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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年4月14日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。

合格者は自らが合格者たり得る勉強を行えた。
NLPはその勉強法に共通する型つまり特徴に注目する。
合格したい受験生にその型を提案することで受験勉強を支援します。



今月も既に中旬。

あの連休が話題になる頃。
それについてどうお考えだろうか。

例えば、「勉強はヨユウで進んでるから旅行にいく」のもあり等と?
だが、「それができるようだったら苦労はしないわ」が現実であるだろう。
そう、前者であるならここまで本誌を読んでいる訳がないと想定されるのだから。

前回、以下の要点をお伝えした。
それは「勉強をフリやツモリにしない」方法、
つまり試験勉強を合格することに有用な行為にする以下だった。
(但し、分かりやすくする為に少しく加筆修正を施してある)

過去問集を自力で解けてその過程を自力で説明・・・それは言語化すること、つまり思い出したいことが喉まで出かかっている状態とは真逆に本試験で正答を得る為に資する事項を自在に心の中で言葉にするつまり思考すること・・・が可能な勉強をする。

それに関して以下の問い合わせが到来した。
「解き方を言語化するってどうすればできますか」
「正答できることを自在に心の中で言葉にすることってどうすればいいですか」

その方法はこれまでに幾度もご案内の通り。
であるので聡明な皆さんを考慮して敢えて書き記さなかった。
しかし、人は最も知るべきことを往々にして何故か聞き漏らしたり読み見落としたりする。

そのことを知ってしまったら、それをやらないことの言い分けができない無防備な状況に陥ることを避けたい自己防衛の心理機構が働く。だからと言って決してそれが悪いわけではない。我々はその機構に於いて勤勉で有能な生き物だから仕方ない。だから、その機構を顧慮して案内は届くまで繰り返される。教えはクドクドと反復される。主張は手を変え品を変え繰り返される。

今回は自力で過去問を解けてかつ説明できるようになれる方法を再確認したい。

結論。
その答えは既に上記で書き記した。

察しの良い方はこれにお気づきであったかもしれない。それとも「えっ、ゼンゼン分かんない・・・」とご反発だろうか。それは、「案内」や「主張」を解法と置き換えると浮き彫りになる「繰り返す」「反復する」ことでであった。

では、そうすることの目的は何か。それは、身体化する事である。換言すれば我が手足のように自由に使えるようにする為だ。血肉化する事とも言える。

例えば、ご自分の氏名を皆さん、貴方はどのようにして覚えただろうか。幼少の頃から、「お名前は?」とことある度に周囲から問われてその度に答えた。学齢期に至ってからはテストの度にその都度書いた。何度そうしたことをしてきただろうか。そう、何度も、無数と言えるほどだ。結果、自分の名前を無意識に手足を使えるが如く瞬時に想起しようと思わずとも想起できる。

更に、ご自分の氏名、その書き方を以下同文。そう、ことある度に繰り返し、何度も無数と言える程に書いてきた。その結果、それこそ知らぬ間に覚えたはずだ。加えて、かけ算の九九はどうだったか。例えば「しちはちごじゅうろく」と同様に繰り返すことで、まるで即座に自分の名前を口にできるが如くに覚えたはずだ。

長ずるに、英語の単語や熟語そして構文、あるいは三角関数や二次方程式に関わる解の公式、それらも繰り返し見たり聞いたりする事で、そしてそれを覚えたかどうかを手を変え品を変えテストされては何度も書き記すことで覚えただろう。そう、「繰り返す」「反復する」ことは知識・技能の身体化に関する母である。

かつ、これまたご経験のように、ダラダラと繰り返すよりも、「テストがあるから○○までに覚えよう」と期限を切って・・・そうすることで集中し強度を上げて・・・反復する方がよりよい結果をもたらしたはずだ。

また、集中し強度を上げることは、時間的な加圧をする事に加えて、繰り返す内容を紙に色とりどりで書いたり、調子を付けて声に出したり、それをまるで操作しているかの様に身振り手振りを加えたりして表現することで可能だったことも経験済みであるはずだ。そうすることで身体化が加速した。強度を上げることは、知識・技能の身体化に関して父と言える。

以上、過去問解法、過去問に正答する為の知識・技能を身体化つまり学習する為の方法を公式として以下のようにご案内していた訳だ。

学習 = 繰り返しの回数 × 繰り返し毎の強度

上記に於いて「その強度を上げることは当該の公式が二要素の積であることからして、往々にして「ウンザリする」繰り返しの回数を減ずることで可能する」とご賢察のことだろう。

そうだとしたら、公式の後段を高める為にも、ダラダラと繰り返すのでなくて、集中することの必須を強調したい。集中することを妨げる例えばスマホやながらに聞く音楽を勉強の環境から排除することを繰り返してここにお勧めする。

要するに過去問解法の身体化を基礎付けるものは、回数と強度とに冠されるところの「繰り返し」だった。その繰り返しが合格を目指すことにより有効になるような勉強の環境にもご留意されることが賢明だった。

以上、過去問の解法を身体化する実践を再確認した。
いかがであっただろうか。

「ケッ、要するに繰り返しかよ」
「フン、それができれば苦労はしないわ」

そう反感を覚えられることは想像に難くない。
何に関して有能さや勤勉さを発揮するのかは自己選択である。
「好きにすれば」とその反応に対してお応えしておく。

但し有能さや勤勉さの発揮する方面を誤ると合格への道も誤らないか。
連休前の勉強についても健闘を祈る!
グッドラック!!



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年3月31日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。

合格者は自らが合格者たり得る勉強を行えた。
NLPはその勉強法に共通する型つまり特徴に注目する。
合格したい受験生にその型を提案することで受験勉強を支援します。


3月も今日で終わり。

桜もその色合いを深め散り始めた。
「桜が散るなんて縁起でもないことを言わないで」

そのようなご懸念を覚えられる向きもあるかもしれない。
夏期に受験予定であるのならば、本試験と半年以内に遭遇する。
その結果を想定しては、「散る」ことも連想されるからだろうか。

対して、「なんでそんなんネガなの?」と訝しがる方もあるはず。その方々は本試験の漸近することに別の感覚を憶えているからだろう。例えば、ゲームの最終局面でラスボスを倒してその終焉を見事に飾ることに似た状況を本試験の結果に想定されていると思えば、先の感覚にも納得できよう。

何れにしてもこの時期、本試験に向けての追い込み期間に、合格基準・・・例えば各受験科目での得点基準とこれらの合計基準と・・・を満たせる得点力を体得することが必須であることは言うまでもない。その要件を基礎付けることは何か。根性や気合いあるいは神頼みであるか。

まさかね。精神論で合格を目指せれば誰もが苦労はしない。そうではなくて、ただ合格を叶える得点力を体得できる勉強時間を増やすことだ。これに関してどうだろうか。

「それは分かっちゃいるけど、続けられないよ」
「それって分かっているわよ、でも途中で飽きちゃうの」
「言われんでも十分に分かっているが、そんな長く集中できないぞ」

なるほど、上記のことはコーチング等で繰り返して拝聴してきた。我々の集中力の継続は三十分を上限とすると言われる。先のご意見はごもっともなことである。しかし、可能であるのならば、休日に勉強の進捗を稼ぎたいならば、食事や睡眠など不可欠な時間を除いて、例えば15時間程度を・・・睡眠時間を7時間と食事等を2時間として・・・勉強時間にできることにこしたことはないのでは。

では、そうする事はこれをどうしたらできるのか。
今回は勉強時間を爆伸びさせる方法について考えてみたい。



結論から述べる。
その方法とはチョイ上籠城勉強法だ。

チョイ上とは自分のレベルより少しく上を目指した勉強をすること。例えば、体や勉強に差し障るから、止めろと言われても何時間も・・・人によっては睡眠以外の全ての時間を・・・あのゲームに填まったチョイ上レベルのコンプリートにワクワクすることに似て、チョイ苦手な科目を勉強したり、苦手科目の過去問でもチョイ頑張れば解き方を思い出せる設問に向かってみたりすることだ。

ゲームでも勉強でも、チョイ上レベルの克服に挑戦することは、これを試みること自体が脳内に強い快感物質であるドーパミンの満ちることを誘う。加えて、これをドキドキの内に成し遂げた結果としてドーパミンの作用に拮抗する安らぎを覚えるセロトニンの満ちてくることも誘発する。快感を伴う興奮と鎮静とを人に与える。つまるところ、ゲームに依存することのように勉強にも依存を生じせしめる。

簡単にまとめる。チョイ上とは、気がつくとすっかり填まってしまっているゲームの様に、それをCompleteするに対して人は常にこれを維持し続けたくなる事と同様に、勉強でも過去問を繰り返して解いたり法令集を読解したりする過程でこれを保持して勉強にすっかり填まってしまう様相だ。



籠城とは勉強のみができる場に我が身を閉じこもることだ。勉強する事以外に意識の転じることがない、つまり勉強する事だけに意識をむけざる得ない空間に自分自身を置くことだ。

「それってどんな場や空間なの?」とは実に良い質問だ。
お答えしよう。

それは、例示すると図書館の自習室やレンタル書斎などだ。テレビも動画に誘うパソコンも話しかけてくる家族もいない所だ。勿論、自宅の勉強部屋を整理や片付けを・・・直ぐに観られないようにテレビを箱に入れてしまったり、ゲーム機も同様にしたり・・・して籠城の場にできるのならそれでも悪くない。

要するに見聞きすること・・・これによって我々は刺激を受けてそれ相応の反応、例えばテレビや動画に見はまったりゲームに打ち興じたりする反応を生成してしまう・・・が勉強に関することのみに限定される場所だよ。籠城の場・空間に於いてなら、ウッカリすると長時間のチョイ上勉強をすることも可能となる。

但し、スマホを気にしたり弄ったりすして上記の有用な場を汚染することは厳にこれを慎むべきだ。むしろ、その元凶であるスマホを決して籠城の場に持ち込んだりしない。どうしても持ち込むのであるのなら、必ず電源を遮断して場の有用性を確保すべきだ。加えて、関係性に於いても話しかけてくるような人のいないようにしてこれを維持する。



以上、チョイ上籠城勉強法をご提案した。
「でも、いきなり15時間も勉強するなんて無理ゲー」とお考えたろう。

しかし、ゲームに見事に填まるった事、事実、いきなりでなくても、気がついたら寝食をネグレクトしてまでゲームに興じることができた事実からして、長時間の勉強をする事も昨日よりも今日、今日よりも明日、その様に徐々に可能になろう。

「ケッ、それができれば苦労はしない」とご反発であるかもしれない。

が、しかし、それを覚えることも様々な事に対して繰り返しチョイ上の積重をして瞬時にしてそうお感じになった結果ではないのか。であるのならば、その有能さをもってすれば、チョイ上籠城勉強法も可能では。どうだろうか。


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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年2月11日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。

合格者はそうなれるような勉強に集中できた。
NLPはその勉強法に共通する特徴つまり型に注目する。
合格したい受験生にその型を提案することで受験勉強を支援します。



本日、今月は中旬となる。
「逃げる」と称されるように短い。
年度末直前でもあり仕事も忙しくなりがち。

「別に年度末じゃなくても忙しい」
「それって無関係でいつも忙しいの」
そう反感を覚えられる向きもあるだろ。

そんな状況下、何れにしても、
夏期の受験期を刻々と迎えつつある。
勉強に集中することがより一層に必要だ。
合格を目指すために不可欠な学びをもたらすから。

そうしたことから前回に集中ができる環境作りをご提案した。
これに関連して以下のような声、ご相談が到来した。

「集中できる工夫をしても勉強中に気が散る」
「集中して勉強し始めたのに何だか注意散漫な自分が嫌」
「1つ事に集中して勉強したいのに別の項目を意識してしまう」

なるほど、一点集中して勉強したい時、例えば不得意科目の中でも最も苦手とする計算問題の仕方を掴もうとしている時、それ以外のことに気が散ってしまう心もちは、そうしていることの目論見からして、じつに困ったことだろう。理解や記憶の増生に余り資することがないと想定されるのだから。

他方、その悩ましい状況は、仮にこれを解消そうできないにしても改善できたとしたら、大いに試験勉強を促進できることが想像されることと、現実的にその過程と乖離した自分の状況からして、一段と自らに困窮を覚えさせずにおかない。そう、実に困ったことだ。

やれやれ、1つことに集中したいのだがそれに集中できない。換言すればそうできないことは「集中しないことができる」ことの表明に他ならない。では、この有能さを勉強にどうしたら発揮できるのか。

今回は合格を目指せる不集中との上手な付き合い方をご案内したい。



不集中とは、「不注意」を視野に入れた造語。あることにまだ十二分に集中していないこととすれば「未集中」とも言えよう。何れにしても、冒頭の声が名指しするように、集中したい対象に集中し切れていない心境くらいの意味だ。

不集中は、前号でも触れたように常に難詰されるべきでない。これをすることで、周囲に注意を適度に分散させて雑踏のなかでも他人と衝突する事無く安全に歩行をさせる。あるいは調理中に野菜を切りながら煮物を焦がさずに済ませる。日常生活を安全、円滑に進めるために実に有用な心理状態である。

一方、勉強を始めようとする時、不集中は自らを勉強以外のことに注意を向けさせた場合に勉強の開始を遅延させたりその質量を低下させたりするので、冒頭のようなお悩みの基になるわけだった。マインドフルネスのような心理訓練をすると、例えば自分の呼吸に意識を向け続けることが困難なように、常時に駆動していることが見て取れる。

重要なので繰り返して以下を強調したい。不集中はある対象に集中できない無能や怠惰を意味しない。そうではなくある対象だけに集中しないことができる有能や勤勉さの表れ。つまり複数の対象に目配りのできる心持だ。使いようで「○○と鋏」の言事が示唆するように使いよう次第で合格を目指せるように勉強の質量を大いに増進させてくれる。

以下の前提は、前回のご案内したようできるだけ勉強に集中できるようにするつまり以外のことに集中することを可能な限り排除すること。その条件下で以下のことを実践されたい。

1.集中したいことに不集中をしたら前者にもどる
2.特定のことに集中する状態を少しずつ伸ばす
3.不集中の起因となる対象に対処する



1.集中したいことに不集中をしたら前者にもどる

これは有用な心理訓練(禅やマインドフルネス)の要諦でもある。例えば呼吸に意識をむけることから周りの音や臭いに意識が漂ったったら、そうなっていることに気づき次第、呼吸に意識を向け直すようなことだ。無理に集中を維持しようとするのでない。そうではなくて、不集中の起動に気づいたら直ぐに集中したい対象に意識を戻すことだ。

勉強中なら、勉強以外のこと、近隣からの音に向かって意識が漂い始めたらこれに気づいて直ぐに、勉強の中身に意識を戻す。その中身に注意を戻しても、その中身以外の例えばそれに関連した法令や算法に注意が向かっていることに気がついたら、本来的に集中したかった対象に意識を戻す。

不集中の起こる度に集中にもどるだけだ。「オレ・アタシはどうして何度も注意散漫になる?」と不集中ができる自分に決して集中しない。そうするのでなく、もともと集中したかった勉強で特定の内容に集中を戻せればそれで良しとする。



2.特定のことに集中する状態を少しずつ伸ばす

こうすることは「集中だ、集中だ」と自らに連呼するような精神論や根性論で成しがたい。そうではなくて簡単な自己訓練でできる。スマホでなく数百円で入手できるタイマーを使う。日常で最短の待ち時間として多用される3分をタイマーにセットする。その間に集中したい対象に集中する。これを繰り返す。

「そうするのって簡単」と直ぐにでも思えるだろうから、そう思えたら3分を5分に、5分を7分に、7分を10分にと集中する維持する時間をタイマーにセットして、その時間に自分を維持するように訓練する。

仮に集中する時間を増進させることができなかったとしても、無問題だ。要は集中したい時間内に不集中が起きたら、その瞬間に気づいて勉強の内容そのものに集中をもどすことが最も大切なのだから。



3.不集中の起因となる対象に対処する

上の2つをしようとしても不集中が繰り返して起きる場合、これは無用な状況の発生でなくある種の内的な警告とも見られる。とすれば、何を知らせようとしているのか。

例えば、仕事のことで未完了のあることが後に煩悶を起こすこと、それでなければ人間関係の悩みに対処していないこと。などなど勉強以外のことに対する注意喚起とも想定される。

勉強の中だけで言えば、不得意科目の理解や暗記が足りない項目に対処することを求める警鐘かもしれない。または、いま分わかり始めた過去問の解法にそれ以外の解法がある可能性に対する気配りの起動とも推測できる。何れにしても意識をむけるべき存在の誘発することだ。
 
それらのことは、「時が解決してくれ」場合もあるが、繰り返される場合、対処の必要性があると見るのが総じて妥当。臭い物に蓋をしたとしても元を絶たなければ、その腐臭は警告として不集中を生起し続けるから、その状態を解消して集中したことにそうできる様にしよう。

集中を維持したい勉強の内容が完了し次第、対処できる様に不集中の状態に関して、勉強中ならば例えば3分間と時間を区切って、不集中の起因をメモする。そして区切りがきたら、勉強そのものにもどろう。勉強が終わったら、先のメモをもとに対応策を考える。できることから先延ばしをする事無く直ぐにでも策を講じよう。

勉強そのもののことなら、例えば不注意の基となっていた法令集を読解したり、解いていた過去問に関する他の解法を勉強したりする。何れにしてもそれらに対して蓋をしない。見ないふりや耳をかた向けないふりをしてはいけない。解消すべきことのあることを不集中は教えてくれているのだから。

以上、ご健闘を祈る。
グッドラック。



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【合格する為に止めるべき3つのこととは】

「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年2月3日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。

合格者は自身を目指せる勉強に集中できた。
NLPはその勉強法に共通する特徴つまり型に注目する。
合格したい受験生にその型を提案することで受験勉強を応援します。



今日は節分。
季節を分ける日だ。
明日から春が始まる立春を祝う時。

一方で豆まきも恵方巻きの会食も受験生には無関係だろう。
ただし「鬼は外」について合格を目指す為には少しく考えたい。
この時期に限らず以下のようなお悩みが絶えることがないからだ。

「勉強をしているのに模試の成績が上がらず困る」
「集中して勉強したいけれどそうできない自分が嫌だ」
「参考書を読みこんだのに過去問の誤答を正答にできない」

どうやらそれらのことをもたらす勉強の邪鬼がいるようだ。
その鬼を勉強から一掃すれば勉強に福を招来することができよう。
ではそうする事はどうすればできるのか。
今回は合格を目指すために止めるべき勉強の仕方を再確認したい。



止めるべき勉強の仕方とはついやりがちな「ながら」勉強だ。
つまり勉強をしたつもりになる時間の無駄な行為だ。

この事例は具体的に以下の行為。
1.動画やテレビをみながら勉強する
2.音楽やトークをききながら同上
3.スマホを気にしながら同上


後に詳しく説明する前提は、私たちが今こうして存続していることにある。数百万年前から祖先達は、例えば食物の摂取といった1つ事だけに集中を維持しない、常に注意を分散することによって天敵から身を守れたことで生きながらえてきたことだ。結果、1つ事に集中できないのでなく、それに集中しないことができる。

そうした能力は、1つことでなく複数のことに注意を分散させることに快感を覚えて自らを無意識ながらも強く動機付けられる脳内物質が分泌されることを脳科学が検証していることからも裏付けられている。つまり極めて強力であり得る。周囲に注意を分散させて例えば安全に車を運転することも可能になす。

よって勉強中にその能力は、勉強以外の対象に発揮される事の無いように厳重な工夫を不可欠とする。同時にその工夫があれば、勉強の内容で1つ事に偏った集中をして、例えば過去問解法の基礎である法令を理解の埒外においたり、他に有用な過去問の解法があることを度外視したりすることを未然に防げる。つまり適切に使えようになれる。

以上を前提にして以下に先の三項についてご説明を差し上げよう。



1.動画やテレビをみながら
「別に集中して見てない」や「時々チラ見するくらい」、だから別に勉強を妨げないはずとお考えだろう。しかし、結果からするとお悩みの如くにそのお考えは実に的外れだ。

ちらっとでも動画やテレビを目にすることは、勉強の内容に集中を維持することが理解や記憶をもたらす。勉強にそのことを阻害する集中の分散をもたらす。僅かに一分でもこれが数分間におよんで集中の低下をもたらす。低下した集中力を勉強に引き戻す為には更に数分を要する。

以上のことを勉強している間に繰り返すと、経験的そして結果的にお分かりのように理解の低下そしてその結果としての記憶の低下が確実に訪れる。そうした状況の継続は言うまでもなく模試や答練の成績に露呈する。勿論そうなったことを後で嘆いてもその時では手遅れだ。



2.音楽やトーク放送をききながら
「聞き流しているだけ」「声があった方が集中できるの」だからながらで良いとお感じだろう。確かに、BGMがある環境は能率を上げるとする意見は耳に入る。だが、これを勉強に利用することは決してお勧めしない。訳は前述と同様に集中の阻害つまり分散をもたらすことだ。

先の言説は、本来なら勉強に全集中される認知がすくなからず聞き流しの対象や集中できそうな雰囲気に分散していることを明確に露呈している。勉強に全集中される認知は言うまでもなく理解の父であり記憶の母だ。これを欠くようなことをしながら最も育成されるべき成績の向上に関する遅滞を後から愁傷しても、それは子どもの泣き言。

更に言えば、「音があった方が集中できるの」とする考えは背景音声のない試験本番を考えるといかがなものか。もちろん、「その時はその時で切り換えられるから大丈夫」とお考えだろう。しかし、「音があった方が集中できるの」と言うことは、お考えのようにすぐできるはずが断じてない。

先のご意見は、仮に本当だとしても癖つまりある種の依存であることの言い換えにすぎない。自らの癖や依存を理由にしても試験本番に採用されることは決してない。無音声は設問に集中できないことをご意見の主にもたらす。設問に正答できる事を減らす。結果は言うまでもない。本試験を考えても無音声の勉強に慣れるに超したことはない。



3.スマホを気にしながら
これは具体的に言うと、直ぐに使える状態のスマホを手近におきながら、直ぐに使えないように電源を落としてもそれを手近・・・例えば机の上やポケットに中・・・におきながら勉強することだ。

そのようにすることは、視覚や体感覚を通してスマホへに対する認知をもたらすから、日常で身近にあって当たり前で不可欠となっている・・・つまり注意を常に注いでいる・・・スマホに向かって勉強中にあって然るべき集中の分散が生じることが米国の研究からも判明している。

スマホを気にしながら勉強することは注意の分散である。勉強にあるべき理解や記憶の低下をもたらす。勉強の遅滞を招いて当然だ。こうするのではなく、呼び出しの音やバイブが集中を妨げないように電源を切って更に視覚的な注意の分散も阻止できるように勉強机から離れた場所に保管することが勉強を上質に行うに有用である。

以上、ご健闘を祈る。
グッドラック。



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年12月23日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。


こんにちは。
NLP資格試験勉強法の近藤です。

合格者たちは目的に合った勉強ができた。
NLPはその方法と特徴に着目していきます。
それにより貴方も合格者になれる要諦を提供します。


本日、当地も、
断続的な降雪の空模様。
各地でその天候が終日見込まれます。

戸外で足下の滑りには十分にご用心ください。
転んで足腰、下手をすると頭蓋骨を痛めかねない。
そうなってしまったらしたい勉強もやれなくなります。
結果、試験に滑っては笑い話にもなりませんから。



今年も残すところは10日を切った。
新年からの勉強開始を受験生に考えさせる。
これから勉強を始める方から頻繁に賜る質問はこれ。

「合格するのに何時間の勉強をしたら良いですか」
「絶対合格したいので何時間の試験勉強が必要ですか」

マジで合格をしたいのなら上記の質問は前提を誤っている。
本当は既に勉強を始めていなければならない。
「あと何時間くらいの以下同文」
そう問うべきなのだから。

そうであっても諸般の事情をして新年から勉強を始める。
それも1つの現実だろうから先のご質問にお答えする。
今回は合格するのに必要な勉強時間を再確認したい。



結論から述べたい。
その時間は一般的に言われるそれでない。
社労士や一級建築士の受験生は最低800時間と言われる。
あくまで一般論であって個々の受験生に於いて異なる。
その結論とは全過去問を正答できるようになるまでの時間だ。

その理由は以下の通り。
1.本試験の設問、その7割が過去問の組みあわせ
2.各受験科目の合格基準得点はほぼ6割で満たせる
3.各受験科目の総点の合格基準は1に正答できれば満たせる
以上を続いて少しく説明する。



1.本試験の設問、その7割が過去問の組みあわせ

 お案内の通り本試験の設問は前例主義で仕事が進む行政の関係機関がこれを作成する。過去10年分の過去問を俯瞰すると前例主義が色濃く反映して7割が過去問に関係しだ組み合わせた。これに正答する受験生は自動的に各受験科目の合格基準を満たせるようにしている。難易度が急変することに対する社会的な批判も回避できるのだから。
 
2.各受験科目の合格基準得点はほぼ6割で満たせる

 その根拠は前述の通り。一級建築士なら、その基準は各受験科目で大方が過半以上だ。各受験科目で7割に正答できたとしたら自動的にこれを満たせる。言うまでもないことだ。繰り返すが本試験の設問で7割が過去問の組みあわせであった。過去問全てを正答できる受験生は自ずと各受験科目の合格基準を満たせる。
 
3.各受験科目の総点の合格基準は1に正答できれば満たせる

 「各受験科目で合格基準を満たせても総点でそれを満たせない」
そうした心配や不安を覚えることは絶対に合格することを願う受験生として当然。どう考えればこれを解消できるのか考えてみる。

新出に見える設問さえ組みあわせ方や出題分野が新出・・・前例主義の手前決して各受験科目から離れた異分野からで決してない・・・なだけだ。各受験科目の分野から出題されている。全過去問に正答できる勉強をする受験生は1つの過去問が輻輳的に関連分野を有するから自ずと全分野を克服する。総点の合格基準を満たせる得点力を体得可能となる。



現実的に今回の結論としての全過去問を正答できるまでの勉強時間は各受験生で異なる。そうできる知識や技能の多寡という前提から違ってくる。初学者や再受験生でその前提が確かに異なる。一概に例えば800時間と一括りにすることは早計すぎる。仮に800時間の勉強をしたとしても全過去問に正答できていなければ合格の困難さは不可避。

お求めの勉強時間はこれを以下の様に公式化してみる。
勉強時間 = 質 X 量 X 集中度

仮に合格に資する勉強の量を800時間とする。質が1かつ集中度も同値なら算定される勉強時間は800時間。質が1でも平均的な集中度が0.5ならそれは実質400時間だ。少ない勉強量で合格の勉強時間を得るには質と集中とを高める。だとすると勉強中にスマホなどを迂闊に弄る余裕など決してない。以下で異なる視点から論じる。

質は過去問に正答できる解法を構成する根拠や事例の理解や記憶だとしてみる。それらの理解その結果である記憶次第で大きく変動する。量は過去問を5回解くより7回解くと増えるようにつまりは過去問を解く回数だ。それを補助する知識を身につける為の参考書や法文集を読んだ回数だ。集中度は前段の様に質や量の実質を決める勉強の姿勢だ。



以上から質や量そして集中度を確保するにはよほどの秀才を除きそれなりの経験を要する。「来年から本気で勉強するつもりなら何故に今からそうしないの」と繰り返して皆さんにそうして貴方に問うてきた。合格するのに必要な勉強時間を気にする暇があったらこう言おう。

「本当に合格したけりゃトットと勉強しろ」

皆さんの健闘を祈る。
Good Luck.

最後に事務連絡。
来週30日を休刊にします。
来年6日にお会いしましょう。

今年もお世話になりました。
合格を目指せる新年をお迎えください。



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こんにちは。
NLP資格試験勉強法の近藤です。

合格者たちは目的に合った集中ができる。
NLPはその方法と特徴とに着目していきます。
それにより貴方も合格者になれる要諦を提供できます。


何と、ナント。

2週間もすると聖夜。
今年は週末がクリスマスだ。

「だからナニ?!」
そう思ったかもしれい皆さん、
そうでない貴方、勉強の進捗はいかがですか。

この時期でなくても耳タコのお嘆きは以下。
「予定通りに勉強をはじめられなくて・・・」
「勉強時間になっても机に向かえないアタシが嫌」
「勉強しようと机についてもボッーとするオレって駄目」

それって何気に自分の鼻を触れるように分かるよ。合格を果たすまでの長い受験勉強期間、リフレインされるテレビCMみたいに繰り返し思った。新年を待たず勉強に打ち込みたいのにお嘆きのような状態では合格を目指す事の困難を覚えずにおれなかったのだから。やれ、やれ、こうした状態の解消はどうしたらできるのか。

今回は合格を目指せる勉強の取り組み方を再確認したい。



結論から述べたい。
それはただ勉強をすることだ。
状態の如何を問わず合格を目指せる勉強をすること。

ただ、状態の如何を問わずとは、根性や気合いあるいは集中や意欲の有無そしてそれらの度合いにかかずらわないことだ。根性や気合いが入ってなかろうが、集中や意欲が低かろうが、そんなことは無視できなくても小脇に抱えながら、過去問の誤答を正答に転じる勉強をする。こうすることが冒頭のお悩み群に対する結論だ。

以上、オワリ!



では分かりづらくもあるやもしれぬので続いてその訳をご説明する。例えば、令和4年・社労士の合格基準は以下のようにされていた。

本年度の合格基準は、次の2つの条件を満たしたものを合格とする。
① 選択式試験は、総得点27点以上かつ各科目3点以上
② 択一式試験は、総得点44点以上かつ各科目4点以上である者
※上記合格基準は、試験の難易度に差が生じたことから、昨年度試験の合格基準を補正したものである。

以上を繰り返しつぶさに精読されたい。いかがだろうか。それらの文言の中、「チャンと」「キチンと」「マジメに」あるいは「集中して」「意欲をもって」勉強をして受験に臨むことを条件にする語彙があるだろうか。言うまでもなく1つとしてない。あるのは得点つまり客観的な指標のみだ。



「チャンと」「キチンと」、「マジメに」あるいは「集中して」「意欲をもって」勉強をしていなくても合格基準をみたせれば貴方は合格だ。この事実は他の資格試験でも同様だ。事実、一級建築士、税理士や弁護士の受験生だから「チャンと」「キチンと」「マジメに」あるいは「集中して」「意欲をもって」勉強の必要がある訳でない。

「いい加減に」「雑然と」、「不真面目に」あるいは「ボーッと」「やる気がなく」受験勉強を本試験まで続けていようが、先の合格基準つまり合格点を取れる...その方法は誤答した過去問の全てを正答に転じる...勉強をしていれば合格。何の問題も悶着もなく貴方は合格を果たせる。勉強をしている時の態度や心理状態などどうでも良いことだ。

なにも机に向かわずとも誤答した過去問の全てを正答に転じる勉強ができていればそれで良い。例えば、ソファーに寝っ転がっていようが、コタツでゴロゴロしていようが、彼・彼女とイチャイチャしていようが、あるいは寝ぼけ眼でボーッとしていようが、試験問題の7割が過去問の組みあわせであるから冒頭の勉強ができれば何の問題もない。



むしろ「チャンと」「キチンと」、「マジメに」あるいは「集中して」「意欲をもって」勉強をしようと自己啓発本を読んだり普段は気にもしない机や本棚の整理を始めたり試験勉強の本義と無関係のことをする方がよほど問題がある。敢えて言うがそうしようとすることは資格試験の合格基準となんら関係がない。不必要だ。度外視すべきだからだ。

「ったって、集中してなきゃ勉強が頭に入らないじゃない!」

そうご立腹である場合は想定できる。それにお答えする。実際、集中していなくても物事を有用に覚えることを我々は日常茶飯事に行えている。例えば、運転の道順だが、ボーッとやのんびりと車を運転していても知らぬ間にそれを覚えてしまえることはよくあることだ。なのに試験勉強の時だけ集中に拘ることは事の筋目が通らない。

気にしていることに関して検証してみることだ。例えば、集中の状態とそうでない状態、その2つでどちらが誤答した過去問を正答に転じた数値が高いのかを。実際に比較してみると、注意散漫な状態が先の数値が高かい場合もある。必要十分条件でないこともわかる。要するに「集中だ」「気合いだ」と気にしなくても良い訳だ。

更に言えば、ボッーとしていたり、気合いの入らずダラーッとしていたりする心理状態は脳科学的な視点で見ると脳がアルファー波、つまり努力を必要とせずに知覚した対象を記憶しやすい状態であったりもする。つまり、勉強の客観的な指標を満たすことに有用なコンディションだったりもする。目くじらをたてることでもないわけだ。



だらだらしてしまうのならば、そうしつつも過去問の解答解説や法令の解説書を読んだり、あるいは聴覚教材を聞いたりする。繰り返すが、そうした勉強でも誤答した過去問を正答に転じる勉強の出来る事は大いにあり得る。下手に集中だと集中することに集中することのほうが内的資力を浪費して、試験勉強本来の目的を逸しやすいのでご用心。

長くなった。話をまとめたい。「チャンと」「キチンと」、「マジメに」あるいは「集中して」「意欲をもって」勉強をすることに注力しない。そうではなくて、それらの状態にあらずとも、例えば雑然と不真面目にそしてボッーとやる気なく勉強をしていても合格を目指せる勉強...それは誤答の過去問を正答に転じる...を続けられよ。

皆さんの健闘を祈る。

ん、健闘と言ってはいけない、
合格を目指せる勉強のご継続を祈る。



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年7月15日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法の近藤です。

NLPは良好な状態づくりを支援します。
良好な状態は心理と生理との両面に基礎付ます。
NLPはその2つ対して効果的に作用するのです。


本日、7月もとうとう半ば過ぎ。

年明けや年度明けに受験はまだ先のことでした。
が、しかし、時は既に受験直前期となっていますね。

例えば、木造や一級の建築士・学科の試験は来週日曜日に実施。
それから数週間を経ると税理士や中小企業診断士も同様。
そして来月、最終日曜日、社労士も本試験。

試験本番のことを考えると、受験生は気の休まる時がない。
一年間や人により数年間勉強をしてきた結果が表れるのだから。
こんな時、以下の様なお悩み・ご相談は波状的に到来する。

「合格するには受験までどう過ごすの」
「加えてやった方が良い問題集って何ですか」
「勉強以外のことに気が散って追い込みができない」

何としても合格する為に今まで頑張ってきた訳ですから、「実力を発揮できなかったら」「もし設問の難易度が上がったら」などと先行きを考えると、焦りや不安など様々なことをつい覚えるのは自然なこと。一方、そうしたことをどうにかしないと本試験まで合格する勉強をやり抜くことは極めて困難。下手をすると不合格に陥りかねない。

今回は試験の直前期にやってはイケない3つのことを再確認しよう。



結論。
それは以下の3点。

・試験を無視の不規則な生活
・あれもこれもと様々な問題集に手を出す
・心の動揺から勉強以外のことにウッカリ専念してしまう

合格をより確実にしたいのであれば、
以上のようなことは決してヤッテはイケない。
試験の直前期、そうするのではなくて以下のようにすべきだ。

1.試験時間に焦点を当てた規則的な生活
2.使ってきた過去問題集に一点集中
3.勉強に資することのみに専念
以下に説明を続ける。


1.試験時間に焦点を当てた規則的な生活

受験生は試験時間に備えて蓄えてきた解答力や記憶力、そしてそれらを支える集中力などの能力・脳力を余すことなく発揮したいはず。だとしたら、その時間にそれ相応な心身の状態になれるに越したことはない。試験時間にベストコンディションになっていたいだろう。

しかしながら、何もすることなしに「本試験で実力を発揮できますように」と神頼みをしてそうできるのであれば、それこそ苦労はしないし、試験勉強法あるいは受験予備校などの存在も不必要だ。では、試験時間に遺憾なく能力を発揮することはどうしたらできるのか。それは試験時間に併せた心身の状態になれる条件付けをすることだ。

例えば、休日のこと、それを具体化すると、試験時間に実施される受験科目に合わせた試験勉強をすることだ。一級建築士の場合、午前中に計画と環境・設備の試験が実施される。よってその時間に同様の学科を言うまでもなくできる限りの集中をして誤答した過去問を正答できる様になれる勉強に取り組む。

「でも、平日の働いている時ってどうするの」とは実に有用なご質問だ。その時も、試験時間とその時に実施される受験科目を意識して働くことができる。一級建築士の場合、午後一番にあの法規試験があるから、その時間に併せて例えば確認申請の仕事などに全力で取り組む。設計や製図するにしても法規を意識しながらそれを行う。

その様にして、心身を試験時間に対して最高の状態になるように条件付けをしていく。試験本番までそうしていけば下手な精神論など一切が無用。加えて、試験本番でそれぞれの時間に最適なコンディションが条件反射的に起動するはずだ。

念のために付け加える。「休日だからもう少し寝て勉強に集中できるそうな体調を作ろう」などと生活の乱れに繋がるようなことは決してしてはならない。そうするのではなくて、あくまで試験時間に合わせた勉強ができる様に前日の就寝時間も意識して生活しよう。



2.使ってきた過去問題集に一点集中

試験直前期、何としても合格したい気持ちの表れの1つとして、「『これだけ重要問題集』とかやった方が良いですか」と言うような試験対策を考える受験生の絶えることがない。これはどうしたものだろうか。

確かに、合格を確実にする為に、噂になったり注目を集めたりしてきた特殊な問題集や変わり種の要点解説集に手を広げたくなるだろう。特に、『これだけ○○』と銘打ったものならそう考えたくなるのは無理ないこと。だが、そうする事は決してお勧めしない。合格を確かにしたいなら、断じてヤッテはイケない。

今まで取り組んできたもの、その最良のものである過去問集、これ以外に手を出すことは、試験本番までに使える飽くまで有限である時間を考えると、誤答した設問をできるだけ正答できるように極めることは難しい。他方、手を出した対象も同様だ。結果、極まらない知識・技能で本試験に臨むことになる。合格することは不確実だ。

合格をすることを確実にしたいなら、いままで取り組んできた資格試験に最善策だった過去問集に一点集中する。具体的には、繰り返し解いても誤答してきた問題を一問でも多く正答に転じるようにする。そうする為に足りたい知識や技能を補填できる様に法令集や参考書を読む。また誤答した問題に取り組む。この繰り返しで過去問集に一点集中する。



3.勉強に資することのみに専念

試験の直前期、知らぬ間に合否の可能性を考えて、心が乱れることもありがち。すると、「不合格になるかも知れない」などと近しい人に電話をしたり、「勉強の調子はどう?」などと受験仲間にSNSで傷のなめ合いになりがちな言葉を交わしたりしたくなるのも無理からぬこと。

だが、そうすることは時間の浪費。これを決してお勧めしない。あるいは、それらのことをしたくなったら、「それって勉強へ直に結びついているの?」と自問すべきだ。勿論、その答えは否であるから、勉強に直結していない行為はこれをすることは、合格することに唯一役立つ試験勉強をすることに資するこがないので、これを一切排除する。

では、本試験のことを考えて、心配や不安に陥ったらどうするのか。その答えは、「具体的に何がどのように心配(不安)なのあ」と自問する。例えば五分と時間を限った上で、その自問から浮上してきた感情や考えに溺れるのではなくて、それらをひたすら紙に書き付ける。

次に、「では具体的にどうすれば何をどうすれば安心できるのか」と自問する。すると、例えば「不得意科目(例えば法規や構造)であの過去問の解き方を体得したい」などと、それこそ不安や心配に対する具体的に方策が見えてくるたろう。あとはそれをひたすらやるだけだ。

要するに、合格をより確実にするには、勉強に資することだけに一点集中する。それが直前期に心がゆらぎがちな自分に対するただ1つの効果的な対策だ。ズバリ、「心配をしたり不安になったりする暇があるのなら勉強する」ことが、試験直前期に有用な対策であることを最後にここで大書きしておきたい。

なるほど、「それができれば苦労はしない」とお考えだろうか。

仮にそうならば、即座にそう考えられることは無能の露呈でなく、できることを見聞きする度に「それができれば以下同文」と繰り返したことからくる有能さの表出だ。であるから、合格をより現実化したいのならば、その有能さをもたらした繰り返しは、これを過去問の誤答を正答に転じる勉強に是非ともご発揮されてはいかがだろうか。

直前期、以上の三点を拠り所に合格をより確かにしませんか。
受験生みなさんのご健闘を祈ります。

ではまた次号で。


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【連休中でもヤッテは駄目な勉強法とは】

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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年4月29日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法コーチの近藤です。

NLPは有用な学習法をも提示してきました。
有用な学習法とは知覚と言語を効果的に使う脳活動。
NLPはそれらを有機的に使える手法を多彩に蔵するのです。


ゴールデンウィークがスタート。

上手に休暇を取得できたらどうでしょか。
黄金的な週間として連休が10日となる日程にできます。

一方、今夏に受験予定ならば試験勉強は追い込みの時。
試験本番で合格基準を満たせる得点力を身につけたい時期。
不得意科目でそれを超え得意科目で総点を上積みする力を得たい。

だから連休を有用に活用できそうな勉強法のご相談が頻繁に到来。
それらを例示すると以下に続く通り。

「リラックスして勉強をしても良いのでしょうか」
「速読法や記憶法などのノウハウを取り入れた方が良いのかな」
「まとめノートや要点マインドマップを書いた方が効果的ですか」

それらをご覧になってどうお考えだろうか。
確かにそれらのことは得点力の向上に有用と思える。
だが、そうする事はちょっとまって欲しい。
その訳が今回の主題であるのだから。

今回は連休中でもヤッテは駄目な勉強法を再確認したい。



その勉強法とは何か。
直球で結論を以下の3点に分けてご提示しておく。

1.分散的勉強法
  ・見ながら勉強をする
  ・聞きながら勉強をする
  ・気にしながら勉強をする
2.収集的勉強法
  ・勉強法の収集に注力する
  ・教材の収集に血道を上げる
3.作業的勉強法
  ・教材をただ読むだけ
  ・解答解説に下線を引くだけ
  ・なんとなく要点マインドマップなどをかく
  
以下に各項目を具体的に説明したい。



1.分散的勉強法

これは要するにながら勉強だ。勉強と別のこと、例えば動画やテレビを見ながら、音楽を聴きながら、そしてスマホの着信を気にしながらと勉強にのみ投入すべき能力・脳力を分散した勉強の仕方だ。これについてどうお感じになるだろうか。

なるほど、「折角の休日、そうしてリラックスした方が勉強できそう」とお考えだろうと様々なお悩みを拝聴してきたことからして想定できる。しかし、貴重な休日だからこそ脳力を分散する勉強の仕方は決してお勧めしない。

そもそも試験勉強とは何か。それは試験本番で合格基準を満たせる得点力を発揮できる頭を作ること。動画もテレビもBGMも一切ない、ましてや机の上にスマホを出したりしたらカンニングを疑われて即退場させられる試験本番の環境下、合格を目指せる脳力を身につけることだ。よってそうする事に慣れておく為にもながら勉強は一切しない。

そう言われても、「ながらの方が勉強に集中しやすいよ」とご不満だろう。ならば、「動画もテレビもBGMもスマホもない試験会場で設問に正解することにどう注力するですか」とご不満の諸氏にお伺いしよう。さてどうお答えくださるだろうか。

仮にご不満の主旨が正しいとしよう。ながらの状態が勉強に集中することに連鎖つまりアンカリングしているとする。つまり、「ながら=集中(脳力発揮)」の公式が神経回路に構築されているとしよう。だが、試験会場では、公式の前項があり得ない。よって、上記の公式は不成立だ。合格に向けて脳力の発揮されることはあり得ない。

例えば、ながらの状況下、過去問を繰り返し解くことで涵養したはずの設問に正解する脳力である集中力はこれを試験会場で断じて発揮し得ない。よってながら勉強つまり分散的な勉強は不合格を招来する。決してお勧めしないどころか禁止としたかった訳だ。



2.収集的勉強法

休日、ましてや連休中ならば時間はある。平日はできなかった、やってみたかったことをする余裕があることは確かだ。そこで、「あの速読法(記憶法)を覚えればソッコウで勉強が進みそうだからあの講座に参加しよう」「そう言えばあの有名な受験予備校の参考書を買いに行こう」とご予定かも知れない。

そうだね。例えば、1時間で一冊の本が読めたり初対面で百人の顔と名前とを覚えられたりできたら、過去問の解答解説を一瞬で読めたり過去問の解き方などソッコウで覚えたりできそうだもの。それはしなくても、「合格者の○%が当校の生徒です」とした予備校のテキストがあれば受験勉強の遅れも俊足で挽回できそうだものね。

だが、そうした勉強ノウハウや勉強情報を収集することは決してお勧めしない。事実、収集した情報やノウハウ、これらを活用する為には実践することが不可欠だ。つまり本来なら勉強に使うべき時間をそれらに投資することが必要だ。

ところが、それらの収集家にはその為の実践的な行動の見られることがない。「何時でもやれるから後で」とそれらを収集することに時間を使っても実践することに時間を使わず、そうしたことだけに安堵するからだ。実際、ノウハウや情報の収集にウッカリ専念するだけで不合格を重ねた僕や同類の受験仲間達がいた。

それらに当たらなくても先のことに時間をつかう暇があったら既知の勉強法や手元の教材そのものに時間を投資するのが得策。それらの方法や教材はやりきれば確かな効果を発揮するのだから。よって収集的勉強法もやはりお勧めしない。



3.作業的勉強法

確かに、勉強と言えば「テキストを読む」「要点に下線を引く」あるいは「要点をノート(マインドマップ)でまとめる」ことが常識とされてきた。事実、ガッコウでそうする事を見たり聞いたりそしてご自身も実行しただろうからね。

対して、そうした3つに代表される勉強の費用対効果は思わしくない。これを実践した労力に比して得点力を高める効果があまり期待できないことが実に多い。

そうなる訳はこうだ。例えば、テキストを読むことが、単に文字を目で認識しただけで黙読できたつもりになる。そうしなくても文字を声にした音読で正しく文章を読解できた気持ちに浸る。「それで何が悪いのよ」とお考えだろうか。そうすることは情報を右から左に転送するような機械的な作業だ。

その一方、得点力を向上させる勉強とは作業でない。そうではなくて仮に教科書を読んだならば「要点は・・・」とそれを必ず自分の言葉で要約する。テキストの要所を記述としてまとめるのならば、要点と思える項目を単に転記しない。「何を」「どうするのか」「何の為か」と言った論理で要点を組織化(ノートやマインドマップに)する。

無論、そうした言葉や論理を使った勉強が得点力を向上させることは言うまでもない。言葉は思考であり、論理もこれまた思考。試験勉強とは得点に寄与する思考をする訓練だ。試験本番で求められることは設問に正解するような思考することだ。よって単なる無思考のつまり脳死的勉強である作業的勉強をするのでなく思考的勉強をする訳だよ。

以上3点に留意して連休を有用に活用されたい。
受験生諸君の賢明なる健闘を祈る。

Good luck!



最後に業務連絡。
次号、5月6日、本誌を休刊とします。



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年4月22日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法コーチの近藤です。

NLPは悪習慣を改善できる技法を多数に有する。
習慣はこれを引き起こす内的過程に深く関係します。
NLPはその関係を変容して悪習慣を即座に改善します。


4月も既に下旬。

来週末から連休が始まります。
3日や6日、10日でそれが可能な日程。

一方、今が試験勉強にも本気になりたい時期。
特に今夏に受験するならばこれからが追い込みの時。
ゴールデンウィークを活用できれば勉強の遅れも解消可能。

だからこそ以下に例示するようなお悩みも頻繁に到来してきた。
「週末の勉強できる時なのに集中できなくて困る」
「勉強時間になっても気が散っている自分がいてダメ」
「連休で勉強に打ち込めるのにそうできない自分が嫌だ」

なるほど、せっかく勉強できる状況であるのにそれでは頭が痛い。
受験直前期、時間を無駄にしたことを悔やんでももう遅い。
無駄に使った時間は決して取り返せないのだから。

では問題です。
勉強のできる時にこれに専念することがどうしたらできるのか。
今回は勉強のできる状態に即効でなれる方法を再確認したい。



冒頭で例示した悩みは興味深い特徴を持ちます。
それは以下の様に言い換えることができるのだから。

「・・・勉強に集中できなくて困る」
     ↓↓↓↓↓
「・・・勉強に集中『しないことができて』困る」

「・・・気が散っている自分がいてダメ」
     ↓↓↓↓↓
「・・・気が散って『いられる』自分がいてダメ」

「・・・そうできない自分が嫌だ」
     ↓↓↓↓↓
「・・・そう『しないことができる』自分が嫌だ」

何かができないこと、何かになっていること。それらのことは決して怠惰や無能を告発しない。そうではなくてある種の勤勉さや有能さの表明である。無意識に行っていることであってもそうする事が雨の降るようなことでない。飽くまでそれに関して私たちに有責。だから前述のように実に興味深い書き換えがなせる。

そうしてみると、好ましくない方向に発揮されていた前述の勉強に関する困難を招いていた事の裏返しである勤勉さや有能さのこれらをどうすれば望ましい方向に転用できるのかを考えれば、今回の回答を得ることが可能。

では、勉強の困難を誘発する先の勤勉さや有能さはどのようにして起ち上がったのか。それはウィルスのように飛来した訳ではなくて、学習によって起ち上がった。つまり何かと別の何かとの関連を反復して内的に連鎖した結果つまり学習だ。例えば以下のように。

電話の呼び出し音を聞いた →→→ 即座にスマホを手に取る
LINEの着信マークを見た →→→ 速攻でLINEを開く

そうしたことを繰り返すと即座につまり無意識にその一連ができる。同様のことは、人の学習能力からして勉強に関しても容易に可能になる。以下に例示するとこうだ。

・勉強に集中し始めたのだが、ウッカリLINEに集中してしまう
・勉強に気を入れ始めたのに、ついスマホを気にしてしまう
・勉強に打ち込み始めけれど、ちょっとのつもりでTVを見てしまう

そうしたことの繰り返しは確実に脳内で学習される。つまりある刺激がある反応を引き起こすようになる。いわゆる「パブロフの犬」的な勤勉さや有能さとして、事例のようにLINEやスマホ・TVにハマらずとも、勉強したいのにこれに専心できない状況として冒頭のお悩みだった受験生に定着した訳だ。

だとしたら先の繰り返しはこれの結果として勉強に専念することに有用な別のものに置き換える。そうすれば問題の解決に達する。まず、そうできるように無用な刺激を勉強する環境から以下に例示するように遠ざけることが大事であることはご案内の通りだ。

・スマホは電源を切って目につかないところにしまう
・TVはオフにしてリモコンを片付ける
・パソコンのアイコンで勉強に無関係のモノは消去する
・漫画や雑誌など勉強に資することのない書籍は一切を片付ける
・勉強以外のことを連想させる写真やグッズなどを机から撤去する

以上の様に反応を誘発していた刺激を除去して勉強に専心できる環境を整える。次に、そうした環境を構築したのだから、即座に勉強に集中できるようになれる以下に例示するような一連した刺激と反応との関連付けを繰り返して行う。つまり以下のことを習慣化する。

・勉強すべき時間を認識したら直ちに勉強だけをする
・勉強が思い通りにできたイメトレをして即座に勉強を始める
・苦手意識を解消するイメトレをしたら直ぐに苦手科目に手をつける

どうだろうか。確かに「それができれば悩みはしない」と反感を覚えるであろう。しかし、それができないのは決して問題でない。そうではなくて、それしないことを繰り返したことによる確固とした大いに認めるべき成果である。良きにつけ悪しきにつけ繰り返しは学習となる。つまり習慣となるのだから。そして運命ともなる。

上記にあるイメトレ2つはご案内のとおり。
以前の記事をご参照されたい。

ただしそれらのイメトレをしなくとも良い。勉強時間になったら「勉強『だけ』をする」ことを何の例外もなく繰り返せば、心的な刺激としての勉強時間が望ましい心的な反応としての勉強を始めることを自動的に誘発するに至る。成功哲学の喧伝する習慣の力を得ることができる。課題だった冒頭のお悩みはその力の逆バージョンだったのだからだ。

連休中の健闘をご祈念申し上げる。
Good luck!



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年2月4日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法コーチの近藤です。

NLPは天才的な頭の使い方とも言われます。
そう思われた人たちの思考や想像の使い方を学べる。
周りや自分自身に対する有用なイメージ実践論なのです。

昨日は節分。
よって今日から立春。
二十四節気で春の始まりで1年の始まりでもある。
勉強の仕切り直しとして今日を活用できるかも知れませんよ。


前号で勉強への集中を保つことに触れました。
その中でこまめに休憩を取ることをお勧めした。
それに関して以下のご熱心な質問を拝聴しました。

「休憩中ってどう過ごしたらより効果的ですか」
「集中ややる気を高めるのってどう休憩すればできるの」
「記憶や理解を深める休憩の取り方ってどうすれば良いのかな」

それらは向上心に満ちたお問い合わせである。
そこでそれらの志に是非ともお答えしたい。

今回のご案内は勉強の状態が上向きになる、
集中ややる気、そして記憶や理解の向上に資する休憩法だ。



勉強の合間に休憩を取る目的はこの生産性を高めること。
具体的には上記の事柄に関する質や量の向上をもたらすこと。
決して勉強に関するそれらを低下させることをしてはならない。

休憩中にどんなことをしてはいけないのか。
・ウッカリするとハマってしまうSNSを覗く
・やり始めたら止まらなくなるゲームに触ってしまう
・読み始めたら次の展開が気になるような小説や漫画を読む
要するに注意・集中が勉強以外に転じてしまう事をしてはいけない。

それらのことをしてしまうとどうなるのか。勉強にそれらを戻しそして意欲を高めることに本来において理解や記憶に投じるべき有用な内的な資源を浪費してしまう。勉強に適したコンディションに戻るのに手間取る。結果、良好な勉強の心的な状態を維持しにくくなる。そうした状態を回避して勉強の質を維持・向上することを心がけたい。



では勉強の休憩中にとのようなことをすれば良いのか。
・お茶を飲んだり栄養のあるお間食などをつまんだりする
・起ち上がってストレッチをしたりその場足踏みをしたりする
・勉強中の分野とは異なる分野の法令集や参考書などを流し見する
・ゆっくりと呼吸をしながらひたすらボーッとしてすごす

さて上記をご笑覧になっていかがだろうか。
「お茶や間食ってもうやってるよ」
「体を動かすのって眠気覚ましにも良いかも」



しかし、3番目はどうだろうか。
「それって休憩にならなそう」とお感じかもしれない。
休憩中に勉強みたいな行為をするのだからそう懸念するだろう。

しかし、それらを「読む」のではなくて「流し見」、つまり景色でも眺めるようにそれらを見ることはやってみると意外なほどに気分転換、つまり休憩になる。加えて異なる分野に関して「あっ!」と思える気づき・発見そして問題解決の糸口を見出すことができる。

例えば、一級建築士の受験生で、今、構造計算の勉強をしているとする。「何か面白そうなことってないかな」とその人が休憩中に基準法の参考書や法令集をなんとなく眺める。異なる分野に注意を向けること自体が気分転換になるし、「この条文ってあの過去問と関係あるんだ」と理解しにくかった法令に深い気づきを得られることがある。

なるほど、「そんなことしていると息抜き、休憩にならなそう」とお感じだろう。休憩中に別の勉強をする様な事だからそうかも知れない。だが、一生懸命にするのではなくて、お花見でもするような感じでなんとなく流し見すれば休憩になる。部屋を歩きながらそうするとリフレッシュ効果もより得られし、「あっ、これって?!」と発見もしやすい。

電脳と異なり、人脳は目標や課題を有するとその達成や解決の為に夢の形でも手がかりを掴めるように四六時中機能している。上記のような休憩の仕方をすると過去問の解法解説に関する理解や記憶を深める糸口や示唆を自動的に探索したて把握したりできる。特に「なんとなく」「ボーッ」と流し見をすることでその機能の恩恵に浴しやすい。



最後の「ひたすらボーッと過ごす」ことはどうだろうか。例えば、こうかもしれない。「そうするのってネガなことを考えそうで怖い」とお考えだろうか。

自転車に乗っている時、目前の電柱に気づいた瞬間に、「ぶつかるのって嫌だ」とそうなるのを想像したばかりにそうなってしまった。バイクに乗っている時、コーナリングで「こけたら嫌だ」とそうなるのを想像したばかりにリアが滑って怖い思いをした。それらの経験が示唆する想像の効果は絶大であることを先の経験から思い出されるのだから。



想像の効果はそうであるから、想像つまりある種の妄想をする休憩の過ごし方をより有用にできる方法は以下のようにしたい。

それは望ましい状態をもたらす妄想にひたすら浸ってボーッと過ごすことだ。受験生にとってその状態とは言うまでもなく念願の合格を果たした状態であろうが、さてどうだろうか。

確かに、それに対しては「勉強が『まだ』イマイチの自分にそれを想うのって無理」と感じる場合も想定される。しかし、その無理に対してはお勧めできる妄想の仕方が以下である。

今はあやふやな合格した時でなく、それは合格したことが前提になっている合格を果たしたその更なる未来から逆順に妄想を広げる方法だ。



例えば、一級建築士の受験生ならばこうだ。有資格者として独立を果たして思い通りの設計をして仕事をとても楽しんでいる未来を大いに妄想する。その時に見えるものを見て、聞こえることを聞く。見聞きしたことがもたらす体の感覚を心ゆくまで楽しむ妄想つまり想像をする。

そこから逆に「こうなれたのはあの時にあの場所で合格証を手にしたことだった・・・」とその時に見えるものを見て、聞こえるものを以下同文。そこから更に、「こうなれたのはあの試験会場で面白いように設問を解けたことだった・・・」とその時に見えるものを見て、以下同文。「こうなれたのはあの勉強を思い通りに・・・」と以下同文。

その様に望ましい未来の状態から現在、つまり過去に向かって逆順に妄想を広げていく。もちろん、休憩時間は五分ほどなので、それ以上に妄想はこれを掘り下げてはいけない。そうするではなくて、飽くまで休憩時間内でそうする。次の休憩になったら連ドラを見るように先の妄想の続きを楽しむ。そうすることがこの方法を有用に活用するコツだ。



実践してみるとすぐに体感できる事だが、この逆順に肯定的な妄想を遡って広げる方法は、厳しさや場合によっては苦痛を感じることから「この勉強って役に立つのかな」と思いがちな試験勉強に対して、まだ自分が気づいていない勉強の意味や価値をもたらしてくれる。

最後の肯定的な妄想を楽しむ休憩法は自分固有の意味や価値に強く誘われる人脳の特質からして試験勉強に関する集中、理解や記憶を大いに高めてくれるはずだ。

その真偽はやってみれば解る。
論より実践であるのだから。



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【合格を目指せる集中力の保ち方とは】

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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年1月28日号

こんにちは。
NLP資格試験勉強法コーチの近藤です。

NLPは「脳の取説」です。
イメージや言葉の有用な使い方で脳活動を好ましくする。
つまり私たちに望ましい状態をもたらす心理技術の体系です。


来週から2月。
節分があり立春が来る。
二十四節気は春のはじまりを告げる。

とは言え、現実としてまだまだ寒さがつのる。
加えてコロナ感染の急拡大はご認識の通り。
自宅籠城で勉強に専心するのが得策。


と言う訳で、試験勉強の調子はいかがですか。
今夏に受験する場合、2月一杯で基礎力を盤石にしたい。

つまりこの時期の勉強で合格を目指す受験生は参考書や法令集そして解法解説を読みこんでそれらを理解する。それらが提示する基礎や関連した知識(場合によっては計算などの技能)を全方位的に身につけたい。
そこで勉強をする時に不可欠な脳的な状態は言うまでもなく「集中」。集中が知識や技能を獲得する時に必要不可欠な心的状態であることを勉学に関わる我々の経験は十二分に知っている。

そのことを背景にしたこの時期でなくても頻繁に賜るお悩みがこれ。
「勉強に集中できない自分が嫌」
「集中が途切れて要点の吸収が進まない」
「勉強以外のことに気が散って計画通りにすすまない」

なるほど、合格を目指す勉強をしている時、要点を迅速に理解したり記憶したりすることが叶わないのですから、その状態は実に困ったこと。
今回は「集中を保つことはどうしたらできるのか」を再確認したい。


改めて今回のお題は以下。
「勉強の集中を保つことはどうしたらできるのか」

その問でお悩みの皆さんに事情聴取をして存在することが解っている背景は勉強の集中を保つことを難しくする要素が身近にあること。

その典型はスマホ。例示すると、集中の途切れでお悩み方々の中に、SNSやメールに関する通知を即座に察知できる様にしたスマホを勉強中でも傍らに置いている人がいること。

その人はスマホが大好きだからこそ集中すべき勉強中にもそうしていると断じて大過ない。だとすると、そうする行為は鰹節を見せた猫に「マテ」をさせるに似る。スマホ弄りを我慢することが「辛抱たまらん!」状態を自らに強いている。にも拘わらず勉強にも集中しようとする。それは川に浮かぶ二艘に股を掛けたような状態だ。

そもそもその状態で勉強に集中を保とうとすることは無理筋。と言うよりも理不尽あるいは矛盾している。その状況から脱するにはスマホを傍らに置きながら勉強に集中できないことを悩んでも仕方ない。そこで自らに問う以下をべきである。

「今スマホと勉強に集中することとどちらが大切か」
「スマホを傍らにしてどれくらい勉強に集中できているか」
「スマホが側にあることは合格することにどれくらい有益なのか」

それらの答えは自明だろう。
そう問いかけるとよくある返答の一例がこれ。
「すぐにリプしないと友だちをなくすから」

ちょっと待って欲しい。そもそもそうしないと友だちでいられない仲ってどうよ。合格することとそん(損)な人間関係を維持するのとを比べるとどちらが大切かはその答えも言うまでもない。何を得るにしてもその代償はあるのだが、合格する代償としてそうしたチンケな友だちを失ったとしても安いと想像するのは僕だけだろうか。

で、ここまでの結論を述べる。勉強中は例えばスマホの様に勉強の集中を妨げるモノは机の上など目の届く範囲に置かない。

スマホ以外で言えば雑誌や漫画本や趣味に関する書籍などだ。加えて想い出を誘う写真も。参考書や法令集、過去問集など勉強に関するモノだけを身の回りに配する。特にスマホはそうしつつ、通知音などで耳を経由して集中を邪魔しないように電源も遮断することが得策だ。

集中したい事以外のことに僅かでも注意を向ける行為は、本来集中していた対象に集中を戻す為に意欲や注意方向の再設定と言った決して軽んじる事のできない対価をもたらす。一方、その対価を支える気力や体力にはご体験の様に限りがある。合格するため勉強に全集中したい時、あえて勉強以外の対象に注意を向けることは愚かである。



もちろん、そうした配慮をしながらも集中力の低下でお悩みの皆さんは存在する。共通して長時間に集中を保てない自らをご叱責である。なるほどそうしたい向上心のあることを認めざる得ない。

だが、人の集中が保たれる時間は長くても三十分、効果的にそれを保ちたいならば、十五分とする脳科学からすると、一時間以上の集中を保つ事を自らに求めることは無茶。木に縁って魚を求めるような行為だ。

長時間に集中を保てないことを悩むよりも前述の事から「15分間の勉強をしたら五分ほどの休憩を取る」こまめの休憩をとることがその悩みを解消してくれる。

実は、先のようにこまめに休憩をとることが休憩までの時間が長くなることに相関する記憶量の中だるみの解消に有用であることは学習の研究から解っている。つまり記憶の定着にも有用である。これを採用することも得策だろう。



最後に、上記の配慮をしつつも集中の途切れをお悩みの諸賢は存在する。その背景としてあるのが「集中することに集中する」だ。勉強している対象に集中するのではなくて、そうする事をウッカリ気にしすぎてしまう。

これまたその状況は向上心の発露であるのだが、集中したい対象は決して集中することではない。そうではなくて、勉強しているその内容だ。理解や記憶をしたい参考書の記述であり法令集の条文、そして過去問の解法解説のはずだ。

だから、それらに本来の集中をする為に、だだそれらを黙読するのではなくて、そうする時に読んでいる箇所に集中を促せるように読み取っている箇所を指やペンの先でなぞる。

そうしてもなお集中が途切れたり低下したりすることを覚えるならば、集中したい所を黙読するよりも多くの感覚を駆動することで無理なく集中をもたらす音読をする。

音読することは、それ自身の特性から脳の主要箇所を活性化することで記憶や認知そして集中の向上に寄与することはご案内の通り。これを適宜に用いることは合格を目指した勉強に有用だ。

逃げると称される2月はもう時期に始まる。以上の三点については「そのうちに」とこれに言わず、すぐにでも実践することの得策であることをここに大書きしておく。



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2022年1月14日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法コーチの近藤です。

ちなみにNLPとは、
Neuro-Linguistic Programing(神経言語プログラミング)、
イメージや言葉の有用な使い方を構造化した世界的な頭の使い方。


すっかりお正月気分も抜けた。
年度末モードで多忙な毎日をお過ごしでしょう。

一方、コロナ禍は超特急的な感染拡大の様子を呈している。
その重症化は少なくても健康を害することは言うまでもない。
仕事や試験勉強に強く影響するのでどうぞご用心くださいませ。


この夏期に受験する皆さん、
昨年の勉強もお励みだったことでしょう。
これからより本格的に受験勉強にお取り組みのことと拝察。

と言う訳ではない以下の様なご相談やお悩みをよく拝聴します。
「勉強に打ち込みたいけど、やる気がイマイチで・・・」
「集中して勉強をしたいのに、何だかボーッとしちゃって・・・」

そうなる訳を拝聴するとそれらに通底する声がこれ。
「この資格を取ったら将来にどう役に立つのかな不安」
「頑張って資格を取っても生きていけなくなるのは怖い」
資格の将来性に関わる不安や恐れがそう言う受験生に潜む訳です。

それらの影や暗雲が心の根底に広がる状況下、
合格を目指して勉強に能力・脳力を発揮することは困難。
意味や価値のあることに意欲を持ち集中するのが人脳の特性だから。

今回は脳力を発揮できる試験勉強の基本姿勢を考えてみましょう。



今回の題目はこれ。
「脳力を発揮できる試験勉強の根本とは何か」

それを見る為に有用な問は以下に続くもの。
「取りたい資格はやりたいことにどう繋がっていますか」

冒頭のお悩みを抱く受験生諸氏に共通したその答えは以下。
「やりたいことと繋がらないが将来性がありそうに感じる」
「そのこととあまり関係ないけど安定性がありそうに思える」
「やりたいことでは食っていけないから仕方なく勉強している」

なるほど。「やりたいことじゃ食っていけないよ、将来性や安定性のある道に進みなさい」と親や先生に進路で散々言われたからね。しかし、これからの社会は、あるいは既に社会は、激変しつつある。今までの様な他人の考えに頼って生きていける状況から次第にそして激しく移行していく。将来性や安定性を求める拠り所はもうなくなりつつある。



先の答えの深層を深掘りする問は以下の様にもの。
「AI等の社会的な影響を考えるとそれってどうですか」

米国の調査によれば、AIは金融や製造、情報の分野に多数の雇用喪失をもたらす社会影響を与えると言う。囲碁や将棋で人知を凌駕した事から分かるように数値や制御の処理などルールの明確な作業に圧倒的な力を発揮してきた。自動運転を担い始めた昨今から、益々もってそうするのだろうから。

他方、日本は少子高齢化の真っ只中。2008年の12800万人を頂点にして人口が急激に減りだした。厚労省の推計によれば、様々に想定されているが、日本の人口は2100年で5000万人を切る当たりに着地するという。84万人/年の減つまり一都市に当たる人口減が続く事になる。これに関係する業界に様々な影響を及ぼすことは必至。

恐らく賢明な皆さんは薄々ではあってもそうした将来的な激変をご察知のはず。そうであるならば取得を目指す資格の将来性や安定性に不安や怖れを覚えることは生物的な防衛本能からして自然なこと。資格取得に関わる意欲や集中の減退や低下を覚えることは自ずと到来する。



そうだとだとすると、
社会的な激変に対処することはどうしたらできるのか。

その答えを導出する問は以前からご案内の以下。
「資格取得の目的は何か」
「その目的の更に大きな目的は何か」
「その更に大きな目的は何にどのような貢献をするのか」

例えば、最初の答えは昇給や昇進、キャリアアップなどの個人的にやりたいこと。次は地域の発展や女性進出を促す社内改革に関わるなど次第に周囲の人たちに関わること。最後はAIに淘汰されずその活用で社会的な活躍をする人材を育成することなど。つまりその答えは自分事から人を元気にしたり笑顔にしたりすることに転じることだろう。

どのような社会的な激変があろうとも周りに誰か人がいる。人類史を見渡すとその様に互いに助け合った集団は活力に満ちて状況の激変に生き残り発展してきた。その集団を構成する各個人は、例えばハリウッド映画の英雄たちやエジソンやジョブズのように自分のやりたいことを通して前述のような人的な影響を与えた。



確かに「それって自分に関係ないから」とそう仰せの受験生もある。だが、その人も幼少から学生時代を振り返ると、部活やサークルなどのやりたいことで関係者を喜ばせたり楽しませたりするために寝食をわすれて練習したり活動したりと、自然とそのことに意欲を出せたり集中できたりしたと思える。

それらの事から前述の問は以下のようにも換言てきる。
「資格取得でやりたいことは何か」
「そのことで更に大きなやりたいことは何か」
「その更に大きなやりたいことは何にどのような貢献をするのか」

要するに資格取得の目的とその更に大きな目的、つまり短期から長期に亘るやりたいことを考える。そのことと資格との関係を再考する。

仮にそれらのやりたいことを見いだせなければ試験勉強を続けることは言わずと知れた骨折り損、時間の無駄。だから別のこと、自分が本当にやりたいことに関わる資格試験の勉強をする。あるいはやりたいと思える趣味や活動に打ち込む。そうすれば頭の仕組みからしてその働きは一辺することは言うまでもない。

そうでなくて、やりたいことと資格取得との関係を改めて確認できれば、やりたいことの脳内影響から寝食を忘れるくらいに意欲がでたり集中できたりと頭は実に良く働くだろう。やりたいことに中期・長期的にも貢献すると想像できる資格試験の勉強は意欲や集中の悩みを解消しあなたに結果的として合格をももたらしてくれるはずだ。

仮にやりたいことが結果的に失敗だったとしても、それが分かるまでワクワクして生きていける。「人はやったことよりやらなかったことを後悔する」と言われるように、資格を通してやりたいことすることは後悔しない人生をもたらしてくれると想像するのは僕だけだろう。

最後にこの問で終わりたい。
「資格試験の勉強は君の将来やりたいことにどう繋がっていますか」


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【勉強に集中できない状態の解消法とは?】

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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2021年12月3日号


いかがお過ごしでしょうか。
NLP資格試験勉強法コーチの近藤です。

なんと!
あと3週間で聖夜。
つまり今年も残すところは4週間。

「もういくつ寝るとお正月」

年のせいか、そうでなくても、
"Time flies !"ではありませんか。
本当に・・・・。


さて、試験勉強の進み具合はどうでしょうか。

例えば「うん!絶好調!!」であるならば言うことなし。
是非是非その好調さで年末年始に潜む困難さを乗り越えてください。

しかし「勉強に集中できない」や「気が散って勉強できない」と言う方のご相談も断続的に到来しています(もちろんこの時期でなくても)。仮に貴方が後者に該当するのならば、むしろ該当するからこそこの記事に目をとめたと推測しますし、そうした勉強の状態は要改善でしょう。

では勉強に集中できない状況の改善はどうすればできるのか。
今回は勉強に集中する方法をご一緒に再確認して参りましょうか。



まずは勉強に集中できない状況の改善が成立する前提から。言うまでもないことですが、その状況を招く環境を排除すること。例えば、SNSやメールの着信を知らせて勉強から気を散らせるスマホを手元におかない。無論「ちょっと息抜きに読んじゃえ」と思わせる雑誌や漫画本なども机や本棚から遠ざける。TVのリモコンなども同様にする。

次に勉強に集中できる環境を構築する。勉強の途中でもの探しに気を散らすことのないようにする。鉛筆や消しゴム、カラーペン等の文房具を常に完備しておく。加えて、参考書の要点や過去問解法を理解する為に必要な情報を得るために不可欠な法令集や用語集、辞書なども同様にする。あと珈琲などが必要な人は以下同文。

更にそもそも睡眠不足や体調不良である場合、勉強に集中できないのは自然なこと。そうである場合を招くことのない生活習慣を心がける。付き合い残業をして睡眠時間を削るような深夜の勉強をしたり、たまの付き合いで深酒をしたり、ウッカリLINEにハマったりして睡眠不足から体調不良を招来せぬようにする。

以上は年寄りの小言のようで聞き苦しいだろうが、以下に続くことを有用にする為に不可欠なので、既に実践中であろうが申し述べた次第。



では、先の3つを満たしてもなお「勉強に集中できない」のであれば、その改善に進みたい。実は、この事の改善はその訴えの中にこれ自身の手がかりを有する。「勉強に集中できない」と泣訴する皆さんは決して集中できない怠惰でも無能であるのではない。

そうではなくて「勉強に集中できない」状態に集中できているからこそそう訴えられる。つまり立派に集中の能力をご発揮なのだ。換言すれば「勉強に集中できない」と言うことは怠惰でも無能でもなく、そう言えるご自分の心的状態に集中にする勤勉さや有能さをご発揮になっていると言える。

であるからして、「どのようにして貴方は『あの集中できないと思えた感覚』に集中できたのですか」とご質問を差し上げられる。すると「えっ、オレ・アタシって(勉強の内容そのものに)集中していない(勉強の内容以外の)ことにウッカリ集中していたんですね」とのお答えが大方にして返ってくる。



それからして「どのようにして貴方は『あの集中できないと思えた感覚』を感じ取ることができたですか」と課題に接近するご質問を続ける。すると事例として以下の様に答えが返ってくる。

・参考書を読み進めるほど「分からなくて」嫌と感じた
・解答解説の手順を追うほど「段々ボンヤリ」してきた
・法令集の節を読み進めるほど「意味レス」に思えてきた

ご賢察のように「集中できない」ことの改善策は上記の回答に表出している。先の回答群は『ほど』と言うようにそのことの最初の一歩があることを暗示する。とするならば、「集中できない」ことの改善策はその一歩を踏み出す前に存在する。次第に「集中できない」状況を繁茂させた最初の「分からない」や「ボンヤリ」などの芽を摘むことだ。

そうする事は「集中できない」感覚を招いた段階をバックトラック、逆順に辿ることでできる。例えば、「分からなくて」嫌と感じた参考書ならば以下の段階を進む。

1.一節ずつ段々と読み戻って、そう感じ始めた節を特定する
2.その節を一段落ずつ読み戻って、そう感じ始めた段落を特定する
3.その段落を1行ずつ読み戻って、そう感じ始めた行を特定する
4.その行を読み返して、意味の不明な語彙や係受けを特定する
5.特定できたそれらの語彙や係受けを調べたり考えたりして理解する
6.5を足がかりに行、段落、節と理解を広げる

以上、少しく細かい手順になったが、そうするに従って集中の状況が復元できるだろう。そうした理解の広がりは記憶の広がりを起動する。学習することに楽しみをもたらす。知らぬ間に楽しいゲームに没頭してしまうような集中を生起することは言うまでもない。

皆さんは「集中できない」感覚に集中できる有能さや勤勉さを蔵しておられるのだらその困った感覚を解消することはできる。うん大丈夫である。千里の道も一歩から始まるように、「集中できない」感覚の最初の「分からない」ことに集中する先の策を講じればよいのだから。



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2021年7月30日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法コーチの近藤です。

東京オリンピック、
あの選手が予選落ちしたり、
注目されてこなかった選手が金メダルだったりと悲喜こもごも。

その一方、
明後日からもう8月です。

来月も各種の資格試験がてんこ盛り。
税理士や公認会計士、社労士と難関試験が目白押し。
今その受験生は合格を目指した勉強で最後の力走中でしょう。
得意科目で総点を一点でも高め、不得意科目で合格点を満たす為に。



もちろん、上の受験生でなくても合格を目指す方は同様のはず。
何としてもデシラの解き方を一問でも多く覚えることに懸命だろう。
しかし、そする事に注力したいのにそうする事ができない。
「オレ・アタシって集中力がなくて・・・」と。

合格へのラットスパート中にそれでは本当に困った事態。
どうしたら集中力を高めることはできるのでしょうか。
今回は集中力を高める方法をもう一度ご案内します。

その方法は大きく分けて以下の通りです。
1.集中することに集中しない
2.集中できる簡単な工夫をする
3.集中できる心の環境作りをする



1.集中することに集中しない

そもそも集中力について悩む人の特徴はご案内の通り。「オレ・アタシって今ボンヤリしていて集中してなくて駄目!」と集中すべき例えば法令集や過去問集などの文言に集中する工夫をしません。そうするのではなくて、何もせずにただ集中することに集中しようとすること。

一方、「集中することに集中しようとすること」に関して私たちの心はどうでしょうか。例えば、「自分の呼吸に意識を集中しましょう」と言われて黙想してみると、時が数分も経ずして「何だか腹減ったな・・・」「LINEのあの人ってなんか嫌・・・」と最初とは違う全く別のことに集中してしまうのが事実です。

「落ち着きなく走り回る犬」や「木々を飛び回る猿」の様であると我々の心は人心を二千年以上も探求してきた仏教で表現されます。要するに、特定の対象に注意を集中することは実に困難なのです。ですが、集中力について悩む人は困難なことを自分自身に無理強いする。できもしない事をさせようとして悩む。無論そうしている時間は勉強できない。

但し、集中に関して困難なことを自分自身に無理強いする人は決して無能だったり怠惰だったりするのでない。そうではなくて、勉強しながら勉強ではないことに注意を向ける、つまり勉強に集中しないことに有能であり勤勉なのです。

そうした有能さや勤勉さを活用できるように、集中することに集中しない。そうではなくて、例えば参考書の文章という集中すべきに対象に注意を集中できる簡単な工夫をすることが得策なのです。



2.集中できる簡単な工夫をする

その工夫は、同時に対応できる対象の数が最大でも4である意識の情報処理の特徴から、視覚や聴覚そして触覚などとできるだけ多くの知覚を集中したい対象にむけて、前述の処理を有用に進める為の所作です。

例えば、過去問集の解答解説を読むときにただの黙読をしない。そうではなくて、読もうとする文言を意識して目(視覚)で追えるように指先(触覚)でなぞり、声に出(聴覚)して理解(内部対話:「これって分かる」と内面で一人語りする感覚)するように読みます。

すると、集中したい対象以外に注意を向けられる心の勤勉さや有能さも同時に処理すべき知覚情報を処理する為に手一杯、全稼働します。集中することにウッカリ意識をむけてしまうような勉強以外のことに注意を向ける余裕を持てません。結果、集中したい対象に集中できます。

仕上げとして、視て、触って、聴いて、理解した対象を確実に記憶する、つまり試験本番で想起できるようにする為に、そうした対象を声に出しつつ走り書きして想起してみます。無論、想起できない要点のある場合は、その要点を補完できるように、視て、触って、声に出して、理解しながら復習します。



3.集中できる心の環境作りをする

とは言え、「アタシ・オレって勉強し始めると勉強以外のことが急に気になって・・・」と勉強の開始を切っ掛けに前述した有能や勤勉を発揮できる人がいることは確かです。

その確かなことを賢く活用して、勉強以外の事もそして勉強にも集中できる心の環境作りをするのです。具体的には、「これから○分間、気になりそうな事を書き出して勉強が終わったらどうするか、それを書き出す」として勉強を始める前に気になりそうな事をただ考えるのでなくて、実際に手帳などにリストアップします。

もちろん、「どうするか」と言った解決策の思いつかない場合、未解決のままにただリストアップします。大事なことは解決策を書くことでなくて、気にしそうなことを書き出して完了して、上の確かなことが集中すべき対象に心置きなく意識をむけられるようにすることです。いずれにしても気になることのリストアップ効果は実際にやってみれば実感できます。



以上3つの集中力を高める方法としてご案内しました。論より証拠、実際にやってみると、最後の追い込みとして知らぬ間に参考書の精読や過去問の解答解説に集中することができる事でしょう。

「え~、簡単なんかじゃないよ・・・」でしょうか。
そうですか、集中すべきことに集中できなければどうでしょう。
結局、不合格・再受験になっては事態の難しさがもっとあるのでは。

この言葉を繰り返しておきたい。
「学問に王道無し」

Good lack!



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