マインドマップマイホーム購入術(構造編その2)

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こんにちは。

公認マインドマップインストラクターの近藤です。

 

数日前も関東で地震がありました

関東に住み始めた頃は地震が多いところだと思ったものです

九州育ちで東京に出てくるまで滅多に地震を経験していませんでしたから

 

マイホーム購入術として地震を考慮することは大事でしょう

マイカーだったら3年から5年で買い換えるところでしょうが、

マイホームは買ってすぐに買い換えることはあまり多くないでしょう

 

住宅は商品としてみても寿命が数十年と長いわけですから、

その間に地震を始め様々な災禍にたいする考慮は不可欠となるわけです

とくに地震は住宅に与える影響の大きさからその対策を考えさせます

 

今回はマイホーム購入術(構造編その2)として地震対策がテーマです

どんな構造にしたら地震に強い住まいになるのかをお伝えします

以前のマイホーム購入術(構造編)をより耐震性に絞っていきます

 

では耐震性のある住まいとはどのようなものでしょうか

耐震性がより良い住まいとは構造的な偏りが少ない家です

確かに、地震が来たらどんな家も同じだと思うかも知れませんね

しかし、地震が来ても耐震性がより良い家はほとんど無傷で残ります

 

要点はより良いかどうかです

合法的に建築されるものは法的な確認を受けていますから、

住宅も含め建築物は建築基準法でその耐震性が保証されています

保証されているのは法規定のレベルで、より良いのとは別のことです

 

構造の法規定は建物が倒壊状態でも中にいる人が死なない

そのレベルを目指していて建物存続は人命の次です

当たり前と言えば当たり前ですが、経済原理からそうなっています

 

両方ともを目指すなら構造体に多くの投資が求められます

お金を掛ければ強い構造体を作ることはできますが、建設資金は有限です

だから構造体を強くするにも経済原則から限度があります

では経済的に耐震性のある建築物、住まいを作るにはどうするか

それが先の述べた構造的に偏りの少ない、バランスの良い家です

 

逆に構造的に偏り、バランスの悪い家から見ていきましょう

 

耐震性を確保できそうな壁に開口部を不規則に設けている

外壁でも内壁でも所定の構造にすれば耐震壁として機能しますが、

そこに大きな開口部を不規則に設けると耐震壁としての構造が作れません

 

開口部は採光や通風、デザインを考えると多く取りたくなりますが、

構造的な、とくに耐震壁の確保から考えると不利になる場合が多いのです

しかもデザインを優先すると不規則になりがちで余計に耐震性を損ないます

 

デザイン優先で単独の柱や偏って列柱を配置している

玄関や建物の顔となる部分にそれが見られる場合がありますが、地震の力がその柱に集中しその柱は損壊しやすくなります。柱は主要な構造物ですから、それが損壊すると建物として機能しません

 

大きな開口部の中央に構造体として機能すべき柱があるのも同じです

柱は壁と一緒になって構造体としてより良く機能するのですが、柱の左右が開口部ではまさに孤立無援です。耐震壁は柱や梁で縦横を囲まれた部分に筋交いを配して作ります。そこを大きな開口部にするとそうはできません

 

耐震壁が偏って配置されている

耐震壁は法的に確保されているけれどバランスが良くないと、耐震壁が少ない部分に地震力が集中し、その部分はダメージを受けます。建物の含めシステムの強度は一番弱い部分で全体の強度が決まりますが、いくら耐震壁が法的に確保されていてもバランスが悪いと建物は弱くなります

 

耐震壁の偏りは平面、断面の両方で見かけます

平面の場合、外壁のある面や出隅(建物の角)に極端に大きな開口部を設ける場合が偏ります。断面の場合、上階は耐震壁になっていてもその下階にまで耐震壁が達していない場合です。これですと上階の耐震壁が有効に機能しません

 

では構造的にバランスの良い家、目指したい構造を持つ家を見ていきましょう

 

端的に言えば構造的にバランスの偏った家の逆をいけば良いのです

柱は独立や列柱形式を取らずに耐震壁を構成する柱になっている。壁は耐震壁となるように開口部を持たずに平面、断面の両方でバランス良く配置されている

そうしていくとデザイン的にはおもしろみが少ないオーソドックスな感じになりがちですが、何を優先させたいかは建て主の選択になります

 

もちろん構造的な強さよりデザイン性を優先させたいのなら、そうすることで発生する構造的な弱さを免震構造などで補完することはできます。ただその分だけ余計な工費が発生します。経済性を考えた構造的により良い家にするには、先のようにデザインも考えつつバランス良く配置された壁や構造を考慮した柱を考えることです

 

あとは建物にかかる荷重を減らすことです

具体的には屋根面や外壁に使う外装材を軽いものにするのです

神戸・淡路震災の時に瓦屋根の民家が倒壊も含め大きな被害を受けました

瓦はスレート類に比べて重量があるので、地震の影響が出やすくなります

 

これまでのことをひと言で言えば構造的に無理をしない

これが構造的に美しい建物、つまり経済的な建物を手に入れるコツです

 

マインドマップで柱や壁、外装材について整理してみて下さい

柱や耐震壁のバランスを考えることがマイホーム購入術になっていきます。

 

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