blog.kondotetsuo.com: 2011年9月アーカイブ
先日のことでした。「ミニ・マインドマップが上手く書けないので、どうしたら良いのでしょうか」とご質問をメールでいただきました。そこで、今回は、仕事や勉強で結果をだすには、ミニ・マインドマップの書き方をどうしたら良いのかを考えてみましょう。
まずは、ミニ・マインドマップの意味です。なるほど、その呼び方から小さな寸法の用紙に書きつけたマインドマップのように思えます。でも、決してそうしたことを元にした名称ではありません。ミニ・マインドマップとマインドマップの違いは、前者になく後者にある階層と分類です。
ミニ・マインドマップは単純に頭に思い浮かんだ順番にその対象を書き記します。一方、マインドマップは分類を表す抽象的な言葉から書き始めて、抽象から具象へと一層目より二層目が、二層目より三層目がより具体的になるように、つまり抽象度を下げて階層をなすように言葉を書きつけます。
例えば、生物をテーマにミニ・マインドマップを書くとしましょう。前述のような順番で「三毛猫、脊椎動物、ほ乳類、柴犬、恒温動物」と書けば良いのです。でも、マインドマップは分類と階層が書き方を決めますから、「脊椎動物→恒温動物→ほ乳類→三毛猫・柴犬(同列)」と違った書き順になります。
ところが、そうした2つの書き方を理解していない人がいます。つまり、ミニ・マインドマップを書く時に不必要な分類と階層を取り入れる。マインドマップを書くなら分類と階層を取り入れるべきですが、連想に任せて楽しいからと言って頭に浮かんだ順番に考えを書きつけてしまう人が散見されます。
そうした、ミニ・マインドマップとマインドマップの書き方についての履き違えをして、次第に前者と後者の書き方が分からないと悩み始めます。そうした事が続くと、前回テーマにしたように仕事や勉強でマインドマップから成果を出せる人と出せない人に残念ながら分かれてしまいます。
では、そうした悩みの解決策ですが、まずミニ・マインドマップとマインドマップの書き方を再認識する。次に、それらの書き方を使い分ける。前者になくて後者にあるのは、分類と階層でした。ですから、ミニ・マインドマップは、その2つを排除して頭に思いついた順番で考えを書きます。
一方、「その順番で自由に書けない」との声も聞こえます。でも、書く手を止めるのはあくまで自分です。止めるのは、こんな書き方は駄目だと心のブレーキを踏むからです。そこで、批判的な心のブレーキも外したい。思いついた事が幼稚だとか突飛だとか思えても、書いても良いと自分に許可を出す事です。
以上、ミニ・マインドマップを書ける人は、その定義の通りに頭に浮かんだ順番に考えを書きつけます。書けない人は、自分勝手に分類や階層を取り入れる。また、例えば立派なことを書くべきだと制限的な思い込みから、手を止めます。さて、皆さんはいかがですか。日頃の書き方を振り返って見ませんか。
実はそうする事が学び方を学ぶことであり、頭の使い方を学ぶことなのです。つまり、どのような考え方をして、その反映である書き方をしたときに発想が広がるのか。そうでないのかを認識する。そうした認識に基づいて、例えば発想の仕方やそれを助けるマインドマップの書き方を選ぶのです。
そうする事は、例えば映画監督が役者の振る舞いをつぶさに観察することで最高の演技を引き出すこと似て、自分の考え方やマインドマップの書き方を振り返って観る事で、自分自身からもっと良い知的な身振りを引き出すことに繋がっていきます。つまり、客観的に自分を観ることで自分が変わるのです。
そのように自分を観ることは、付け加えると鳥の目やより高い天の目で自分を観ることとも言えます。そうした目で自分を観ることが、最近になって散見されるようになったメタ認識や場合によってはメタ意識と言われ、自分が有する能力をより良く発揮させる意識状態なのです。
マインドマップを上手く描けるようになれるメタ意識についても学べる講座は下記をお当たりください。
http://kondotetsuo.com/mindmap/seminar/MindMap_Basic/index.html
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