2022年2月アーカイブ

【資格試験の勉強における本質とは】

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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年2月25日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法コーチの近藤です。

NLPは理解の有用な仕方をも提示する。
勉強の中核は学びの対象を理解することだ。
NLPは勉強の効果的な方法をも蔵するのです。



今月は週明けに終わり。
「2月はにげる」とは言い得て妙。
そんな中に試験勉強の調子はいかがですか。

今夏、受験予定ならば、
来月から勉強は次の段階に移行。
本試験を見据えた実践に転じるべきです。

その一方、法令集や参考書を長期間に亘って読みこむ地味で根気を求める楽しさを覚えにくい基礎力養成の期間が続いた状況下、「試験勉強って一体なんなの?」と怒りや悲しみの滲む勉強の本質に関わるご相談が到来するのもこの時期。

もちろん、この時期でなくても上記の悩みはよくあること。しかし、その悩みは受験生の勉強に関する費用対効果に大きな影を落とし兼ねず決して無視できない。人は「これってナニ」と意味を実感しにくい事を続けられない。掘った穴をもとのように埋め戻すようなことに苦痛を覚える生き物だから。

では試験勉強って一体ナニであるのか。
今回は試験勉強の本質について再確認していきたい。



その結論は合格すること。

「ナニを解りきったことを言っているの」
「馬鹿にしてるの?!それって当然じゃね」

仮にそうお感じならば以下をお考えいただこう。
「では合格することはこれをどうすればできるのか」
その答えを例示すると以下のようなことだろう。

「有名予備校の講義に皆勤すること?!」
「合格者が使っていた参考書の読み込み?!」
「あの『これだけ要点集』を覚えればよくね?!」

確かね。そうとも言える。合格者のそうしたことはあまた散見できるからね。しかしだよ。そうしたことはどうだろうか。時に受験生を陥穽にハマらせ合格への道を閉ざしかねない。一手段であって決して本質でないからだ。人間は事の本質を失念し手段に拘って目的を喪失しやすい度しがたい生き物であることに要注意だ。

先の結論としての合格することとは、「各受験科目の合格基準を満たし、かつ総点の合格基準を満たすこと」と受験要項で明示されるような合格基準をみたすことだ。予備校講義の皆勤や参考書の完全な読み込みそして要点集の丸暗記などをすることを決して求めていない。そうではなくて合格基準の得点を獲得することだ。

ではその得点を獲得することはこれをどのように実現できるのか。本試験の設問を見た時、試験時間内で正解に至るその解き方を想起できて間違いない解答をすることだ。更にそうできることは資格試験の設問作成に関する傾向を振り返るとこれをどうすればできるのだったか。

資格試験の設問作成は国家行政に関わることからして飽くまで前例主義に貫かれる。全くして新作の設問が全問に及ぶことはまずあり得ない。設問のおおかた7割はこれが前例から作られる。つまり本試験の設問の多くは過去問の組みあわせから作られる。これらに正解すれば自動的に合格基準を満たせるようになっている。

以上から冒頭の結論はこれを換言すると、それは全ての過去問を正解できるようになることだ。言うまでもなく3割の新出設問が不正解でも残りの設問で正解可能とする。つまり多くが6割前後に設定される合格基準を満たす。結果、資格試験の目的を達成可能であるからだ。

そのことから、基礎力の養成つまり自分のデシラに関わる法令集や参考書の読み込みを終え以降は、そのデシラを解消できる過去問の解法を覚えることを目的にした過去問の反復解答をすることになるのだった。

繰り返して強調する。
試験勉強の本質は本試験の設問を正解する能力の涵養。
その前提として過去問を全正解できるようになれること。
ひいては過去問を改作した模試や答練でも同様になれることだ。

ここまでご笑覧になった皆さんは、勉強の本質を担保する本試験の設問を正解できるようになれる有用な手法として、記憶の法則に沿って過去問を繰り返し解くこと、特に不正解の重なる過去問を繰り返し解き直ししてその解き方を確実に覚える勉強だったことの大切さをご想起いただけただろうか。



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年2月18日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法コーチの近藤です。

NLPは学習の有用な仕方を提示します。
脳の大切な機能の1つは言うまでもなく学習。
よって、NLPは脳の効果的な使い方なのです。

2月は既に後半へと突入。
加えて他の月よりも数日の短さ。
にげると言われるように足早に過ぎていく。
合格を目指して一日一日を大切に勉強をして「いきたい」。


今夏に受験する場合、この時期は基礎固めの終盤。過去問解法に関する基礎知識に加えてその関連知識も蓄積したい。本試験では後者も問う設問が多くみられる。合格する為に豊かな知識や技能とそれらに対する理解と記憶とを要求するのが資格試験なのですから。

その一方、受験生はその要求を満たすことに困難を覚える。もちろん、「○○って難しい」「XXって解らない」とこの時期に限らず思わず呟いてしまうことがある。しかし、合格を目指し続けたいならば、その困難は何としても克服したい。

さて難所、つまり難しさや解らなさを覚える項目を解消することはどうしたらできるのか。その1つの方法とは「ピンポイント勉強法」。そのことを覚える事項に焦点を絞って理解とその結果である記憶を深める勉強法(いわば脳の使い方)です。

今回はピンポイント勉強法の仕方を再確認しましょう。


その仕方は以下の通り。
1.難所に関わる要点をまず出力する
2.その要点と関連した箇所とに絞って情報を入力する
3.難所が解消、つまり腑に落ちるまで1と2とを繰り返す
以下に詳しく各段階を説明する。

1.難所に関わる要点をまず出力する

難所とは例えば何度か音読しても頭に入っていない項目や何度解いても同じように正解できない例題に関わる項目だ。要点は難所を構成している構造(抽象と具体、原因と結果など)を構成している夫々の要素だ。出力するとはだだ考えることでない。難所に関して、一人語りの解説をしたり図解やマインドマップを描いたりすることだ。

確かに「難しさを感じることを最初に出力するのってムリ」と感じるだろう。しかしそうでもまずそれを出力してみよう。語りや書くことで自分の「無知の知」が解る。何に難しさを覚えるのか何を知らないのか、難所を書く手のとまる箇所から、明確に自覚できるからだ。それができれば次の段階でそれを解消する為に必要な箇所も自ずと直感できる。



2.その要点と関連した箇所とに絞って情報を入力する

入力とは視たり聴いたり触ったりして難所を乗り越える為に必要な情報を脳内に取り入れる行為。例えば、難所を解説した参考書の文章や図解をつぶさに視たり、それを解説した聴覚教材を聴いたり、それを理解する為にデモでペンや消しゴムなど手近にない小物を触ったりすること。音読することは視たり聴いたりを同時にできる。

もちろん視たり聴いたりすることを同時にできる視聴覚教材を使うことも1つの手段だ。しかしこの段階で大切な事は受動的な入力をすることより能動的な入力をすることだ。例えば、難所に関わるテキストをただ読んで済ませない。抽象や具体そして原因や結果などの各要所を読み終えたらばそれを声に出してまとめたり図解したりする。

そうした入力の手段としてお勧めする方法がマインドマップだ。もちろん多彩なそして豊かな曲線を有した枝振りの動的なそれを描くことも難所を解消することに資する。しかしそうする事はお勧めしない。手間暇を要するので限られた勉強時間内でのコスパがよろしくないからだ。この段階で大切な事はより効率的に入力を行うことだ。

「エッ、それって出力することでしょ」とお感じだろう。ご賢察の通りにマインドマップをかく(描く・書く)ことは出力だ。一方、脳機能からすると何かを出力することは実質的に入力でもある。これをしようとすることを確認や修正そして再構築と言うように脳内回路で波状的に循環させて、つまり自己入力を繰り返してだ結果が出力となるからだ。

何れにしても、お勧めできる手段の1つは構造(抽象と具象、原因と結果)を押さえながら省力化したマインドマップを描くことだ。

・鉛筆やシャーペンなどを使って単色でかく
・枝(ブランチ)は曲線でなく直線でかく
・抽象や原因(親枝)から具象や結果(小枝や孫枝)へとかき広げる
・単語で書くことに拘らず句や短文を書くことも用いる
・マインドマップにしにくい部分は図解や漫画にしてみる

ここに付け加える。決して一撃でマインドマップを完成させ様としない。そうすると時間ばかりをようして難所の解消に至らない陥穽に落ちて本末転倒となる。そうするのでなくてマインドマップでかけない箇所、つまりまた理解の進んでいない箇所を自覚できたらば、次の段階に進むことが得策だ。理解や記憶は循環をなして深まるのだから。



3.難所が解消、つまり腑に落ちるまで1と2とを繰り返す

この段階で有限の勉強時間をより有用に使うことからして大切なこは難所が解消できるまでダラダラをこの段階に留まらないこと。「この箇所を1時間で終わる」と時間を限定して行う事だ。

もちろん、「解るまでやらなきゃ意味レスじゃネ」とする向きもあるはずだ。しかし、そうする事に拘るのは、局所を得られてもできるだけ多くの難所を解消するという大局を失いかねないので不可だ。

難所の理解は狭く深く物事を探求することだが、実はご経験のようにできる限りでも広く浅くを繰り返すことでも生じることはままある。後者をすることは、「これってあれを意味するのね」と言うように、他の難所に関わることが今のこれを解消する切っ掛けにもなるからだ。

以上、基礎固めの終盤おける皆さんの健闘を祈る。
春は近い、頑張れ受験生。

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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年2月11日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法コーチの近藤です。

NLPは理解や記憶の有用な仕方を提示します。
それらのことが巧みな人達をも研究したからです。
それらをうまく行えるよう私たちを導いてくれます。

週明けはあの日。
義理でも何が来るのかが楽しみ?!
一方、受験生にとって最大の楽しみは何か。
それは言うまでもなく「アレ」ですよね。


この時期、今夏に受験する人は基礎固めの終盤にある。
過去問の解法を確実に覚えられる様に基礎知識を構築する時。
その為に法令集や参考書を読みその主旨を理解し記憶するのです。

ところがそうすることに困難を覚える皆さんは決して少なくない。
以下に例示するようなお悩みをコーチングでご開示になる。

「法令集を読んでも主旨を理解できなくてもう嫌」
「参考書を何遍も読んでいるのに要点を覚えられない」
「例題を解くときに必要なポイントを思い出せなくて困る」

なるほど、この時期にそうであっては実に困ったこと。先の悩みは基礎知識の構築に黄色信号が点滅することを示す。過去問の解法を覚える為の準備が不十分であると言えるのだから。結果、合格を目指す道はかなり厳しい状況になり果てる。そう、先のお悩みは実に切実。

ではそうした状況を解消することはどうすればできるのか。今回は文章を確実に理解しその主旨を記憶する方法をご案内したい。文章とは言うまでもなく法文や参考書に記述されている文面。無論、仕事で接するテキストも同様にする事を可能にする。



さて文章を確実に理解しその主旨を覚える方法とは何か。
それに関してよく言われることは例えば以下の様なことだろう。

「よく読むんだよ」
「繰り返し読むんだよ」
「解るまで何度も読むんだよ」

なるほど、そうすることは小学校以来くり返し言われたこと。国語だけでなく他の教科でも耳にたこができるほどに聞いてきたはずだ。

だが、前述のことはどうだろうか。「集中するんだよ」と集中しにくくなっている人に言うことに似た単なる精神論を諭している。具体的に何をどうするのかを教えていない。悲しくも文章を理解しその主旨を身につけることに何ら資するところがない。

やれやれ、今回の課題解決はどうしたら良いのだろうか。
その手順は以下の通りに一段階ずつ進むことだ。

1.精読する
2.くり返し音読する
3.関連文章を多量に精読し音読する

以上おわり。
これで終わったら話は同じ穴の狢となる。
そうするのではなくて以下から具体的に説明したい。



1.精読する
これまでに読解力の強化法としてご案内の通り。

文中にある語句(例えば法令や計算の用語)その意味を知らなければ、つまりそれを小学生そうでなくても新入社員にでも解るように説明できなければ、調べてこれを正しく理解する。

各文を構成する文節同士の係り受けを解析しこれを以下同文。主語や述語、それらに対する修飾語との関係を把握する。文章の意図する「何がどうする」「何がどうだ」などの骨格を正しく捉えて文意を正確に把握する。

「・・・のとき」「・・・の場合」「・・・を超える」など各文中の機能語(時系列、条件や状況を示す語句)を正確に捉えてこれを含む文の意味を以下同文。特に法文を読むの場合、「以下」「以上」「含む」、「但し」「並びに」「および」「若しくは」「除く」などの意味に着目して読解を進める。

対比、抽象と具象、論理すなわち事実やそれを提示した根拠とそれらが導く結論、以上のように各文やそれらが構成する段落同士の関係から文章全体の主旨を以下同文。



2.くり返し音読する
黙読ですませずに音読する。
法令集や参考書の文章を実際に声を出して読む。

前者は読む行為の一形態であるものの時に読んだ気になるだけで文章の理解を深めその主旨を覚える所に至らない。つまり文章が脳をスルーしてしまう。一方、後者はある語句や音声に出せなかったりある文節の音声が詰まったりすることで1.の不備、つまり文章の理解に不足があることを教える。1.をすることを要請してくれる。

ご注意。音読する際は決して脳死(否、脳止)状態で読まない。脳止状態で何度も文章を読もうが理解や記憶に於いて無意味、時間の無駄である。決してそうするのではなくて、これを行うときは脳活、つまり各文の意味を正しく捉えるように頭を働かせながら文章を声に出す。こうした音読はこれを繰り返す。

そうすることは大いに脳活性を起動することも重なり更なる理解だけでなくて文章の主旨を記憶する事ももたらす。加えてこうすることを繰り返すことは、学習がくり返しで強化される仕組みからして、更にこうした文章の理解やその主旨が腹に落ちることに繋がる。もちろん、この方法は決して楽でない。が、その効果は絶大である。やれば解る。



3.関連文章を多量に精読し音読する
1と2とを行っている受験生の中にそれらをしていてもその効果が思わしくない人が存在するのも事実。

一方、その事実は問題でなく1つの成果。そうした人達に徴される共通項が関連知識の少ないこと。できるだけ少ない知識で試験勉強を切り抜けようとする努力がもたらしたこと。

「これはあれと繋がるんだ」とした物事の関係が腑に落ちる感覚が教えるように、理解や記憶はこれを行いたい事とそれに繋がる事柄との関連づけで発生し強化される。この仕組みからして、関連情報はあるほどにこれが理解や記憶を望む文章の学習を促進する。よって3はこれをお勧めする。



以上、各段階をご案内したがいかがだろうか。例えば、「そうするのって時間がかかり過ぎじゃね」「速読した方がよさげ」とお考えかもしれない。

しかし、まず精読や音読に言えることだが、最初は手間暇がかかっても理解は理解を生み、記憶は記憶を促進することから、次第に芋づる式に法文や参考書の読み込みは加速され正確になる。

黙読やいわゆる速読はこれを行う人を知らぬ間に語句や文意の不明や曖昧な読んだつもりにしている。結果、意味不明な文章の大海にその人を漂流させて、合格への航路を怪しくする。確実な合格を望む人にあまりお勧めできるものでない。



以上はどうだろうか。

例えば「そんなトロいことやってて大丈夫?」「もっと効率的なやり方ってないの」などとご不満だろうか。だが、そうお感じの諸氏におかれては「ウサギとカメ」「学問に王道無し」などの教えを是非とも想起されてはいかがだろうか。

正味、合格を目指すことは実に面倒くさいのだよ。
魔法のような勉強法はないのだから。

夢のない話ですまない。


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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年2月4日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法コーチの近藤です。

NLPは天才的な頭の使い方とも言われます。
そう思われた人たちの思考や想像の使い方を学べる。
周りや自分自身に対する有用なイメージ実践論なのです。

昨日は節分。
よって今日から立春。
二十四節気で春の始まりで1年の始まりでもある。
勉強の仕切り直しとして今日を活用できるかも知れませんよ。


前号で勉強への集中を保つことに触れました。
その中でこまめに休憩を取ることをお勧めした。
それに関して以下のご熱心な質問を拝聴しました。

「休憩中ってどう過ごしたらより効果的ですか」
「集中ややる気を高めるのってどう休憩すればできるの」
「記憶や理解を深める休憩の取り方ってどうすれば良いのかな」

それらは向上心に満ちたお問い合わせである。
そこでそれらの志に是非ともお答えしたい。

今回のご案内は勉強の状態が上向きになる、
集中ややる気、そして記憶や理解の向上に資する休憩法だ。



勉強の合間に休憩を取る目的はこの生産性を高めること。
具体的には上記の事柄に関する質や量の向上をもたらすこと。
決して勉強に関するそれらを低下させることをしてはならない。

休憩中にどんなことをしてはいけないのか。
・ウッカリするとハマってしまうSNSを覗く
・やり始めたら止まらなくなるゲームに触ってしまう
・読み始めたら次の展開が気になるような小説や漫画を読む
要するに注意・集中が勉強以外に転じてしまう事をしてはいけない。

それらのことをしてしまうとどうなるのか。勉強にそれらを戻しそして意欲を高めることに本来において理解や記憶に投じるべき有用な内的な資源を浪費してしまう。勉強に適したコンディションに戻るのに手間取る。結果、良好な勉強の心的な状態を維持しにくくなる。そうした状態を回避して勉強の質を維持・向上することを心がけたい。



では勉強の休憩中にとのようなことをすれば良いのか。
・お茶を飲んだり栄養のあるお間食などをつまんだりする
・起ち上がってストレッチをしたりその場足踏みをしたりする
・勉強中の分野とは異なる分野の法令集や参考書などを流し見する
・ゆっくりと呼吸をしながらひたすらボーッとしてすごす

さて上記をご笑覧になっていかがだろうか。
「お茶や間食ってもうやってるよ」
「体を動かすのって眠気覚ましにも良いかも」



しかし、3番目はどうだろうか。
「それって休憩にならなそう」とお感じかもしれない。
休憩中に勉強みたいな行為をするのだからそう懸念するだろう。

しかし、それらを「読む」のではなくて「流し見」、つまり景色でも眺めるようにそれらを見ることはやってみると意外なほどに気分転換、つまり休憩になる。加えて異なる分野に関して「あっ!」と思える気づき・発見そして問題解決の糸口を見出すことができる。

例えば、一級建築士の受験生で、今、構造計算の勉強をしているとする。「何か面白そうなことってないかな」とその人が休憩中に基準法の参考書や法令集をなんとなく眺める。異なる分野に注意を向けること自体が気分転換になるし、「この条文ってあの過去問と関係あるんだ」と理解しにくかった法令に深い気づきを得られることがある。

なるほど、「そんなことしていると息抜き、休憩にならなそう」とお感じだろう。休憩中に別の勉強をする様な事だからそうかも知れない。だが、一生懸命にするのではなくて、お花見でもするような感じでなんとなく流し見すれば休憩になる。部屋を歩きながらそうするとリフレッシュ効果もより得られし、「あっ、これって?!」と発見もしやすい。

電脳と異なり、人脳は目標や課題を有するとその達成や解決の為に夢の形でも手がかりを掴めるように四六時中機能している。上記のような休憩の仕方をすると過去問の解法解説に関する理解や記憶を深める糸口や示唆を自動的に探索したて把握したりできる。特に「なんとなく」「ボーッ」と流し見をすることでその機能の恩恵に浴しやすい。



最後の「ひたすらボーッと過ごす」ことはどうだろうか。例えば、こうかもしれない。「そうするのってネガなことを考えそうで怖い」とお考えだろうか。

自転車に乗っている時、目前の電柱に気づいた瞬間に、「ぶつかるのって嫌だ」とそうなるのを想像したばかりにそうなってしまった。バイクに乗っている時、コーナリングで「こけたら嫌だ」とそうなるのを想像したばかりにリアが滑って怖い思いをした。それらの経験が示唆する想像の効果は絶大であることを先の経験から思い出されるのだから。



想像の効果はそうであるから、想像つまりある種の妄想をする休憩の過ごし方をより有用にできる方法は以下のようにしたい。

それは望ましい状態をもたらす妄想にひたすら浸ってボーッと過ごすことだ。受験生にとってその状態とは言うまでもなく念願の合格を果たした状態であろうが、さてどうだろうか。

確かに、それに対しては「勉強が『まだ』イマイチの自分にそれを想うのって無理」と感じる場合も想定される。しかし、その無理に対してはお勧めできる妄想の仕方が以下である。

今はあやふやな合格した時でなく、それは合格したことが前提になっている合格を果たしたその更なる未来から逆順に妄想を広げる方法だ。



例えば、一級建築士の受験生ならばこうだ。有資格者として独立を果たして思い通りの設計をして仕事をとても楽しんでいる未来を大いに妄想する。その時に見えるものを見て、聞こえることを聞く。見聞きしたことがもたらす体の感覚を心ゆくまで楽しむ妄想つまり想像をする。

そこから逆に「こうなれたのはあの時にあの場所で合格証を手にしたことだった・・・」とその時に見えるものを見て、聞こえるものを以下同文。そこから更に、「こうなれたのはあの試験会場で面白いように設問を解けたことだった・・・」とその時に見えるものを見て、以下同文。「こうなれたのはあの勉強を思い通りに・・・」と以下同文。

その様に望ましい未来の状態から現在、つまり過去に向かって逆順に妄想を広げていく。もちろん、休憩時間は五分ほどなので、それ以上に妄想はこれを掘り下げてはいけない。そうするではなくて、飽くまで休憩時間内でそうする。次の休憩になったら連ドラを見るように先の妄想の続きを楽しむ。そうすることがこの方法を有用に活用するコツだ。



実践してみるとすぐに体感できる事だが、この逆順に肯定的な妄想を遡って広げる方法は、厳しさや場合によっては苦痛を感じることから「この勉強って役に立つのかな」と思いがちな試験勉強に対して、まだ自分が気づいていない勉強の意味や価値をもたらしてくれる。

最後の肯定的な妄想を楽しむ休憩法は自分固有の意味や価値に強く誘われる人脳の特質からして試験勉強に関する集中、理解や記憶を大いに高めてくれるはずだ。

その真偽はやってみれば解る。
論より実践であるのだから。



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