マインドマップ試験勉強術(継続編その5)

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こんにちは
トニー・ブザン公認マインドマップインストラクターの近藤です。

 

先々週から知性について探求をしています。
「頭が良い」、「知的である」とは何か考えてます。

 

その切っ掛けは2つありました。

 

1つ目は、4月末から1週間のNLPトレーナー養成講座でした。
NLP創始者リチャード・バンドラーとともに、その創設期にNLPの様々な技法を確立されたクリスティーナ・ホール博士が講師でした。

 

クリス先生が展開する様々な講義を拝聴するに度に知性について考えました。とくに「生きているシステムの思考モデル」のお話も拝聴するのは、今年で3回目。人が思考するとは何なのか、どのように情報を処理しているのか。それが「生きているシステムの思考モデル」の要でした。

 

それから知性についてあれこれと私なりに考え始めたわけです。

 

2つ目は、先週の「マインドマップ仕事術&記憶術」セミナーでした。
講師は、7つの習慣のスティーヴン・R・コビー氏と並び称される知の巨匠であり、脳と学習の権威である、マインドマップ創始者トニー・ブザン氏。

 

ブザン氏の講義で見せる思考の展開に驚嘆。その展開の意外さや深遠さ、全てを肯定的に捉える視点に驚くばかり。どのようにブザン先生は、その知を発揮しているのかを探求していきました。

 

師は、持つ全てのことを肯定的に捉える彼のありかたと視点移動の柔軟さや、そこで起こっていることを全般的に肯定的に抽象化する思考を持つ。「生きているシステムの思考モデル」に底通するものを見て取れました。

 

さて本題に入ります。
試験勉強は人生にあまり役に立たない。かつ大変なところもあります。しかし、知性を磨く一面もあるのではないでしょうか。合格後あなたの人生に直接役に立たなくても、将来における知性の一端を間違いなく担うからです。

 

さて今回は継続編その5です。
やる気を持続する方法をさらに強化します。

 

前回のやる気を持ち続ける方法はアンカリングを基調に考えました。
アンカリングは学習が保持されている状態で、簡単にいえば条件付けです。
何か刺激になることがあり、それを切っ掛けとして反応が起こる。

 

その一連の過程でやる気を出していくことを前回は考えました。
内容をどのように思い出しましたか、また試してみてどうでしたか。

 

今回は姿勢や言葉に、さらに視覚的なイメージもくわえます。
そうして、やる気をもっと強力に継続的に出し続けることを狙います。
前回は身体感覚と聴覚を使ったアンカリングをご案内しました。
それに視覚を重ねていこうというが今回の趣向です。

 

イメージトレーニングを使うの、と勘の良い方はお考えでしょう。
そう、ご明察です、NLPを基盤にやる気を出す方法をご案内します。

 

まずは準備からご案内します。
この準備をするだけでもやる気を出し続けられます。
それは自分の望ましい状態を表す絵・画像を作成することです。

 

やり方は簡単です。
望ましい状態とは、本文の主題も試験勉強ですから、合格した図です。
自分が望む合格した時の状態を客観的に表すイメージを作るのです。

 

イメージをデザインする時はマインドマップを使いましょう。
セントラルイメージに合格を想起させる楽しげな絵を書きます。
自分が合格をしている状況を楽しみながら書き進めましょう。

 

合格の時、その日時、周りの風景、聞こえてくる音や言葉な何か。
それを見聞きした時の気持ちや体の感覚などをどんどん書いてきます。
書いたら眺めつつこれだと思える望ましい状況を思い描きます。

 

そのデザインをもとにデジカメで写真を撮ります。
例えば、合格発表がされる場所に行って、写真を撮ってもらいます。
写真撮影をする時は合格しつもりになって表情を豊かに演出する。
または合格証や資格免状を持って喜んでいる姿を撮影します。

 

「資格免状はどうするの」とお考えですか、良い質問です。
先輩や知り合いから借りてコピーします。コピーする時、貸し主の氏名と合格日などの日付は紙でカバーして複写します。そしてコピーしたものに、資格の合格や取得の年月日と自分の名前を書き込みます。

 

できるだけリアルにする、それが大事なポイントだからです。単に撮影用だけに作るのでは、手間がもったいない。だから、撮影した後は勉強机の前に張っておくのです。実際、ご案内したことを私はやりました。これは効きます。

 

現地撮影は恥ずかしそうなら、背景と自分は別の場所で撮影する。
そして自分の写真を背景の上に切り貼り、コラージュするのです。切り貼りが泥臭いなら、画像ソフトで合成してもいいでしょう。いずれの方法でも自分が合格した客観的な画像、つまり合格した自分の姿全体を示す画像を作るのです。NLP的な知見から、客観的な映像が強い動機付けになるからです。

 

切り貼りなり、現地撮影なりして作ったら、自分の姿に吹き出しをつけて台詞を書きます。漫画の吹き出しのように、合格している様子や感じている自分の言葉を書き込みます。言葉は「○月○日、私は○○○試験に合格している、・・・」と具体的にします。言葉の時制は現在進行形、まさにそうあっているように書きます。

 

何でそんなことをするか。
今回の方法は視覚も重ねて強力にするためです。成功イメージを持つことが大切なのは、様々な自己啓発書を通して巷間に流布していますので、ご存じの通りです。といっても、そのイメージがなかなか思い描けないが事実です。ところが、思い描けなくても先のように作ってしまえば良いのです。

 

理由は簡単です。イメージできないことを言い訳にしないためです。しかも、撮影や切り貼り、合成でかなり明確なイメージをいまは便利な機材が沢山ありますから簡単に作れます。イメージは、鮮明であればあるほど、強力に潜在意識に働きかけます。

 

そのイメージをリアルに見られると、自然にやる気が出てきます。潜在意識は現実とイメージの区別をあまりしないからです。試験勉強を続けた結果が、リアルなイメージで実感できてやる気が出てきます。

 

さて、そうやって効果抜群の準備ができたら、それを勉強の前に使います。
勉強をする前に、作った合格のイメージを眺め、合格した気持ちを想像します。

 

そして、「私は合格するために、今から○○分集中して勉強できる」と肯定的自己宣言、アファメーションをします。アファメーションをしつつ、合格のイメージを思い出します。そこで湧いてくる気持ちを表す仕草を重ねていきます。

 

アファメーションの言い方はポイントを3つ持っています。
3つとは、肯定的、断定的、現在進行形です。

 

肯定的は「~しない」の否定的言い回しではなく、「~している」「~できている」との表現です。脳は、否定的な表現では、役に立たない否定的なイメージを作るからです。例えば、「ピンクの像を想像しないで下さい」と言われた瞬間に、どうなっているか考えると分かることです。

 

断定的とは、書いて字のごとく、言い切りです。「~しています」「~できています」と断定するのです。断定で抵抗感があるなら「~しつつある」「~できつつある」と緩和した言い方でも良いでしょう。

 

最後に現在進行形は、イメージの構成要素を強化するためですが、進行形にするとイメージに動きがでてきます。スチール写真と映画、つまり動画はどちらが記憶に残りやすいか。もちろん動画ですが、そのように強力なイメージにするために言葉遣いは現在進行形にするわけです。これはNLPが持つ時制の技法、その一部です。

 

以上のように、イメージ、言葉、仕草を重ねます。こして、視覚、聴覚、身体感覚を重ね合わせてアンカリングを強化できます。この一連の手続きはほんの1、2分位でできるものでしょう。

 

大切なのは、この手続きを取ったら、言葉通りに勉強をしていきます。そう、言葉通りに、テレビやメール、ネットサーフには目もくれずひたすら宣言した通りに勉強をすることが大切です。

 

今回でやる気を持ち続ける継続編は終わりますが、合格のイメージ画像を使わなくても、一番大切なのはアファメーション通りに行動することです。言葉通りに行動することが、実は最強のアファメーション効果を持ちます。

 

なぜなら、言葉にしたことは必ず行動になる、その成功回路が強固に形成されるからです。これは実に重用です。「思考は現実化する」といいますが、思考は言語・言葉ですから、言葉は現実化することを、やる気の継続に使っていくのです。言葉通りに実行することで、ますますあなたのアンカリングは強力になります。

 

最後は次回の予告です。
次回は試験勉強に役立つ教材を考えていきましょう。
試験勉強がつつがなく進みますように。
では、皆さんの健闘を祈る。

 

こちらから、マインドマップ基礎講座の情報をどうぞ。
またこちらから、マインドマップの書き方をご覧ください。

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