2022年10月アーカイブ

【試験勉強が確実に捗る変身勉強法とは】

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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年10月28日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を受験生に提案します。


こんにちは。
NLP資格試験勉強法の近藤です。

凡人と勉強上手には明確な違いがあります。
NLPはその違いを創る違いを解明しています。
それにより私たちに勉強上手となれる違いを提供します。


ややっ!

数日でハロウィン。
と言うか今月も終わりだ。

富士山の初冠雪も観測された。
紅葉が北陸で始まり東北で真っ盛り。
そう、本格的に秋が各地に到来しつつある。

季節は実りの時節を迎える一方だが、
受験生諸君、貴方の勉強は実りに向かっているだろうか。
その答えは例えばこうだと拝察できる。

「まあ、来年の初夏に分かんジャね」
「それって受験直前になんないとわかんないわ」
「答練や模試を受け始めてから考えても遅くないさ」

なるほど、そうお感じであることに一理ある。
特に次が初受験のいわゆる初学者なら当然のことだ。
受験勉強が暗中模索で合格を目指しているとしたらね。

一方、そうした状況に安住したままでいることにご用心。
例えば、納期のある仕事で同様のことを上司に言うとしたらどうだ。
「何だ自分の進捗状況も把握してないのか?!」と詰られる。
そうでなくても「それで納期は大丈夫なのか!?」と懸念される。
それに似て次の受験に関わる結果は深い霧に包まれないか。

ん、つまり、ご自分の勉強進度を把握してない状況に注意して欲しいのだ。それに気をつけないまま時を経て、例えば事例の時期を迎えたとして、「わっ、勉強が間に合わない」とその時になって慌てても、「あっ、これじゃデッドラインが本当のそれになっちゃう」と仕事で動転することに似て、時遅しとなる蓋然性が極めて高いからね。

「じゃどうすれば良いの」とお感じであることは拝察できる。
で、今回は以下のそれを再確認したい。
受験勉強の進捗も把握できて確実に合格も目指せる有用な勉強法だ。



その背景は学習定着度の計測結果だ。アメリカ国立訓練研究所が発表した研究結果で、7つの学習方法に関する学習の定着率順だ。これは以下の通りである。

講義を聴講   :5%
読書      :10%
視聴覚で学習  :20%
実演説明をする :30%
議論をする   :50%
他者に教える  :90%

ご賢察の通り情報つまり勉強の内容を入力する度合いより、それを出力する度合いが高い程に学習の定着率が上昇する。
そうなる訳はこうだ。

まず近年の脳科学で採用される機能的磁気共鳴画像法が解明したように、見たり聞いたりするだけの情報入力よりも音読したり会話したりする情報出力が脳活動を活性化することだ。

次に、他人に何かを教えるとなると、自分の分かっていないことが解り、知っていないことも知る事になる。教えることに関する論理やこれを構成する事例とこれに関わる根拠そしてその2つに関連した知識を人に滞りなく教えられる様に学習することになる。教える内容に対して自ずと精通してしまえる。つまり良く理解でき確実に記憶できる。

実際、自分の分かったつもりのデシラだった過去問解法を同僚や受験生仲間に教えてみると、解き方の論理が分かっていなければ話の筋が千々に乱れ、そうでなくても事例や根拠の説明がしどろもどろになり、あるいは曖昧な関連知識で突っ込まれて慌てることになろう。

そうならない様にすることつまり先生として教えることを前提にすると勉強に集中せざる得ない。否が応でもその内容を理解し覚えざる得ないことはご納得いただけるはずだ。以上を考えれば自ずと上記の学習階層に頷けるはずだ。

以上から結論を述べる。
それは変身勉強法を実践すること。
具体的に列記すると以下の項目となる。

1:常に先生に変身するつまり教える立場で勉強する
 ・生徒を納得させられる解法(事例と根拠、答え)を覚える
 ・解法に関わる関連知識に精通す
 ・別の解法を見出す
 
2:折に触れて1で教えられた生徒に変身して疑問を考える
 ・なぜ、どのようにして、その解法となるのか
 ・まだ知らない知識は何かを点検する
 ・解法の関連知識を調べる
 

以上、変身勉強法とは、先生やその生徒になって例えば過去問の解法について徹底的に勉強することだ。「ん、それって本にあったティーチング勉強法の拡大版よね」とはお察しの通り。先生の観点で勉強すると過去問の解法について洩れなく重複なく勉強することになる。加えて生徒の視点で1の勉強を見直すと勉強の質が更に深化する。

事実、仕事のやり方を後輩に教えると、教える前より教えた後、仕事のやり方を自身がより分かるようになれることに似て、試験勉強も単に受験生として勉強しているよりも例えば受験予備校の講師として勉強した方が、後の立場を確かにするために自然と集中して長い時間の勉強をするようになることは極めて自然な成り行きだ。

そうなってしまえば、やる気が出ないとか、集中できないとか、勉強時間を延ばせないとか、言うような試験勉強に付帯しがちな悩みが一挙に当然の流れとして解消されることは言うまでもないことだ。



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【貴方も合格を目指せる勉強時間の作り方】

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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年10月21日号
本誌はNLPの視点から合格を叶える勉強法を受験生に提案します。


こんにちは。
NLP資格試験勉強法の近藤です。

凡人と達人には明確な違いがあります。
NLPはその違いを創る違いを解明しています。
その知見から私たちに後者、高水準の違いを提供します。


おや、まあ。
今月も既に下旬。
時の流れが速くないですか。

確かに「それって年のせい?!」とも言えそう。
一方で「あっという間にハロウィンよね」との声もありそう。
何れにしても時間は"Time flies"とも言われます。
受験生でなくてもその使い方にはご用心。


さて、前回、「合格しやすい人の勉強法」を再確認しました。そのなかで、客観的な指標(例えば偏差値)で勉強の進度を把持することの重要性に触れました。大学受験でご経験のように偏差値を上げることは学習者に多くの時間を求める。それに関わる声が幾つかの経路から到来。

「増やせる勉強時間ってあり得ない」
「もう今以上に勉強時間を見つけられない」
「忙しすぎてもっと多くの勉強時間を作れない」

確かにそうかも知れない。合格するまでの長期間にあった僕も同様に感じた。そう言うことを折りに触れて呟いていたことを想起します。

しかし、それらの言葉は以下のことを無意識に表明する。「・・・は(が)あり得ない」は「・・・は(が)あるようにしないことができる」、「・・・を見つけられない」は「・・・見つけないことができる」、「・・・を作れない」は「・・・を作らないことができる」と言えるように。それらは決して無能や怠惰からでなくある種の有能や勤勉からくる。

また合格をする受験生はより多く勉強をした。つまりそうできる勉強時間を確保した。例えば暗記項目の多い受験科目で暗記することを繰り返す、つまり時間を掛けるほど得点を伸ばせますから。そうした事実から、「社労士に合格するには最低でも八百時間いる」とされる。

つまるところ合格を目指す受験生でありたいのならば、是非とも勉強時間を確保することに有能さや勤勉さを発揮すべきではないのか。

今回は合格を目指せる勉強時間の作り方を再確認したい。



まずは事実の確認から。時間は万人に対して平等なのか。確かに、人それぞれにおいて寿命の短長はある。しかし、寿命を構成する年や月、そして一日は同じ。ましてやある試験が終了しその試験がまた実施されるまでの時間はどの受験生において等しくある。これは事実。

対して、例えば「勉強する時間がない・ある」と言う違いがどのようにして生じるのか。その訳は先の確認からして時間の有無でなく受験生が一年やひと月、一日の時間をどう使うか、その違いによって生じる。時間の有無に関する違いを創る違いとは時間の使い方であろう。

他方、以下の様な言葉も頻繁に発せられる。
「気がついたらもうこんな時間」
「あっと言う間に時間がなくなった」

その声はまるで時間が制御不能で勝手に過ぎることを責めているよう。また「こんな時間までよく頑張った」「まだあとひとつやれるだけの時間がある」とする受験生もいる。両者の違いを創る違いは時間意識の有無だ。前者は時間意識が希薄。むしろ時間に無意識ですらある。後者は「何にどれくらい時間を使う(った)のか」と時間に意識的だ。

実例だが、忙しさを訴えながらもサクサクと仕事をこなす人はどの仕事にどれくらいの時間をかけるかを計画する。またそれを実施した後、実際に要した時間の記録を残す。こうした計画とこの振り返りとを繰り返す。時間に対して意識的である。結果、同じ一日そして1週間、ひと月そして一年で、時間に無意識的な者よりも有能たり得る。

結論。以上から、合格を目指せる勉強時間の作り方は以下となる。
1.何をどれくらい時間で行うか計画を立てる
2.何にどれくらい時間をかけたかを記録する
3.1と2との差異から勉強に回せる時間を見つける
4.3から見つけた時間を勉強時間として1で計画する

2を補足する。これを行うことはつまり「○時○分からX時X分まで・・・した」と行動記録をのこすこと。

すると、例えば自宅でTVやYouTubeに見「はまっていたり」ラインのチャットで同様にしていたり、あるいはSNSの投稿に時間を使いすぎていたりしたことに関して意識的になれる。結果、その無用を認知してそれを有用に転じようと意図すれば勉強時間を増やせる訳だ。

試しに直近の休日にご自分の行動記録をとって見られてはいかがだろうか。もし「勉強時間がない」と貴方がお嘆きだったのならば、その嘆きは自律的に解消可能である事実に愕然とするはずだ。きっと勉強時間の創出に関わる違いを創る違いを手に入れられるだろう。

受験生諸君の健闘を祈る。
Good-luck!

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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年10月14日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法の近藤です。

やれ、やれ。
今月も折り返し時点が目前。
つまるところが2週間もすると11月の到来。

こんな調子の時間は動かぬ人を置き去りにして動く。
あっという間に年末となり、やがて新年となる。
春になったかと思えば夏の受験期間に転じる。
「光陰矢の如し」とこれを言事が教える。

それは関係ない方も、来週から一気に寒さの到来すると気象機関は予報する。合格を目指して勉強を始めたり続けたりできる体調の維持にご用心くださいね。

さて、前号で不合格になる勉強法を再確認。
これに関して幾つかの経路で以下の声を拝聴。

「入力偏重が駄目ならどうすれば良いの?」
「解答解説を全部読むって無理!」
「自己満足じゃなきゃ何満足なの??」

なるほど、そうお感じになるのはごもっともだ。有用な行動指針は例えば「騒がないで」とする否定形でなく、「静かにして」と肯定形であることが好ましい。だとすると、前号の再確認は1つのレトリックであったにしても前者に当たるのだから。

で、前回の3点を肯定形として後述する。
今回は合格しやすい人の勉強法を再確認しよう。

結論、その勉強法とは以下の3つ。
1.入出力均衡
2.解説全読解
3.客観的達成
以下で順にご確認を賜ろう。

1.入出力均衡
 例えば、基礎知識を蓄える為に参考書や法令集(その解説書)を読んだとする。ならば、その後、入力した情報の量や質を確認する為に出力する、これ即ちそれらを問う例題や問題を解く。
 
 換言する。これは勉強に関わる文章や音声教材や動画などの情報を読んだり聞いたりあるいは見たりした後、「読んだから終わり」「聞いたからもう大丈夫」「視聴したから覚えたはず」と勉強を終わるのでなくて、必ずそうしたことの記憶と言う効果性をそれらに関わる過去問などを解く、即ち情報の出力をすることで確認することだ。
 
 すると、問題を解いた結果から、読めていなかったことは何か、聞けていなかったとことはどこか、なにがどのように視聴し切れていなかったか、その答えが浮上してくる。要するに自らの勉学で不足が明らかになるので余り気分ではないかもしれない。
 
 だが、それらの結果は学びにおいて最も有用である「未知、『まだ』知っていないこと」を知らせてくれる。人の知性は無知を自覚することで自らを強く駆動することから、合格を目指す為に、そうでなくても当面の問題に正答する為に、まだ知るべきことを明確化してくれる。
 
「いちいち例題や問題を解く暇がないわよ」

仮にそれが現実であるにしても、読んだり聞いたり視聴したりと情報の入力をした後は必ず「いま読んだところの要点は......」「いま聞いた箇所のポイントは......」「さっき視聴した動画の重点は......」とその要諦を自分なりに情報出力つまり暗唱する。そうして入出力均衡はこれをなすかこがやがて合格を確実にしてくれる。

2.解説全読解
 そもそも参考書の例題や過去問集の解答解説はこれを問題解法のプロ・百戦錬磨である専門家が微に入り細に入り語ったモノ。いわば試験勉強の核である問題の解き方を覚えるために必須の情報を教えている。だとしたら、これの1つでも読み落とすことは実にもったいない。
 
 と言うよりも、資格試験の本試験、その設問の大半以上は過去問の組みあわせで作られることからして、解答解説を読み落とした過去問が本試験の設問に組み込まれることは決して否定できないことからすると、そうすることが不合格を招来したとしてもこれは自らが招いた災禍。
 
 そうでなく、合格をより確実に目指したいのであれば、例題に加え過去問集の解答解説はこれを全読解することは、先述のことからして大いに有用であるはずだ。ただし、全読解するにしても、人は忘れる生き物であることからして、解答解説は問題を解いた度にこれを読解して、これに関する理解を深めることは実に有用。
 
 「えっ...、忙しいのにいちいちそうできないわよ」
 そう言うお嘆きのあることはこれを想像するに難くない。だが、実際に実行した人ならご賢察のように、現実としてそれはあまり当たらない。いちいち、つまり繰り返し読解することはこれ自体を加速する。即ち速読解を読者にもたらす。怪しい速読術など決していらないから。

3.客観的達成
 これは例示すると皆さんが大学受験などで馴染みを深めたあの「偏差値」を基準にして試験勉強の達成度を合格基準に届かせることだ。
 
 各資格試験の難易度・偏差値を公開するサイトによれば、例えば税理士のそれは「68」、一級建築士は「66」、社労士は「62」などとしている。仮に、偏差値の「65」となる資格試験で合格を目指すのならば、上位から7%以内に位置付される得点力を涵養しよう。
 
 例えば、偏差値の62される社労士の合格を達成するとすれば、試験の成績で上位11.51%に入ることを試験勉強を通して達成することが実際の合格率の平均7%前後からして絶対的に必要となる訳だ。
 
 もし、ご利用の全国的な受験予備校が模試や答練の偏差値を公表しているのであれば、是非ともこれをご自分に関する試験勉強の客観的達成を測る為にご活用なさることは極めて得策だ。
 
 更に、偏差値の66で2次試験まである一級建築士の合否は実質的に相対評価つまり得点の上位者から5.48%をこれの境界とする。「オレ・アタシって模試で何時も合格基準を満たせているからきっと合格」とするのは自己満足の域をでない。そうではなくて、時に偏差値など客観的な指標によって勉強つまり得点力の達成度を測るべきだ。
 
 試験勉強において偏差値の様な客観的達成がなされているのであれば「マジメに」、「キチンと」や「チャンと」などと言うような精神論的な勉強をすることはこれが一切無用とできる。仮にオンラインゲームにハマっていようが、恋人と遊び呆けていようが、客観的達成の下で試験勉強を続ける受験生は合格を叶えられる蓋然性が高い。
 
 以上が受験勉強の真相というものだから、「オレ・アタシって勉強してたのに不合格ってあり得ない」とこめかみに青筋を立てても仕方がない。だって、特に相対評価の資格試験ってそう言うものだから。


以上、合格を目指せる勉強法に再確認を賜った。
受験生諸君、あなたの健闘を祈る。

Good-luck!

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【不合格になりがちな試験勉強法にご用心】

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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年10月7日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法の近藤です。

NLPは認知を正せるモデルを提供します。
人は知らぬ間に主観的な歪んだ認知に陥りがち。
我々の認知を正して客観的な認知を得ることに有用です。


あら、まあ。
気づくと今年もあと三ヶ月。
つまり残すところが四半期となりました。

アレよと言う間に、
新しい年が始まってしまいかねない。
「また時間があるから勉強しなくても大丈夫」と言えない。
そうかも知れないし、そうであると断言すべき時期なのでは。

「で、何が言いたいのよ」とは的確なご指摘だ。
要するに時間が切迫する前にトットと勉強すべきなのです。
一方で「この時期にもう勉強していたけど落ちたよ」と嘆く人もある。

それってどうしたことによる結果なのだろうか。
勉強をしていたのに不合格になることは誠に理不尽なことだ。
しかしながら、そうしていても不合格になる人はなるのが現実だ。

今回は不合格になりがちな人の勉強法を確認したい。



結論、その勉強法とは以下の3つ。
1.入力偏重
2.解説未読
3.自己満足
以下、順に確認していきたい。

1.入力偏重
 これは法令集や受験参考書、その解説書などを読むことや、あるいは受験予備校の講義動画を視聴することのみに専念する行為だ。そうした情報入力の効果性を情報出力つまり例題や過去問集を解くことで検証しない勉強だ。つまり受験に資する情報を熱心に見聞きしているのだから合格できると思い込んだ受験勉強である。
 
 合格はこの基準を満たせる情報出力、つまり試験問題の正答によって達成される。よって、これを試験問題に関わる情報入力の偏重はもたらさない。実際、この入力偏重は合格基準を満たせることと同値でない。例題や過去問集を解く情報出力の検証で受験本番の合格基準に資すると判定できて始めて有意となる。
 
 だが、「満足な回数まで読んで(視聴して)ないから」と問題解法に資する情報の入力偏重に傾倒する受験生が後を絶たない。結果、「あんなに勉強したのに不合格になった」と涙を飲む。「もう試験勉強するなんてヤだ」と憤る。そこで胸に手を当てなくてもよいので次のことを自問してみよう。
 
「オレ・アタシが繰り返し参考書や法令集を読んだりそれらの解説動画をみたりすることは、どれくらい例題や過去問を正答する、結果として本試験の問題を高確率で正解することに役に立っているのだろうか」
 
 その答えは沈思黙考しても分からないはずだ。出力するつまり例題や過去問を解いてその正答率で認識すれば明確になる。入力偏重の勉強に傾注して不合格になったことから「オレ・アタシって頭悪い」と思い込むべきでない。悪いのはアタマでなくて入力偏重の勉強なのだよ。
 
 
 
2.解説未読
 1に対して、「オレ・アタシはチャンと例題や過去問を解いていたけど不合格だった」とこめかみに青筋を立てる人もある。つまり情報出力の検証をしたことが合格に資さなかったと憤る受験生が存在する。だが、入力偏重を避けられる例題や過去問集を解く情報出力は合格基準を満たせる勉強と同義とは限らない。
 
 例題や過去問集を解く情報出力はそれらを解いた後の解答法に関する解説を読解することによる検証を経て始めて有意となる。だが、「問題に正答しているから勉強の仕方は大丈夫」とする受験生は解答解説を読まなか読んでも熟読しない。試験本番でちょっとひねった設問や過去問を違った組みあわせで作った問題に正答できない状況に陥る。
 
 その結果は問題の解説を読解することで応用の利く解法を学んでいなこと、その解法を満足に獲得していないことによる。と言うと「解答解説は読んでいたのに」と反感を覚えるかもしれない。だが、単に読むことと読解することとは違う。前者はただ解説を目に写しただけ。でもそうした気分になれる。が、後者は脳つまり次の段階を経て行われる。

それは繰り返してご案内のとおり。解説を一段落ずつ読み、各段落を構成する各行ずつ読み、各行をなす各文節ずつを読みとするように、読み飛ばしや誤解を招かない段階的に詳細化する読み方から始める。次に、それら詳細化で気づいた意味の不明な言葉や文節の係受けやを丁寧に調べてこれらを把握する。但し後に確認したい前提がある。

と言うと「それってやってたぞ」とムカつく再受験の予定者もいる。もしそうであるならばここでも考えて欲しい。「過去問集の全問で解答解説を得点力の向上に資する為にどのように読解したのか」と。

そうと伺うとその人たちは十中八九が俯いてしまう。例題や過去問集の全解説は未読だからだ。読了しても読解の水準で以下同文。問題集の解答に関わる解説は資格試験の設問の7割が過去問の組み合わせで作られることからして、合格基準を満たすためにこれを全て読解して始めて有用だ。うん実に面倒くさいぞ。だが合格できる勉強はそうするものだ。


3.自己満足
 なるほど、「1と2ってオレ・アタシにあたらないけど不合格だった」とご不満の向きはあろう。試験勉強のコンテンツを読んだり見聞きしたりするだけでなくて過去問集の解答解説も全問に渡ってそれこそ紙面に穴が空くほどに読解した。それなのに不合格となったからだろうことお察できる。
 
 しかし、そうなった訳はズバリ試験勉強に於ける1と2の一方もしくは双方が、例えば各受験科目の得点やそれらの総点に関して設定されていた合格基準を満足する水準になかったことだ。であるにも拘わらず、「この調子ならきっと合格」と自己満足に安住したことによる。
 
 受験勉強の目標はその過程で自分を満足させることでない。そうではなくて疑う余地もなく合格基準を満たすことだ。そうする事は実際に受験しなければできないこと。だが、そうしなくても事前に自己満足に陥らないように、十二分に合格基準を満たせる見込みを達成できる様に模試や答練、それらを代替する過去問を解くことを繰り返したい。
 
 受験勉強の効果検証は模試や答練の得点が右肩上がりになることや、過去問を繰り返し解くなかで正答率が同じくなることでできる。即ち、「オレ・アタシの試験勉強でたぶん合格する」といった主観によるのでなくて、模試や答練あるいは過去問の正答率が合格基準を満たせる確率が高いといった客観で行うべきだ。
 
 だから「合格しそうな主観は模試や答練の得点という合格判定に資する客観的な基準とどれほど一致するか」「オレ・アタシの合格するという主観は本試験の合格基準を満たすことにどのように有益なのだろうか」と自分を止まって観てみることの意義は大いにある。
 
 繰り返す。受験勉強は自己満足のためにするのでない。そうでなくて、本試験が設定する合格基準を満たして合格を果たして最終的に満足をする為のもの。だから決して受験勉強における自己満足に至る順序を誤ってはいけない。もちろん一過程としの主観的な満足をすることもあってよい。
 
 だがそうした受験勉強だけでは合格という客観的な目標を満足することに至れない。そのことは念頭に置いておくほうが受験勉強に関わる人生、命の時間を無駄にせずに済む。
 
以上、不合格になりがちな勉強法にはご用心だ。
受験生諸君の健闘を祈る。

Good-luck!

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