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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年10月13日号
本誌はNLPの観点から合格を叶えられる勉強法を提案します。

合格者は自らがこれ自身を達成できる勉強を行えた。
NLPはその人たちに共通する型つまりパターンにも注目する。
合格を目指す貴方にその型を提案することで試験勉強を支援します。


こんにちは。
NLP資格試験コーチの近藤です。

今週末で今月も折り返し。
突然ですか、ここで質問します。
今月の勉強はどれくらい進みましたか。

「ナニいきなりそうきかれても」
「受験ってまだ先なのにそうきかれても」
そういった反論や反感があるかも知れませんね。
でも、時間は決して思っているほどある訳ではない。
合格できる可能性は無限でも、その為に使える時間は有限。

そういったことは、特に再受験で合格を目指している貴方ならご実感のはず。にも拘わらず、先の問いを差し上げたのには訳があります。それは、私たちが、勉強よりも仕事や付き合い、そうでなくても今やっている勉強だけで目一杯になる。先のことが見えなくなるから。

結局のところはどうなるか。「オレ・アタシの勉強って○○○○かな」と受験日が迫ってくると不安や恐れを覚える。ズバリ言いますが、それって「後の祭り」ってものです。そうならない、つまり「ヨユウで合格できる」と貴方がなれるように冒頭の問いをしたのです。では、後者として受験できるようにすることはどうしたらできるのか。

今回はヨユウで合格できる勉強法を再確認したい。


結論から述べる。
それは、○○○○ように勉強する。

そもそも受験勉強をする目的は何だったか。その答えは、キチンとだったりマジメにだったり、予備校の講義に皆勤することだったりすることでは全くなかった。そんなことはどうでもよい。本試験の受験要項で確認した合格基準の通りに各受験科目の合格基準を満たしつつ、それらの総点でそれも満たして、合格することだった。

そのことから、先の結論は次のように追記できる。それは、合格基準に○○○○ように勉強する。その基準に○○○○のであれば、週末に飲み歩こうが、デートを楽しもうが、そうでなくてもゲームに填まりまくろうが、全くもって問題ない。○○○○ように勉強できている、つまり受験生としての本分を担保できているのだから。

では、○○○○とは何か。それは職場で皆さん、そして貴方が日常茶飯事のように意識しているはずのこと。「おーい、それって○○○○の?」と上司や先輩に問われること。それはなくても、「○○○○ように今日も残業するキャないよ」と仕事で頑張る訳となること。ここらで種明かしをする。それは、既にご賢察であろう「間に合う」ことだ。

翻って、ヨユウで合格できる勉強法とは合格基準に間に合うように勉強することだ。仕事で納品の基準に間に合うように頑張ることに似て、次の受験で合格基準を満たせる様に勉強に打ち込むことだ。打ち込むと言っても、別に禁欲的な受験生活を送る必要は全くなくて、ただ必要なことは合格基準を満たせる様な勉強をすることである。

「それってどうしたらできる?」
初受験の方はそう問いたくなるはずだ。
再受験の方で本紙を通読してきた向きはそれを既にご存じだろう。

それは、合格基準に間に合うように勉強することができていることを、受験の数ヶ月前から模試や答練の得点といった客観的な指標をつかって確かめることだ。

遡ってつまり事前に、その指標が本試験で合格基準を満たせることを担保すできるように、設問の7割が過去問の組み合わせから出題される資格試験の特性からして下の答えでなく解法をすべて覚えられるように、記憶機構から一定の期間をおきながら最低でも五回、習熟状況によっては七回や10回と過去問集を解くことを周回して極めることだ。

そうした極めができやすいように、更に遡ってつまり事前に、特に初学者の方は過去問集を解くことに必要な基礎や関連の知識を身につける為に法令集や受験参考書を読解したりすべきだった。だが、「それってどこから読んだらいいの?」との疑念から勉強で路頭に迷わない為の指標を得ていることに超したことはないはず。タイパも大事だから。

で、だよ、自分が勉強すべきところ、換言すれば習得したり補強したりすべき知識・技能を確認する為に有用なことが、五年や10年分の過去問に向かって一問を一分位で答え答え合わせをして試験によく出るのに解き方を知らない「デシラ」をあぶり出すカンニング勉強法を更にもっと事前にしておくことだ。そうすることが前述した勉強を効率化する。

だって、試験勉強をする目的とは、受験するまでに合格基準を満たせるように誤答した過去問を正答に転じることに不可欠な知識・技能を身につける為に「間に合う」ようにすること。だから、冒頭で「今月の勉強はどれだけ進みましたか」つまり「今月の勉強は本試験に間に合うことができますか」と直球を貴方に投じた訳だ。

まとめる。今すべき受験勉強とは本試験に間に合う勉強だ。つまり本試験の合格基準を満たせる未来の自分になる為に、それから遡って設定できる基準つまり目標達成の締め切りに間に合うように勉強すること。だから、「今月の勉強は目標達成の締め切りに対してどれだけ進みましたか」と問い直せる。さて、皆さん貴方の答えはいかがたろうか。


間に合うようにもう勉強すべき頃では。
健闘を祈るGood Luck!!


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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年9月29日号
本誌はNLPの観点から合格を叶えられる勉強法を提案します。

合格者は自らがこれ自身を達成できる勉強を行えた。
NLPはその人たちに共通する型つまりパターンにも注目する。
合格を目指す貴方にその型を提案することで試験勉強を支援します。


こんにちは。
NLP資格試験コーチの近藤です。

今月も残すところあと数日。
次月になれば今年も残すところあと3ヶ月。
今年として使える時は四半期がのこるのみです。

Time flies like an arrow.
「光陰矢のごとし」の感が時の合間に滲んでくる。
次の合格を目指すのならば勉強にそろそろ本気を出したい頃では。

合格を目指す受験生にとって、
時間は最良で最高の資源となるはず。
前回覚えきれなかった過去問の解法を覚える機会をもたらす。
それを覚えたことを確認できる模試や答練の活用もさせてもくれる。
本気を出して勉強すれば、これをもっと有用に使えるのだから。

このような状況下に断続的に聞こえる声が以下。
「本気になって勉強すれば、次は絶対に合格できるのダメだ」
「オレ・アタシは本気になれば凄いのに今はそうじゃなくてヤだ」
「次に合格するには、もう本気にならないといけないのになれない」

なるほど、以上のご心境は実に困ったことであろう。「本気になる」ことが合格を目指す事に資することを大いにご自覚である訳だ。かつ、時がくれば、そうなれたご自身をもご自覚であると拝察できる。であるからして、実に悩ましい限りであろう。やれやれ、こうした状況に対して望み通り勉強に本気になることはどうすればできるのか。

今回は合格を目指せる本気になれる方法についてご案内します。


今回の結論はこうです。
「本気になりたければ、なぜ今そうならないの」
つまり「本気になりたいのなら今そうなってしまいなさい」だ。

ある状況になると、本気になったご自身をご存じであり、そうなったご自身をご自覚であるからこそ、お嘆きである訳であるのだが、本気になっていないご自分を望み通りの自分に転じることのできる有能さを決して欠損していないことは、告白の内容からして明らかであるからだ。

さて、本気になれる時期を待っていること自体は、本気になっている状態であることが勉強に対する集中力や勉強の内容を身につける理解力の向上をもたらすのであるのならば、そうなっていない自らの状態というのは時間の無駄。よって、「本気になりたいなら今そうなってしまいなさい」と繰り返して強調したい。

次に、「本気になって・・・」とお考えであることからして、そうなれる状況つまり条件を十二分にご存じであると断じることができる。と推測するならば、「年明けしたら」などと時を待たずに「本気になって」勉強することも可能なはずだ。例えば、今号を読了した時から、ソッコウで本気になっていることもできるだろう。

更に、「本気になりたいなら今そうなって」しまった方が、次の受験までに使える時間をより有用な合格することに資するものとして活用できる。例えば、10カ月後に受験だとして、今から5カ月後に本気になって勉強することと、今からそうなって勉強すること、前者と後者とを比較したら、どうすべきかは自明の理だ。


以上からして、「本気になりたいなら今そうなろう」とご進言した。
対して、以下のような反論や反感を繰り返して拝聴してきた。

「わかるけど、そうできれば苦労はしない」
(わかるけど、苦労しているのはそうできないから)
「わかっちゃいるけど、そうなれないからいま困ってる」
(わかるけど、困っているのはそうなることができないから)

以上を換言する。前者は「わかるけど、苦労しているのはそうできないから」と訴え、後者は「わかるけど、困っているのはそうなることができないから」とお嘆きである。両者ともに「できない」と自らの不能を全面に押し出してご提示である。

だが、その表明は決して不能の言明ではない。そうではなくて、むしろ「しない事ができる様相」を露呈して「しないことができる」有能の言明だ。無能や怠惰を表出しているのではなくて、「しないことができる」ようにする自己の蔵する有能さや勤勉さを滲ませている。であるから、時がくればその逆もできて当然だ。

しかし、「そういわれても、本気になる切っ掛けがないと・・・」と反感を覚えておられるだろう。仮にそうならば、そうなる切っ掛けあればよろしいのだな。ならば、以下の手順にお進みになれば宜しい。

以下は本気になれる切っ掛けを作る5段階である。ただし、素直に段階をお進みくださると、即座に勉強をすることに対して本気になってしまえるのだ。

が、しかし、「本気になれることが分かったからてもう大丈夫、そのうちに勉強しよう」と本気になったことを勉強につなげない勤勉さや有能さを発揮するつもりならば以下は無駄なので、ここからスマホをいじったりテレビを見たりりするなど他のことでもおやりになれば宜しい。

本気になれる切っ掛けを作る5段階は以下の通り。

1.以前に本気になった時の様子を心のなかに再現する
 例えば、学生時代に定期試験の前日に追い込まれて勉強した様子、仕事で締め切り前日に必死で仕事をした状況、そして直近の受験前になんとしても合格をしたくて一心不乱に勉強した時の模様などを心の映写幕に投影しよう。

2.その時に見聞きしていたことを今またありありと体験する
 心のスクリーンに見聞きしている様子はこれを他人事として見聞きせずに今まさにそうしているように、その場面の中に入り込んで、見ていたことを今また見て、聞いていたことを今また聞く。空気感として感じる何かがあればそれも今しっかりと感じとる。

3.見るモノは明るく鮮やかに聞くモノは大きく明瞭に捉える
 見聞きすることはこれをよりインパクトのある様子として知覚する。見る対象がモノトーンであるのならば、これをフルカラーとする。聞くことがモノラルならステレオとする。小さい音量なら大きな音量へと変える。ヒトの声もひそひそでなく明瞭に聞いてみる。

4.そうしていると高まる体の感覚を呼吸と共に全身へと広げる
 前段までで高まった例えば「ヤバい」感覚があったとすれば、これが一呼吸ごとに血液のように体に広がる様を想像する。息を吐くたびに、息を吸うたびにその感覚が体全体を循環するようなイメージをするとよりよい効果を得られる。

5.広がった感覚を象徴する特定の仕草をする
 その仕草は例えば「拳を握る」だ。または「奥歯をぐっと噛みしめる」ことだ。「やるぞ」「やばい」などと呟きを伴ってもよい。いずれにしても、その仕草や言葉を「本気になれる」スイッチにできる。

以上、五段階を進んだらば、背伸びをしたり窓の外を見たりする。その後、5で行った特定の仕草をする。その仕草をして、「本気になった」のであるならば、ソッコウで勉強に取りかかろう。

付け加えるが、「本気になったのだから三時間くらい勉強しよう」といっているのでない。そうではなくて、そうなった状態をたとえ3分間でもよいので勉強する事に当てるべきだ。そうすることで、「本気になることは即ベンキョウすること」である心の方程式を確立するために有用であるからだ。

更に、「本気になったらベンキョウする」ことは繰り返せば型として填まってくる。そうすることが習慣化してくるとそうなることがあたり前となる。本気を出さなくても顔を洗ったりそうしなくても歯を磨いたり、そうしなくてもご飯を食べたりするように、本気になることが特別なことでなくなる。なりたければなれるように習慣化できるわけだ。

逆に、先の5段階を踏んでも、本気にならない有能さをうっかり発揮してしまったら、1段階からやり直そう。ただし、「こんなイメトレで本気になれたら苦労はしない」などと本気にならないような本気を出すことなく、そうできる有能さを有用に使うことを顧慮すれば、初段から再試行されることが賢明であることは、言うまでもない。


そろそう本気になろう!
Good Luck!!


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【設計製図の対策でも○○○○を使え】

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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年8月4日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。

合格者は自らに合格者たり得る勉強をさせることができた。
NLPはその人たちに共通する型つまりパターンにも注目する。
合格を目指す受験生にその型を提案することで試験勉強を支援します。



勉強の調子はいかがしょうか。
資格試験NLPコーチの近藤です。

夏の試験シーズン。
前半戦とした7月は終了。
今月の後半戦が既に始まった。

中小企業診断士や会計士そして社労士、の受験生は試験本番を迎える。その一方、建築士の学科に合格見込みのある受験生は、先月下旬に二次(設計製図)試験の課題も公表された。かつこの試験は合格率を過半以下として決して易しくない。試験時間内に設計条件および法規制を洩れなく満足する要求図書を完成させることを課題とする。合格を目指す向きにはその対策に頭の痛いことであろう。



そこで、事例とした一級建築士の設計製図、その試験の有用な試験対策として添削指導の活用を前号のようにご提案してきた。それに対して次のような声を頻繁に拝聴もしてきた。以下の悩みは試験時間で合格基準を満たす記述試験にも決して無関係でないだろう。

「週末に受けた添削指導を活かして平日にどう勉強したら良いの?」
「試験時間内に要求図書を完成できる勉強・練習の仕方ってどうするの?」
「あんなに不便な製図道具で時間内に要求図書を完成させるのってどうやるの?」

はて、さて二次のそうした試験対策とはこれをどうしたものか。
今回は二次試験の要求課題に合格基準を満たせる勉強の仕方を再確認したい。



皆さんのご多忙を拝察して結論から述べる。
その方法は厳格な時管理の下で勉強(練習)をすること。
他者および自己、何れの添削による勉強でも同じくすることが肝要。

一級建築士の設計製図は、これを事例にしてその勉強・練習法を具体的に続いてご説明する。まず今日現在を基準に言えば約2か月後に実施となる。これに合格する為に、その約60日の間に6時間半の試験時間で要求された図面や説明書を完成させ得る技能を体得することが必須だ。

更に詳しく言えば、その時間を例えば下書き2時間、記述に1時間、製図で3時間、全体見直し30分として、最低でも要求図書を完成できるノウハウを身につけることを目指す。要求図書のどれ1つでも未完であった場合、合格を目指す事はほぼできないからだ。むしろ過去の事例からして不合格と考えるのが妥当。以上からして、厳格な時管理の下で練習をすることの重要を前号で述べた。



では、その管理はどうするか。「絶対にその時間でそれぞれをするぞ」と心に決めて練習に励めばよいのか。まさかね。「そんな精神論で合格できるのなら誰も苦労はしない」ぞ。そうではなく、きっちりと時間設定ができるタイマーの下で下書きや製図を合格水準に到達できる練習に取り組む。これを限られた60日間でできるだけ行い合格できる技能を頭だけでない体にも浸み込ませる。

そうする事はこれを換言すれば、自分の設定した時間枠の開始という刺激で各々の作業を完了できる反応を自身が起こせるように、いわば条件反射的な機能を自己に組み込むNLPで言うアンカリングをすること。難しく聞こえるが、例えば青信号を見たら自動的に歩き始めたり車を前進させたりする自動的な反応ができる自分になることである。こうなることは繰り返す学習つまり練習に基礎付く。



例えば、下書き(エスキス)を2時間でできる練習をする場合だ。その時間でタイマーが鳴る設定を行う。タイマーが鳴ったら、あと少しで時間があれば完成したのにと設定時間を延ばさない。その時間内で添削を受けるなり自分で添削をする。添削の結果からして、あと少しの時間をどれくらい増減するかを決める。増減した時間で下書きも合格水準にできるように繰り返して練習する。

すると、設計製図の要となる下書きに要する自分の時間が判明する。例えば、どうしても2時間でなく2時間半を要することが分かったとする。そうならば、他の作業時間を視野に入れその時間を固定して下書きを完成できる練習をする。その一方、例えば2時間半をタイマーに設定して製図を完成できる練習を繰り返す。

何れにしても、タイマーが鳴るまでに所定の作業を、例えば数値制御の工作機械が製品を完成させる事に似て、体つまり自動的な無意識レベル(特に製図)で手を動かせて完成させられるようにな仕組みを自己にアンカリングする。繰り返して強調するが、「もう少し時間があったら要求図書を全部かけたのに」は設計製図の試験本番で決して通用しないからだ。



そうした技能を体得=アンカリングすることは時間を要する。週末だけでなく、例えば「今日は下書き(エスキス)の練習をしよう」「今夜は製図の練習をしよう」と平日もタイマーを使った厳格な管理の下で約60日間に合格を目指せる技能の体得(「知ってる」や「できる」でなくて実際に「やれる」自分になること)に励むことが合格を目指す為に肝要だ。

エスキスは考える部分の多さから例えば通勤電車の中でもこれを脳内練習できる。だが、製図は日常業務で使っているCADだけでなく好みの型板さえ使えないように限定された製図道具を使って実際に手を動かすことを求める。「エッ、そんな石器時代的な試験なんて嫌だ」と嘆いても仕方ない。何れにしても、決められた条件下で製図を合格水準に完成できる様に自己陶冶することが合格への道だ。



以上、一級建築士の設計製図を事例にしてその対策を述べたが、他の資格試験に於ける記述試験の対策も試験時間ないで要求を満たせる論述をすることからして、これの基本は厳格な時間管理にあるはずだ。タイマー(但しスマホでその機能を使うと他のこともしたくなる方は調理タイマーなどの活用が賢明だ)を同伴して記述試験に合格を目指せる旅を始めよう。

タイマーを使った二次対策をではどうぞ。
皆さんの健闘を心から祈る。

Good Luck!



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本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。

合格者は自らに合格者たり得る勉強をさせることができた。
NLPはその人たちに共通する型つまりパターンに注目する。
合格を目指す受験生にその型を提案することで試験勉強を支援します。



こんにちは。
資格試験NLPコーチの近藤です。

夏の試験シーズン。
7月を前半戦とするならば、
来月の後半戦も近々に始まる。

後半戦、中小企業診断士、税理士や会計士そして社労士が試験本番。
他方、今月の一次試験、例えば建築士の学科に合格見込みのある受験生は二次(設計製図)試験、その対策をどうするのか。その課題で悩ましいのがこの時期。他の資格試験でも二次(論文等の)試験を控える皆さんもご同様の時であろう。

で、この時期、建築士を事例にすると、頻繁に到来するご相談がこれ。
「学科の合格が分からないので、二次の勉強ってどうするのって超悩む」
「ギリで学科に合格しそうなので実技の試験対策は何時からやればいいの」
「もしも学科に落ちてたら、実技の勉強をしても無駄になりそうなのがヤだ」
他の試験でも二次に受験見込みのある貴方は同じような感じだと拝察する。

はて、さて二次の試験対策とは何時からどうしたものか。
今回は二次の試験対策に何時から何をするかを再確認したい。



結論から述べる。
二次の試験対策は貴方が今すぐに添削指導を受け始めることだ。
添削指導を活用できない状況下ならそれと同じ効果を見込める勉強をする。

上記に関してどうお感じだろうか。

勿論、「もし一次が不合格だったらそれって無駄ジャね」とのご懸念はあろう。精度に揺らぎを覚える自己採点、または予備校の解答速報など高精度の採点予想を活用しても、特に合格境界に位置する得点の受験生はそう感じて当然だ。その感覚を小脇に抱えながら暫く勉強を進めた結果、一次が不合格であった場合、そのダメージを考えると前進の足取りが鈍るのは致し方ないことかも知れない。



が、しかし、仮にそうであっても、二次の試験対策は今すぐに始めることが賢明だ。建築士、設計製図の対策を事例にして言えば、自分のエスキスや製図に指導者から赤入れをしてもらい合格を目指せる要諦を学べる添削指導をそのうちとは言わずにできるだけ早くに明日からでも活用されることを強くお勧めする。

次月、仮に1次試験の結果に不合格を見るとしても、二次の試験対策を始めたことは、例えば何故に、計画の試験で建物用途ごとの多彩な問があるのか、法規の試験で避難関係の法令が頻出なのか、構造の試験で柱や梁の断面について問われるのか、それらに正答できる学科試験の幅広な素養をもたらすことからしても、次回の学科試験に合格を目指す事に大いに資する。つまり決して無駄にはならない。

先のことは、2次試験を受ける資格を有するには、1次試験に合格することが必須である意味を大いに認知させてくれる。換言すれば、1次試験に合格できない者が、2次試験に合格できるはずのないことを骨身に染みて分からせてくれるはずだ。2次試験に合格する為にも1次試験、学科の勉強に励む意味を心底分からせてくれるからだ。



さて、設計製図の試験も厳しい。受験生の過半数を不合格にする。要求された図面や説明のどれ1つを欠いても不合格。そうでなくても、例えば避難階段が法的に不適格であるような設計、その結果としての製図に重大なミスがある場合、他の欠陥も派生する事例が多いことから、それらが厳しく検出されて大きな減点を招来してほぼ不合格に陥る。その致命的な過誤に陥ることを回避するにはどうするか。

例えば、設計製図の試験対策書で自己学習すれば良さそうと思える。しかし、設計製図で生じる不合格を招く失敗は、詰まるところが自分の思考に存する習癖に由来する。その癖に自分で気づけるのならば、設計製図の対策に誰も苦労はしない。事実、自分で認知し難いしむしろほぼ認知できない。岡目八目にある添削者による指摘とそれに従う素直な自己修正をして始めて思考的な偏向を解消できる。

「ん、こいつは受験予備校の依頼を受けてるジャね」と上記に関して訝しがる気持ちは分かる。事実、始めてそして一次試験免除で角番で設計製図の合格を目論んだ時、「設計製図の試験対策って自前でできる」と私は高をくくっていた。が、しかし、その結果はものの見事に不合格に陥った。その経験から、最終合格を果たせた年、素直に添削指導を活用した。その経験から先の結論を述べた訳だ。

付け加えるが、設計製図で不合格となる設計の癖に加えて製図のそれも同様だ。かつ、それらは一度や二度の指導で解消できれば、これまた誰もが苦労はしない。不合格となる癖は学生時代から始まる長年の経験に根付く。根深い雑草のように決して容易く根絶できない。その様に根付いた習癖であるからして、時間を掛けて一つ一つ対処することでこれを除去し得る。



仮に、設計や製図に不合格を招く癖がないとしても、設計製図の試験はエスキスと記述、製図と見直し、6時間半のなかでかつ限定された製図道具や電卓つまりCADが当たり前の今時に「超不便」な設計製図の環境下において、それらの全てを合格水準に至らせる実技をも受験者に厳しく求める。その条件に己を十二分に慣らしておく決して数週間で終われない訓練が合格するために極めて有用となる。

以上、設計製図で不合格を招く癖の解消は時間を要する。数ヶ月先、2次試験までの時間がまだあると考えても、最終合格に万全を期したいのならば、「まだヨユウって感じ」と油断することは愚策。むしろ今から対策を始めても時間が足りないと考える位が賢明だ。仮に時間が足りるにしても、合格を目指す受験生にとって最良そして最高の味方が時間であったことを再びここで想起しておきたい。



来季の一次、あるいは今季の二次対策を始めよう。
皆さんの健闘を心から祈る。

Good Luck!



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3月も今日で終わり。

桜もその色合いを深め散り始めた。
「桜が散るなんて縁起でもないことを言わないで」

そのようなご懸念を覚えられる向きもあるかもしれない。
夏期に受験予定であるのならば、本試験と半年以内に遭遇する。
その結果を想定しては、「散る」ことも連想されるからだろうか。

対して、「なんでそんなんネガなの?」と訝しがる方もあるはず。その方々は本試験の漸近することに別の感覚を憶えているからだろう。例えば、ゲームの最終局面でラスボスを倒してその終焉を見事に飾ることに似た状況を本試験の結果に想定されていると思えば、先の感覚にも納得できよう。

何れにしてもこの時期、本試験に向けての追い込み期間に、合格基準・・・例えば各受験科目での得点基準とこれらの合計基準と・・・を満たせる得点力を体得することが必須であることは言うまでもない。その要件を基礎付けることは何か。根性や気合いあるいは神頼みであるか。

まさかね。精神論で合格を目指せれば誰もが苦労はしない。そうではなくて、ただ合格を叶える得点力を体得できる勉強時間を増やすことだ。これに関してどうだろうか。

「それは分かっちゃいるけど、続けられないよ」
「それって分かっているわよ、でも途中で飽きちゃうの」
「言われんでも十分に分かっているが、そんな長く集中できないぞ」

なるほど、上記のことはコーチング等で繰り返して拝聴してきた。我々の集中力の継続は三十分を上限とすると言われる。先のご意見はごもっともなことである。しかし、可能であるのならば、休日に勉強の進捗を稼ぎたいならば、食事や睡眠など不可欠な時間を除いて、例えば15時間程度を・・・睡眠時間を7時間と食事等を2時間として・・・勉強時間にできることにこしたことはないのでは。

では、そうする事はこれをどうしたらできるのか。
今回は勉強時間を爆伸びさせる方法について考えてみたい。



結論から述べる。
その方法とはチョイ上籠城勉強法だ。

チョイ上とは自分のレベルより少しく上を目指した勉強をすること。例えば、体や勉強に差し障るから、止めろと言われても何時間も・・・人によっては睡眠以外の全ての時間を・・・あのゲームに填まったチョイ上レベルのコンプリートにワクワクすることに似て、チョイ苦手な科目を勉強したり、苦手科目の過去問でもチョイ頑張れば解き方を思い出せる設問に向かってみたりすることだ。

ゲームでも勉強でも、チョイ上レベルの克服に挑戦することは、これを試みること自体が脳内に強い快感物質であるドーパミンの満ちることを誘う。加えて、これをドキドキの内に成し遂げた結果としてドーパミンの作用に拮抗する安らぎを覚えるセロトニンの満ちてくることも誘発する。快感を伴う興奮と鎮静とを人に与える。つまるところ、ゲームに依存することのように勉強にも依存を生じせしめる。

簡単にまとめる。チョイ上とは、気がつくとすっかり填まってしまっているゲームの様に、それをCompleteするに対して人は常にこれを維持し続けたくなる事と同様に、勉強でも過去問を繰り返して解いたり法令集を読解したりする過程でこれを保持して勉強にすっかり填まってしまう様相だ。



籠城とは勉強のみができる場に我が身を閉じこもることだ。勉強する事以外に意識の転じることがない、つまり勉強する事だけに意識をむけざる得ない空間に自分自身を置くことだ。

「それってどんな場や空間なの?」とは実に良い質問だ。
お答えしよう。

それは、例示すると図書館の自習室やレンタル書斎などだ。テレビも動画に誘うパソコンも話しかけてくる家族もいない所だ。勿論、自宅の勉強部屋を整理や片付けを・・・直ぐに観られないようにテレビを箱に入れてしまったり、ゲーム機も同様にしたり・・・して籠城の場にできるのならそれでも悪くない。

要するに見聞きすること・・・これによって我々は刺激を受けてそれ相応の反応、例えばテレビや動画に見はまったりゲームに打ち興じたりする反応を生成してしまう・・・が勉強に関することのみに限定される場所だよ。籠城の場・空間に於いてなら、ウッカリすると長時間のチョイ上勉強をすることも可能となる。

但し、スマホを気にしたり弄ったりすして上記の有用な場を汚染することは厳にこれを慎むべきだ。むしろ、その元凶であるスマホを決して籠城の場に持ち込んだりしない。どうしても持ち込むのであるのなら、必ず電源を遮断して場の有用性を確保すべきだ。加えて、関係性に於いても話しかけてくるような人のいないようにしてこれを維持する。



以上、チョイ上籠城勉強法をご提案した。
「でも、いきなり15時間も勉強するなんて無理ゲー」とお考えたろう。

しかし、ゲームに見事に填まるった事、事実、いきなりでなくても、気がついたら寝食をネグレクトしてまでゲームに興じることができた事実からして、長時間の勉強をする事も昨日よりも今日、今日よりも明日、その様に徐々に可能になろう。

「ケッ、それができれば苦労はしない」とご反発であるかもしれない。

が、しかし、それを覚えることも様々な事に対して繰り返しチョイ上の積重をして瞬時にしてそうお感じになった結果ではないのか。であるのならば、その有能さをもってすれば、チョイ上籠城勉強法も可能では。どうだろうか。


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【合否を左右する過去問の解き方とは】

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合格者は自分自身がそうなれる勉強を行えた。
NLPはその勉強法に共通する型つまり特徴に注目する。
合格したい受験生にその型を提案することで受験勉強を支援します。


弥生、3月。
何かと忙しい年度末。

仕事の忙しさが増す一方、
昇進や転部、そして転勤の噂が耳に入る。
それらに無関係でも何かとやるべき事が降ってくる。

他方、試験勉強と言えばどうか。
夏期、7月や8月に受験するならば、
以下を行うに要する時間的な観点からして、
「遅くとも」今月から過去問を解き始めるべきだ。

過去問を解くことを既に繰り返しているとするならば、
その精度を高める勉強は合格を目指す目的に極めて資する。
これを制限時間内で正答率を高めることと定義しておく。

「えっ、それってどう言うこと」
「過去問を解くことの精度を高めるってナニ」
そう思われたとしたらその問は合格を目指すのに極めて有益。

「ナニ、過去問って解かなきゃなんないの」
「予備校の講義を聞いてりゃ合格できるんじゃね」
仮にそうお考えであるのならズバリ言わせてもらおう。
「それじゃ、合格するって無理ゲーじゃね」

資格試験の勉強においても、過去問の解き方を覚えることは、この試験問題が過去問の繰り合わせからその7割(これに正答できるだけで各受験科目の合格基準を満せる)が出題されることから、合格をする為の王道であった。

では、合格を目指す為の過去問を使った勉強はどうするのか。
今回は合格を目指せる過去問の解き方を再確認したい。



結論から述べる。
過去問は時間制限の中でこれを繰り返して解く。

時間制限とは一問を解く為の所要時間を意味する。
繰り返し解く時期は過去問の解き方を忘れかける頃合いだ。
過去問を解いた後に誤答した問題の解答解説を読解することは必須。



例えば、一級建築士の場合、構造と施工の試験は2つの学科で所要時間を165分と一括りで行われる。その制限時間の中、受験生は前者の30問(これは6から7問の計算問題を含む)、後者の25問を解くことになる。制限時間と問題数から1問当たりの解答時間は3分となる。

しかし、前者の計算問題は合格を目指す為に是非とも得点源にしたいことを考えると正答をするべく時間を使いたい。仮に構造の計算問題数を6問として1問を15分で解くとする。残りの暗記問題(構造の問題24問と施工の問題25問を合わせた)49問は75分、1問あたりに約1.5分で解くことになる。この性質からして解答時間としては妥当だろう。

過去問を解く勉強は、上記のような実践的な時間枠の中で行うことで模擬試験的な性質をも包摂することになり、合格を目指すことに於いて大いに有用であるはずだ。先の時間枠内で過去問に正答できるようになる為にも、過去問集はこれをタイマーなどを使って時間制限をした中で繰り返して解くことが、時間の使い方も繰り返して訓練することで体得できる事から、合格を獲得する為に極めて大切だ。

同じ過去問を繰り返し解く時期は、その解き方を忘れる時期が人それぞれであるから当然のことながら異なるが、記憶の機構などを探求した脳的な知見からして一般的に以下の様な時期に解くことはご案内の通りだ。

2回目は1回目から1日後。
3回目は2回目から1週間後。
4回目は3回目から2週間後。
5回目は4回目から1ヶ月後。
以上の様に約2か月間で5回繰り返して同じ過去問を解く。

しかし、忘却の始まる時期は各人によって、また受験科目の得手不得手によって異なる。例えば、一級建築士の試験科目で多くの受験生が苦手としがちな法規試験(30問を105分、3.5分/問で正答を目指す)は、相対評価で合否の決まる本試験の性格からしてこれを得意にして得点源としたいことを考えれば、この過去問を上記よりも短い間隔で例えば下記のようにすることも視野に入れたい。

2回目は1回目から1時間後。
3回目は2回目から1日後。
4回目は3回目から1週間後。
5回目は4回目から2週間後。

以上約1ヶ月で5回繰り返して同じ過去問を解く。
その繰り返しをできるだけ多く行いたい。



事例とした一級建築士の本試験、受験者は全学科で合計125問を全学科の合計390分で正答を目指す。なべて考えると約3分/問で合格を目指す。過去10年間で1250問の過去問を先の時間制限内で最低でも5回解くとすると、18750分(312.5時間)を要する。過去問を解くことだけに一日で3時間を使うにしてもその日数は104日だ。

仮に誤答した過去問の解答解説を読解することを考えると、上記の日数は最低でも120日とみても大過ない。仕事や私事の様々なリスク(多忙さの増大、思わぬ病気や事故など)を視野に入れて本試験の一月前までに合格を目指すことに不可避な過去問を繰り返して解きその解き方(制限時間内に正答すること)を体得しておくことはこれを懸命と言わずして何と言うのか。

よって、今回の冒頭で「遅くとも」今月から過去問を解き始めるべきとしたことはこれを繰り返してここに大書きしておく。

以上、ご健闘を祈る。
グッドラック。



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年12月9日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。


こんにちは。
NLP資格試験勉強法の近藤です。

合格者たちは目的に合った集中ができる。
NLPはその方法と特徴とに着目していきます。
それにより貴方も合格者になれる要諦を提供できます。


何と、ナント。

2週間もすると聖夜。
今年は週末がクリスマスだ。

「だからナニ?!」
そう思ったかもしれい皆さん、
そうでない貴方、勉強の進捗はいかがですか。

この時期でなくても耳タコのお嘆きは以下。
「予定通りに勉強をはじめられなくて・・・」
「勉強時間になっても机に向かえないアタシが嫌」
「勉強しようと机についてもボッーとするオレって駄目」

それって何気に自分の鼻を触れるように分かるよ。合格を果たすまでの長い受験勉強期間、リフレインされるテレビCMみたいに繰り返し思った。新年を待たず勉強に打ち込みたいのにお嘆きのような状態では合格を目指す事の困難を覚えずにおれなかったのだから。やれ、やれ、こうした状態の解消はどうしたらできるのか。

今回は合格を目指せる勉強の取り組み方を再確認したい。



結論から述べたい。
それはただ勉強をすることだ。
状態の如何を問わず合格を目指せる勉強をすること。

ただ、状態の如何を問わずとは、根性や気合いあるいは集中や意欲の有無そしてそれらの度合いにかかずらわないことだ。根性や気合いが入ってなかろうが、集中や意欲が低かろうが、そんなことは無視できなくても小脇に抱えながら、過去問の誤答を正答に転じる勉強をする。こうすることが冒頭のお悩み群に対する結論だ。

以上、オワリ!



では分かりづらくもあるやもしれぬので続いてその訳をご説明する。例えば、令和4年・社労士の合格基準は以下のようにされていた。

本年度の合格基準は、次の2つの条件を満たしたものを合格とする。
① 選択式試験は、総得点27点以上かつ各科目3点以上
② 択一式試験は、総得点44点以上かつ各科目4点以上である者
※上記合格基準は、試験の難易度に差が生じたことから、昨年度試験の合格基準を補正したものである。

以上を繰り返しつぶさに精読されたい。いかがだろうか。それらの文言の中、「チャンと」「キチンと」「マジメに」あるいは「集中して」「意欲をもって」勉強をして受験に臨むことを条件にする語彙があるだろうか。言うまでもなく1つとしてない。あるのは得点つまり客観的な指標のみだ。



「チャンと」「キチンと」、「マジメに」あるいは「集中して」「意欲をもって」勉強をしていなくても合格基準をみたせれば貴方は合格だ。この事実は他の資格試験でも同様だ。事実、一級建築士、税理士や弁護士の受験生だから「チャンと」「キチンと」「マジメに」あるいは「集中して」「意欲をもって」勉強の必要がある訳でない。

「いい加減に」「雑然と」、「不真面目に」あるいは「ボーッと」「やる気がなく」受験勉強を本試験まで続けていようが、先の合格基準つまり合格点を取れる...その方法は誤答した過去問の全てを正答に転じる...勉強をしていれば合格。何の問題も悶着もなく貴方は合格を果たせる。勉強をしている時の態度や心理状態などどうでも良いことだ。

なにも机に向かわずとも誤答した過去問の全てを正答に転じる勉強ができていればそれで良い。例えば、ソファーに寝っ転がっていようが、コタツでゴロゴロしていようが、彼・彼女とイチャイチャしていようが、あるいは寝ぼけ眼でボーッとしていようが、試験問題の7割が過去問の組みあわせであるから冒頭の勉強ができれば何の問題もない。



むしろ「チャンと」「キチンと」、「マジメに」あるいは「集中して」「意欲をもって」勉強をしようと自己啓発本を読んだり普段は気にもしない机や本棚の整理を始めたり試験勉強の本義と無関係のことをする方がよほど問題がある。敢えて言うがそうしようとすることは資格試験の合格基準となんら関係がない。不必要だ。度外視すべきだからだ。

「ったって、集中してなきゃ勉強が頭に入らないじゃない!」

そうご立腹である場合は想定できる。それにお答えする。実際、集中していなくても物事を有用に覚えることを我々は日常茶飯事に行えている。例えば、運転の道順だが、ボーッとやのんびりと車を運転していても知らぬ間にそれを覚えてしまえることはよくあることだ。なのに試験勉強の時だけ集中に拘ることは事の筋目が通らない。

気にしていることに関して検証してみることだ。例えば、集中の状態とそうでない状態、その2つでどちらが誤答した過去問を正答に転じた数値が高いのかを。実際に比較してみると、注意散漫な状態が先の数値が高かい場合もある。必要十分条件でないこともわかる。要するに「集中だ」「気合いだ」と気にしなくても良い訳だ。

更に言えば、ボッーとしていたり、気合いの入らずダラーッとしていたりする心理状態は脳科学的な視点で見ると脳がアルファー波、つまり努力を必要とせずに知覚した対象を記憶しやすい状態であったりもする。つまり、勉強の客観的な指標を満たすことに有用なコンディションだったりもする。目くじらをたてることでもないわけだ。



だらだらしてしまうのならば、そうしつつも過去問の解答解説や法令の解説書を読んだり、あるいは聴覚教材を聞いたりする。繰り返すが、そうした勉強でも誤答した過去問を正答に転じる勉強の出来る事は大いにあり得る。下手に集中だと集中することに集中することのほうが内的資力を浪費して、試験勉強本来の目的を逸しやすいのでご用心。

長くなった。話をまとめたい。「チャンと」「キチンと」、「マジメに」あるいは「集中して」「意欲をもって」勉強をすることに注力しない。そうではなくて、それらの状態にあらずとも、例えば雑然と不真面目にそしてボッーとやる気なく勉強をしていても合格を目指せる勉強...それは誤答の過去問を正答に転じる...を続けられよ。

皆さんの健闘を祈る。

ん、健闘と言ってはいけない、
合格を目指せる勉強のご継続を祈る。



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【今の勉強で合格を目指せていますか】

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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年12月2日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。


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NLP資格試験勉強法の近藤です。

合格者たちは目的に合った勉強をします。
NLPはその方法と特徴とに着目していきます。
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何と、ナント。

W杯のことではない。
カレンダーは遂に師走に突入。

敢えて言う。
今年も残すところ30日をきった。
皆さん、そして貴方の勉強はどうだろうか。

この時期、その答えは以下の様相で散見される。
「それなりに良い感じだけど大丈夫かな?」
「マジメに予備校にも通っているけどこのままで良いの!」
「もしかしたら駄目な勉強をしているかも...とチョット不安よ」

その声は特に初秋から勉強を始めた諸氏によく発せられる。
言わば合格を目指して既に勉強をしている故の悩みで当然のことだ。

勿論、「もうやっているのだから、マイナスに思っても大丈夫よ」とすることもできる。がしかしだぞ。暗中模索の勉強で合格を果たせるほど資格試験は生やさしくないのだから、その言葉で勉強を続けられるくらいなら、受験生のだれもが苦労はしないのだよ。

では、既に勉強を始めていて前述のように悩んでいる受験生は勉強進度に関わる不安や心配を解消することはどうすればできるのか。

今回は勉強進度の不安を解消する策を再確認したい。



その策、答えは次の2つだ。
1.何はともあれ勉強の効果検証をする
2.1の結果からして学習計画の再構築をする

既に勉強をしている諸氏はPDCA循環で前から2つを経ている。何らかの学習計画...自分や予備校が立案したもの...によって計画の実行つまり試験勉強を続けてこられた。

合格を目指すことを確実にし続ける為にやるべき事は、「頑張る」「打ち込む」などと精神論的な勉強で合格できるほど本試験の甘くないことから、次のCとAとをすることが暗中模索の不安を解消する策となる。ご賢察のようにCは上記の1だ。Aはその2だ。合格に至る道のりを自立的に管理することが先の答えだ。以下で順に説明する。



1.何はともあれ効果検証をする

そうする事に最適なのは試験の疑似演習、シミュレーションの実施だ。休日を使って本試験と同じ時間割である年度の過去問を解く。解いた全問の正誤を明らかにする。正答した問題でも感覚で正解したもの、つまり解法の誤りだった問題はこれ誤答とする。

各科目の得点は合格基準にどうか。その総点は以下同文。「できてるみたい」「たぶん大丈夫」などと主観的な判断で勉強を続けるのでなくて「この科目は合格基準に○点が足りない」「各科目は合格基準に足りてるけど総点のそれにX点が足りない」と客観的(数値的)な査定から今までの勉強を点数によって査定する。



2.1の結果からして学習計画の再構築をする

特に合格基準に足りなかった科目は早急にこれをする。何時までに何をどうするかを暦に落とし込む。例えば「年内に、誤答に関連する法文の全てを、最低でも3回読解しその都度その主旨を暗唱する」と。

あるいは「今年中に、誤答した計算問題の全解法を、最低でも五回覚え直して、その度に必ず要点を暗唱する」と数値や行動の水準で計画する。繰り返して強調する。「大晦日まで必死で頑張る」「年内にがむしゃらで克服する」などと気合いや根性など測りようのない、つまり精神主義の独りよがりな学習計画...そもそも計画でない...をしない。



「で、このヒトって、何が言いたいの?」
「んじゃ、どうしろって言うんだ?!」

仮に先述の1と2とにそう反感を覚えられたとしたら、要するに感覚的な勉強を止めて、これからあるいはこれからも数値的な勉強をしろ。仕事で行程管理することさながらに試験勉強を合格を目指せるように進めよと言っている訳だ。

これまでのことを言い換える。「止観選行」である。「止」は今までやっていることを「多分これで良いんジャね」「きっと上手くできてるって」と流さない。そうでなくて一端止める。「観」は観察だ。客観的つま数値的に勉強の状態を冷徹にみるだ。「選」は観の結果によってこれから何をどうするかを選ぶ。「行」は決めたことを行うだ。

合格を目指せる試験勉強は、かけがえのない貴方の時間つまり命を削ってこれを行うことだ。その道程を暗中模索でやるべきでない。各科目の得点やその総点の合格基準を満たすべくこれを行うべきなのだから。

資格試験の勉強とはそういうものだ。
面倒くさいと言っても仕方ない。

DO IT NOW!



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年11月25日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を受験生に提案します。


こんにちは。
NLP資格試験勉強法の近藤です。

合格者たちは効果的に動機づけをします。
NLPはその方法と特徴とに着目しています。
それにより貴方も合格者になれる要諦を提供可能です。


オ、オット!
ウッカリせずとも既に下旬。

時はひと月もすれば聖夜を迎える。
更に1週間も経ずして何と大晦日である。
今年を見ればあと三十数日となっているぞ。

試験勉強を進めることができたのはどれくらいでしょうか。
唐突にそう尋ねられた返答は例えばこうでしょう。

「年度末モードで勉強どころじゃない」
「忘年会の誘いもあって以下同文」
「なんだか忙しくて以下同文」

なるほど、そうかも知れない。
合格にまだ及ばなかった長い期間、
私もこの時期に同様のことを感じていた。
「こんな時に勉強するのってムリ」

社労士や一級建築士の合格には最低でも勉強に800時間を要する。初学者においては言うまでもなくそれ以上を必要と覚悟するのが賢明。一年のうちにどうしても勉強の困難な時が65日あったとする。残った300日で先の時間を積み上げるには毎日、そう毎日だ、最低限の話としてだよ、2.6時間、160分を要する。

「そげん勉強するのってできんと」
(実情は「勉強以外のことすることができている」だ)

前述の時間は繰り返して強調するか最低条件だった。そんな泣き言を言う余裕など決してない。そんなことができている場合でなかったことは5月大型連休過ぎに明白となる。「あの時から勉強をもっとしておけば良かったのに!」とその時になってももう遅い。コーチングを通してそうした嘆きは耳タコで拝聴してきた。

ではするのがムリとした勉強をすることを可能に転じられるのか。
今回お題は忙しいと思える時にでも勉強時間を見つけられる方法だ。



結論、その答えは自らの行動記録を取ることだ。
それを採る方法は、何時・何をしたかをだだ紙に書くだけ。

ペンとポケットサイズのメモとを常に持ち歩く。例えば「19:47 ライン」と行為とそれをし始めた時刻を紙に書くただこれだけ。正直にかつ簡潔に書き記す。無論言い訳などを記すことは一切が不要。メモ帳は使い慣れたシステム手帳を使っても良いが、その大きさを言い訳にしないように敢えてポケットサイズをお勧めする。

注意。「それなら何時どこの百均で買うのが良いかな」などと先の記録を始める為の準備に時間を要することはしない。そうではなくて、もしメモ帳を入手する手間暇がかかるなら、無用になったA4コピー用紙でも四つ切りにする。クリップ止めにでもしたモノを使えば宜しい。手早く先の記録を始めることはこれから有用性を享受する為に大切。

直近の休日や週末、もちろん平日でも、行動記録を取る。一日の終わりにさながら宇宙人が始めて見た人・地球人でも観察するかのように自分自身の行動記録を目視する。鏡に囲まれたガマガエルが己の姿をみて油を垂らすが如くに、「なんでこんなことに沢山の時間を使っているの」と己の行為を認知してそれを勉強へときっと転じたくなる。

「何よ、そんなことをするより勉強してよ」として先のようにして集めた時間に向かって自分を強く自然に勉強へと動機付けられるはずだ。仮にそうでなくても、「ジャあこの時間ってこうすれば勉強時間に回せそう」と行動記録の点検から時間活用の知恵も湧くだろう。

仮にそうして集めた時間によって毎日の勉強時間が以前に比して1時間増えたとする。その総計が300日で300時間となる。12.5日に換算できる。「だからナニ」と本試験がまだ先と思える今は感じられもするが、試験直前期ともなるとその時間は極めて貴重に思えるはずだ。さて、いかがだろうか。

ある調査によれば成人の平均的なスマホの使用時間は平均3時間46分だ。別の調査はそれを四時間以上とも言う。「スマホが学力を破壊する」とその使用時間と学力の低下との間に明確な相関関係のあることを東北大学の川島隆太教授が述べた。アンデシュ・ハンセン著「スマホ脳」はスマホを使う時間が長いほど知性の劣化が進むとも言う。

何れにしてもご自分の行動記録を取られることを最後に強くお勧めする。記録するだけで食物や食欲を変えて痩せられる知恵が我々の体には蔵されていることに似て、そうするだけで勉強できる時間を認知する。直にもっと勉強をしようとする知性が我々の脳に宿るのだから。



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【貴方も合格を目指せる勉強時間の作り方】

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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年10月21日号
本誌はNLPの視点から合格を叶える勉強法を受験生に提案します。


こんにちは。
NLP資格試験勉強法の近藤です。

凡人と達人には明確な違いがあります。
NLPはその違いを創る違いを解明しています。
その知見から私たちに後者、高水準の違いを提供します。


おや、まあ。
今月も既に下旬。
時の流れが速くないですか。

確かに「それって年のせい?!」とも言えそう。
一方で「あっという間にハロウィンよね」との声もありそう。
何れにしても時間は"Time flies"とも言われます。
受験生でなくてもその使い方にはご用心。


さて、前回、「合格しやすい人の勉強法」を再確認しました。そのなかで、客観的な指標(例えば偏差値)で勉強の進度を把持することの重要性に触れました。大学受験でご経験のように偏差値を上げることは学習者に多くの時間を求める。それに関わる声が幾つかの経路から到来。

「増やせる勉強時間ってあり得ない」
「もう今以上に勉強時間を見つけられない」
「忙しすぎてもっと多くの勉強時間を作れない」

確かにそうかも知れない。合格するまでの長期間にあった僕も同様に感じた。そう言うことを折りに触れて呟いていたことを想起します。

しかし、それらの言葉は以下のことを無意識に表明する。「・・・は(が)あり得ない」は「・・・は(が)あるようにしないことができる」、「・・・を見つけられない」は「・・・見つけないことができる」、「・・・を作れない」は「・・・を作らないことができる」と言えるように。それらは決して無能や怠惰からでなくある種の有能や勤勉からくる。

また合格をする受験生はより多く勉強をした。つまりそうできる勉強時間を確保した。例えば暗記項目の多い受験科目で暗記することを繰り返す、つまり時間を掛けるほど得点を伸ばせますから。そうした事実から、「社労士に合格するには最低でも八百時間いる」とされる。

つまるところ合格を目指す受験生でありたいのならば、是非とも勉強時間を確保することに有能さや勤勉さを発揮すべきではないのか。

今回は合格を目指せる勉強時間の作り方を再確認したい。



まずは事実の確認から。時間は万人に対して平等なのか。確かに、人それぞれにおいて寿命の短長はある。しかし、寿命を構成する年や月、そして一日は同じ。ましてやある試験が終了しその試験がまた実施されるまでの時間はどの受験生において等しくある。これは事実。

対して、例えば「勉強する時間がない・ある」と言う違いがどのようにして生じるのか。その訳は先の確認からして時間の有無でなく受験生が一年やひと月、一日の時間をどう使うか、その違いによって生じる。時間の有無に関する違いを創る違いとは時間の使い方であろう。

他方、以下の様な言葉も頻繁に発せられる。
「気がついたらもうこんな時間」
「あっと言う間に時間がなくなった」

その声はまるで時間が制御不能で勝手に過ぎることを責めているよう。また「こんな時間までよく頑張った」「まだあとひとつやれるだけの時間がある」とする受験生もいる。両者の違いを創る違いは時間意識の有無だ。前者は時間意識が希薄。むしろ時間に無意識ですらある。後者は「何にどれくらい時間を使う(った)のか」と時間に意識的だ。

実例だが、忙しさを訴えながらもサクサクと仕事をこなす人はどの仕事にどれくらいの時間をかけるかを計画する。またそれを実施した後、実際に要した時間の記録を残す。こうした計画とこの振り返りとを繰り返す。時間に対して意識的である。結果、同じ一日そして1週間、ひと月そして一年で、時間に無意識的な者よりも有能たり得る。

結論。以上から、合格を目指せる勉強時間の作り方は以下となる。
1.何をどれくらい時間で行うか計画を立てる
2.何にどれくらい時間をかけたかを記録する
3.1と2との差異から勉強に回せる時間を見つける
4.3から見つけた時間を勉強時間として1で計画する

2を補足する。これを行うことはつまり「○時○分からX時X分まで・・・した」と行動記録をのこすこと。

すると、例えば自宅でTVやYouTubeに見「はまっていたり」ラインのチャットで同様にしていたり、あるいはSNSの投稿に時間を使いすぎていたりしたことに関して意識的になれる。結果、その無用を認知してそれを有用に転じようと意図すれば勉強時間を増やせる訳だ。

試しに直近の休日にご自分の行動記録をとって見られてはいかがだろうか。もし「勉強時間がない」と貴方がお嘆きだったのならば、その嘆きは自律的に解消可能である事実に愕然とするはずだ。きっと勉強時間の創出に関わる違いを創る違いを手に入れられるだろう。

受験生諸君の健闘を祈る。
Good-luck!

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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年9月30日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法、案内人の近藤です。

前号は緊急事態により臨時的に休刊しました。
先週、実は全く使用していない光電話を解約したのです。
その機能を付与する光端末装置がネットと不接続になりました。

その22日に発生した不具合を解消するのに六日間を要しました。
以上のことから本誌は臨時休刊をしていた次第です。
もし光電話の廃止をお考えならご用心です。
それに関する十分な準備が必要です。

さて9月も今日で終わり。
夏の受験シーズンもとっくに終了。
涼しさを従えて次の合格も目指せる勉強の季節がいよいよ到来。

とは言え、「勉強と言われてもその気になれない・・・」とのお悩みは、この時期と限らず以下のようにも断続的にコーチングで伺うこと。

「次の受験に備えた早めの勉強が大切って言われても・・・」
「再受験の有利さあるからまだ勉強を始める気分じゃない・・・」
「受験勉強がやっと終わったのにそれってなかなか再開できない」

皆さん、そして貴方は勉強の再開についていかがだろうか。

なるほど、初受験から合格するまでに10年を要した僕の経験からして
それらの気持ちは掌を指すように把持できる。だが、繰り返し声を大
しても言い過ぎでないくらいに大切な事なので、いま一度ここで繰り
したいのは、「時間こそが受験生にとって最良の味方」であること。

次の合格をお望み方なら、受験勉強の追い込み期や受験直前期にご経
の「時間」に関わるあの激しい欠乏感をここで想起されると、「時間
そが最良の味方」であることを改めて実感できると想定する。

つまり、次の合格を確実にしたいならば、「今すぐに試験勉強を始める」ことの必然性をご理解いただけるだろう。他方、「勉強をする気
なれない」とした諸事情の存在する事はこれもまた事実。

今回は直ぐにでも勉強を始められるNLP的メントレをご案内する。

NLPは効果的なメントレを提供する。
我々を知らぬ間に支配している知覚に接触できる。
つまり無意識の水準から人心を強く鍛錬できるのだから。


まずは結論。
今回の手順は次の通り。

1.勉強を直ぐにする必要を実感していた状況を想起する
 例えば、想起するのは受験勉強の終盤、その追い込み期や受験直前期。「もっと早くに勉強を始めていたら、こんなに焦らなくても良い
に・・・(汗)」「去年の秋から勉強していたなら、こんなに後悔しなが
勉強せずに済んだのに」などといったその様子だ。
 
2.1の状況を十二分に再体験する
 その状況を心の中で再体験できるように1の状況にもう一度入り込
で、見ていたことをもう一度今ここで視て、自分の焦りを表す呟きな
聞いていたことをもう一度今ここで聴いて、それらの知覚が喚起する
あの感覚を体中にグルグルと巡らせよう。
 
 注意:この段階で心的な再体験をする時の要諦は、体験している自
を他人事つまり体験している自分を対象として見ない。換言すると自
を客観視しない。そうするのでなくて、1の状況を直接に自分の耳目
とおして再体験すること。仮に自分を見るとしても、主観的に見てい
例として自分の手先や鼻先だけが見える。
 
3.その感覚を呼び覚ます触覚的な引き金を作る
その感覚を味わいながら以下のどれか1つ例えば、手首を軽く握ったり、首の後ろを触ったり、胸に手を置いたりする。すると、そうした
草をその感覚を呼び覚ます触覚的な引き金とすることができる。

4.引き金の作動試験をする
 目を閉じていたらば開眼して、今いる所の周囲を見渡したり、背伸
をしたりして2から3の状況から脱する。次に、3で行った引き金と
ての仕草をする。2で再体験した感覚が生じるのであるなら引き金の
動は良好。2の感覚が生じないのなら、2からここまでをやり直す。
 
5.使用を開始する
 勉強を始め難い状況、勉強の再開を先延ばしにしたくなった時、例
ばゲームやSNSなどにはまり始めたり急に無用の掃除や片付けなど
始めたりしたら、4で動作の確認がとれたやる気の引き金となる仕草
使う。

以上の手順は、何か(例えば、仕事や学生時代の課題やレポート、あ
いは夏休みの宿題)の締め切り前に皆さんも知らぬ間にご利用であろ
(「テルマエロマエ」作者である漫画家ヤマザキマリさんの言う締め
りに迫られた自分にやる気を催させる「焦り汁」をだす)時間の切迫
際して俄然とやる気の生じる脳内物質を出す方法だった。

もちろん、「焦った気分で勉強するのってヤ」との向きには、以前か
本紙で折に触れてご案内した「思い通りに勉強ができた」状況を想起
て、その体感覚から勉強にやる気を出せるメントレをご活用なさると
いだろう。

何れにしても、次の合格を本気で目指したいなら、直ぐに勉強をし始
ることの賢明さはいくら強調してもしすぎることはない。時間さえあ
ば難関試験も突破できる。このことは合格まで長々とした時を要した
の経験が教えるところ。

だが、人は結婚もできる昇進もできる加えて有資格者にもなれる言っ
可能性を無限に有する一方、それを発揮する為に使える時間は人の老
やがて死する事実からして有限であることを顧慮すると、資格試験に
やる気を出して早々に合格できるに越したことはないはずだ。

以上、合格に向かってやる気をだされますように。
ごきげんよう。



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年9月2日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法、案内人の近藤です。

NLPは有用な動機付けを提示してきました。
私たちはやる気がないのでなくでその出し方に不明。
つまり私たちに対して効果的な動機付けを行う技法なのです。


月が改まった。
夏の試験ラッシュも遂に終了。

先週末の社労士試験、受験生の皆さん、合否の見込みはいかがですか。会計士や税理士、中小企業診断士試験そして建築士試験などそれらの受験生の諸氏、以下同文。「それって聞かれたくない」かもしれない。

実際、社労士試験、その合格の推移はご案内の通り。令和3年、3万7,306人が受験してその合格率は「7.9%」。34358人の受験生は涙を飲んだ。前例を踏襲する行政事業の一端である資格試験であるからして、今年も同様を呈するだろう。

だとすると、9割ほどの受験生はお気の毒なことだ。これに溺れる犬を棒で叩くような(「オレ・アタシは犬じゃない」とご立腹だろうが一つの例えとしてあげた)ことを老爺心として述べる。

次の合格を果たす為に最も有用な資源である時間と初受験者にない受験経験とを活用することからして、今は何れの受験生とてもう涙に暮れて感傷に浸っている場合ではないはずだ。いかがだろうか。確かに、「そんなことを聞いても、次の受験に向けて何かをする気分じゃない」とお感じだろう。しかし、悲しい経験をしたからこそそうなのだよ。

もちろん、それらを活用する、つまり「次の合格を確かにする為に今から何らかのことをし始めるなんで無理」かもしれない。しかし、既にご経験であることからして、次の合格を是非とも叶えるには秋風を覚え始めるこの時期から、合格を目指せる強力な動機づけを自らに施されることが賢明であることは繰り返して言うまでもないはずだ。

とは言え、「それができれば苦労はしないわよ」とのお嘆きはコーチングを通して既に聞き及んでいる。今回は、次の合格に向けて早速にでも具体的な行動を起こせる心理技法、イメトレをご案内したい。



結論から述べる。
ご案内のイメトレは以下の通り。
以下にご案内することについて思うだけより書く方がより効果的。

1.今から次の受験で合格を果たせた未来へ時間的な旅をしよう
 ・その未来で視たり聴いたりしているのはどのような何か
 ・それを感覚のもと、達成できたと自覚できた目的とは何か
 ・その目的はどのような更に大きな目的に繋がっているのか
 ・それらの目的のある未来で視たり聴いたりしていることは何か
 ・それらを知覚している自分が体感できていることは何か
 
注:合格を果たすこととは目標を達成すること。端的に言えば「資格ってただの紙切れ」と揶揄されるように合格証と言う一片の紙を手に入れること。一方、合格することの目的はそうする事のもたらす意味や価値だ。例えば、自信や意欲を持てるようになるのは目的の一つである。

2.1の未来にある自分から今の自分を想う
 ・未来の自分から今の自分を視てみよう
 ・今の自分はどのように視えるだろうか
 ・今の自分に本当はどうあって欲しいのか
 ・それらからから今の自分に伝えたいことは何か
  
3.2の未来からのことをいま視たり聴いたりして思うことは何か
 ・今の自分が未来にある自分の言葉を聴いて気づくことは何か
 ・今の気づきに対して未来の自分が思うことは何か
 ・以上の様に今の自分と未来の自分との対話を続けよう

4.3の話あいにより未来の自分から今の自分に助言する
 ・次の合格を果たす為に今の自分にやって欲しいことは何か
 ・「○月○日から、○○を、○○○しよう」と具体的に伝える
 ・その助言から今の自分が今からやりたいことを具体的に決めよう
 
注:「具体的に決める」とは「今日から勉強をしよう」と単なる心がけをすることでない。そうでなくて例えば、「今夜の20時から、過去問集で不得意科目のデシラ(設問として繰り返しデて、その解き方をシらない問題)をまず1年分だけカンニング勉強法で確認する」と明確な行動を促す水準を自らに約束することだ。
 
以上はコーチングでご提供して好評を賜っているイメトレの1つ。いかがだろうか。「それって無料で公開したら損じゃないの?」とお心遣いは心温まるものだ。しかし、多くの皆さんは「それって良さげだから、そのうちにやろう」として、結果として実践することがない。哀しい事に先のご心配は当を得ない。ご心配はご無用である。

何れにしても、次の合格を目指した皆さんの健闘を祈る。
とりあえず不尽
 
 

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近藤哲生のNLP資格試験コーチングはこちら
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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年8月5日号


暦はもう8月。

今月も資格試験が目白押し。
流し素麺のように次々と到来する。

それらは、中小企業診断士や不動産鑑定士。
公認会計士そして社会保険労務士と相次いで来る。
言うまでもなく、どの資格試験も難関あるいは超難関。

2021年、社労士の場合、合格者数や合格率は、
受験者数が37,306名であり合格者数が2,937名だった。
合格率は7.9%となり、不合格者数は結果33,369名でした。

ご覧になっていかがかな。
「縁起の悪い事を書きやがって」
「不吉なことを読むのって何かムカつく」
そう反感を抱かれることは想定するに難くない。
が、しかし、先に同様のことは今年も到来するだろう。



こんにちは。

冒頭から塩対応でしたね。
NLP資格試験勉強法の近藤です。

NLPは多彩な視点を提示します。
私たちは視点の転換で有用な認知や発見ができます。
NLPは我々を有益な気づきとそれに伴う行動に誘います。



前号で受験後に不合格が予感された場合、
これにどう対応すれば良いかそれを再確認しました。
その対応は受験終了当日やその翌日から勉強を再開すること。

それに対して想定内でしたが以下のお嘆きが散見された。
「不合格の予感が痛くて直ぐに勉強をするのってムリ」
「不合格の痛みが癒えないうちから勉強再開って無理ゲー」
「不合格の悲しみを忘れたら試験勉強を始められそうたけどね」

確かにそう言う感じはあるだろう。初受験から十年目に一級建築士に合格した過去から掌を指すように分かる。一方、泣き言を並べている場合でないことも厳正な事実だ。各受験生は合格の無限な可能性を有しつつも、その可能性を現実にする有限な時間しかない。不合格を実感した時、その時間こそが最も活かすべきだったと痛感されるのだから。

不合格の推定またはほぼ確定される場合、
次の合格を果たす為に勉強の再開はどうすればできるのか。
今回はその為に勉強の再開を直ぐにできるイメトレをご案内したい。


そのイメトレはいつもと違う。
心の中で行うのでなくこれを紙面上で行える。
イメージするのが無理そうなあなたでも簡単にできだろう。
紙と筆記具、そして書き物ができる時と場を用意するだけだから。

下の質問に対する答えを好む形式で紙に書こう。
その形式は文章や箇条書き、マインドマップと自由だ。
正直に素直に筆の進むところに任せて書き進めることが大事。
下手な反省するより以下の答えを取ることが有用でもあるのだから。

以下から始めよう。
下の質問は順に答えるとイメトレとして機能する。
それではそれぞれの自分になりきって答えを書き始めよう。

・合格を果たした今は何年、何月何日だろうか。
・この時、私はどのようにして合格を確認しているのか。
・合格を確認した私は何を視て何を聴いてどう感じているか。

・その感覚を味わいつつ、私は自分をどの様にねぎらっているのか。
・それらの感覚のなかで、あの不合格を振り返ってみるとどうか。
・あの不合格にあった自分にいま言いたいことは何だろうか。

・あの時の自分が最初に行った合格に寄与したことは何か。
・その行いによって排除できた合格に無益なことは何だったか。
・その行いの中で最も顕著にこの合格を確実にしたことは何か。

・あの私はそのことを何時どのように始めたのだったか。
・あの私がそのように始めたことはどのように展開できたか。
・その展開は時のなかで時を通してどのように拡大したか。
・その拡大は合格を果たせた受験にどのように貢献したか。

・それらの展開や拡大、そして貢献から何を学べたか。
・その学びから不合格を予感する現在の私に伝えたいことは何か。
・合格を果たした未来の私は現在の私に最も何をして欲しいのか。



以上の答えから不合格を予感する今のあなたは何したいだろうか。
少し長めの感傷旅行、あるいは年明けからの勉強再開。

そうなんですか、まさかね。



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年7月15日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法の近藤です。

NLPは良好な状態づくりを支援します。
良好な状態は心理と生理との両面に基礎付ます。
NLPはその2つ対して効果的に作用するのです。


本日、7月もとうとう半ば過ぎ。

年明けや年度明けに受験はまだ先のことでした。
が、しかし、時は既に受験直前期となっていますね。

例えば、木造や一級の建築士・学科の試験は来週日曜日に実施。
それから数週間を経ると税理士や中小企業診断士も同様。
そして来月、最終日曜日、社労士も本試験。

試験本番のことを考えると、受験生は気の休まる時がない。
一年間や人により数年間勉強をしてきた結果が表れるのだから。
こんな時、以下の様なお悩み・ご相談は波状的に到来する。

「合格するには受験までどう過ごすの」
「加えてやった方が良い問題集って何ですか」
「勉強以外のことに気が散って追い込みができない」

何としても合格する為に今まで頑張ってきた訳ですから、「実力を発揮できなかったら」「もし設問の難易度が上がったら」などと先行きを考えると、焦りや不安など様々なことをつい覚えるのは自然なこと。一方、そうしたことをどうにかしないと本試験まで合格する勉強をやり抜くことは極めて困難。下手をすると不合格に陥りかねない。

今回は試験の直前期にやってはイケない3つのことを再確認しよう。



結論。
それは以下の3点。

・試験を無視の不規則な生活
・あれもこれもと様々な問題集に手を出す
・心の動揺から勉強以外のことにウッカリ専念してしまう

合格をより確実にしたいのであれば、
以上のようなことは決してヤッテはイケない。
試験の直前期、そうするのではなくて以下のようにすべきだ。

1.試験時間に焦点を当てた規則的な生活
2.使ってきた過去問題集に一点集中
3.勉強に資することのみに専念
以下に説明を続ける。


1.試験時間に焦点を当てた規則的な生活

受験生は試験時間に備えて蓄えてきた解答力や記憶力、そしてそれらを支える集中力などの能力・脳力を余すことなく発揮したいはず。だとしたら、その時間にそれ相応な心身の状態になれるに越したことはない。試験時間にベストコンディションになっていたいだろう。

しかしながら、何もすることなしに「本試験で実力を発揮できますように」と神頼みをしてそうできるのであれば、それこそ苦労はしないし、試験勉強法あるいは受験予備校などの存在も不必要だ。では、試験時間に遺憾なく能力を発揮することはどうしたらできるのか。それは試験時間に併せた心身の状態になれる条件付けをすることだ。

例えば、休日のこと、それを具体化すると、試験時間に実施される受験科目に合わせた試験勉強をすることだ。一級建築士の場合、午前中に計画と環境・設備の試験が実施される。よってその時間に同様の学科を言うまでもなくできる限りの集中をして誤答した過去問を正答できる様になれる勉強に取り組む。

「でも、平日の働いている時ってどうするの」とは実に有用なご質問だ。その時も、試験時間とその時に実施される受験科目を意識して働くことができる。一級建築士の場合、午後一番にあの法規試験があるから、その時間に併せて例えば確認申請の仕事などに全力で取り組む。設計や製図するにしても法規を意識しながらそれを行う。

その様にして、心身を試験時間に対して最高の状態になるように条件付けをしていく。試験本番までそうしていけば下手な精神論など一切が無用。加えて、試験本番でそれぞれの時間に最適なコンディションが条件反射的に起動するはずだ。

念のために付け加える。「休日だからもう少し寝て勉強に集中できるそうな体調を作ろう」などと生活の乱れに繋がるようなことは決してしてはならない。そうするのではなくて、あくまで試験時間に合わせた勉強ができる様に前日の就寝時間も意識して生活しよう。



2.使ってきた過去問題集に一点集中

試験直前期、何としても合格したい気持ちの表れの1つとして、「『これだけ重要問題集』とかやった方が良いですか」と言うような試験対策を考える受験生の絶えることがない。これはどうしたものだろうか。

確かに、合格を確実にする為に、噂になったり注目を集めたりしてきた特殊な問題集や変わり種の要点解説集に手を広げたくなるだろう。特に、『これだけ○○』と銘打ったものならそう考えたくなるのは無理ないこと。だが、そうする事は決してお勧めしない。合格を確かにしたいなら、断じてヤッテはイケない。

今まで取り組んできたもの、その最良のものである過去問集、これ以外に手を出すことは、試験本番までに使える飽くまで有限である時間を考えると、誤答した設問をできるだけ正答できるように極めることは難しい。他方、手を出した対象も同様だ。結果、極まらない知識・技能で本試験に臨むことになる。合格することは不確実だ。

合格をすることを確実にしたいなら、いままで取り組んできた資格試験に最善策だった過去問集に一点集中する。具体的には、繰り返し解いても誤答してきた問題を一問でも多く正答に転じるようにする。そうする為に足りたい知識や技能を補填できる様に法令集や参考書を読む。また誤答した問題に取り組む。この繰り返しで過去問集に一点集中する。



3.勉強に資することのみに専念

試験の直前期、知らぬ間に合否の可能性を考えて、心が乱れることもありがち。すると、「不合格になるかも知れない」などと近しい人に電話をしたり、「勉強の調子はどう?」などと受験仲間にSNSで傷のなめ合いになりがちな言葉を交わしたりしたくなるのも無理からぬこと。

だが、そうすることは時間の浪費。これを決してお勧めしない。あるいは、それらのことをしたくなったら、「それって勉強へ直に結びついているの?」と自問すべきだ。勿論、その答えは否であるから、勉強に直結していない行為はこれをすることは、合格することに唯一役立つ試験勉強をすることに資するこがないので、これを一切排除する。

では、本試験のことを考えて、心配や不安に陥ったらどうするのか。その答えは、「具体的に何がどのように心配(不安)なのあ」と自問する。例えば五分と時間を限った上で、その自問から浮上してきた感情や考えに溺れるのではなくて、それらをひたすら紙に書き付ける。

次に、「では具体的にどうすれば何をどうすれば安心できるのか」と自問する。すると、例えば「不得意科目(例えば法規や構造)であの過去問の解き方を体得したい」などと、それこそ不安や心配に対する具体的に方策が見えてくるたろう。あとはそれをひたすらやるだけだ。

要するに、合格をより確実にするには、勉強に資することだけに一点集中する。それが直前期に心がゆらぎがちな自分に対するただ1つの効果的な対策だ。ズバリ、「心配をしたり不安になったりする暇があるのなら勉強する」ことが、試験直前期に有用な対策であることを最後にここで大書きしておきたい。

なるほど、「それができれば苦労はしない」とお考えだろうか。

仮にそうならば、即座にそう考えられることは無能の露呈でなく、できることを見聞きする度に「それができれば以下同文」と繰り返したことからくる有能さの表出だ。であるから、合格をより現実化したいのならば、その有能さをもたらした繰り返しは、これを過去問の誤答を正答に転じる勉強に是非ともご発揮されてはいかがだろうか。

直前期、以上の三点を拠り所に合格をより確かにしませんか。
受験生みなさんのご健闘を祈ります。

ではまた次号で。


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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年5月13日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法コーチの近藤です。

NLPは脳の取説と称されます。
脳は使い方次第で自身の能力を多彩に発揮可能。
NLPはその有用な使い方を多様な質問法でも提示します。


終わりました。

ゴールデンウィーク。
どんな週間にできましたか。

上のように問いかけましたが、
「どんな週間になりましたか」としませんでした。
後者のように問うことを僕は意識的に使い分けました。

人は出来事のつながりを時の流れと認識する。よって時間とは出来事の連続と同義であるとします。時間の集積としてのある人に関する週間はこれをその主体がなし得た出来事の集積です。

天候がその主体と無関係に雨に「なり」、果実が同様に食べ頃に「なり」と言うこととは異なる。つまり、どう「なり」ではなくて、主体が関わる事からどう「できたか」とある問うのが妥当だからです。

冒頭の問は時間に有責である「あなた」はあの連休をどのような価値になし得たかと尋ねていた。仮に「あまり有意義にできなかった」との答えであるならば、その返答は主体の無能や怠惰を決して意味しない。「有意義にしない」ことをなし得た有能や勤勉の表明です。これに気づけば、これからの週末に有能や勤勉を有用に使うこと「も」可能。


そうする事に資する1つの方法は効果的な試験勉強に有用な要点ノートをつくることです。学生時代に試験対策としてつくったことがあるでしょう。これに関してもお悩みやご相談を継続的に承っています。それを例示すると以下の様なことです。

「要点ノートをつくったけど得点力が上がらない」
「マインドマップで要点をまとめたのに模試が絶不調」
「解法ポイントをノートで整理しても頭にはっていない」

なるほど、それらはよくあるノートのお悩みです。しかし、それらのお悩み・ご相談はもちろん解消が可能です。これらが秘する問題点を認識してこれを改善すれば良いからです。では、そのことは何をどうすればできるのか。

今回は得点力をつけられる要点ノートの作り方を再確認しましょう。



さて、今夏に皆さんが受験予定ならば、受験勉強は仕上げの時期でした。つまり合格できるように、各受験科目の得点とその総点との合格基準を満たせる得点力を確保すべき時間なのです。その双方で基準を満たせなければ合格を果たせないからです。

この時に応える手段として、繰り返し過去問を解くことでその解き方を覚える。それを覚えたことを検証する為に、定期的に模試や答練を受ける。その結果から、自分の弱点である頻繁に試験に「で」るのにその解き方をまだ「しら」ない「デシラ」を認識する。それを補う。その為に有用な手段の1つが要点まとめノートでした。

では、あなたはそのノートをどのようにつくっているでしょうか。その答えは先のお悩みやご相談からすると以下のようなものでしょう。

・予備校で板書されたことをまとめる
・誤答を繰り返した問題の解き方を書きためた
・要点・ポイントを下線や色づけで目立つようにする
・弱点だと解った解答解説をまとめノートとして抜き書きする
・効果的と言われるマインドマップでまとめノートをつくってきた

確かに、それらをすることは要点まとめノートとして大いに有用であると想われます。しかし、模試や答練の得点が右肩上がりにならなかったり最悪な場合として不合格を繰り返したりする場合が多いことから、あまり合格に資すること「も」ない。

では、要点まとめノートはこれのノート形式をマインドマップでなくてもどのようにすれば合格することに効果的にできるのでしょうか。



結論。

その答えとは脳死的ノートを決して取らないこと。
大事なのでお気づきのように以前から繰り返してきたことです。

脳死つまり脳活動が止まった、脳が思考の臓器である故にいわば何も考えることのない見たり聞いたりした要点をただ単に目から紙に耳から紙にただ書き写す如き要するにコピー機的な単純作業となるノートを取らないことです。

もちろん、「それって何が悪いの」と多くの人が学生時代にそうしていたことからして、そう言う疑念を覚えるのが普通かも知れません。しかし、合格を目指したいのならば、それを取らないようにすべきです。そうご相談やお悩みである諸氏から徴されるのは、「模試の成績が伸びない」や「答練の結果が不調続き」と言う結果だからです。

ではどうすれば良かったのか。
脳死的なノートを取るのでなくて脳活的なそれをつくります。

脳活的とは要点に下線を施したり色づけしたりしてそれ強調することでない。そうしても脳活つまり思考活動をしていない単なる強調するだけの単純作業に陥っている受験生が散見されるからです。もちろん、そうする事が無用ではない。そうではなくて思考をする過程やそうした結果として先の強調をすることならば大いに有用です。

では、脳活的なつまり思考的なノートをつくることはどうすればできるのか。そのことは、「じゃあマインドマップをつくれば良いジャネ」でない。マインドマップをつくっても脳死的なノートに陥ることがままある。マインドマップや東大式などどのようなノート形式であろうとも、要点つまりデシラの解法を再記憶する(頭に入れる)ものにする。

そうする為に、問答形式で要点を理解や想起することがそれを再記憶に資することからして、以下の要領でつくったノートを脳活的なものする。言わば要点を見返す自分に自問することでそれを考えさせる。または、自らに問うた要点の想起を促す。

実のところ、あることを想起することはそのことを再記憶ことと同義。実際、物心ついた頃から、私たちは自分の名前を繰り返し問われ、無意識に想起して、名前を再記憶してきた訳です。

合格に資するノートとは、要点を問答形式に沿って記述する。これを見返すことで自らの脳・この現象としての思考(想起や理解、再記憶すること)を起動するものにすべきです。

それに応えるには以下の要素をノートに取り込みます。
1.鍵語で要点を理解させる
2.問題形式で要点を想起させる
3.ノート全体をまとめた部分がある

1.鍵語で要点を理解させる
例えば、一級建築士の受験生なら、「開口部とは」で要点の解り想起できるように書くことです。例えば以下のようにします。但し、法令の条文を左から右に書き写さない。そうでなくて、過去問を繰り返しといてもそれを誤答することに関わる事柄のみを次の形式で書き記す。

開口部とは |採光、換気、排煙、進入口、無窓階に関わる部分
有効面積とは|居室の床面積あたりに規定された割合の面積・・・

要するにある事柄の定義や現象、その結果やそれに対する対策を問題形式にする。それらを見返したときに「これってあれたったのか」と解る、知性が再活動するよう書き記す。そうして要点を再び頭に蓄積できるようにします。

2.問題形式で要点を想起させる
例示すると、先の受験生ならば、「次のモーメントを求めよ」と問いかける。つまり、その答えを思考させる様式をとって要点を想起させるものにする。

例えば、先の問いかけを左に書いたら、その右に解答過程を記する。左右(または上下)にかき分けて、後で答えの部分を隠して見返したときに、自問自答つまり一人試験ができる様にする。そうして解答に必要だった要点を想起するように要点をまとめる。

そもそも、試験勉強の目的とは問題に正解できる自分になること。詳しくいえば、各受験科目の得点とその総点の合格基準を満たせる正解率を有する頭の持ち主になることでした。そうなれるように要点ノートも問い、問題に正解できることを促す形式にする訳です。

3.ノート全体をまとめた部分がある
これがある目的はある解法に関わる様々な要点を一望俯瞰的に想起できるように記す。つまりこの部分を見るとこれが代表する要点の数々を走馬灯のように想起することができるように書くことです。

例えば、ここまでの記事を僕は、「要点の再蓄積」と主題を代表する鍵語から展開しています。この鍵語で要旨に関わる思考、理解や想起など脳活動に関わる様々な事柄を僕は頭に入れました。そうすることで、ここまであれこれと述べてきた訳です。

実のところ、ある事柄に関わる諸々のことをまとめる事は、多くの事を覚えられる「記憶法」のコツなのです。ノート全体をまとめた部分をつくることは、要点を記憶する術を自動的に行うことと同義。ノートした様々な要点をまとめたもの、つまり要点の要点を考えてつくることは、記憶の貯蔵庫を開く鍵を所有することになるのです。

以上3点に関して最後に警告します。
ご注意!「知っている」「解っている」ことを書かない。
そうするのでなくて、「知らない」「解っていない」ことだけ書く。

つまり、要点ノートは要点が頭にはいって試験勉強がすすむほどに、書くことが減るものであるべきです。例えば試験前日、もう書くことがなくなっている。合格に資する要点が全て頭にはいった。大事なので再述します。要点ノートは、知らなかったことや解っていなかったこと「だけ」を問答形式で書く。決して勉強時間は無限じゃないのだから。

その結果、試験本番で解法の要点を合法的にカンニング(つまり想起)させてくれる。解法の要点をエア(頭の中を目の前で視ているよう)で想起できるようなノートをして、「要点ノート」とすべきです。



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年4月22日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法コーチの近藤です。

NLPは悪習慣を改善できる技法を多数に有する。
習慣はこれを引き起こす内的過程に深く関係します。
NLPはその関係を変容して悪習慣を即座に改善します。


4月も既に下旬。

来週末から連休が始まります。
3日や6日、10日でそれが可能な日程。

一方、今が試験勉強にも本気になりたい時期。
特に今夏に受験するならばこれからが追い込みの時。
ゴールデンウィークを活用できれば勉強の遅れも解消可能。

だからこそ以下に例示するようなお悩みも頻繁に到来してきた。
「週末の勉強できる時なのに集中できなくて困る」
「勉強時間になっても気が散っている自分がいてダメ」
「連休で勉強に打ち込めるのにそうできない自分が嫌だ」

なるほど、せっかく勉強できる状況であるのにそれでは頭が痛い。
受験直前期、時間を無駄にしたことを悔やんでももう遅い。
無駄に使った時間は決して取り返せないのだから。

では問題です。
勉強のできる時にこれに専念することがどうしたらできるのか。
今回は勉強のできる状態に即効でなれる方法を再確認したい。



冒頭で例示した悩みは興味深い特徴を持ちます。
それは以下の様に言い換えることができるのだから。

「・・・勉強に集中できなくて困る」
     ↓↓↓↓↓
「・・・勉強に集中『しないことができて』困る」

「・・・気が散っている自分がいてダメ」
     ↓↓↓↓↓
「・・・気が散って『いられる』自分がいてダメ」

「・・・そうできない自分が嫌だ」
     ↓↓↓↓↓
「・・・そう『しないことができる』自分が嫌だ」

何かができないこと、何かになっていること。それらのことは決して怠惰や無能を告発しない。そうではなくてある種の勤勉さや有能さの表明である。無意識に行っていることであってもそうする事が雨の降るようなことでない。飽くまでそれに関して私たちに有責。だから前述のように実に興味深い書き換えがなせる。

そうしてみると、好ましくない方向に発揮されていた前述の勉強に関する困難を招いていた事の裏返しである勤勉さや有能さのこれらをどうすれば望ましい方向に転用できるのかを考えれば、今回の回答を得ることが可能。

では、勉強の困難を誘発する先の勤勉さや有能さはどのようにして起ち上がったのか。それはウィルスのように飛来した訳ではなくて、学習によって起ち上がった。つまり何かと別の何かとの関連を反復して内的に連鎖した結果つまり学習だ。例えば以下のように。

電話の呼び出し音を聞いた →→→ 即座にスマホを手に取る
LINEの着信マークを見た →→→ 速攻でLINEを開く

そうしたことを繰り返すと即座につまり無意識にその一連ができる。同様のことは、人の学習能力からして勉強に関しても容易に可能になる。以下に例示するとこうだ。

・勉強に集中し始めたのだが、ウッカリLINEに集中してしまう
・勉強に気を入れ始めたのに、ついスマホを気にしてしまう
・勉強に打ち込み始めけれど、ちょっとのつもりでTVを見てしまう

そうしたことの繰り返しは確実に脳内で学習される。つまりある刺激がある反応を引き起こすようになる。いわゆる「パブロフの犬」的な勤勉さや有能さとして、事例のようにLINEやスマホ・TVにハマらずとも、勉強したいのにこれに専心できない状況として冒頭のお悩みだった受験生に定着した訳だ。

だとしたら先の繰り返しはこれの結果として勉強に専念することに有用な別のものに置き換える。そうすれば問題の解決に達する。まず、そうできるように無用な刺激を勉強する環境から以下に例示するように遠ざけることが大事であることはご案内の通りだ。

・スマホは電源を切って目につかないところにしまう
・TVはオフにしてリモコンを片付ける
・パソコンのアイコンで勉強に無関係のモノは消去する
・漫画や雑誌など勉強に資することのない書籍は一切を片付ける
・勉強以外のことを連想させる写真やグッズなどを机から撤去する

以上の様に反応を誘発していた刺激を除去して勉強に専心できる環境を整える。次に、そうした環境を構築したのだから、即座に勉強に集中できるようになれる以下に例示するような一連した刺激と反応との関連付けを繰り返して行う。つまり以下のことを習慣化する。

・勉強すべき時間を認識したら直ちに勉強だけをする
・勉強が思い通りにできたイメトレをして即座に勉強を始める
・苦手意識を解消するイメトレをしたら直ぐに苦手科目に手をつける

どうだろうか。確かに「それができれば悩みはしない」と反感を覚えるであろう。しかし、それができないのは決して問題でない。そうではなくて、それしないことを繰り返したことによる確固とした大いに認めるべき成果である。良きにつけ悪しきにつけ繰り返しは学習となる。つまり習慣となるのだから。そして運命ともなる。

上記にあるイメトレ2つはご案内のとおり。
以前の記事をご参照されたい。

ただしそれらのイメトレをしなくとも良い。勉強時間になったら「勉強『だけ』をする」ことを何の例外もなく繰り返せば、心的な刺激としての勉強時間が望ましい心的な反応としての勉強を始めることを自動的に誘発するに至る。成功哲学の喧伝する習慣の力を得ることができる。課題だった冒頭のお悩みはその力の逆バージョンだったのだからだ。

連休中の健闘をご祈念申し上げる。
Good luck!



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2021年12月10日号


こんにちは。

いかがお過ごしでしょうか。
NLP資格試験勉強法コーチの近藤です。

日曜日を2つ過ごすと聖夜。
それをもう一つ同様にすると大晦日。
年の瀬の様相がだいぶ色濃くなってきましたね。

職場では上司や先輩達も走り回るような忙しさでしょう。
「師走」とはよく言ったものです。


さて試験勉強の調子はいかがですか。

「計画通りに勉強できててイイ調子」
「思ったように勉強が進んで良い感じ」

勉強がそうした状況なら言うことなしです。
その調子を維持して更に上向きにして合格を目指しましょう。
その一方で以下の様なご相談もこの時期にしばしば到来します。

「新年にならないと勉強する気分になれなくて」
「まだ本腰を入れて勉強ができないので受験が心配」
「勉強を始めた方が良いと分かっているけどそうできない」

以上の様なご相談は合格を目指す水準から測ると相当にヤバイ。
ズバリ言ってしまえば直近の受験でそれを目指すことは相当に困難。

確かに各受験生の合格に対する可能性は無限。だがその為に使える資源は有限だ。社労士や一級建築士の合格を目指す事は最低でも800時間を要する。それを勉強開始から受験までの日数で除すると一日当たりの勉強時間が分かる。対して一日で使える時間や体力は飽くまで有限。短期決戦や一気に挽回を言い立てるにも程がある。

とは言え先のようなご相談にお答えすることもNLP資格試験勉強法コーチというものである。では上記のように勉強を本格的に始められない状況を打破することを続いてご提示しよう。

今回のお題はこうである。
試験勉強を本格的に始めることはどうすればできるのか。



まず各位がお悩みの「勉強を本格的に始められない」状態とは何か。何時ものように申し上げるとそれは決して各位の怠惰や無能の兆候でない。そうではなくて何らかの理由づけからして「勉強を本格的に始めないことができている」勤勉さや有能さの証だ。

加えてその状態は勉強を「始められない」とそれを「始めなくてはならない」との板挟み、ダブルバインドである。先の勤勉さや有能さをしてその2極を行ったり来たりする。しかし見方を変えると今はまだ前者であることはあまり問題でない。合格を目指す為に勉強を何時からどのように始めるかという課題ともできるからだ。

であるとすると、それらを直ぐに「始めることができる」状況に転じればことはことは可能だ。ではそうすることはどうすればできるのか。その答えは端的に言えば「しりに火を付ける」ことだ。例えば学生時代に定期試験の前夜に覚えた気持ちを味わうことだ。

もちろん、最後の締め切り、試験勉強の納期は受験日である。それを考えると勉強を始めた方が良いことは分かっているだろう。だが、いまだに「勉強を始めないことができてしまっている」のは、勉強を始める期限、つまり「勉強を始めないこと」に納期を設定していないからだ。「勉強を始めること」に尻に火がつく感覚を憶えればことは解決する。

その為に次のワーク(イメトレ)に取り組んで見ること良い。

段階A
1.来年のある時期から勉強を始めて迎えた直近の受験日を想像する
2.その未来に入ってそこで見えることを見て聞こえることを聞く
3.それらの知覚がもたらす感情を味わいながら過去を振り返る
4.過去つまり現在の自分にどうすべきだったかを考える
5.その考えを携えながら過去つまり今に返ってくる

段階B
1.直ぐにでも勉強を始めた直近の受験日を想像する
2.その未来に入ってそこで見えることを見て聞こえることを聞く
3.それらの知覚がもたらす感情を味わいながら過去を振り返る
4.過去つまり現在の自分にどうしらから良かったかを教える
5.その考えを携えながら過去つまり今に返ってくる

上記2つの段階の気づきを元に勉強を始める期限を設定してみよう。確かに、「今日から勉強を始めたって合格は無理ゲー」の感覚は否めないだろう。仮にそうであるならば、直近を次々回として上記2段階を再試行してみよう。何れにしても勉強を始める期限を設定することのお悩みは朝霧のように晴れるはずだ。

人生は我々に対して常に2つの分かれ道を提示している。仕事や恋愛、そして受験勉強でも同様であることは言うまでもない。であるならば、皆さんはそして貴方はどの道をお進みになりたいだろうか。それにお悩みの折、夫々の未来から現在をどうするかをお考えになってみてはいかがだろうか。人生は同様に選択の機会をも提供しているのだから。



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2021年11月19日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法コーチの近藤です。

大谷選手がアメリカ大リーグのMVP賞を獲得。
全米野球記者協会の投票で満票の両リーグ最優秀選手。
野球の神様ベーブルースも驚く大活躍をした結果なのですから。

皆さんも知的競技、資格試験で合格を目指しませんか。
分野が違っても地道な勉強が実を結ぶことは確かなことですから。


さて試験勉強はどうされていますか。
この時期、講座やコーチングで以下の様な声が聞かれます。

「試験勉強を始めたけど気分次第の行き当たりばったりで・・・」
「計画的に勉強したいけどやり方がよく分からない・・・」
「学習計画ね、作っても計画倒れになりそうで・・・」

以上のように皆さんの中にも同様のお嘆きがあることでしょう。
今回は合格する学習計画の要点を一緒に再確認しましょう。



皆さん、貴方は勉強をどのようにおすすめだろうか。それに対して、年末に向かうこの時期でなくても、仕事や私事において色々とあることから「計画的に勉強できれば苦労はしないよ」とお考えであろうな。

一方、仕事はすべからくある期限で設定した(させられた)成果を達成する計画にそって進めているはずだ。そうでなければ時を待たずに閑職に追い込まれる怖れを否定できない。それからすると以下の様に言えるだろう。

「結果を望まれる仕事は計画的にやっているのに、
 合格が望まれる試験勉強はなぜ計画的にやらないの」

受験生の学習計画は事業計画に似る。各受験生は無限と有限との間に佇んでいる。合格を目指せる可能性を無限に蔵している。だが、それを目指す為に蔵する知力や体力、時間などの資源を有限とせざるえない。だって受験生も人間だもの。

合格を目指して有限な資源を有効に活用する為に何らかの方策は必要だろう。そこで仕事にならって試験勉強も進める学習計画は、これを合格を目指す為に実行可能な形で立案することが得策だろう。

とは言え以下の苦悩が目に浮かぶ。
「学習計画ってどうやって立案するの・・・」
「学習計画って計画倒れになるから無駄かも・・・」

なるほど、結局は一夜漬けを繰り返した学生時代の経験からすると、特に後者は頷きをさそうと想像できる。かく言う僕も合格するまで後者に属し続けていた。しかし、ある時、ひとつの気づきに基づいた学習計画を立案した。それを実行した時に合格を果たし得た。

その気づきとはこうだ。
「やればできることを決める。
 決めたことはできることだからその通りにやる」
 
以上は考えてみれば当たり前。例えば、朝起きたら、顔を洗ったり歯を磨いたりすることに似る。また、食事の前に、「いただきます」と言ったり職場に出勤したら「おはようございます」と挨拶したりすることと同様。決して根性や気合いそして道徳論を持ち出すまでもない。

合格を目指した学習計画もそれらのことに似る。時間を縦糸に、やればできるカンニングやリンキングそしてリピートなど各種の学習法を横糸にする。それらに基礎付いた勉強が織りなすだろう模試や答練で達成したい得点など合格に至る中間の目標として立案する。

但し休日に合計で16時間時間ある学習法を実施するような学習計画は知力や体力からして言うまでもなく無理ゲー。そうするのではなくて「決めたことはできることだからその通りにやる」からして「やればできることを決める」ことが大切。

その好例が大谷選手が高校時代に設定したドラフト一位で8球団に入団する目標を彼自身がやればできることとして8つに細分化したもの。8つを構成する「体づくり」から「メンタル」まで各項目で、例えば「体づくり」ならそれを「体のケア」から「柔軟性」までさで更にやればできることとして8つに細分した方式。

試験勉強でやればできることとは何かを具体的に説明する。例えば、資格試験の勉強で中核をなす過去問の解き方を確実に覚える為に、記憶の機構から最低でも5回繰り返して過去問を解くのがリピート勉強法だった。一級建築士の受験生が盤石を期して過去10年分の過去問ににこの勉強法を用いるとする。これに要する時間は以下に見積もれる。

125問/年×10年×3分/問=18750分(約312.5時間)
 1)上記を90日で完了する場合は約3.5時間/日
 2)同上を120日で同様にする場合は約2.6時間/日
 3)同上を150日で同様にする場合は約2.0時間/日

ご注意である。3分/問は、受験時の時間配分とリピート勉強法の一回目から五回目の平均、双方を考慮した時間だ。加えて、過去問の解き方に関わる関連情報を再読したり調べたりする時間は学習の習熟度によって異なる。もちろん別に必要になる。「一日に2時間の勉強なら楽勝」とは決してならない。それ以上の勉強時間が必要となる。

前述から仕事をしつつ、平日と休日とに使える時間を視野に入れる。無理をせずに心身共に健康な状態を担保できる計画を案じる。そのように「やればできることを決める」ことで合格を目指そう。時間的な余裕を可能な限り持てるように一日でも早く学習計画を立案したい。これにそって一日でも早く勉強をし始めることが肝要な訳だ。

全体的に言えば、仮に合格を目指す為に勉強に八百時間を要するとしよう。それを来年から8ヶ月で完了することと、今年から9ヶ月でそうするのでは、月あたりの学習時間を明らかに異なる。両者の間で「やればできること」の度合いに差異が生じるからだった。

最後に「やればできること」を合格の為に組織化した学習計画はこれ自身の性格からしてこれを実行することは容易いはずだ。だからこそ、「やればできること」でもあるに関わらず、「できない」ではなく「しないことができる」勤勉さや有能さの結果としてこれを実行しない行為は自らに精神的な強い痛みをもたらすだろう。

だが、これをその通りに実行することは、決めた事がやれたことによる「私の思考は現実化する」と言える自己信頼つまり自信を確実に構築する。結果として「やればできること」の一端である合格すると言う自らの思考に対する確かな自信も涵養してくれる。



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2021年10月22日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法コーチの近藤です。

今月もすでに下旬。
来週は社労士の合格発表でしたね。
受験された皆さんの見込みはいかがでしょうか。

そう聞くより、むしろその見込みは既についているはず。
予備校の解答速報や自己採点の精度は決して低くないのですから。

そうならば次の可能性を高める為にはどうするのが良いでしょうか。
もちろん直ぐにでも次の段階に進むのが得策だと想定される。
何をするにしても時間こそが不可欠な資源ですから。


一方で次のようなご相談も間歇的に到来。

「直ぐにでも始めたい勉強を始められない」
「今日からでも勉強を始めるべきなのにそうできない」
「遊んでばかりじゃ駄目って分かっていてもまた遊んでしまう」

それって皆さんにも覚えのあることでしょう。
思いと行いが裏腹、思考と行動が真逆、理性と感性とが矛盾。
そうした板挟みで次の段階に進みたいのに登れない。
この状況をどうしたら解消できるのでしょうか。

今回は何かをやりたいのにできない板挟み状態の解消法をご案内。



「○○を直ぐにでも始めたいのに始められない」

そう言うことって仕事や家事でもよくあることでしゅう。
直ぐにやれば良いと分かっていながらそうすることができない。

そうしたこは振り返ってみるとどうか。決して今に始まったことでないはず。学生時代、定期試験の日程から直ぐに始めた方が良いのにそうしなかった試験対策。仕事で直ぐに書き始める方が絶対に得策だと分かっているのにそうしなかった書類の作成。家事で直ぐにでも始めた方が気持ちよく過ごせるのにそうしていない汚部屋の掃除や片付け。

そうした裏腹、相反、矛盾がこれまでの日々に散見される。正直に振り返ってみると、様々な可能性を喪失させている。例えば、好成績を取ることや高評価を得ること、そして心地よく過ごせること等のような。にも関わらず今もそうした幾つかの板挟みに自分がある。

そうであるのだが、そうした自分があるのは何か強大で邪悪な存在がダブルバインドの状況を我々に強いているのでない。「○○したいのに○○できない」と言うことは正しく言えば「○○したいのに○○しない事ができている」と言うべき決して無能でなくて有能に関する言明。「できない」とは「しないことができる」能力の証しだから。

では、そうした能力を発揮できる訳は何であるのか。例えば「それって単なる愚図じゃね」とか「要するに優柔不断なだけよ」とも考えられる。しかし、「愚図るな」「即決即断」と促してことが解決できれば誰もが苦労はしない。その訳は現状(恒常性)維持。つまり良くも悪くも今のままであり続けたいこと。言い換えれば惰性(慣性)だ。

加えて、それらの性質はそれ自体からなされるその行動で維持される。事実、勉強したいのにそうすることを先延ばしにする人はそうする事が癖になる。つまり現状維持できる。遊んではならないのに今日だけはと遊んでしまう者はそうすることが日常化される。つまり恒常性として保持できる。我々は良くも悪くも習慣の動物だった。

だから、先延ばしの癖つまりその慣性を持つ人は先延ばしを止めないことができる。食べ過ぎる癖つまりその惰性を持つ人は食べ過ぎを止めないことができる。愚図な人はその恒常性維持からして愚図を変えることに愚図ることができてしまう。が、しかし、そうであるからこそ自己変革の希望はまだある。

現状・恒常性の維持にしろ惰性・慣性にしろ何れも誰かがそれを強いているのでは決してなかった。そうではなくて、その状態にある自分がその状態を惰性で選択している。好ましからざる現状・恒常性にご執着なのだ。だから、そのことをまず自覚して、それらへの執着を諦めることが最初の一歩だ。

もちろん、慣性による困難を考えて一挙に現状維持を諦めろとは言わない。そうした心がけ精神論に頼よらない。むしろ頼ることができないので、逆に慣性・惰性の有用性を活用したい。具体的にはやれば直ぐにできる以下に続くような簡単で小さいことをしつづける。

例えば、仕事の経費精算なら、精算書の一項目をまず書き込む。家事で汚部屋の掃除なら、テーブルに散在する小物1つをまず片づける。試験勉強なら、法令集のある条文の一項だけ読む。

そうすると、自己由来の板挟みが少しく緩んだことに気づけるだろう。つまり少しではあるがやりたいことにある種の容易さを覚えられる。なのでやればすぐにできる簡単で小さなことを「また」行う。

仕事でも家事でも試験勉強でもそうする。そこでまた以下同文。そうしたことを繰り返えすとやれば直ぐにできる事を行うことに慣性・惰性、現状維持が生じる。

「やればできるのにやらないことができる」慣性が、「やればできるのだから、やらずにすませない」慣性へと次第に変容する。但し、前の慣性はそれ故に一挙に変えられることに大きく抵抗するものだから、やれば直ぐにできる小さなことをして少しずつ続けることで、つぎの慣性へと転じることができる。少しずつ変えることが肝要だ。

現状維持やダブルバインドと聞くと実に困難なことの様に思える。だが、それらは一朝一夕で起ち上がったものではない。そうではなくて、「やればできることをしないことができる」という小さな身振りによる学習のもたらした効果としての慣性・惰性だ。

そうした理路からそれを逆に転じるには、「やれば直ぐにできる小さなこと(かんたんなこと)を直ぐにする」ことが息をするようにできることなので、そうする事を繰り返す。

そうすれば、合気道の達人が打ちかかった相手の小手先に小さな力を加え続けことにより、相手の慣性を活かしてくるりと相手を投げ飛ばすせるように、「やればできる事をしないことができる」ことを「やればできることだから直ぐにやれる」自分に転じることができる。

「それって何時からやればいいの」とお考えだろう。
その答えは言うまでもなく「今」なのだよ。

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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2021年10月15日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法コーチの近藤です。

今日から今月も後半。
気がつけば今年もあと二ヶ月半。
試験勉強はそれ相応に進んでいるでしょうか。

気を抜いていると忙しい年末が直ぐにやって来ます。
そうなる前に勉強を進めておきたいものです。


ところで合格を目指した試験勉強の調子はいかがですか。
無論「うん絶好調」と言えることに超したことはありません。
来週からもっと涼しくなる勉強向きの時節なのですから。

しかし、そうなる時期だからこそでしょうか。
以下の様なお悩み相談も絶えない。

「勉強をし始めると眠くなって仕方ない」
「法令集を読み進めたいのに睡魔が襲ってくる」
「参考書を読んでいる途中で超眠くなって勉強が進まない」

なるほど、それでは勉強を進めにくい。
合格に向かって勉強を進めるどころの話でない。
今回は眠くならずに受験勉強を続ける方法を考えてみたい。



では勉強中に眠たくなる訳は何か。
諸外国と比較すると我々の睡眠時間はこうだ。
世界主要国29カ国の中で韓国に次いで2番目に短い。
そもそも日常的に睡眠不足だからそうなるのは当然だろう。

だとすれば勉強中でなくても睡魔を退散させ為には、
いずれにしても睡眠時間をできるだけ増やすこと。
例えば以下の様なことに取り組むことで。

1.スマホで動画を見たりSNSに興じたりする時間を縮小する
2.昼間に仕事の効率を上げて残業時間をできるだけ削減する
3.できることなら通勤時間が減る住まいに引っ越す

確かに2と3は諸事情からすぐにできることでもない。しかし、1はこれを実行できれば睡眠時間を着実に増やすことが可能では。IT機器に関する利用時間の統計によればスマホの利用時間は「2時間以上3時間未満」が最多であり「1時間以上2時間未満」が次いで多い。

つまり大半の人においてスマホが睡眠時間を圧迫している可能性は否定できない。であるならば、それらの時間を縮減すれば睡眠時間を増やせる。加えて睡眠時間を侵食しがちなTV視聴の時間も同様にすれば更に睡眠時間の確保が可能。



とは言え、以下のようなお悩みも散見される。

「お茶やストレッチをしても眠たくなる」
「人並みに眠っているけど法文を読むときは眠い」
「睡眠時間は削っていないのに苦手科目になる眠くなる」

例えば学生時代を想起するとどうだったか。そうなったことは大いに「あるある」だろう。決して怪しむにあたらない。難しいこと特に苦手科目でそうなったはずだ。そもそもそれらの事に目を開き、やる気や興味を維持することは困難。

そう言うことに取り組むことは決して快いことでもない。脳は快感を求めて不快を避けようと今も機能している。後者をする為に苦手・不得意な勉強に眠気を催すことはしごく自然な脳的な反応だ。

だとすれば苦手・不得意を少しでも減らしたらどうだろうか。前述の脳機能から眠気の亢進を抑え減らすことができる。不得意・苦手を覚える原因を少しずつ解消してみる。やがて不得意は得意に苦手は得手に転じる。脳は得意・得手なことにスマホ弄りに興じるように快を覚え眠気を催すことがなくなる。

そうしたことから以下のことを繰り返してご案内してきた。
・意味不明な言葉の意味や用語の定義は調べて理解する
・文意を左右する機能語に注意して読解を進める
・抽象概念は具体例に当てはめた理解をする

もちろんそうする事はとても面倒。だがそうする事が苦手・不得意さを覚える原因を少しずつでも解消する。そうすることが一朝一夕に難しくても、やがて勉強の眠気解消に着々と繋がるだろう。脳は得手・得意なことに眠気でなく快感を自然に覚える。得意なスマホ弄りに苦痛なく2時間前後を使えるのだから。

しかし上記3つをしている間に眠たい時のあることは承知している。それで、以下のことで解消できることも効果性のあることからご案内してきた。

1.音読をする
2.立って勉強をする
3.動きながら勉強をする

だから1から3を併せて行うと速攻で眠気を解消できる。例えば、3分間ほどのスロースクワットをしながら法文を音読する。または数十秒間プランクをしなから参考書を同様にする。10秒間の休憩をとったら左記のことをする。つまりプランクで音読を三セットほど行う。筋トレと音読との刺激で一気に眠気が吹き飛ぶはずだ。

そう言えば運動することは多様な利益をもたらすことは様々な研究が解明するところだ。体脂肪を燃焼させ血糖値の上昇を抑制する。心肺機能を高める。体の健康に大いに有益だ。実は頭の健康にも同様だ。脳内で神経結合を増やし有用な脳内物質や神経細胞さえ増加させるのだから。


さて以上のことにどうお感じになっただろうか。

例えば、「そう言うジブンはどうよ」と。
それは実に有用な思いであるのでそれにお答えする。

僕は脳トレマニアだ。頭をブンブンと回すことが好きだ。なので、頭の回転が少しでも速くなるようにここまでスタンディングタイピングをしている。

更に頭のそれを高めたい時はスクワットやプランクをしながら音読もする。それらが頭を大いに機能させる有用性を実感してきたからだ。



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