2021年3月アーカイブ

「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2021年3月26日号


こんにちは。

試験勉強の進捗はどうですか。
NLP試験勉強法コーチの近藤です。

今月も既に下旬。
来週半ばで月が改まる。
関東以西の各地で桜は満開。

とは言え、目を転じるとそれもどうか。
季節が進んだことは、受験の接近も意味する。
合格を目指して受験勉強により一層の専心が求められる。

今夏、受験の予定ならば、過去問を繰り返し解く。
そうして「デシラ」の克服に邁進すべき時期。
それが春爛漫の今だと言えそうです。

その克服とは「デシル」を脳内に構築すること。
つまり「デシラ」だった過去問の解き方を知り覚えること。

とは言え、そうすることは一筋縄ではいかない。
現にこの時期も以下の様なご相談の絶える事がない。

「過去問の解き方が覚えられなくて勉強がもうヤ!」
「覚えたはずの解き方を思い出せなくて自分が情けない・・・」
「過去問の解き方を思い出すのに時間が掛かりすぎて勉強が大変!!」
それらのお悩みの大変さは、これを長かった僕の受験生期間からして多いにお察し申し上げる。本当に辛いよね。グスン・・・。

しかし、これをなんとかして克服、つまり過去問の解き方を必要な時に自由に想起できるようにならねば、その結果はどうだろうか。本試験の設問の七割が過去問の組みあわせから作成される。このことからして、合格を目指すことが困難であることは言うまでもない。

そこで今回は「過去問の解き方を自在に想起できるようになれる勉強法」をご案内したい。



まず、試験の設問で問われたり、仕事で上司や先輩に訊かれたり、つまり何か想起すべき切っ掛けのあった時に初めて想起される記憶と、それではなくて思うがままに「そう言えば、あの時のイベントは楽しかったわ」と思い出せる記憶とがある。そのことにお気づきであろうか。

そう、ご賢察のように、記憶の想起には前者のような間接的なものと後者のように直接的なものがある。前者は例えば歴史の年号やヤング率といった工学的な数値など自己の経験とは無関係な意味的記憶だ。後者は自己の直接的な知覚に基礎付くエピソードの記憶、いわば体験的記憶だ。

であるからして、前者は自分からして縁遠くあるので覚えにくく想起もしにくい。お気づきであろうが、過去問の解き方はこれに接した当初において「これって何よ」とぼやきたくなるように自己体験とは哀しいほどに疎遠である。比して後者は言うまでもなく失恋の記憶のようにあまりにも身近であるゆえに忘れようもなく想起も自在だ。

そうした前者と後者との違いは、「過去問の解き方を自在に想起できるようになれる勉強法」という合格を目指せるか否かという違いを創る違いとなる。前者を後者に転じる、つまり後者を引き金にして前者を想起する方法を暗示している。

例えば、意味記憶として覚えにくかった労働基準法のある条文を同僚に解説したり、同じだった構造計算のある算法を後輩に教えたりする。あるいは、試験でも頻出問題である確認申請のように建築基準法に関係する諸手続きで関係する行政の窓口とある条文について論議する。

そうすることなどを通して覚えにくいかった、結果として想起しにくかった条文や計算法を取り扱った体験を思い出すことを引き金にして間接的にであっても「そう言えば、あの条文(計算法)って教えたよな」と自分事として思うがままに想起できるようになれる。

そうてた仕事をしながらでも試験勉強として使える方法がティーチング勉強法であった。そのことは、拙著でもご案内の通りだ。だが、「オレ・アタシってまた下っ端だから教えられてばっかだから、そうするのってムリ」という実情もあるだろう。

仮にそうであってもその状況を泣訴するには及ばない。ある記憶に関して制限なく想起できるかそうでないかの違いを創る違いは、その記憶に関わる体験が直接か否かだった。

英単語の意味、まさに意味的記憶のように間接的な事柄の記憶でも、例えば「この単語の意味って『ジョン・ウィッチ』の字幕にあったことね」と言うようなことがあるだろう。自分が直接的に見聞きした事の想起を切っ掛けにしてそれは連鎖的に想起可能になる。そのように私たちは体験的記憶をトリガーにして意味的記憶を想起できる訳だ。

その事はこれに気づくことで、例えばお気にである故に手に取るように店内を思い出せるレストランので大好きなメニューを食しながら、覚えたいのに覚えにくかったある過去問の解き方を何回か勉強する。すると、不思議なことではあるが、あの食事を想起するとその時に勉強していたことを無理なく想起できるようになるだろう。

ある直接的な知覚はそれに関連して知覚された対象という船を記憶の海に確りと投錨する。主観的で強烈であればあるほどに、それに関連した例えば過去問の解き方というような非主観的な事柄を間接的であるにしろ連鎖的に想起させる有用なトリガーとなる。

嬉しかったり楽しかったり、時にドキドキしたりというような体験はその強度に相関してこれに関連することを多いに想起させる。だからといって、ジェットコースターに乗りながらでも試験勉強をしろとは決してお勧めしないが、あることが別のことを想起させることは、つまるところアンカリングそのものだから。

「過去問の解き方を自在に想起できるようになれる勉強法」とは、ティーチング勉強法に象徴される方法だ。自己の直接的な知覚を通して、例えば試験本番でも自分に間接的で意味的記憶としてあった過去問の解き方を「そう言えばこの設問の解き方って、あの時に『教えた(仕事した、勉強した)ことだ」というように想起できる学習法だ。必要とする時にある記憶を自らの意志で無制限に想起可能になれる方法である。


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☆近藤哲生のNLP資格試験コーチングはこちらhttp://kondotetsuo.com/shikakushiken-nlp/coaching/shikakushiken_nlp_coach.html
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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2021年3月19日号


こんにちは。

試験勉強の調子はいかがですか。
NLP試験勉強法コーチの近藤です。

今週末は春分。
既に各所で桜も開花。
首都圏の緊急事態宣言も解除とのこと。

一方、海外でコロナの変異ウィルスは感染拡大の猛威を振るっている。例えば、パリはそれに呼応して3度目のロックダウンを実施の予定。
もちろん、国内の地方都市で相似した動きが散見され始めた。

コロナ感染予防に油断は禁物です。でも不要不急の外出や会食などせず一人で勉強に専念していれば自ずと感染予防ができてしまう。

「そうだ過去問、繰り返して解こう」



今夏、受験の予定だとしよう。
仮にそらならば、6月一杯まで過去問を繰り返して解きたい。
そうすることの目的と方法とはこれまでに繰り返してご案内の通り。

とは言え、それを実践することの大変さを鑑みて、前回もモチベーションアップの手法・メントレをご案内した。が、しかし、それに対して以下に例示するような反論、お悩みもあとは絶たない。

「苦手科目から逃げちゃ駄目って思うけど止められない」
「そもそも苦手なことにやる気を持とうとするのって、ムリ!」
「不得意科目にモチベーションを持ってるなら苦労はしない!!」



これをご覧の皆さんはどうだろうか。なるほど、「それってある、ある」と頷かれる方も散見されるようだ。

そうしたことには、不得意科目の克服、その遅延が招いた僕の長い受験期間からして同意の一票を投じたい。が、しかし、「それを嘆くばかりで合格できるなら楽よね!」ということもの一方に厳然としてあるはず。

なので、ある受験科目にまつわる苦手・不得意の感覚から生じる学習意欲の低下を解消する、つまりその向上・強化を目論める一風変わっているが、即席ラーメンを作る程の間に実践するだけで有用性の期待できる心理技法・イメトレを今回は以下に続いく段階を経てご案内したい。


1.自然にやる気を覚えるイメージを思い浮かべる
 自分の目から見た強く惹かれる楽しい事や行為(例えば、知らぬ間に生唾を飲んでしまうほど大好きなスィーツを目の前にしている)の映像を心に描く。その後それをちょっとの間、心の片隅に置いておく。
 
2.苦手・不得意な科目の勉強をしているイメージを以下同文
 自分がしたい・するのが必要だと自身が「矛盾なく」決めた苦手・不得意な科目の勉強をしている客観的な(傍目から見られるだろう自分自身の)様子を想像する。その様子は貴方がもっと上手に苦手・不得意な科目の勉強を楽しむほどのことだ。
 
3.苦手・不得意な科目の勉強を楽しむ事に違和感ないかを確認する
 念のために(大方はないと推察できるが)それを楽しむことに対して心のどこかに異論がないかを確認する。仮にあったとしたら、苦手・不得意な科目の勉強、ひいては受験勉強を楽しむことの目的や意義を確認して、異論や違和感を以下に進む前に必ず解消する。

4.「猫の目」型を行う
 猫の目、つまり虹彩が素早く小さくなったり大きくなったりする動きを模した、以下の手順でこのイメトレの本番を行う。
 
 A.心の中で1.の心像を背後に置いて2.のイメージを思い描く。2.のイメージの中央に小さな穴を通して1.のイメージをみられる様にその小さな穴を素早く大きくなるように開く。自分が1のイメージに反応することをたっぷりと感じられるまで大きくなるようにその穴を素早く開く。
 B.次いで、なお1のイメージに覚えたやる気や意欲などの反応を維持できるように素早くその穴を縮める。
 C.上記の4.Aから4.Bまでをできるだけ素早く何回か繰り返す。その結果は2.のイメージに対して1の意欲ややる気、楽しの感覚に繋がること。
 
5.確認する
2.のイメージを思い浮かべる。その心像に惹かれるだろうか。仮にそうでなかったら、4.を繰り返す。または、自分が強く惹かれたり楽しめたりする確実な要素を持つことを確かする。そのために、それ以前の段階に戻る。その後にそれ以降の段階を再開する。
 
(注:このイメトレはConnirae Andreas and Steve Andreas著「Change Your Mind -and Keep the Change」 P182を参照した)
 
以上はこれを行ったとしても数分でできる。気合いなしで苦手・不得意な受験科目の克服や解消に(ご賢察のように家事や仕事の遂行にも)やる気を持てるイメトレだった。

皆さんの取り組みに成功をご祈念申し上げる。
Good lack!



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【あなたも根性論ぬきでやる気を簡単に出せる方法とは】

「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2021年3月12日号


こんにちは。

勉強の進み具合はいかがですか。
NLP試験勉強法コーチの近藤です。

3月も既に中旬。
所によっては今日・明日にも桜が開花との予想。
そう言えば、昨日、山路で一輪咲いた桜が目に映りました。

一方、コロナの感染予防は緩めるところがない。
「お花見で宴会」などもってのほかであることは当然。
受験生が合格を目指して勉強に専心できる状況はまだまだ続く。
淮南子に曰く「人間万事塞翁馬」な訳です。



さて、今夏、受験の予定だとするとこうだ。
今月から始めるべきことは過去問を繰り返し解くこと。

その繰り返しは記憶の法則に沿った間隔と回数とからなる。
その目的は過去問の答えでなく過去問の解き方を覚えること。
以上は「耳にタコができる」ほどにご案内のとおり。

もちろん、ご賢察のようにそうする事は生半可なことではない。

例えば、一級建築士を目指す受験生の場合、その回数はこうなる。
125問/年 × 10年 × 5回/問 = 6250回

本試験を考えて1回あたりに3分を費やすとした時間は、過去問の反復解答に於いて当初にそれ以上であり、終盤に解き方をほぼ覚えたことによって大きくそれ以下となる。その双方を平均した数値でもある。
6250回 × 3分/回 = 18750分(312.5時間)

一日に3時間をそれに投じたとするとほぼ104日となる。最低でも五回として過去問を解くことは、これによって露呈する弱点の補強に要する勉強時間を考慮すれば120日(約4ヶ月)を要するとみるのが現実的だろう。



そう、前述の大変さはお見込みの通りであった。
そこでこの時期に限らずコーチングなどで以下のご相談が続出。

「やる気を出すのってどうしたらできますか・・・」
「やる気にむらがあって過去問を思うように解けない・・・」
「合格を目指せるようにやる気があり続けるにはどうしたら良いの」

なるほど、仕事に限らず試験勉強で「やる気」を出し続けることは、多くの人にとって日常茶飯的な困難であろう。だが、そうだからと言って、やる気がないままでは、仕事の成果を出すことは無論、「合格を目指す」こともムリ。なんとかして、その困難は解消すべきだろう。

では、試験勉強でもやる気を出せる心理技法を以下にご案内したい。



まず、やる気は例えば「地震があった(なかった)」というように自然現象的な問題では決してない。

そうではなくて、「やる気がない」と諸氏がお嘆きの状況はこれを招く「やる気があるようになれるまで待ってみよう」とするような行為の見事な成果である。その様に雨上がりを待つようことをしても何ら解消できない。

「やる気がある」状況は無論これを招来する行為の結果だ。とは言え、「やる気だ!」と以下同文に語気を強めて繰り返せば手に入るような根性論で解決できるものでない。このことは、「気合いでやる気があるようになれれば苦労はしない」と繰り返しお嘆きの通りでもある。

であるからして、そうするのではなくて以下にご紹介する3つの技法を実践されることが賢明というものだ。



その1、実践するとしてもその技法は以下の質問を本気で真面目にほんの数分間だけでも考えること。

1.予定通りに過去問を解けたらどんな良いことがあるだろうか
2.1の良いことがあったら更に以下同文
3.2の良いことがあったらもっと以下同文
4.3の良いことがあったら続いて以下同文
5.2から4のように良いことを深掘りする自己問答を答えが出尽くすまで繰り返す。それらの答えがもたらす感覚を味わいながら、拳を軽く握ったり胸に手を当てたりする。



その2、続いて以下のイメージトレーニングを行う。

1.予定通りに過去問を解けた情景を思い描く
2.1の情景を見聞きしながらその1の最後に行った身振りを行う
3.2がもたらす心地よい感覚を身体の全体に巡らせる
4.3の巡りをドンドン加速して強化する
5.4の感覚を味わいつつ過去問を解き始める

その3、予定していた数量の過去問を一問解く度に、そうした報酬として1と2で感じた良いことや感覚を思い出す。それらを例えばバンザイをしたり満面に笑みを浮かべたりして身体的に味わう。



以上は「それができれば苦労はしない」と言う必要もないほど簡単。
根性は全く不要であるNLPに基づく心理技法をご案内だった。

やる気の有無でお嘆きだった諸氏の健闘を祈る。
Good lack!



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2021年3月5日号


こんにちは。

勉強の調子はいかがですか。
NLP試験勉強法コーチの近藤です。

月も改まり時はすでに3月。
やがてホワイトデーになり、お花見の時期となる頃。
その一方、首都圏で緊急事態宣言の延長が今夜にも発出(ご高欄の時によっては完了形)。

確かに、それは感染予防に伴う様々な生活上の制約を続いて強いられることからして、「えーっ、まだ続くの・・・」と思わず唸ってしまいそうだ。どんよりとした重苦しさを禁じ得ない。

しかし、「禍福はあざなえる縄の如し」である。飲食をともなう長時間の拘束がありがちな歓送迎会やお花見などのイベントが自粛されることをみるとどうだ。それらが勉強時間を浸食しないことからして、合格を目指す事に資することが多だろうから。



さて、今夏、受験予定の諸氏の場合、この時期から、合格を目指せる試験勉強が記憶の仕組みからして過去問集を最低でも五回解くことで、その答えでなくその解き方を覚えるリピート勉強法に移行することは、繰り返してご案内の通り。

とは言え、先月までの過去問集と参考書、法令集とを関連付けるリンキング勉強法において、理解すべき要点と思える事項ついて思うと、朝霧に視界を遮られたり、何か腑に落ちない感覚を覚えたりしたままだという声もこの時期に限らずコーチングでしばしば以下の様に聴かれる。

「なんとなく分かるけど、打てば響くって感じじゃなくて・・・」
「重要項目なのに、すっきりとした絵にならなくて何かヤ!」
「要点って分かちゃいるのになんかうまく掴めない・・・」

なるほど、それは靴の上から足の痒いところをかくことに似てなんとももどかしいことだろう。「そのうち分かるんじゃね」と時間が解決してくれることに任せることもできる。

が、しかし、そのように時に任せることは、錆が鉄柱を浸食して倒壊させる様に、あるいはありの穴が堤を崩壊させる諺が示唆するように、勉強の意欲を侵食した結果、合格を目指す受験勉強に災厄をもたらしかねない。よって、それはお悩みの諸氏が合格を目指す事を再考すればなんとかして手当てすべき状況。

今回のお題は「イマイチ分からない重要な項目をズバリ理解できた状態に転じることはどうしたらできるか」である。では、早速にその課題に答えたい。



その最初の方策は拙著でもご案内したように、お困りの事項に関する一連の情報を構造化(例えば、ある事例や数値、それを提示した根拠(判断基準となる法令や算法)、それらから導出できる結論といった論理を構成するなど)して理解に至らしめることのできる「ピンポイント勉強法」だった。

この勉強法は、そうあの「マインドマップ」を描くことにより、これ自身をあなたの理解することに対して効果を発したらしめる。

もちろん、それをかくことは、自ずと視覚や聴覚そしてペンをすすめる脳の出先機関と称される手先の身体感覚というように実に多くの知覚を駆動する。結果、理解を深めやがてお悩みだったイマイチの感覚をズバリ理解した状態に転換してくれるだろう。

しかし、その勉強法は、すでにご賢察のように、多感覚的な学習法であるために多くの手間暇、つまり時間を要する。であるからして、やたらめったらに用いることは勉強時間の有限性からして、あまりこれをすべきでない。

そうするのではなくて、それが「ピンポイント」と冠したように、その対象に関わる一連の情報を音読したり大きく図解したり、あるいは聴覚学習をしたりしてもなお理解に至らない項目に飽くまでも「限定」してこれを行うことが賢明だ。



だが、「その勉強法でイマイチのことが何でも理解できれば苦労はしない」とお嘆きの向きもあることは、長くて暗い隧道のごとき受験生時代の自分自身を振り返ってみると、決して少なくないことをまるで息をするように想定できる。

実は、イマイチの事項というのは、「何だかぼんやりした絵みたいだ」や「参考書の言っていることがなんだか響かないのよ」、「法令集の記述がストンと腑に落ちない・・・」とお嘆きのように、まったく理解できていないのではない。そうではなくて、それは理解したと言える感覚を構成する感覚的な副要素の状態に移行していないだけである。

そこで、前回に触れた感覚を構成する副要素を操作して理解を深める方法を続いてご案内する。以下に続くことは長くなるので、お茶を用意したり手洗いにいったりした後にじっくり取り組まれることを事前にお勧めしておく。



では、皆さんお戻りのようだ。以下の歩みで「イマイチ分からない重要な項目をズバリ理解できた状態に転じることはどうしたらできるか」を続いてご案内する。

1.「太陽は東から昇る」や「春になったら桜が咲く」と言った自分にとってよく理解している事柄を心に思い浮かべる。その情景に関わる視覚や聴覚そして身体感覚を構成する以下に例示する様な顕著な感覚的な副要素の目録を書き出す。

視  覚:色相、明度、大きさ、鮮明さ、見えている位置など
聴  覚:音量、音程、音調、音源数、音源方向など
身体感覚:触感、温感、筋肉感覚など

例えば、「太陽は東から昇る」の絵は「多彩で明るく大きく真正面に」という視覚的な副要素から構成されるとしよう。

2.「イマイチ分からない・・・」とお嘆きのもう少しで理解できそうな事項を1と同様にしてその副要素の目録を書き出す。

例えば、「イマイチ分からない例112条」は「単色で薄く暗く左下隅の絵」という視覚的な副要素からなるとしよう。

3.例えば、「単色を多彩にする」と言うように試しに2の副要素を一つずつ1のそれに合わせる。すると、ガラリとイマイチの感覚がズバリ分かった感に変わる要素が見つかる。ただし、その要素は元の状態に戻す。

同様にして、次々とイマイチ感の感覚的な副要素を例えば「薄く暗く」を「明るく」と言うように変えてみてイマイチ感の変化を調べ続ける。イマイチ感をよく理解している感覚に転じた感覚的な副要素を目録にしておく。

4.ここで仕上げとなる。3の目録を参照して2の感覚的な副要素の二、三を一気に転換する。例えば、「単色を多彩に、薄暗いを明るく、左下隅の位置を正面にする」ように視覚的な副要素を転じる。すると、イマイチ感は「ズバリ分かった感」に一変してしまうはずだ。

「ンじゃ、分かんないことって、音読したり大きく図解したりするみたく面倒なことをしなくても、最初からそれをやれば良くねぇ」と思ってしまうのは早計だ。そうしたくても、事前のことをしなのだから、イマイチ感を醸している感覚的な副要素が成立さえしていない。換えようにも手の施しようがないのだから。

前述した感覚的な副要素を換えて「ズバリ理解できた状態に転じること」のできる方法は、あくまでもできる努力を重ねて理解まであと少しと言ったイマイチ感を醸成する感覚的な副要素を勝ち得た者に資する方法であることを明確で鮮明に書き添えておきますね。


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