マインドマップ試験勉強術(戦術編その3)

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こんにちは。
公認マインドマップインストラクターの近藤です。

 

本シリーズ、前回は戦術編その2でした。
試験勉強にマインドマップをどう使うかを述べました。
その中でも大切なことが頻出で自分が分かっていないことを書くでした。

 

マインドマップを書く時の要点はキーワードでした。
キーワードについては大事なので戦術編その2から下記に再録します。

 

書いていく時の要諦はキーワードです。キーワードとはその言葉から必要なことが思い出せる。問題解答のヒントを思考できる単語です。ではキーワードをどうやって見つけるか。それは、自分に質問をすることです。「このことを一言でまとめるとずばり何か」や「この解き方の要点は一言でいうと何か」と自分に出てきたその一言がキーワードです。

 

別の言い方をしましょう。キーワードはあなたの合格の扉を開きます。つまり、試験の点数に結びつく言葉です。ただし、あなたが知っている、分かっていることではなく、ここで繰り返し大書きしますが、分からない、勘違いしていることで、試験に頻出のことです。それをキーワードにしてマインドマップを書いていただきたいのです。

 

以上、再録の部分でした。
キーワードについてもう少し補足しましょう。
キーワードとは何か、下記に列記しておきましょう。

 

①その言葉が直接に解答の言葉となっている
②その言葉から正解を選ぶ手がかりの言葉を連想できる
③その言葉を手がかりに関連した用語や法文を記憶できる
④その言葉が解答のヒント、つまり解答を推論するのを助ける
⑤その言葉が解答を推論する背景や前提である

 

順に解説を加えます。

 

①はずばりそのものですが、繰り返して強調しますが、頻出で自分が分からなかったことです。決してたまにしかでないことまで、あるいは頻出でも自分が分かっていることは書かないことです。試験勉強に使える時間は有限です。マインドマップを書くにも効率を考えましょう。

 

②は3者択一や4者択一の問題で、答えを2者択一まで絞り込んだ時に役に立つ言葉です。例えば、一級建築士の問題に「次の建物のうち耐火建築物にすべき建物はどれか」なる問いが毎年のように形を変えて出ていました。

 

関係している法文は基準法の27条だけのように問いかけている設問です。絞り込んだ問いの記述の中に「防火地域」や「準防火地域」と一言書いてある。これは法61条と法62条まで視野においた判断を問いかけています。

 

例に挙げた耐火建築物にすべき建物を正解として選ぶ手がかりになる言葉は法27条にある特殊建築物だけでなく、正解するのに参照すべき法文を連想させる防火地域や準防火地域なのです。これが②のキーワードの一例です。

 

③これは重要です。試験勉強の基本は暗記です。いやでもある程度の知識は記憶することが不可欠です。記憶の基本は理解です。特に大人が得意とする記憶は意味記憶といって、思えようとすることの意味を組み立てたものです。だから意味が理解できていないと、記憶として頭に残りません。

 

頭に残す、つまり記憶するには覚える対象の意味を理解することです。その時に重用になるのが、専門用語です。あるいは法律用語です。例えば、建築基準法の場合、第2条に用語の定義が列記してあります。ここにある用語を理解していないと、法律文章が理解できず、頭に入りません。逆にここがしっかり理解できていると、法文を暗記することも可能です。

 

基準法の用語の定義からその例を挙げましょう。用語の中でも最初に出てくるのが「建築物」です。この用語は以下に続く「特殊建築物」や「建築設備」、「主要構造部」の定義にも含まれます。最初の建築物という言葉が理解できていないと、それに続く用語も理解できません。ひいては、それらの用語で編んだ法文などとうてい理解は不可能、記憶も当然できません。

 

たから、理解や記憶の根底になる言葉は建築基準法の場合は「建築物」なのです。加えて「建築物」という言葉で記述された一連の用語が基準法を理解し、やがては暗記する基礎になります。

 

用語の定義のマインドマップ

 

④は解答に関係した公式や係数です。建築基準法の設問に良く出てくるのが開口部の面積です。開口部は採光、換気、排煙、消防法とでそれぞれ面積を計算する時の係数が決められています。その係数は、もちろん法文を参照すれば分かることです。でも、試験中に参照していると時間を浪費し試験におちます。確実に合格するには、覚えておくに超したことがありません。

 

⑤は③と関係があります。基本的な用語や関係法文です。また建築士の試験で例を引くなら、学校や病院の建築計画の時に知っておくべき基本的な考え方です。

 

以上が補足説明でした。
最後にマインドマップで要点をまとめるときに注意です。
あくまでも頻出で自分が分からなかったことを最優先にしましょう。
それをキーワードでマインドマップにします。
ほんとにお忘れなく。

 

マインドマップの正式な書き方が試験勉強をもちろん効率化します。
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