インプットのパラドックス
こんにちは。
BLI&NLPトレーナーの近藤です。
10月に入ってから、執筆活動にいそしんでいます。
実は、以前アップしていた試験勉強術を本にしています。
本を書いていて思うことは、アウトプットの頭に対する効果性です。
アウトプットと言うのは、ここでは本を書くことです。
文章を書いていると、さまざまなひらめきが降りてくるのです。
アウトプットをすると、情報が入ってくるとよく言われますが、
情報は外からも入ってくると考えられます。
でも、情報が入ってくるのは、
外からばかりではなく、自分自身からも入ってくるのです。
自分自身からというとちょっと変に聞こえるかもしれませね。
つまり、文章のアイディアが閃くわけです。
例えば、文章に煮詰まってなかなか書けないとき、少し休憩をとります。
休憩として、お茶を飲んだり、買い物に出かけたりします。
するとどうでしょう。
不思議なことに、文章書くためのアイデアが突然に閃くのです。
どこからともなく、「こういうふうに書けばいいんだよ」と自分がささやく。
なんだかスピリチュアルみたいで怪しい話に聞こえるでしょうか。
でも、慣れてしまうと結構それがおもしろいのです。
なぜならば、自分が自分に答えを教えてくれるわけですから。
なぜそのようになるかを考えてみましょう。
たぶん、そうなるのは脳の性質があるからでしょう。
私たちの脳は、目標を達成しようとつねに働いています。
だから文章を完成させようという目標を無意識に持つ。
すると、目標を達成しようと対してずーっと脳が情報を集めている。
集まった情報が形となって、脳の中でひらめきとして現れるようです。
その前提となっているのは、
アウトプットをしてどう書けばいいかを考えること。
疑問を持つことがが、
つまり脳に対して目標設定をすることになるのでしょう。
目標設定の効果は、
フォトリーディングのような速読法にも取り入れられています。
速読のプロセスに入る前に、
なんのために本を読むか目標設定をします。
目標設定を受けて、脳は目標の達成に向けて情報を集めてくれます。
だから、一時間で1冊の本を読むような高速な情報処理ができるわけです。
ここで大事なのは高速な情報処理ということです。
結果的に早く読めるだけです。
よく、早く読むことが速読の本願のように言われます。
でも考えてみると、
いくら早く読んだとしても、欲しい情報が入らないとしたら無駄です。
あるいは目的に沿わない情報をいくら集めても、
時間をどぶに捨てるようなものです。
無駄にならないために何をすればいいか。
答は、自分は何が知りたいのか目標を決めること。
目標を明確にするために役に立つことが、アウトプットです。
アウトプットとは、知り得たことを誰かに話す。
本で読んだことをもとにして自分の知見を本にする。
本から得た情報を自分なりに加工してプレゼンテーションをする。
以上のようなことを言います。
アウトプットをするときには、
なんのためにというのが前提にありますから、
いやがおうでも自然に脳に対して目標設定をしているわけです。
ですから、アウトプットを前提に本を読む。
あるいは文章を書いていく。
誰かに話す。
そうすると、自分自身の潜在意識が、
つまり脳が自分に情報を与えてくれます。
ことわざに、
「求めおさらば与えられん」、
と言いますが実は、「与えよ与えられん」、
というのが本当なような気がします。
それは、
文化人類学者のレビ・ストロースが言っていることが、
相似形になっているような気がします。
ストロースは、次のように言います。
人は自分が欲しいものをまず周りに与えることで、
人は自分が欲しいものを、次に周りから与えられる。
ストロースがいうことに似て私たちは、
アウトプットすること、つまり与えることで、
欲しい情報を周りや自分自身から、
インプットされるつまり与えられるわけです。
自分が覚えようとすることをアウトプットしてみることです。
アウトプットしている状況が体験記憶として頭に残りますから、
頭に残った体験記憶が覚えようとしていたことを思い出す手掛りになります。
結果で2アウトプットすることが、自分自身にインプットすることになります。
何か覚えようとするとき私たち一生懸命インプットに励みますが、
よく考えてみるとここにもパラドックスがあるようです。
すなわち、アウトプットはインプットです。
インプットしたいならば、まずアウトプットすることです。
アウトプットの大切さを語る近藤の講座は下記にあります。
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