【合格したいなら一冊マスター勉強法だ】

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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年1月27日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。

合格者は当たり前に合格できる勉強をした。
NLPはその勉強法に共通する特徴つまり型に注目する。
合格を目指す人にその型を提案することで受験勉強を援助します。



今月も次週で終わる。

「逃げる」の感を禁じ得ない2月が到来する。
年度末の様相も色濃くなり忙しさが募る頃でもある。

一方で試験勉強もド本気になってやるべき時でもある。例えば建築士なら7月、社労士なら8月が受験期であるのだから。前の受験までに残された時間は半年となりつつある。後の受験でも余裕を持って合格を目指したいのならば「まだ先のこと」などと油断してはならない。

本気で合格を目指しているのならば、「忙しい」だの「疲れた」だの言って勉強をすることから逃げていられる状況では断じてない。根性論や精神論から言っているのでなくて、例えば初学者が先の合格を目指すとしたら、それに要する勉強時間が最低でも800時間であったことはご案内の通りであるのだから。

その状況下、やっと合格を目指す気になったからか、実に困ってしまう・・・「ナニ今ごろそんなことを思っているの」と憤りたくなる・・・勉強のご相談は以下である。予備校や通信教育をご活用であれば山のような教材がついてくる。そうでなくても書店に沢山の参考書が置いてある。どれから手を付けたモノかと悩むのも無理はない。で、こうだ。

「どんな勉強をしたら合格ができますか」
「合格する勉強ってどうしたらできますか」
「なにをどこから始めたら合格ができますか」

その答えは前号でご案内の通り。
以上、次号でまたお目にかかりましょう。

受験生の様々な状況を徴するにそれで終わってはあまりにも非人情。
今回は合格を目指せる勉強法を違った視点から再確認したい。



合格を目指せる勉強法とは何か。
それは一冊をマスターする勉強法だ。

そうたった一冊をマスターする、それを完全に体得する勉強だ。
「また上手いことを言って・・・」と怪しまれただろうか。
チッと待って欲しい。それでは早計あるいは浅見である。

その一冊とは過去10・・・最低でも過去5年・・・分の過去問集だ。
マスターとはその過去問集、全問を誤答から正答に転じること。
暗記問題ならば、正答に必要な項目を即座に想起する。
計算や法規の論理問題ならそれに要する解き方を完全に説明する。
それらの行為を可能にした状態を意味する。

前例主義を基盤に機能する行政の一端である資格試験の設問は、決して前例を踏み外すことがないことからして、その7割が過去問の組みあわせであると言える。残りの設問も過去問を基盤に作成される。合わせて合格基準も同様にして、建築士や社労士で見ると合格基準は各受験科目で6割以上の得点、その総点も7割強である。

よって先の過去問集、その全問に正答できる受験生であるならば、自動的に本試験で合格基準を満たす得点を果たせる。以上からして、合格を目指せる勉強法とは「過去問集の一冊をマスターする」こととした。

「それってどうしたらできるの」
そうお考えだとも拝察できるので続けてお答えしよう。

過去問集の一冊をマスターするには以下のことを行う。
1.記憶の法則により一定間隔をおいて5回その問題を解く
2.暗記問題には即座に正確な想起ができる記憶の工夫を行う
3.論理問題には何の為に何をどうするのかを完全に言語化する
繰り返しになるが大切な事なので以下に再確認したい。



1.記憶の法則により一定間隔をおいて5回その問題を解く
・2回目は前回から一日後
・3回目は前回から1週間後
・4回目は前回から2週間後
・5回目は前回から1ヶ月後

それらの間隔はもちろん人それぞれで可変だ。要するに忘れそうになった頃合いを見計らって過去問を解くことを繰り返して想起や言語化することが暗記や論理の過去問をマスターすることの要点だからだ。

2.暗記問題には即座に正確な想起ができる記憶の工夫を行う
その工夫は人それぞれ。視覚的な暗記が得意ならば、想起に繋がる図解や漫画を書いたりする。聴覚的なそれならば、想起を強めるようにリズムを付けて暗唱を繰り返したり面白おかしい語呂合わせを暗記対象に使ったりする。身体感覚的なそれならば、覚えたいことを書き付けたり身振り手振りにしてみたりする。但し時間を浪費しないようにする。

3.論理問題には何の為に何をどうするのかを完全に言語化する
この事例を建築士の過去問で例示すると、それは構造計算問題だ。ある箇所の撓みやモーメントの値で正解を一択させる。「その値を求める為に」「構造体に関わる全反力を求める」「その反力と設問箇所との距離に○○式を適用する」と解法を即座にすらすらと説明できるようにする。それが表題にあげた言語化である。

以上はこれまでにご案内の通りだ。
いかがだろうか。

「え・・・、それって無理」
「それができれば苦労はしない」

そう思われた向きのあることは拝察する。
が、しかし、合格する勉強とはそう言うものだ。
つまるところが誤答を正答に転じられる学習である。
合格した人に存在した勉強の特徴とは以上に述べた通り。
過去問の一冊をマスターする事だった。

健闘を祈る。
グッドラック。



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