2019年9月アーカイブ

過日、僕がドローンXプロについて述べた事はご案内のとおり。要するに、自らの粗忽さから安物買いの銭失いをしたことだった。だが、転んでもただ起きないことを信条とする僕は、それに懲りずにドローンXプロを屋外の飛行に備えて室内で飛ばしている。

そのことに基づいて、これからドローンを購入する事をご検討の皆さんに資するであろう僕の拙い気づきを以下に共有したい。

第1に、ドローンXプロのような安価なモノは、動力源としている蓄電池の蓄電量が貧しい為に、飛行時間が8分に満たない。この事は、屋外で、例えば水田や河川、または海岸でその様なドローンを飛行させる行為が、蓄電池の枯渇つまり動力切れによって、ドローンを手元に帰還させる前に、飛行体が先の様な場所に当然存在する水中や海中に没することを意味する。

それからして、購入したいとされるドローンの充電池の能力、つまりその飛行時間に対して、自らがドローンの飛行を予定されている場所を考慮されて、少なくとも飛行体が無事に帰還できるような15分程度の飛行時間を可能にする充電池とこの個数を備えた商品の購入を、多少購入価格が上がろうと十二分に検討されることを声を大にお伝えする。

第2に、僕も含めてドローン操縦の初心者は、その不慣れからドローンを空中で定位置に留めおいて安定した視点で地上の撮影をすることは大方にして無理。だから、初心者であれば有るほど、GPSなどを使って自動的に安定した空中浮遊つまりホバリングができる機種を購入するに越したことはない。そうでなければ、飛行体を不安定に陥れて、地面や樹木、悪くすると人に衝突させることになるからだ。

第1に関係したことだが、自動的なホバリングに頼らずに、自らがホバリング操作をするには、上下左右にドローンを操作し続ける、つまりそうした分だけ動力つまり蓄電池を消耗させることになるが、自動ホバリングにしてもドローンも同様のことをするので、飛行時間を長く保てる蓄電池を備えた機種を選択するのが賢明だ。

第3に、ドローンの購入をご検討の向きにおかれては、上空からの自撮りを予定されている方もあると拝察する。鳥瞰的に自らの身振りを撮影することは、興味深いだろうからだ。それを安定的に可能にするにも、第2のことはもちろん十二分に視野に入れつつ、撮影対象つまりドローンの操縦者を自動的に追尾する「フォーローミー」と言う機能を有した機種の選択は大いにあり得る。

第4に、第1に関連して、動力の消費から安定的な飛行を続けられない状況にドローンが陥った場合、不用意な墜落から機体を保全するために、自動的に離陸地点つまり操縦者の元に帰還する自動帰還の機能を蔵する飛行体の選択もご提示できる。

この機能を有さない飛行体は、いくら数年間の修理保証などを余分の費用を支払って付けたとしても、動力不足を想定できないような事態から機体を喪失しては、元も子もないからだ。なお、不明な場所に機体が着陸した場合、その場所を教える機能があれば、それを捜索することも叶うので、着陸地点を告知する機能を有する機種より好ましい。

第5に、ドローンの操作が可能な距離と高度つまり遠隔操作器から操作用の電波が届きそれを飛行体が認知できる距離にご留意されたい。これらが短い機種は、例えば、強風などで機体が思わぬところに流された場合、遠隔操作ができなくなり悪くすると機体が不用意に墜落する状況が想定できるからだ。

第6に、ドローンに付属しているカメラの性能だが、特に自撮りや情景の撮影を予定されている皆さんは、その解像度は1,080Pで、広角120°、視野の振り下げ各は75°以上を有する撮影機を蔵している機種をご購入されるに越したことはない。加えて、撮影した画像は、記憶媒体に保存される事を考慮すると、8G程度の記憶容量を保持したSDカードが付属する飛行体のご選択もあり得るだろう。
勿論、予備の充電池や画像の記録媒体が最初から必要でない方もいらっしゃる事は拝察しつつ、「最初から最高」を可能な限りご検討されることは、「オレ・アタシは初心者だから安いモノで良い」とお考えだと、「安いモノだから壊したり無くしたりしても仕方ない」と人はウッカリ思考し、その思考は現実化しやすいことからして、「最初から最高」を考慮されることは決して無駄ではないだろう。

以上は、勿論、余裕があれば、安物買いの銭失いにならない新しいドローンを購入することを、たぶん執り行うだろう僕自身の為に書き記した次第だ。

「ドローンXプロ」に用心

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過日、8月1日、僕はドローンを注文した。
その機材は、ドローンXプロとさも良さげな名を冠していた。

当時、それの宣伝動画は、安価な材料でドローンを造り、それにも関わらず高価に売りさばくことによって暴利をむさぼる経営者から、ドローンの技術者たちが独立し、安くて高性能なドローンを造ってきたことを見せていた。

うっかり、僕はドローンXプロが良心的に売られていると思ってしまった(その事実が後日発覚する)。夜半にもかかわらず、そうした思い(後で思い過ごしと分かること)から、ついドローンXプロなるものと交換用のプロペラ1セットとキャリングケース、勢い余って販売元の素性も確かめぬまま、また販売元の存続可能な期間さえも考慮せずに、3年保証なるものも加えて注文した。

ドローン本体の価格は一万円と少しだったが、交換用のプロペラ1セットとキャリングケース、そして3年保証まで注文したために、傍目から見ればオモチャ程度にもみえるモノたちに、締めて18,203円もの金額になる注文をしてしまった。
その注文手続きをしている時、注文フォームが日本語表記を可能にしてたので、これまた先述のようにウカウカと注文を完了してしまった。が、しかし、受注完了のメールが相手から着信して、それを確認したところ、発注者の氏名が、名氏と逆転していた。何やら悪い予感がしてきた。一晩した翌日、寝ぼけた頭ながら、夜中に書いてはいけないとされる恥ずかしい恋文を書く事に似た、昨夜の愚行を悔やみ始めた。

その後悔は第1に、ドローンXプロなる機材についてセカンドオピニオン、つまり世間の評価を確認もせずに注文してしまったこと。第2に、元々ついていたプロペラが破損する以前に本体が機能不全に陥れば交換用のプロペラが用なしになること。第3に、折りたためるドローンXプロは、何も高価なキャリングケースに入れずともポケットに入れて持ち運べるのでキャリングケースはそもそも不要だったこと。第4に、何時まで存続するのか素性が怪しい販売元の3年保証に投資したことだ。

が、しかし、後悔先に立たずであった。もしかしたらば、騙されたのでは思った日々を3週間ほど過ごし頃、唐突に注文品がスイスのチューリッヒから発送されたとの連絡が先方のサポートセンターと称する部署から到来した。数日すると、発送された品はシンガポールを経由して神奈川県へ、そしてやっと、前月の29日に僕のところに到着した。

当初に覚えた悪い予感は、欠品などを予見してか、配達された注文品を開梱したら直ぐに中身を僕に撮影させた。すると、3年保証の書面が同梱されていないことを直ちに認識した。それから、取扱説明書が英語と簡体文字の中国語でしか、しかもどちらの言語も虫眼鏡で判読する必要がある小さな文字で書かれていない事にも気付いた。うん、これだけでも、悪い予感に納得してしまった。

が、しかし、悪い予感は、数日後、さらに的中を僕に見せた。極小文字の英語で書かれた説明書の操作に必要と思われる箇所を読み終えたので、ドローンを組み立てたらば、交換用のプロペラ1セットが同梱されていなかったことにやっと気付いた。加えて、本来は同梱されたいた充電に使うUBS接続の電源ケールが充電完了を知らせる明かりを持っていない、つまりそれが欠陥品と言うよりも明らかに偽物であることにも気付いた。当初の悪い予感は僕の愚かさを鼻でフフンと笑った。

ので、ドローンの試運転を始めた時、それが途中で壊れるのではないか、動作不良になるのではないかと、ビクビクしながらドローンを飛ばし始めた。勿論、途中でそうした事態が僕を急襲することはなかった。

でも、そこでも、自分が思い違いをしていたことに気付いた。僕は、注文前に見た動画と別のところで見た注文のドローンよりも高性能なドローンの動画とを取り違えていたのだ。つまり、僕が求めたドローンにも撮影者を自動追尾する機能や、自動的に空中浮遊(ホバリング)する機能がついていると勘違いしていたと。

それからして、実際、僕のドローンはそれらの機能を有しておらず、ドローンを上空で安定的に浮遊させて、地上の自分を自撮りすることが、決して容易でないことを改めて認識した。

とは言え、そうした勘違いをしていても投資した金は戻ってこないので、仕方なしに注文したドローンXプロを飛ばし続けることになると思う一方で、自分のことを振り返ると、実に軽はずみだったと思う。そう、僕は粗忽だったのだよ。

前述した僕の粗忽さが、これからドローンXプロを注文しようとする皆さんに、奇貨として有益に働けば、恥をさらした甲斐があったと言うものである。

「ドローンXプロ」に用心。

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