2013年7月アーカイブ

【古典芸能に学ぶ記憶力の強化法】

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過日、NHKの朝イチを拝見。プレミアムトークで歌舞伎役者の市川海老蔵氏が司会者のインタビューに答えてトーク中だった。その中で「長い台詞を覚えるコツはなんですか」と身を乗り出して司会者が質問した。

歌舞伎に長い台詞があることはご案内の通りだ。加えて映画や舞台などの彼の活躍は、長い台詞を記憶することを彼自身に要求する。そのことが、トークショウの台本を覚える必要のある司会者に冒頭の問いを発せさせるのは当然だ。

それに対して「脳の海馬がカチっと動くまで繰り返しセリフを読むのです」と海老蔵氏が答えていた。その不思議な答えにキャスターが「それってどういうことですか」と続けて質問をした。

すると「繰り返してセリフを読んでいると、ある瞬間に脳の(記憶を司る部分と言われている)海馬がぐるっと動くような感じがするんです。すると覚えられるようになるのです」と言ったことを海老蔵氏が話した。

その答えは、友人である脳科学者の茂木健一郎氏による知見に基づいているとのこと。僕に膝を叩かせ得心させた。その訳をご説明しよう。

記憶量=繰り返しの回数×インパクトの強度

その公式は記憶量が繰り返しの回数に比例することを示す。役者とは言えセリフを覚えることは、学校で数多くの歴史の年号や出来事を覚えることと同じで、容易ではないはずだ。

だが、容易ならざる記憶を、繰り返しの回数は容易たらしめる。海老蔵氏によれば、経験的に三十三回繰り返して読めばセリフは覚えられるとのこと。三十四回目はもっと覚えやすくなると言う。繰り返す回数はもちろん人によって違うだろう。しかし、繰り返すことが記憶の容量を確実に高めることは確かなことだ。

以上の事をFacebookで語っていたら、狂言を嗜む友人から興味深いコメントが寄せられた。それは、「文章で覚えるのでなく、具体的な振り付けで覚えます。呼吸のリズムで覚える様にすると、台詞が平面から立体になったように急に入って来るかんじです」と言うのです。

そのコメントは、再び膝を叩いて得心させた。インパクトの強度を高めることを意味する。覚えようとする台詞に振り付けに関連させることは、文言に身体感覚や視覚的な感覚つまり振り付けに伴うイメージを付加してインパクトの強度を高める。台詞を覚えようとする回数に加えてインパクトの強度も高める。つまり、具体的な振り付けで台詞を覚えることは記憶量を高めることになるからだ。

海老蔵氏の言葉は台詞を覚えるために単に読むとしていたが、実のところは彼の舞台が台詞に伴う所作や振り付けを要求することは当然だろう。だから、三十三回読むうちに必ずや所作や振り付けが伴うはずだ。

だとすると、繰り返しの回数を重ねると同時にインパクトの強度を高める事になる。そのことは、先の公式から記憶量を大いに増やす。長々とした台詞を覚えられる記憶量を有することを容易くすることは

以上から、プレゼンやスピーチそして口頭試問の回答例を覚えたければ、伝統芸能が教えるように覚えたい文言に振り付けに当たる身振り手振りを加える。そうすることは先の理路から記憶の強化法なのだ。

この様な記憶の強化法は、マインドマップが考案された経緯と深く関係するので、講座の中でも多角的にご紹介している。
最近のこと、熱中していることが2つある。全脳思考法とエンパシーライティングだ。前者は神田先生がご考案の思考法、後者もこれまた新しい文章術だ。

後者は中野巧著「6分間文章術」で本格的に広がりを見せている。全能思考法をベースにして中野さんが考案されたものだ。実際に使ってみると、共感をベースに読者に対して訴求力を発する文章を短時間で書くことができる。

両方ともこれまでにない視点を提供する頭つまり脳の使い方だ。前者は斬新な発想から行動計画、後者は前述のように共感に基づいて読者を行動に誘える文章術だ。どちらにしても、使いこなせるようになったら口元が緩む結果を期待できる。例えば、メールの反応率が数十倍になる。女子高生がイベントに大成功する。

とは言え、その一方で両方とも体得し、結果を出すためには、共通の峠を越えることが必須だ。その峠の前と後では、2つの手法がもたらす成果という景色が全く異なる。見た目の形式は同じ様でも、そこに書かれる内容の質が異次元なのである。

さて、前述の峠とは何でありそれを越す為にどうするのか。その事は、思考法や文章術に興味ない方も損はないことだ。その事を考えてみたい。



さて、冒頭の両者に待ち構える峠とは何なのか。なるほど、「それって頭を使うことだ」と考えるかもしれない。思考法も文章術も行き着くところは確かにその通りだ。しかし、その峠とは、連想力だ。どれくらい自由に連想できるか、その質である。

全脳思考も、エンパシーライティングも、自由に物語を展開しつつ発想を広げる。そうするときの力がまさに連想力だからである。だから、連想が平凡だったり陳腐だったりすると、鈍い発想発想になる。一方、斬新だったり奇抜だったりすれば鋭い発想が広がる。

もちろん、どちらの発想にしても、ないよりかはズッとましである。だが、先と後で発想したあとの展開がガラリと違った情景を見せる。連想が凡庸であれば書き手や読み手を行動に誘えない。連想が非凡であれば意欲的に、書き手は書けて読み手は動きたくなる。こうして、後先の違いは実現力の違いとして歴然と目の前に広がる。



では、深みや広がりのある連想をする為に必要な基礎力は何か。それがメタ認知力である。確かに、「その答えは一生懸命考えるやる気だ」とも思える。やる気さえあれば多彩に連想を広げられた経験があるからだろう。しかし、それ以上に必要なことが、メタ認知力だ。

まず、やる気があっても、その力が無ければ頭は空回りになる。メタ認知とは、認知(見聞きし思考)するその仕方自体を認知することだ。思考法や文章術では、考えたり書いたりするその仕方自体の深さや幅を認知することである。

端的に言えば、メタ認知とは自身の思考に気づくこと。自分の考え方を客観的に観察できる力だ。自分の偏りやとらわれを特定できて、それを解除する働きもする。だから、メタ認知力があれば、思考のそうした制限を解除つまり突破でき有益な発想ができる。

ご紹介した冒頭の思考法や文章術を使い倒すことができる。つまり、それらを学ぶための投資を上回る利益を手にすることが叶う。



最後に、そのメタ認知力を高める方法を考えたい。その答えとは「自分の考えを止まって観る」ことだ。とは言え、観る対象としての考えは次々と浮かんでは消えあるいは流転する。

ここで、「自分が本当にしたい仕事は何」と考え始めたとしよう。だが、数十秒もしないうちに多彩に別の考えが展開する。例えば、「あっ、彼・彼女にメールを返信しなきゃ」などと余念が絶えない。もしそうした自分の思考を認知つまりメタ認知するならば、その機会がメタ認知力を高めてくれる。

ところが、実際のところ、そうする方法を学校や職場で学べる機会は残念ながらなかった。もし、あったら誰もが、思考の癖や制限に気づけて、気づきを基に突破できて、自由に発想を楽しめていたはずだから。

さてこれはどうしたことか。本当に困ったことだ。でも、どうぞご安心いただきたい。メタ認知力を高める最適の方法があるからだ。その方法がペンと白紙ですぐにできるマインドマップだ。

マインドマップは連想と想像をベースに思考を書き進めるノート術だ。文章ではなくて、考えを的確な単語つまりキーワードで書き取る。だから、多彩に広がる思考をリアルタイムで紙面に書き写せる。紙面を通してメタ認知できる。

そうすることを通して次の事も可能になる。
「こんなことは書くべきではない」
「これを書いたら恥ずかしい」
そうした今まで局面を避けてきた思考の枠にも直面できる。

こうして、マインドマップなら、自然にキーワードを書き写すという行為を通して、思考の制限や偏りにも気づける。その制限に気づけるから、気づいた制限を解消すべき課題として認知できる。突破することも可能になる。この様にして、マインドマップはメタ認知力を大いに強化してくれる。

アニメ的に表現すると、マインドマップはメタ認知力の養成ギブスだ。最新の思考法や文章術を使い倒す頭の鍛錬法なのである。今回は思考法や文章術を活用する為の要点を観てきた。どのような感想をお持ちになっただろうか。



なるほど、話だけでは実感を伴いにくいところもあったと推察。マインドマップは考えるだけではなく手を動かして頭を使う方法だからだ。そこで、今回ご紹介したようなメタ認知力を高めるには、実体験が不可欠だ。

と聞くと「自分一人ではなかなか手を動かせない」とお考えのはず。もし、そうそうなら、手を動かしたくなる場に身を置かれては如何だろうか。今回の方法が、手を動かしたくなる場としての講座をご紹介したい。

講座では今回ご紹介した方法をさらに強力にするやり方も学べる。その方法がビジネスにも浸透しているNLP式の頭の使い方だ。「マインドマップだけじゃ物足りない」と向上心の強い方も安心して講義や演習に取り組めるだろう。


このひと月、熱中していることが2つあります。
それが、全脳思考法とエンパシーライティングです。

前者は神田先生がご考案の思考法、後者もこれまた新しい文章術です。
後者は中野巧著「6分間文章術」で本格的に広がりを見せています。
全能思考法をベースにして中野さんが考案されました。

両方ともこれまでにない視点を提供する頭つまり脳の使い方です。前者は斬新な発想からコンセプトをつくり行動計画を立案する。後者は共感をもとに文章を書き読者を動かす。双方とも使いこなせるようになったら凄い結果を期待できます。例えば、メールの反応率を数十倍にし、女子高生がイベントに大成功する。


その一方、両方とも体得するには共通の峠を越えることが不可欠です。その峠の前と後では、2つの手法がもたら結果の景色が全く異なります。それぞれ手順を追って書かれた見た目は同じ様でも、そこに書かれる内容の質が異次元なのです。

さて、その峠とは何でしょうか。それを越して素晴らしい発想の展開を目にする為にどうすれば良いのでしょうか。その事は、思考法や文章術に興味ない方も、知っておけば大いに得するはずです。今回はその事を考えてみましょう。


さて、冒頭の両者に待ち構える発想の広がりを大きく左右する峠とは何でしょうか。なるほど、「それって頭を使うことでしょ」とのお答えですか。思考法も文章術も行き着くところは、確かにその通りです。

しかし、その峠とはもっと具体的な何かです。ズバリ、それが連想の自由度なのです。連想がより自由かどうか、その程度です。全脳思考もエンパシーライティングも両者とも自由に連想を基に物語を展開しつつ発想を広げていきます。連想の自由さが物語の展開に色濃く反映するからです。


連想が平凡だったり陳腐だったりすると、鈍い発想になります。一方、斬新だったり奇抜だったりすると、鋭い発想が広がります。もちろん、どちらの発想にしても、無いよりはよほどましです。ですが、先と後で発想したあとの行動計画や文章作成の展開がガラリと違った情景を見せます。

連想が不自由なら書き手や読み手を行動に誘えません。連想が自由ならば意欲的に、書き手は書けて、読み手は動きたくなります。両者の違いは、最終的に実現力の違いとして歴然と目の前に広がるのです。


では、駆動力のある連想をする為に必要なことをご存じですか。確かに、「その答えはやる気だ」とも考えられます。やる気さえあれば多彩に連想を広げられると思えるからでしょう。

でも、それ以上に必要なことが、メタ認知力です。やる気があっても、その力が無ければ頭は空回りになります。メタ認知とは、認知(見聞きし思考)するその仕方を認知することです。思考法や文章術では、考えたり書いたりするその仕方を認知することです。

端的に言えば、メタ認知とは自身の思考に気づくことです。それを通して自分の偏りやとらわれを解除する働きもします。メタ認知力があれば、思考の制限を突破でき有益な発想ができるからです。ご紹介した冒頭の思考法や文章術を使い倒すことができます。それらを学ぶための投資を上回る利益を得られます。


最後に、そのメタ認知力を高める方法とは何でしょうか。その答えとは「自分の考えを止まって観る」ことです。端的にいえば己を知ることです。とは言え、考えは次々と浮かんでは消えあるいは流転します。例えば「自分が本当にしたい仕事は何」と考え始めたとしましょう。

ところが、数十秒もしないうちに多彩に別の考えが展開します。例えば、「あっ、彼・彼女にメールを返信しなきゃ」などと余念が絶えません。また、考え初めても知らぬ間に自分で自分の考えを「こんなことは実現するはずがない」と止めます。

もしそうした自分を事前に認知できる練習をしていれば、メタ認知力を高めることができます。でも、実際のところ、そうした方法を学校や職場で学べる機会は残念ながらなかった。あったら誰もが思考の不自由さに気づけて、それをを突破できて自由に発想を楽しめていたはずだから。


さてどうしたことでしょうか。本当に困ったことですね。でも、どうぞご安心ください。メタ認知力を高める最適の方法があります。その方法がペンと白紙ですぐにできるマインドマップなのです。

マインドマップは連想と想像をベースに思考を書き進めるノート術でした。文章ではなくて、考えを的確な単語つまりキーワードで書き取ります。だから、多彩に広がる思考をリアルタイムで紙面に書き取れます。

「こんなことは書くべきではない」や「これを書いたら恥ずかしい」。そうした今まで知らずに済ませていた思考の枠にも直面できます。ですから、マインドマップなら思考の制限や偏りにも気づけます。

その制限に気づけるからその制限突破も可能になるのです。
メタ認知力を大いに強化してくれます。

言わば、マインドマップはメタ認知力の養成ギブスと言えます。
最新の思考法や文章術を使い倒す頭の鍛錬法なのですよ。


今回は思考法や文章術を活用する為の要点をみてみました。
どのような感想をお持ちになりましたか。

なるほど、話だけでは実感を伴いにくいところもあったはずです。
マインドマップは考えるだけではなく手を動かして頭を使う方法ですから。
そこで、今回ご紹介したような方法も体得するには実体験が不可欠です。


と聞くと「自分一人ではなかなか手を動かせない」とお考えかもしれません。
もし、そうでしたら、手を動かしたくなる場に身を置かれてはいかがですか。
今回の方法が、手を動かしたくなる場で学べるのが下記の講座です。

講座では今回ご紹介した方法を強力にするやり方もお伝えします。
その方法がビジネスにも浸透しているNLP式の頭の使い方なんですよ。
ですから、マインドマップだけで心配な人も安心して取り組めることでしょう。


そう心配する前に連想を自由にして、夢の達成状況を想像する。
それを強力にサポートしてくれるのがマインドマップでした。


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