2010年9月アーカイブ

暑さ寒さも彼岸まで。

季節の変遷を見事に言い表している。

 

1週間までとは打って変わって実に涼しい。

涼しいどころか、朝方は薄掛けではなく毛布が欲しい。

まるで、季節が一月先に進む過ぎたようでもある。

それもそのはず、先週に比べて見れば10度前後も気温が低い。

 

夜風もヒンヤリとして「勉強の秋ですよ」と囁くようだ。

エアコンの冷気よりも、読書や文章書きに自然と集中しやすい。

もちろん、検定や資格の試験勉強もこの時期は多いに捗りやすい。

 

勉強といえば、気になることが記憶だろう。

貴重な時間や労力を投資して勉強するなら、効率的に覚えたのが人情だ。

そう考えると、記憶を高める記憶術といった手法が気になるのも事実だろう。

でも、金をかけてそのような技法を覚える前に、ただで自分がやれる事がある。

 

それが、覚えたい内容を理解することだ。

理解は物事の道筋を分かることだが、実は記憶と深い関係がある。

記憶は、想い出したい対象と想い出す手がかりとの結びつきだ。

結びつきとは、いわば道筋だから、記憶と理解はコインの裏表といえる。

良く理解したことは自然に覚えることからも、記憶と理解の深い関係が分かる。

 

では、理解は何によって基礎付けられるか。

もちろん、記憶によるところが多いのはご案内の通り。

しかし、理解は、記憶の他に論理に支えられる。

 

論理は、論拠を伴った事実を通して主張することだ。

主張は、論拠と事実の道筋を通して、聴くものを肯かせる。

事実と論拠により主張を聞き手に理解させることが論理だと言える。

 

こうして、論理と理解と記憶が密接に関係していると分かるだろうか。

それぞれが三角形の各辺をなしていて、互いを支えて形を成している。

これが、いわば思考の基本図形とも言える「思考の三角形」だ。

 

鉄橋や高層ビルの耐震部分は三角形で強く支えられる。

同様に、壮大な思考の構築は、先の思考の三角形で支持される。

 

論理と理解と記憶の関係を話していた。

この3つは実に密接に繋がっていてそれぞれが支持し合っている。

 

冒頭の問いに戻れば、記憶を強くしたいなら、理解することだ。

理解を深めるには、論理を追うことだ。

論理を検証するには、事実や論拠の豊富な記憶が有効だ。

ここに思考の三角形、思考の循環を見ることができる。

つまり、論理と理解が記憶を強化してくれる。

 

ここまで文字だけで論理や理解、記憶の関係を述べた。

しかし、繋がりや道筋が見えにくかったかもしれない。

 

以上のことについて、もっと理解できる機会をご案内したい。

来週、月曜日に下記の場で40分程の講義をする機会を頂戴している。

短い時間で論を展開するためにパワポで視覚的に話を進める予定だ。

http://www.ssiblog.com/hill/archives/2010/06/1_1_628.html

 

記憶と理解と論理の関係を知って勉強の秋を充実させた方。

奮ってご来場ください。

会場でお会いできることが楽しです。

http://www.ssiblog.com/hill/archives/2010/06/1_1_628.html

 

 

 

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