資格試験勉強法: 2021年2月アーカイブ

「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2021年2月26日号


こんにちは。

勉強の調子はいかがですか。
NLP試験勉強法コーチの近藤です。

「逃げる」と言われるように今週末で今月は終わり。
合わせるかのように関西以西で緊急事態宣言は解除の見込み。

だが、コロナ感染が決して収束した訳でもない。手洗いや三密の回避はまだ必要。加えて、以前ならこの時期に恒例だった歓送迎会やお花見に伴う大勢での会食を自粛することも言うまでもない。試験勉強に専心しやすい状況は更に続く訳だ。



さて、前回は「自分に最適の勉強法を探求すること」に触れた。視覚や聴覚や触覚などの知覚で、無意識でもより活発に働いている優位(つまり得意)なある感覚(人によってはそれらの組みあわせ)に伴って、合格を目指すことにも必須である理解や記憶に有用な勉強の仕方を見つけることのご案内だった。

そのことに関して以下に続くようなご質問がよく到来する。
「自分の得意な感覚に気づくける方法って何ですか」
「優位な感覚をもっと活かすことはどうしたらできますか」

皆さんはそれらに関してどうお考えだろうか。例えば、「得意な感覚って服選びや異性の好みで分かるんじゃない?!」や「音楽の音程や音量で印象が変わるように、ある要素で優位な感覚って活かされ方が変わりそう」とご推察かも知れない。

うん、それらの想定は慧眼である。知らぬ間に得意・優位な感覚を活かした勉強法を探求する。つまり学び方を学ぶことを実践されている兆候だ。前述の事柄に対して探求の水準を高められることは、理解や記憶の亢進に効果的なことからして、「合格を目指すこと」も確かにするだけでなく、さまざまな学習にも富みに有用だ。

一方、その水準を高めることは多少たりとも複雑になるので、話を分かりやすくする為に「複雑」なままに話を進めることになる。「そんな複雑なことができれば苦労はしない」とお考えの諸氏に今回の話もお役に立てないことは前もってお断りしておく。

今回は優位な感覚をもっと活用する勉強法をご案内したい。



まず、普段は意識されない得意・優位な感覚は、ご賢察のような日常の各場面に表出しやすい。その事例を挙げる。マイカーを選ぶに際して、感覚毎に以下に列記するようなことを優先して対象を選考することに徴される。

視  覚:形や色合い
聴  覚:駆動音や車内の遮音性
身体感覚:座席の座り心地やハンドルの感触
(身体感覚:触覚や温感、筋肉や内臓などに関する感覚の総称)

加えて、「それだけじゃなくてスペックの方が気になる」という向きもあるだろう。お察しの通り、駆動機構に関する回転数や排気量の数値やそれらの説明に関する話の筋に興味を覚える得意な感覚のひとつとして「内部対話」もある。

そうした事は、映画鑑賞の感想にも以下のように現れる。
視  覚:「あの場面の構図やカメラアングルが鮮明だった」
聴  覚:「男優の声の低音や声色が心に響いたわ」
身体感覚:「アクションシーンの腹に響く効果音がたまんなかった」
内部対話:「意外性のあるストーリー展開が面白かった」

そうした日常を振り返ると自らに関する得意・優位な感覚を察することはできる。これを試験勉強でノートの取り方や要点をまとめる際に活用することが可能だ。だが、「アタシって、AIのロボットじゃないから、どれかの感覚で括れるほど単純じゃないわよ」とご不満の方もおありだろう。



左様に推察する僕にしても、視覚を優位な感覚として仕事を進めたり、私的な時間になると得意な感覚を身体感覚に転じて「まったり」と過ごすことを好む。

あるいは、考えをまとめようとマインドマップをかくに時、視覚を優位にして紙面を多彩にしたり枝の形状に変化を富ませたりする場合もあれば、枝に書き添える鍵語の響きや音感を重んじるように聴覚を優位に書き進める時もある。また、鍵語の階層や論理展開を大切にしたい内部対話を優位に考えを展開することもある。

更に言えば、先の視覚を優位な感覚としてかき広げるマインドマップを墨絵のように単色の濃淡を変えたり、文字の大きさや字体を選好した基準で換えたりする。つまり視覚を構成する感覚の副要素を変えて書いた方がより発想が広がりやすい状態も折に触れて経験してきた。

感覚を優位な感覚として聴覚をに切り換えて、ここまで書き進めている文面にしてもある段落では音韻を優先して言葉を選んだり、別の段落では好みの語調でそこに書き記す言葉を考えたりしてきた。要するに、聴覚を織りなす音程や響きと言った感覚的な副要素を随時に換えてきた。
感覚別にその代表的な副要素をいくつか以下に列記しておく。
視  覚:色相、明度、彩度、遠近、位置、大きさ
聴  覚:音程、音量、音調、響き、音源数
身体感覚:触感、温感、重量感、内臓感覚

「何をこの人はゴチャゴチャと言っているの」とはご指摘の通りだ。得意・優位な感覚は人それぞれであることは繰り返して言うまでもない。時間や場面そして状況によっても変わる。また、同じ感覚においてもその副要素によりそれが属する感覚自体の活性度も変わる。

優位な感覚とその副要素が試験勉強にも大切な理解や記憶の強化にも多いに寄与することは、我々の蔵する知性が感覚とその副要素に基礎付いて多様性を織りなすことからして、決して怪しむに当たらない。

それをノートの取り方や参考書の音読をするに際してさまざまに探求されることは、合格を目指す事においても多いに有用であることを最後に鮮明に書き記しておく。



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☆近藤哲生のNLP資格試験コーチングはこちらhttp://kondotetsuo.com/shikakushiken-nlp/coaching/shikakushiken_nlp_coach.html
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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2021年2月19日号


こんにちは。

勉強の進み具合はいかがですか。
NLP試験勉強法コーチの近藤です。

まず、冒頭で表題の変化にお気づきだろうか。
資格試験勉強法の冠をマインドマップからNLPにしました。

その双方は世界的な頭の使い方。以前からマインドマップもNLPの視座で語る方がより僕には統合的に語れた。そうすることをこの連作で多く採用していた。よって、今号から「マインドマップ資格試験勉強法」は「NLP資格試験勉強法」と改題した次第です。

さて、今週末は2月も下旬。今月は「にげる」と言われる通り。あと一週間強、瞬く間に終わるのだから。体調も万全で勉強にもご注力のことと拝察。草木のようにこの時期の辛抱はやがて開花する。


今夏、受験予定ならばこの時期は基礎を仕上げるとき。繰り返して強調する。基本用語やそれを基盤に展開される基礎知識を蓄積したい。加えて、最近の出題傾向からして関連知識の裾野も広げたい。その為に日夜、法令集や受験参考書を精読されていることであろう。加えて、通勤時間にそれらを架設する聴覚教材もご活用とも推察する。

次のことはこの時期に限らない。
しばしば拝受するお悩みとして以下に続く。

「要点を多彩に大書きして紙張りしても覚えられない」
「聴覚教材が効果的と聞くけどオレはそうじゃなさそう!」
「他のコは書いて覚えられてもアタシはそうできなくて嫌!!」

そう言うお悩みをご覧になっていかがだろうが。確かに「それって誰にでもありそうだから仕方ない・・・」と思われるだろうか。とは言え「仕方ない・・・」とその状態を諦めたり放置したりすることで合格を目指す事は済まされないはずだ。仮に今夏が受験予定ならば、基礎力の強化は喫緊の課題であるのだから。

では、仕方ない勉強法をそうではなくて「どうにかする」にはどうすれば出来るのだろうか。

今回は受験生一人ひとりに有益な勉強法とは何かを考えてみよう。



受験生一人ひとりに有益な勉強法とは何か。
その事例として、次のようなことをご存じたろう。

「やっぱ、あの速読法でしょう」
「いやいや、最後はマインドマップじゃね」
「そんなことより、高速再生の聴覚教材だよ」
「なんたって予備校の講義を真面目に聴講することさ」

うん、まさにその様相は百花繚乱。美しいお花畑を目にすることに似て目の定まる所がない。で、それらを試さなくても、あるいはどれかをお試しでその効果をよくお感じになれない向きにおいて、「オレ・アタシにピッタリの勉強法って何」と悩みの種が芽吹く訳だ。

そもそも、万人に共通して効果的、有用な勉強法はあるのだろうか。確かにそれのあることを誰でもが望むところだろう。だが、事実、それのないことは、「それがあったら苦労はしないはず」とお考えのように周知のことだ。

仮にそれがあるのなら、とっくの昔に、例えば義務教育の頃に、あるいは学生の受験生時代に、それを実践していたことだろう。加えて、この高度情報社会で、そのような勉強法はとうに巷間に流布することは怪しむに当たらない。



それのない事実は、「万人に共通して効果的、有用な勉強法はない」とけんもほろろに示唆している。であるから、「あとはその勉強法を見つけられる者は見つけよ」と話を結びたいのが正直な所だ。だが、それでは勉強法をお伝えしてきた甲斐がないので、次の基本的な勉強に関する方針を繰り返しご提示してきた。

記憶・学習 = 繰り返しの回数 × その回毎の強度

何かを覚える、学ぶことの基本はそうしたい対象を見聞きする、触れるという知覚の回数にある。実際、自らの名前は、これを名付けされて以来、繰り返し聞かされ、書いたものを見せられる。やがて自ら発語したり書いたりした。そうしたあまたの接触を繰り返しの回数としてきた。結果、頭蓋骨を割るような致命傷を負わない限り忘れようがない。実に効果的に記憶・学習できている。

同時に、知覚した内容の善し悪しは何れにしても、その強度のあったことはいまだ鮮明に忘れたくても忘れられない程に記憶・学習されているだろう。例えば、強くビターなチョコレートの味覚にも似た強烈な恋愛体験はどうだろうか。その強度からして、「うん、それってもういいから・・・」と呻きたくなる記憶・学習となっているだろう。

有用な勉強法のないことでお嘆きの諸氏は対象を知覚することにおいて繰り返しをすることの少ないことを共通とすることが長く講師やコーチを務めてきて分かっている。そのことは勉強法に限らずに仕事術や成功法則など多様な分野に徴される。「やってみたら上手くいかなかったからあれって駄目」と2、3度しか試みたり知覚したりすることなくご宣言である。



その一方、「成功したければ、成功するまで失敗することだ」とする名言のあったことをお忘れだろうが。多くの人は、失敗することを悪と捉えることからして、先のことをわずかに一度上手くいかなかったことを理由にして忌避する。

対して、先の名言を旨とする向きは、失敗することを悪とするのではなくて、「失敗はない、あるのは学びだ」とする。繰り返すことを基盤にして、上手くいかないこと・方法、それらを記憶・学習の一端にできる。

もちろん、何事をなすにしても、それをなせる可能性は無限だ。しかし、それをなすために使える時間や労力、資金などの資源は有限であることはご指摘のとおり。であるので、繰り返すことにもその上限を設けることは当然のこと。だからといって、繰り返すが2度3度位で諦めることは早計。



以上からして、各種の勉強法という学習・記憶に関して可能な限りにおいて先の公式に立脚して実践されることをお勧めしたい。学び、覚えたい対象を許容できる最大の回数で見聞きしたり触れたりする。

例えば、法文集をただ2、3度黙読するのではない。そうではなくて時間の許す限り音読したり、声に出しつつ書き取ったりする。あるいは、それを音読するついでに録音して繰り返し耳から知覚する。加えて、人目が気にならない状況で聞いた内容を後追いで復唱してみたい。

そのようにして記憶・学習に関して「繰り返しの回数 × その強度」を多彩に探求してみる。すると、自分に最適な有用な勉強法を見つける事が絵になったり言葉にできたり身振りになったりできる。やがて、ご自分にとっての「学び方を学ぶ」ことが可能になろう。そのことは合格をもたらす以上に生涯にわたる有用性となろう。



四半期と言う短期で成果の追求に勤しむことを常識とされる株式会社的な思考に馴染んだ諸氏におかれては「なんだ、『これで解決』の方法じゃないんだ」と落胆されただろうか。そうであったなら誠に申し訳ない。だが、「これさえやっていれば誰でもが大丈夫なのに、上手くいかない(あなた)って駄目」と一括りにされるのはどうだ。

事実、人は顔かたち体つきが人それぞれだ。同じ学ぶにしても見た方が、聴いた方が、触った方が、それらを組み合わせた方が、より良いと言うように記憶・学習の仕方も千差万別。実に個性的である。

先のように十把一絡げにされることは、誰もが1つのアプリを入れればその働きの様に没個性的に作動するスマホではないので、これを少なくとも僕は願い下げる。

僕は誰にでも最適のノウハウのないことに頷ける。自分に最適の勉強法を探求することにこれからも魅了されていたい。


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「マインドマップ資格試験勉強法」公式ブログ版2021年2月12日号


こんにちは。

勉強の進み具合はどうですか。
試験勉強法NLPコーチの近藤です。

今週末はバレンタイン。
と言うことは今月もすでに中旬。
今夏、受験予定ならば今はリンキング勉強法を仕上げる時。

次期、それは過去問集の反復解答をして、その解き方を覚えるための基礎固めを意味します。強固な解答力という構築物は、深い基礎知識や広い関連知識という確りした基礎に支持されますから。

と言うことは、大学受験などを通じて、多くの方がご経験のことであろうから、この時期に限らず以下に続くような声をコーチングなどで折に触れて拝聴してきました。

「よく分からないものを理解するのってどうしたらできますか」
「上手く覚えられないことを覚える以下同文」

なるほど、資格試験の長い受験生時代に繰り返し経験しましたから、そうした悩みは暗闇でも鼻を触れるように分かります。しかし、ある工夫をすることに気づいて、それを実践するようになってから、先の悩みは朝霧が消えるように改善できるようになれました。

今回は、理解や記憶を不思議なほどに援助してくれる実践法をご紹介しましょう。それは、「実践法」と称したように様に、実際に行って初めてその有用性を実感できる方法。

だから、ただ知って終わりになりそうな方、「それができれば苦労はしない」と反射的に考える方にそれは不向きですから悪しからず。



まず、私たちの言葉から、理解や記憶とそれにらまつわる物事との関係をみてみたい。例えば、「疎遠な人・ものごと」と「親密な人・ものごと」といす言葉があるので、心の中でそれらを思い浮かべて比べてみよう。

前者は行き来が絶えて遠い存在として意味されるように、「遠く」につまり「小さく」、それに伴うように「暗く」あるいは「ぼんやり」としてある。対して、後者はそれ自身が意味するように「近しく」したがって「大きく」、同時に「明るく」そして「鮮やか」に存在する。

そのことは対人関係に限らず我々の様々なことに通じる。実際、「あのことはもう小さな存在だ」と言われる物事は、その実態と異なり将に言葉の通りに「小さく」心に思い浮かばれる。実際、よく分からない、あるいはよく思い出せない対象となっている。

一方、「そのことってまだ大きな存在よ」と称される出来事は、同様にして「大きく」心に去来する。よく理解されており、その様相に相関するかのように確かな記憶として心のなかに想像されてあろう。

それでは、そうした事から、まだよく理解できずその結果としてまだ記憶できていない対象を「近く」つまり「大きく」、そして「明るく」かつ「鮮やか」に想像してみるとどうだろうか。その印象は親近感を覚えるようにガラリと一変する。また理解や記憶を強化する主要な要素である印象深さが増大する。

その事後、よく分からないと言う感覚は何だか理解できたようになり、その結果として想起しやすくなる。つまり、たしかな記憶に転じたことだろう。その理由と言えば、そうなるのが前述の諸事情から分かっている我々の脳機能だ。しかし、その仕組みを気に病む暇があったら、その機能を活用する方が有用というものだ。

以上に背景にすると、「よく分からないもの」や「上手く覚えられないこと」をよく理解できて記憶できることにする実践法が見えてくる。それが皆さんが知らぬ間に学校や予備校でご経験の板書として「色鮮やか」に「大書き」することだ。

教え方の上手な先生方はそうした方法を前述の脳機能を意識せずとも、むしろそれを経験的な暗黙知としてご活用であったであろろう。だが、そうしてくれた師がいない今、ご自分が先のものやことを「よく分かったもの」「上手く覚えられたこと」に変成するには同様のことをまだ分からない覚えられない自分に対して行う。

例えば、日頃から親密にせざる得なる冷蔵庫の扉にホワイトボード用のペン(分かったり覚えたりできたらば消せるように)で分かりたいものや覚えたいことを色鮮やかに大書きする。

または、同様にしているトイレの扉に同類のものごとを同様に書き記した張り紙をする。あるいは、静電気で張り付くホワイトボードに転じるシートをよく目につく壁に張って、分かりたいものや覚えたいことを多彩に大きく書く。

すると、お悩みの対象であった物事は、繰り返し目にするCMが無意識のうちに記憶されうる脳への作用も相まって、知らぬ間に心の中で疎遠・小さくではなく親密・大きく(かつ鮮やかにも)なる。

その結果、お悩みの種は理解でき記憶できてしまえることだろう。やれば分かる事なので、決して騙しているわけではないが、騙されたと思って実践されてはいかがだろうか。


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「マインドマップ資格試験勉強法」公式ブログ版2021年2月5日号


こんにちは。

勉強の調子はどうですか。
試験勉強法NLPコーチの近藤です。

十日足らずであの日。
大型店舗でもあれの販売合戦は多彩。
しかし、受験生の皆さんに関係ないかも知れない。

そもそも感染予防の外出自粛でそのような所にまででかけないであろう。今夏に受験ならば、この時期に養う基礎的な知識と技能が後で得点力に転じることを思慮するならば、少しでも多くの学習時間を確保することが望まれる。

浮き世の義理であるあれの為に勉強時間を費やしている場合ではないし、その義理を立てたために不合格になっては、合格を目指していた自分の人情がたたないのだから。



と言うことで、基礎力の構築を完成させたい時期にある方々から、「寝る間も惜しんで勉強しているけれど、専門用語や基本算法などの基礎知識が思うように身につかないのはどうしたら良いの・・・」と言うような類の切実な悩み相談がコーチングで波状的に到来。

さて、皆さんだったら、それにどう答えるでしょうか。例えば、「四の五の言わずに繰り返し参考書を読むきゃないんじゃない」「何度も基本問題を解いていたらそのうちに覚えられるじゃない」でしょうか。

しかし、それで先のお悩みが解消できれば困窮の諸氏が苦労はしないのも実情です。ご相談の経緯を伺ってみて分かっていることでが、すでに先の様なことを行った結果としてのご相談があるのですから。

では、「明けない夜はない」「止まない雨はない」と言う励ましを支えにして、朝日や青空のような知的状態が起ち上がるまで同じ繰り返しを行いつつ、事態が変じるまでじっと辛抱するしかないのでしょうか。いや、そうした一種の精神論より有用な方策をとれるに超したことはないでしょう。

同じ試験勉強をするにしても、すこしでも楽しかったり知的な愉悦があったり、より確実に合格を目指せている体感を得られたりする方が、辛いとまま思われがちな受験勉強にもやり甲斐を感じられるであろう。

そのことからして、今回は勉強の停滞状況を打破する方策を考えてみましょう。



第一に、試験勉強に限らず、何らかの行為についての発達において、勉強や運動そして技能に関する学習を継続しているにもかかわらずそうしている人が直面するいわゆる「プラトー現象」は誰しもが経験する。

その「プラトー」とは「高原」を意味して、学習量と学習効果との相関関係がみせる右肩上がりの学習線が高原に似て平坦になる様相を見せることを意味します。例えば、試験勉強をやっているにも関わらず基礎知識や基本技能の獲得量が停滞すること。

そのことに遭遇すると、人によってはとうっかりこう思ってしまう。
「やっても基礎力がつかない、こんなに勉強しても駄目じゃん」
「やっぱ勉強に不向きなんだわ、受験をやめようかな」

仮にそう思って、そこで勉強を止めてしまっては、プラトーを打破することは不可能。つまり、それ以上の発達ができない。合格を望めなくなってしまうことは言うまでもないので「プラトー現象は誰にでも起こる」とまずは辛抱することが肝要。



第二に、「辛抱して伸び悩みが解消できりゃ苦労はしない」のも事実。では、プラトー、勉強の伸び悩みを解消することはどうしたらできるのか。その答えは次の二つだ。

まず、先の伸び悩みの背景に往々にしてあるのが「同じことをやり続けて違う結果を求める」精神的な不調の兆候。「違う結果を求めるならば違うことをやってみる」のが道理。そうであるにも関わらず、人はしばしば前者の兆候を呈する。無論そうしていては結果に改善の余地はないので、後者のようにするのが望ましい。

例えば、今まで受験参考書を黙読だけしていたのだったら、それを実際に「声に出す」して音読をする。

計算問題の解法を読むだけの勉強で終わっていたのだとしたら、その解法を写経のようにペンを手に取り実際に書き写す。そのように「手を動かす」ことをしながら読解していく。

専門用語を覚えようと暗唱の繰り返しに励むだけだったら、それを使った短文をツィートしてみたり、友だちや同僚とのリモート会話のなかでそれを解説してみたりする。

そうした機会がなくても、自分の覚えたいことを「見えるようにする」ように例えばマインドマップのような図解をすることを通して「内部対話」を促進する。

左様に手を変え品を変えて勉強を進める。前述の様に聴覚や身体感覚、視覚や内部対話と言ったさまざまな知覚をより強く駆動できるような勉強を実践する。

次いでそうしたことの効果を検証してみる。そうして今までの学び方に違いをつくる。勉強に違いを創る違いを見つける。つまり学び方を学ぶのだ。

加えて、先に「検証」と書き記したように、何をどうした自分が違いを創る違いにあるのか。それが分かるようにそうしている自分と距離を置いてみる。つまり、そうしている自分の様相をメモにしたり日記につけたりして客観視してみたい。

そうすれば、仮に勉強に違いを創る違いを見つけられないプラトーにはまっても、それを解消できそうな違いを見つけやすくなれるのだから。
もちろん、そうする事に対して「もっと簡単な方法ってないの」と声があることは想像するに堅くない。何事をするにおいてもより効率性を求めることはすべからく株式会社化の進むこの国の風儀であろうから。

しかし、違いを創る違いを見つけることは、「成功するまで失敗し続ける」ことに基礎付く。または試行とその結果の検証そしてその検証により補正された再試行という円環のなかに息づく。そう、面倒と言えば実に面倒。

だからこそ、そのことを辛抱して違いを創る違いを体得できた者は、試験勉強に限らず仕事や私事の様々において違いを創る違いを見いだせる知性を獲得できることを最後に強調しておく。そのことは資格取得がもたらす大いなる価値でもある。


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