記憶法: 2011年8月アーカイブ

マインドマップ記憶法

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勉強の中核を考えてみましょう。確かに、理解したり推論したりつまり考えることです。でも、他に中核の1つがあるとしたら、それが記憶です。もしも、言葉の意味や対象の名称など基本的な情報を覚えることつまり記憶がなければ、考えることはできないからです。勉強の中核、その1つが記憶です。

 

記憶は簡潔に言えば、何かを覚えて後で覚えた事を思い出す事です。その過程は、何かを覚える銘記、銘記した対象を心に維持する保持、保持した対象を思い出す想起、と言う3段階で成り立ちます。つまり、記憶は時を経て現在の情報を未来で再現する過程です。

 

では、その過程で起きていることは何でしょうか。銘記で覚えたつもりが覚えていない。保持の過程で覚えていたはずなのにやはり忘れている。想起の段階で保持していたつもりの内容を思い出せない。このように記憶の過程が無事に最後の想起まで進むまでに、常に忘却という現象が立ち現れます。

 

さて、忘却とは何でしょうか。確かに、せっかく覚えたことを忘れることは悪いともできます。しかし、忘却は決して悪いとばかりできません。忘却は、脳が休まずに働き続ける為に必要な膨大なエネルギーを確保する為に、無駄と思われる情報を忘却して省エネで働こうとする自然な働きだからです。

 

では、忘却を防ぎ記憶を確かにする方策は何でしょうか。その糸口は、先の無駄と思われる情報に対する脳の働きから、脳に記憶の対象を有益な情報と思わせるには、TVのCMが自然に商品を視聴者に覚え込ませることが参考にでき、同じ内容を繰り返し、繰り返す時にインパクトの強度を高くします。

 

それを簡単にできる方法がマインドマップ記憶法です。多彩な色使いで書きつける。「あ、なるほどね」と考えの道筋が分かる様に言葉の繋がりを枝の繋がりで強調して書き表す。場合によっては、言葉の代わりに漫画やアイコンを書き記す。こうしてインパクトの強度を持たせる書き方をするからです。

 

そうして書いた内容を一定期間に繰り返しマインドマップで再現する。一定期間とは、理想的には1回目を書いた時から1時間後に2回目を、2回目から1日後に3回目を、3回目から1週間後に4回目を、4回目から1ヶ月後に5回目を書きます。繰り返し効果で更に記憶を高めるのがこの記憶法です。


1回目を書く時は、書く行為が身体感覚を、色や漫画が視覚を、言葉を選ぶことが聴覚を使わせインパクトの強度を高めました。「分かった」と納得感を高めて更にインパクトの強度を上げるように、論理と理解を促せる構造化(内容の分類から始めて、階層化と序列化を進めるように)して書きます。

 

論理は考えの道筋であり、裏付けとなる事実や論拠を提示します。理解は考えの道筋が分かることでした。それらを明確にする為に、分類は結論と理由(事実や論拠)や背景(時代性や地域性)を仕訳し、階層化は結果から原因(または抽象から具象)へと書き出し、序列化は番号や符合を付記します。

 

2回目から5回目、つまり復習のマインドマップを書くときは、1回目を見ないで書いた内容を再現するようにします。再現の程度を確認するために、1回目と答え合わせをします。同じように再現できれば想起が上手くできた。そうでなければ忘れた部分が明らかになりますから、補習をします。

 

忘れた部分は、他の部分との関連づけ、つまり論理や理解が浅い。だから、他の部分との考えの道筋つまり論理やその理解を深めたい。論理の骨格である事実や論拠、背景を再確認するように補習としてテキストを読みましょう。その後で書けなかった部分を復習のマインドマップに書き加えます。

 

書き加えをする時には、その部分がインパクトの強度を高くして後で想起できるように、派手な色使いをしたり、印象的な漫画を書いたり、カラフルに囲みをしたりして、強調した書き方をします。すると、良く覚えている映画のシーン似にて、あとで鮮明にその部分を思い出せるようになれますよ。

マインドマップ記憶法に興味がある方はマインドマップ・マスター講座でそのコツを知ることができます。下記のURLをクリックして下さい。

http://kondotetsuo.com/mindmap/seminar/MindMap_Basic/index.html

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