
知覚の位置は日ごろの言葉に「私、あなた、彼(彼女)」と現れています。
私たちは無意識にものの見方を自分や相手や第三者の立場に切り替えています。
それが日常の会話に表れます。
その観点から見て今朝がた次のように膝をたたいて得心しました。
枠を書かないのは私の立場、つまりもっとも知覚した強度が高いようにするためだ。
枠を書くと第三者の立場、つまり知覚した強度が弱まるから記憶に残らないのだと。
私たちは客観的にものを見ているときに知覚対象からまさしく身を引いた位置から捉えます。
そのひとつがテレビを見ているときや映画を鑑賞している時です。
そうしているときに何があるか、まさしく、フレームがあります。
つまり「枠」があるではありませんか。
NLPは短時間で過去のトラウマを解消する技法を提供します。
その技法を構成する大事な要素が知覚の位置です。
強烈な記憶として残るトラウマの力を減圧するために知覚の位置を変えます。
私として知覚している位置から抜け出て、それを見ている観客の位置に知覚を切り替えます。
具体的にはその体験を観客になって眺めるところから先の技法は始まります。
まとめて言いましょう。
枠を書いてしまうと、先のことから心に強く残したいことの影響力が減圧される。
その結果としてせっかく時間をかけてマインドマップにしたことが記憶に残りにくいのです。
枠を書いてしまうと、だからマインドマップのテーマであるセントラルイメージが思い出しにくいのです。
セントラルイメージはマインドマップに書いたことを代表するものを表した表象です。
その表象が思い出せなかったらそれから連想される諸々のことはもっと思い出しにくいでしょう。
以上からセントラルイメージには枠を書かないのです。
ここまでお読み下さりありがとうございました。
4月5日(土)と5月18日(日)に【マインドマップ基礎講座】を開催します。
セミナー会場であなたにお会いできることを楽しみにしています。
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