資格試験勉強法の最近のブログ記事

マインドマップの講座で頻繁に拝聴する質問がある。
それが「資格の試験勉強でマインドマップをどう書けば良いでしょうか」だ。

 

社労士や税理士など資格試験の合格発表があるこの時期はその質問が特に多い。合格率が1割を割り込む事実を目の当たりにすればその質問が頭をよぎるのは当然だろう。質問の意図は、「合格を目指せるマインドマップの書き方を知りたい」と拝察できる。

 

マインドマップは、限られた時間と労力で結果を出せる頭の使い方だ。試験勉強でも合格を目指せる書き方を知りたくなるのは当然。先の答えはズバリ「合格できるようにマインドマップを書くこと」だ。「何だ、バカにするな」といきり立たないでいただきたい。

 

そのように答えるのは、一部の人たちがマインドマップを綺麗に書けば資格試験に合格できると勘違いをし、綺麗に描くことを試験勉強の目的にして不合格を避けられなかったからだ。ある人は社労士試験で綺麗なマインドマップを書いたが、不合格になり続けた。

 

試験勉強で書くマインドマップは、決して綺麗に書くことを目的にしてはいけない。そうではなくて、見た目は汚く、書いてある絵や漫画は下手くそであっても、「合格できるようにマインドマップを書く」ことが大切だ。

 

合格できるようにマインドマップを書くとは、デシラの窓を中心に試験勉強をして、過去問の解き方を覚えるようにマインドマップを書くことだ。ご覧の通りに回答は2つの部分から成り立っているので2つに分けて順に解説をしよう。

 

第1にデシラの窓とは、拙著「マインドマップ資格試験勉強法」でご案内したように試験に良く出るが解き方を知らない過去問を指す。資格試験の試験勉強は、最低でも5年間、可能なら10年間にわたる過去問を最低5回解くことを中心に進める。

 

5回の解き方だが、ただ解くのではなく、あくまでも記憶の法則にそって解く。ある出題年度のある科目を、一定間隔で52日かけて5回解くようにする。すると、脳の深部に存在する記憶を司る海馬の性質から効率的に過去問の解き方が覚えられる。

 

ところで、なぜ過去問の解き方を覚えるのか。資格試験の本試験問題は、過去問を10年間分解いてみると分かることだが、過去に出題した択一問題や選択問題を集散離合して、過去問の組み合わせで本試験のほぼ8割がつくられからだ。

 

よって、過去問をくり返しといて、その解き方を確実に覚えれば、本試験で8割の問題を解けるようになれる。絶対に超えるべき足きり点をクリアできてかつ次に合格を左右する総合点も稼げる。そうして、より確実に合格を目指せる。

 

第2に過去問をくり返し解いてみて、解けない問いに関しては解説書や参考書を読む。そうして、分かる部分と分かっていない部分を仕訳する。仕訳して分かっていない部分を理解できるように、更に参考書や用語集など読み進めて分かるようにする。

 

まず、この段階で過去問の解き方を理解させる要点をマインドマップで書く。ここで、心配してあれもこれもと時間を割いて書かない。書き方は、過去問の解き方を想い出させる言葉だけを書く。詳しくは拙著や講座でピンポイント勉強法と紹介している。

 

以上のように過去問を最低でも5回解く(これが拙著や講座で学べるリピート勉強法)なかで合格できるようにマインドマップを書く。ところで、最低でも5回と申し上げたのは、そうしてもやはり解き方を覚えにくい過去問が残るからだ。

 

5回解いても忘れる過去問の解き方は、記憶を意識したマインドマップを書いて覚える。大人の記憶は論理と理解によって構築される。だから、過去問を「なぜ」と「どのように」解くのを想い出させる言葉をマインドマップのキーワードにする。

 

さらに、解き方を示す事例や論拠を表した言葉の側に、それを思い出させる引っかかり(記憶のフック)となる漫画や落書き、アイコンなどを色彩も豊かに書きつける。以上が、「合格できるようにマインドマップを書く」ことの概略だった。

 

そうして、マインドマップを書いたら、6回目、7回目と解けなかった問題が解けるようになるまでくり返し過去問を解き、完全に解き方を覚えるようにする。もちろん、この過程でも「合格できるようにマインドマップを書く」ことを強調しておきたい。

 

最後に、「過去問10年分を最低でも5回解くことが難しい」とお感じになるのは正直な気持ちだろう。それを解消する方法が、合格を目指して試験勉強を続けられる自己管理法だ。合格を目指せる学習計画を、合格を目指せるような学習方法で実践する時間管理だ。

 

「合格できるようにマインドマップを書く」ことが合格を目指せる学習方法の1つだ。その学習方法は合格を目指せる学習計画の上に成り立たつ。その学習計画を忙しいなかで実践できる自己管理がもちろん必要だ。以上は資格試験勉強法講座で学ぶことができる。

 

合格を目指せる勉強を始める機会が下記のようにあなたを待っている。
マインドマップの各種講座の修了者は更に特典2も利用できる。

 

12月11・12日、福岡開催は下記からご覧ください。
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暑さ寒さも彼岸まで。

季節の変遷を見事に言い表している。

 

1週間までとは打って変わって実に涼しい。

涼しいどころか、朝方は薄掛けではなく毛布が欲しい。

まるで、季節が一月先に進む過ぎたようでもある。

それもそのはず、先週に比べて見れば10度前後も気温が低い。

 

夜風もヒンヤリとして「勉強の秋ですよ」と囁くようだ。

エアコンの冷気よりも、読書や文章書きに自然と集中しやすい。

もちろん、検定や資格の試験勉強もこの時期は多いに捗りやすい。

 

勉強といえば、気になることが記憶だろう。

貴重な時間や労力を投資して勉強するなら、効率的に覚えたのが人情だ。

そう考えると、記憶を高める記憶術といった手法が気になるのも事実だろう。

でも、金をかけてそのような技法を覚える前に、ただで自分がやれる事がある。

 

それが、覚えたい内容を理解することだ。

理解は物事の道筋を分かることだが、実は記憶と深い関係がある。

記憶は、想い出したい対象と想い出す手がかりとの結びつきだ。

結びつきとは、いわば道筋だから、記憶と理解はコインの裏表といえる。

良く理解したことは自然に覚えることからも、記憶と理解の深い関係が分かる。

 

では、理解は何によって基礎付けられるか。

もちろん、記憶によるところが多いのはご案内の通り。

しかし、理解は、記憶の他に論理に支えられる。

 

論理は、論拠を伴った事実を通して主張することだ。

主張は、論拠と事実の道筋を通して、聴くものを肯かせる。

事実と論拠により主張を聞き手に理解させることが論理だと言える。

 

こうして、論理と理解と記憶が密接に関係していると分かるだろうか。

それぞれが三角形の各辺をなしていて、互いを支えて形を成している。

これが、いわば思考の基本図形とも言える「思考の三角形」だ。

 

鉄橋や高層ビルの耐震部分は三角形で強く支えられる。

同様に、壮大な思考の構築は、先の思考の三角形で支持される。

 

論理と理解と記憶の関係を話していた。

この3つは実に密接に繋がっていてそれぞれが支持し合っている。

 

冒頭の問いに戻れば、記憶を強くしたいなら、理解することだ。

理解を深めるには、論理を追うことだ。

論理を検証するには、事実や論拠の豊富な記憶が有効だ。

ここに思考の三角形、思考の循環を見ることができる。

つまり、論理と理解が記憶を強化してくれる。

 

ここまで文字だけで論理や理解、記憶の関係を述べた。

しかし、繋がりや道筋が見えにくかったかもしれない。

 

以上のことについて、もっと理解できる機会をご案内したい。

来週、月曜日に下記の場で40分程の講義をする機会を頂戴している。

短い時間で論を展開するためにパワポで視覚的に話を進める予定だ。

http://www.ssiblog.com/hill/archives/2010/06/1_1_628.html

 

記憶と理解と論理の関係を知って勉強の秋を充実させた方。

奮ってご来場ください。

会場でお会いできることが楽しです。

http://www.ssiblog.com/hill/archives/2010/06/1_1_628.html

 

 

 

社労士を始め、多くの資格試験が本試験や一次試験を終えた。

 

その感触はいかがだろうか。一次試験に合格できた。また、合格の見込みが立った方は、二次試験の準備が忙しいことと拝察する。

 

だが、そうではなかった方に対して、資格試験に合格するまでに10年を要した者として、その心中を察するところは余りある。この時期は、一次試験を突破できたかどうかで、随分と違ったものだった。

 

例えば、一級建築士の場合だが、一次試験である学科に合格の見込みが確かなら余裕を持って二次試験である設計製図の試験準備ができた。だが、学科試験の合格見込みが薄いと結果発表まで本腰を入れて二次試験の準備ができない。

 

この時期は、気候的に勉強に不向きだ。加えて、相変わらずに残業が続く中、一次試験の結果が不確かでは、とても二次試験に向けて準備するために勉強するための動機付けを維持できないものだった。

 

逆にこの時期を二次試験の突破、つまり最終合格を目指して有意義に過ごすには、ズバリ余裕をもって一次試験を突破することだ。つまり、一次試験の会場を後にしたときに、この試験の合格を確信できるようになることだ。

 

その状態とは、資格取得を目指すなら約1年先となる今頃の状態である。そこから、今の状態をどのように過ごすべきか逆算してみよう。例えば、社労士試験は合格するための学習時間を600時間から800時間とする。

 

まず、算定条件だが、試験勉強をすると言っても、もちろん365日毎日勉強することは非現実的だろう。といっても遊びすぎては合格を目指した勉強はできない。そこで、冬と夏に合わせて仮に5日だけ休むとする。

 

すると、勉強する日数は360日となり、毎日2時間の試験勉強をすれば720時間の学習を確保できる。こうして、合格を目指すには毎日ほぼ2時間の勉強が必須と解った。残業が当たり前の毎日でこの算定をみてどうだろうか。

 

確かに、あり得ないように思える。だが、結構あり得る話しにできる。例えば、月曜日から金曜日の平日は1時間の勉強をしよう。すると、5時間を土日2日で消化することになるが、それぞれに4.5時間の勉強となるからだ。

 

まとめると、平日は毎日1時間、土日は4.5時間の勉強をすれば社労士の資格試験で合格を目指せることが解ったが、この算定には大前提があったことを想い出しておきたい。それは、今から勉強を始めることだった。

 

ようするに、来年の今頃において残暑を笑顔で迎えるか。残暑を恨めしく思いつつため息をつくか。その違いをつくる違いは、いまから勉強するか、まだ来年のことだと勉強を先延ばしにするか、その差違である。

 

拙著では、寓話を持ちだして勉強に取り組む姿勢を見ていった。それは、兎と亀を縦軸に、蟻とキリギリスを横軸にしたマトリックスを使った視点だった。
縦軸は瞬発型か持続型か、横軸は長期的か短期的かを表した。

 

より確実に合格を目指せる位置は、亀で蟻の位置だった。この位置は、持続的に長期的に勉強に取り組むことを示す。例えば、来年から勉強を始めるとか、短期決戦をすれば良いとか、そのように兎やキリギリス的な発想を排除する。

 

その位置の意味は、亀が地道に前進するように確実に勉強をすすめ、かつ蟻が暑いなかでもセッセと食料を蓄えるように勉強を続けて解答力を高める知識を蓄える、その2つの大切さだ。

 

来年の今頃を快適にすごすには、資格の試験勉強にどう取り組むべきかをここまで縷々述べた。要するに、来年の今頃に爽快な秋を迎えたいなら、今から勉強を始めることだ。決してそのうちではない。そう今からだ。

 

記、「マインドマップ資格試験勉強法」著者、近藤哲生

 

近藤哲生事務局の西島からのお知らせ
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講座の質を確保するために、募集人員に限りがあります。
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