2013年2月アーカイブ

【ドラゴンスピーチ11JとvoiceATOKとの関係はどうなったか】

両者の関係はご案内の通りである。

繰り返して申し上げれば、本邦と隣国の関係に似ている。
つまり、表面的にはよろしく見えるがその内情は裏腹である。

とはいえ、そのことを嘆くばかりでは使い物にならない。
そこで、ジャストシステムの案内に従ってまず11Jをトレーニングする。


音声認識向上のためのテキストを忍耐強く読み込んでみた。
すると、voiceATOKなしでも文字変換の精度が使い物になってきた。

具体的には、発音に少し心がけるとほぼ100%の変換精度が達成される。
さすがに音声認識のエンジンがドラゴンスピーチだけの事はある。

そこで、voiceATOKを連動させてさらなる精度の向上を試みた。
するとどうだろうか。

そうするとパソコンがハングアップする事態が頻発する。
要するに、手間暇かけて音声入力した文書データが消失する。
オーマイブッタとは思わず天を仰ぎたくなる。

エラー表示は、どこかのサーバーにアクセスできない、と教える。
それをやりそうな常駐プログラムを消去してもその状況は発生する。

以前に、ATOK2013の名称について懸念を表したことがあった。
その件とはアポロ13号の危機的状況を借りてのことであった。

僕のパソコンに限って言えば、
両者を使っているとそのような危機的状況がしばしば到来する。

ここまでの文章はドラゴンスピーチ11Jのみで書き進めてきた。
voiceATOKを使わなくても何の不自由もないのだから、
組み合わせるとエラーを起こすvoiceATOKを使う気になれない。

まったく皮肉なものだ。
変換精度の向上を願ってわざわざドラゴンスピーチを、
ジャストシステムのドラゴンスピーチ11Jに入れ替えたらこの状況なのだ。

この状況をジャストシステムのサポートに聞いてみようとも思う。
だが、「お客様が一太郎をお使いでないからではないですか」と言われそうだ。

そうだとも。
重たいワープロではなく軽快に動くエディタを使っているよ。
であるからして、困ってはいるがサポートを受けようとは思えない。

とは言え、
このような環境で両者を使うことを試みている人は決して少なくないだろう。
だって、ATOKは一太郎以外でも使うことを想定していると思えるから。

であるが、
ジャストシステムがサポート対象としている11JとATOKの組み合わせは、
前述のように決して芳しくないのだ。

もしかしたらATOKは13が象徴するような何かを持っているのかもしれない。
その何かを人によっては呪いという。

まさかね。
といいながら、呪っているのかもしれない。
前言撤回したいのであるが、両者の不具合がそう言わせているのだろう。
よくわからないけど、ブツブツ。

ドラゴンスピーチ11とVoiceATOKとの不仲はご案内の通りだった。

ジャストシステムのサポートによれば11は、
自社製品ではないからサポート外との事だった。

当たり前だと言ってしまえば、それまでのことだ。
それに関してあれこれ申し上げても事態は進展しなかった。
仕事を進めたいので止むなく、11Jをジャストシステムから購入。


さて使い始めて両者はいかに話をしたか。
つまり、その使用感はどうだっただろうか。
その結論とは残念ながら「口ほどにもない」である。

確かに、宣伝によれば変変換精度の高い音声入力が期待できそうだった。
ニュアンスコミュニケーションの音声を文字に変換する精度の高さと、
ATOKの日本語変換精度の高さが相まって極めて高くなりそうだった。


しかし、実際に使ってみるとその感想は「口ほどにもない」である。
ニュアンスコミュニケーションではできるだけ長く音声入力せよと言う。
一方でATOKの変換効率を上げようとすれば文節単位で入力したくなる。
こうした相反する事から期待したほどの変換効率を得られないからだ。

それに加えて、
例えば先にVoiceATOKをうっかり立ち上げてしまって、
あとから11Jを立ち上げたりすると困ったことになってしまう。
11Jは致命的なエラーを起こしたという表示を出してフリーズしてしまう。

その時はパソコン内のハードディスクがゴロゴロと不吉な音を立てる。
使用するOSは堅牢そうなWindows7Professional64ビット版であるが、
何らかの理由で多くのリソースを消費するからそうなるのだろう。

システムクラッシュを予感させるようでもあり肝を冷やす思いをする。
そのようなことからしても、「口ほどにもない」と思ってしまう。

そうした事は訳もなく不吉な想像をさせる。
例えば今回のATOKは2013の呼び名を従えている。

末尾2ケタの数字はアポロ13号のトラブルを連想させる。
あの1件はNASAのミッションクルーと搭乗員の連携で見事に解消できた。

その一方で、
ニアンスコニケーションと、
ジャストシステムとの連携はどうだろうか。
短見が及ぶ限りで申し上げればあまり良好であるとは思えない。
その思いは前回に述べた両社の記述に由来している。

であるからして、
11JとVoiceATOKつまりATOK2013との不具合は、
アポロの一件のように見事な解消がなされることを期待しにくい。

もちろん、以上のような意見は、
使い方に習熟していないユーザーの戯言なのかもしれない。

1995年のATOK8から使い、
ドラゴンスピーチは2005年版から使っていた。
そのように未熟なユーザであるが不便を嘆く気持ちは隠せない。

しかしながら、
ソフトの制作者が期待するような習熟度をユーザーに求めるのは、
大いに疑問の余地があることではないだろうか。

習熟度の低いユーザであっても、
それなりに心地の良い使用感を感じられるのが、
ソフトウェアに求められる性能だと思うが言い過ぎだろうか。
楽ちんで高精度の声入力がATOKできると期待して昨年ドラゴンスピーチ11を購入。

ドラゴンの音声入力の速度とATOKの変換精度とがあいまった高速で高精度の音声入力が想定できたからです(うほほ、ほぃ)。

そして、本日にATOK2013をインストールしたのです(わくわく)。
さあ、結果はどうなったでしょうか。


VoiceATOKのアイコンも日本語変換バーに現れません。
つまり音声入力ができないのです(シクシク)。

そこで、ジャストシステムのサポートに問い合わせをしました。
東京サポートの宮本さんに、それでらちがあかないので大阪の阿部さんに、結局は阿部さんの上司が宮本さんだったとのことで、電話が転送されて再び宮本さんのお話を拝聴しました。

お二方の話をまとめると結論は以下の通りです。

音声入力をサポートしているのは、あくまでジャストシステムから出している「11J」のみだとのご回答。東京も大阪も、そして最終的に再び東京のサポートも同語反復でした(トホホ)。

ドラゴンスピーチ11でATOK2013を使った音声入力つまり変換精度が高いと期待できる音声入力はできないのです。たった「J」の有無でこうなのでした。

要するに、ドラゴンスピーチ11はATOK2013と何も話を話すこともできないのです。

現時点(2013/02/08 18:53)で本日にATOK2013において音声入力を可能にする方法は、ドラゴンスピーチ11Jつまりジャストシステムのドラゴンを改めて購入することでした(なんだか理不尽)

当時のプレスリリースなどを短見が及ぶ限り調べて「11」と「11J」と同等だと判断して購入しました。ですから、何とも釈然としない結果です。

とはいえ、なおニュアンスコミュニケーション(「11」の販売元)のホームページには下記のように表記があります。
http://www.dragonspeech.jp/faq/products-general/f044

***** 以下、引用部分 *****

ドラゴンスピーチ 11 日本語版」と「ドラゴンスピーチ 11J」の違いについて、
販売会社により、商品名と商品パッケージが異なるだけで、機能面や性能面での違いはございません。

「ドラゴンスピーチ 11 日本語版」は、開発元であるNuance Communications様にて製造し、
弊社が国内一次販売代理店として販売している商品です。
「ドラゴンスピーチ11J」は、Nuance Communications様で開発されたソフトウェアを
Justsystem様にて製造・販売している商品というだけで、ソフトウェアの機能自体は同等のものでございます。
ソフトウェアの機能は同等ですが、商品のラインナップによっては、
ヘッドセットマイクの有無や価格の違いがございますので、お気をつけくださいませ。

***** 引用部分は以上 *****

また、下記のURLにも同等の情報を徴することができます。
http://netakiri.net/diary/archives/540.html

もちろん本日の時点(2013/02/08)でジャストシステムのホームページには、
「11」は音声入力をサポートしないことの明記は一切見当たりませんでした。
例えば、アミボイスとの性能比較はあるのですが、「11J」と「11」との比較はないのです。詳しくは以下URLをお当たりください。
http://www.justsystems.com/jp/products/dragonspeech/othercompany.html

プレスリリースが出た時点で同等という情報を出しておいて、
発売時点になったら違いますとは書きにくいのは分かる話です。
とは言え、何だか昨今はやりの隠蔽体質の臭いを感じてしまいます。


ATOKはPC9801の時代から継続して使用していました。
そうした背景もあって今般の件は大きな落胆を禁じ得ません。

感傷に浸ることはさておき、話を元にもどします。
すくなくとも、小職が使用している「11」とATOK2013とが連携しての音声入力はできません。
音声入力を検討されている皆さんに何かのお役にたつことができたら幸いです。


最後に付け加えます。以上の記事は、平成25年2月8日(金)時点での状況ですので、関係したホームページはサポート関係からの情報伝達によって改変される可能性があります。そのことはお含み置きください。

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