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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年9月22日号
本誌はNLPの観点から合格を叶えられる勉強法を提案します。

合格者は自らにこれたり得る勉強をさせることができた。
NLPはその人たちに共通する型つまりパターンにも注目する。
合格を目指す貴方にその型を提案することで試験勉強を支援します。


勉強の進捗はいかがですか。
NLP資格試験コーチの近藤です。

暑さ寒さも彼岸まで。
試験勉強にも適した時節が到来。
同期して次のような問やお悩みも聞かれる。

「次の合格を確実にするにはどんな問題集をしたらいいの」
「いままで使っていた過去問集の他に加えた方がよいのって何」
「問題集一冊だけではまた不合格なりそうだけど、どうすれよいの」

なるほど、それらは本格的に勉強を再開した再受験生ならではのお悩みだ。夫々の受験生が問題集に取り組んだ結果、直近の受験で涙を飲んだことによる問やお悩みと拝察できる。それらは過去問の組みあわせによる設問の7割が出題される資格試験の性質を視野に入れ、過去問集の取り組み方を顧慮した場合、実に頭の痛い問題である。

今回は試験勉強で中核となる問題集の取り組み方を再確認する。



結論は問題集、特に過去問集はこの一冊を極めることだ。

この背景は試験勉強の目的だ。合格できるように「キチンと」や合格目指して「真面目に」、絶対に合格したいから「気合いを入れて」勉強することなどは一切がこれに当たらない。あくまでその目的は「試験本番で合格基準の点数を取れるオレ・アタシになる」ことだった。そうできる自分になること以外の何ものでもない。

合格基準の点数を取れる自分にどれだけ近づいているか否かの状況を明確に確かめられる方法は何か。そが問題集、特に過去問集の正答率、これを右肩上がりにし、ついには高確率の正答率を維持することを試験勉強の評価の主軸とした試験勉強だ。

例えば、法令集や参考書を百回読解しようが、過去問集の正解率が向上しなければ、先の読解は試験勉強として単なる自己満足だ。逆にそれらをさらりと読み流していたとしても、過去問集の正解率が上昇しているのならば無問題。むしろ試験勉強の効果検証からしてあとの勉強は客観的な効果があったと判断できよう。

前述した試験勉強の目的、「試験本番にて合格基準の点数を取れるオレ・アタシになる」ことは、換言すれば、合格基準の点数を満たせるように勉強開始の当初で誤答していた設問を正答に転じられるような自分になることでもある。資格試験の設問が有する性質からして合格できるよう特に過去問集の誤答数を正答数に転じることだった。

問題集は「これだけ○○問題集」から受験予備校が編集した問題集まで多種多様。だが、本試験で設問の7割が過去問の組みあわせにより出題される資格試験の性質から、それらの何れにしても過去問を基底にするはずだ。要するにどの様な問題集であっても過去問が基本だ。

合格を目指す為に試験勉強で取り組むべき対象は「○年分過去問集」と認識するのが得策。最低でも5年できれば10年分以上の過去問集であることはここに繰り返し声を大にしてもうし上げる。


他方、不合格になりそう、既にそうなってしまった受験生は、「今までの問題集では駄目かも」と不安や心配に塗れがちだ。自らが取り組んだ事のない問題集に合格を担保する何かがありそうだと懸念することは次の合格を望む者として自然なことだろう。そうした心もちは、自らの合格を果たせるまでの長期間を振り返ると決して他人事と思えない。

が、しかし、問題集、特に過去問集はこの一冊を極めることを再度に強調する。極めるとは、最低でも5回の解き直しをする勉強だ。そうする事で正解率が10割(本試験でその7割が組みあわせとして出題されて、これに全問正答できれば、各受験科目の合格基準を満たせるから)になるまで解き直しの回数を増やす取り組みだ。どうだろうか。

「そんな勉強をしてたら時間がいくらあってもたりない」
「そんなに解き直しをするってどんだけ勉強しなきゃなんないの」

そうした反論、反感のあることはこれを多いに想定できる。そうだろうとも。何事も省力化やコスパが喧伝されるご時世だからね。そうお考えのことは自然なことであろう。もちろん、万人に時間はあくまで有限であることから、コスパやタイパを主軸に合格を目指せる勉強がデキるに超したことはない。

しかし、これまでに幾度も繰り返して確認そして強調してきた資格試験の設問の性質を考えれば、省力化やコスパ、タイパを主軸に合格を目指せる勉強とは、資格試験の相も変わらぬ出題傾向からして、過去問集を極める勉強である。とは言え、以下の反論があることはこれを承知してきた。

「過去問集を極めたけど不合格だった」
「不合格だったから過去問集を極めただけの勉強じゃ駄目ジャね」

なるほどそうかも知れない。しかし、そうした声を上げた諸氏の「極める」とはどのような効果検証をしたことから「極めた」と主張されているのかそれが疑問だ。解き直した周回数が7回や10回だったから「極めた」とお考えならそれは短見だ。「過去問集を極めた」ことは模試や答練(公開または自前のそれら)で効果検証されるべきだから。

供される模試や答練は過去問を参照して編纂される。過去問を極めたつまり過去問の答えでなくその解き方を習得した度合いの検証にこれを適用するとしても怪しむに当たらない。「過去問集を極めた」の効果検証としての模試や答練の得点からして本試験で合格基準を満たせる見込みの立つことが「過去問集を極めた」ことを担保するのだから。

それらによる効果検証なしに「過去問集を極めた」とお考えであるとしたら、それは単なる自己満足の試験勉強だ。試験勉強の目的が「こんなに勉強した」実感であるのならば、それはそれで各人のお楽しみである。僭越ながらもうし上げる。どうぞお好きになさったら宜しい。試験勉強においても「たで食う虫の例え」はあり得るのだから。

だが、試験勉強の目的とは何かを再び確認したい。それは「合格」だった。繰り返す。本試験に於いて各受験科目の合格基準(取るべき最低)の得点をとり同時にそれらの総点に設定された合格基準を満たせる得点を取ることだ。それができれば受験勉強の傍ら、酒やデートを楽しんだり他に比べた勉強時間を半分にしたりしても受験生的な問題はない。

その絶対的な資格勉強の視点から、「過去問集を極めた」ことは、本試験の予行演習である模試や答練による効果検証をすることにより見極めるべきだ。それらの効果検証の結果が合格を多いに予想させることをして「過去問集を極めた」と自認しても決して浅薄な臆断でない。そうではなくて、それを極めた自信が本試験で実力発揮に多いに資する。

試験勉強で中核となる問題集の取り組み方とはこれだ。問題集、特に過去問集はこの一冊を極める。それ以上でも以下でもない。そうする事が法令集から参考書まで広範囲の勉強を受験生にさせもする。

「エッ、それってヤッパ大変そう」

そうお察しであるのならば実にご賢察である。合格を目指すこととはそう言うものなのだ。資格試験はそうするものだから仕方ない。
泣き言を言ってもしかたがない。時間は飛んで行く。

「成年老いやすく合格なりがたし」だ。
これを締めの言葉として書き記す。

過去問集を極めよ。
Good Luck!!


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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年9月15日号
本誌はNLPの観点から合格を叶えられる勉強法を提案します。

合格者は自らにこれたり得る勉強をさせることができた。
NLPはその人たちに共通する型つまりパターンにも注目する。
合格を目指す貴方にその型を提案することで試験勉強を支援します。


勉強の調子はいかがですか。
NLP資格試験コーチの近藤です。

前号で型にハマることの有用さを再確認しました。
そのことをすることでやる気がなくても勉強を再開できるから。
予想はしていましたが、それに関する幾つかのお嘆きが到来。

「いきなり型にハマること自体に息苦しさを覚えて嫌」
「型にハマろうとすること自体をなかなか始められないの」
「型にハマれば良いって分かるけどそうするやる気が起きない」

などなど、「無理」、「できない」そして「やれない」などの声が漏れ聞こえる。確かに、「それができれば苦労はしない」とはごもっともなことかもしれない。だが、それであっても打開策はまたある。そうお嘆きの声が既にその策を暗示しているのだから。

今回はやる気と無関係に勉強ができる型へのハマり方を確認したい。



その方法とはやる気無しに勉強ができる型の細分化だ。
まず型とは何かを再確認したい。

その事例を確認しておきたい。例えば、朝起きたら、型どおりにやる気がなくても洗顔したり歯を磨いたりする。大した食欲がなくても「なんか食べておかないと」と朝食をとる。次いで、外出する為にこれまたやる気がなくても、着替えをしたりメイクをしたりする。加えて、ニュースの1つも見聞するだろう。つまりこれが朝の習慣だ。

平日、型どおりに「しょうがねー仕事だ」とやる気がなく渋々にでも職場に向かう。自席につけば「こんなにメール溜まってヤダ」とやる気の有無に無関係に返信をする。昼食時になれば、「昼飯か」とこれまたたいした食欲もなくランチをとる。帰宅途中、「飲みにいかね」と誘われればその気がなくても飲みに行く。つまりそれが平日の習慣だ。

休日、型どおりに「なんかないかな」とやる気もなしにテレビや動画配信に見はまる。ピコン、ピコン、バゴーンと同様にしていつものゲームにドハマりする。「あっ、いけない何か食べておこう」と食欲も覚えないのになんとなく遅めの食事をする。あるいは「こんなに溜まってるぅ」とやる気もなく洗濯をする。つまりそれもまた休日の習慣だ。

以上、型どおりに何かをすることはつまり習慣だ。何かのやる気と無関係につまり無意識にできるようななった様をして習慣化と言える。であるから、冒頭でお悩みの事例をお示しの皆さんも、そして貴方もなにがしかの習慣化をなされているとみて大過ないだろう。

仮にそうでなかったら、「やる気を出そう」と何をするにしても毎日が実に大変な時の連続となるはず。しかし、そうなっていない事実からすると、なにがしかを習慣化していることの恩恵は計り知れない。

でだ、実際に、冒頭でお嘆きの諸氏に置かれては、「型にハマるのって・・・」と聞き慣れないことに違和感を覚える習慣化を体得されている。つまり、「分かっちゃいるけど・・・」と無意識に思えてしまう型つまり習慣化が板についている訳だ。これは決して怠惰や無能さの表出でない。

そうではなくて、それは「でも・・・」とやれば必ずできる小さな事に対しても反感を持ったり違和感を覚えてやらなかったりすることを繰り返した。そうする事を習慣化できたまさに勤勉や有能の現れだ。つまりだよ。有用なことを習慣化しないことを習慣化できる能力をご発揮とも言える。

あるいは、「やる気さえあれば勉強ができる」「やる気がないから勉強ができない」とやる気の有無真理教とでも表せるある種の密やかなご信仰を有しておいでのようだ。もちろん信仰の自由は憲法で保障されている権利なのでお好きになされば宜しかろう。それで望みの合格を果たせれば言うことなしである。いらぬ世話の焼き蛤というもの。

何れにしても、型にハマるとは換言すれば習慣化すること。では、何かを習慣化、例えば勉強を始めたりそれを予定した時間まで続けたりすることを型にハマることで始める、つまりそれらのことを習慣化することはこれをどうすればできるのか。

その答えは習慣化の細分化だ。例えば、休日に6時間の勉強をすることを習慣化したいとする。もちろん、一気にそうすることを習慣化できるに超したことはない。だが、「それができれば苦労はしない」のが現実だろう。であるのならば、以下のように実現可能を目指せる習慣化の細分化をしてみよう。

例えば、休日に6時間の勉強を1時間の勉強を6セットに細分化する。加えて、各セットを最初の五分は机の整頓に2分と次の3分間を音読または勉強開始のイメトレにあてる。残り55分を勉強に充てる。その55分も、10分勉強をしたら1分をそうできたことを振り返り「10分の勉強ができた」と自分褒めに当てる。これを5セット繰り返す。

そのように、やると決めれば必ずできる大きさにやることを細分化する。細分化したことはやる気や意欲と無関係にやればできるのだからこれをネガな気持ちがらあれをこれを小脇に抱えながら繰り返す。

結果、やる気や気分の善し悪しに関係なく平日や休日の繰り返しが様々な習慣化を生んだように、勉強に関する細分化に基づく繰り返しも習慣化の母であるからして、「思うように勉強を始められてそれを予定通り知らぬ間にできる様になっていた」と望むことの習慣化を産するはずだ。いかがだうか。

そのようにして何か、特に勉強する事を習慣化できることの習慣化を体得することとは何か。AIの確かな普及が私たちに新たな学びを求める一方、それをしない人を多様な職域から淘汰することから自己防衛するだけでなく、AIさえも活用可能にする学習能力をもたらしてくれる生き残り戦略としても極めて有用であろう。

つまり、やる気と無関係な勉強の習慣化を細分化することの習慣化は、合格を果たした後にも、否、後のことを考えればなおのこと、実に望ましいことであることをここに大書きしておく。


細分化の力も共にあらんことを!
Good Luck!!


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【どんな時でも勉強できる方法とは】

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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年9月8日号
本誌はNLPの観点から合格を叶えられる勉強法を提案します。

合格者は自らに合格者たり得る勉強をさせることができた。
NLPはその人たちに共通するパターンつまり型にも注目する。
合格を目指す貴方にその型を提案することで試験勉強を支援します。


こんにちは。
NLP資格試験コーチの近藤です。

それは前号でのこと。
各種試験の合否に触れました。
多数の受験生は合格に捲土重来を目指すだろうと。

であるならば、
時間は受験生に常に味方することから、
直ぐに勉強を再開することを強く推奨もしました。
もちろん、以下のような声の到来も想定しつつのこと。

「やる気がなくてとても勉強なんてできない」
「早く勉強を再開したいけどダルくてそうできない」
「気落ちしていて早々に試験勉強を再開するのってムリ無理」

講座やコーチングをご利用の皆さんからも同様の声を拝聴。そのお悩みの程は暗闇でも鼻を触れる位に分かる。しかしそれを傾聴しているだけでは仕方ない。むしろ同情することなどもってのほか。合格を再度目指す為からして全くもって資することがないのだから。では、今日、今夜からでも勉強を再開する事はどうすればできるのか。

今回はどんな時でも勉強をし始める方法を再確認したい。


結論。
その方法とは・・・。
何かをするにしても意欲ややる気の有無に頼らない。
そうするのではなくて型、習慣やルーティンにハマる行為だ。

何かをするとは、例えば掃除や片付けそして今回の主題である資格試験やTOEICの勉強をすることだ。意欲ややる気の有無に頼らないとは、例えばモチベややる気の有無に左右されない。そうではなくて、意欲ややる気がなかろうが、それらになすべき行為を左右されずに、例えば仕事や家事そして勉強をもすることだ。

そうする事に最も資する方法とな何か。それが型(習慣やルーティン)にハマる行為である。型とは予定した時に予定した行為を決めた通りに行うこと。やる気がなかったり気分が落ち込んだりしていてもやることを決めていた通り実行する。もちろん、以下のような反論や反感のあることは承知の上で先のことを再確認している。

「それって無理ゲーじゃね」
「それってできれば苦労はしないわ」
「ロボットみたいな非人間的なことって嫌よ」

しかし、それらの声はどうだろうか。皆さんの日常に反してはいないだろうか。特に勉強に関して持ち出すことに違和感がないだろうか。

事実、休日明け、特段のやる気がなくても「仕事に行くか」との意欲もなく淡々と職場に向かってきた。仕事の失敗で気落ちしていても「仕事が溜まる前にやろう」と思うこともなく仕事をしてきた。帰宅すれば「夕飯の時間だから何か食べるか」と特に食欲もないのに飯を食ってきた。そう、貴方はやる気や意欲と無関係にやることをやってきた。

加えて、休日中、「さあやる気を出すぞ」と思もわず、ましてややる気など決してないにもかかわらず気がつけば何時間もスマホを弄ってきた。「さあ食べるわよ」と気分を高めることもなしにお昼だから夕方だからと食事をとってきた。「集中して見るわよ」と気分を高揚させもせずにお決まりの連ドラをテレビやスマホで見てきた。

そう、皆さんそして我々はそのようにしてルーティン・習慣の生き物だ。やる気に関係なくやることを今までやってきた。そして今からも否応なくやるだろう。否、間違いなくやれるはず。だって、そうやってきたし、そうできた結果こそが、ルーティン・習慣つまり型の威力なのだから。であるのならば、その力を勉強にも活用したら良いのだよ。

ではどうやるか。例えば、平日は自宅で21時から3時間の試験勉強をすると決めたとする。であるのならば、その時間にやる気の有無にかかわらず机に向かう。まずやれば必ずできる参考書の三分間音読をする。次にそれを黙読の読解に転じて勉強を続ける。更に事前に決めたように法令集を精読する。更に例題を○題解く。と型どおりにする。

そこで大事なことは何か。それはやる気があろうがなかろうが、気分がハイだろうが落ち込んでいようが、決めた時間に決めた行為から決めた様に始めることだ。もちろん、その時間にそうできるように教材を揃える事前準備、勉強の邪魔をするスマホをかたづけると言った学習環境の整備をすることが必要であることは言うまでもない。

学習環境の整備で付け加えるが、PCでオンライン学習などをされている向きに於かれては、勉強の開始や集中を妨げる「通知機能」をオフにしたり、無益なネット検索を招くブラウザーのタブを削除したりすることは必須だ。

スマホで同様にされる方も同じくされることが賢明だ。特にゲームアプリなどを削除する。但し、スマホ自体が勉強を妨げる習慣を誘発する最たるものであるからして、これを使わずに勉強をすることがより良いのではあるまいか。繰り返すが、むしろ勉強中はスマホが発する有害性からしてそれを目の届かぬ所に仕舞い込むのがより良い。

スマホを使わなくても勉強をする方法は目を転じるにそれこそ売りつけられる程にあるのだから。そう言えば、中高生を長年に渡って調査してきた東北大学の研究によれば、スマホ使用時間の増加と学力低下とは相関する結果が想起される。そのことは決して学生に限ったことでもないことは諸外国の研究からも明らか。

以上をまとめて結論を繰り返す。やる気のあるなしなど意欲に左右されずに勉強を始める方法とは、決めた時間に決めたことを決めた通りにやり始める、つまり型にハマって勉強を始めることだ。

そうすることは人脳に作業刺激として作用する。気がつけばまるで事前にやる気があったかのような意欲を私たちにもたらしてもくれるのだから。NLP的にみれば、型をトリガーにして、やる気を出せてしまう反応を生成できるアンカリングという極めて有用な仕組みと言える。

更に型にハマることと関してはこんな一節を思い出せる。それは新約聖書の一節。経済学でもよく引用される聖句である。

「おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう」(マタイ福音書13章12節)。

引用の中で「持っている」の目的語を型とするとどうだ。「型を持っている人は勉強する機会を与えられ、いよいよ知識や技能が豊かになるが、型を持っていない人は、持てるはずの勉強の機会までも取り上げられるであろう」となる。

型とは、経済学的に言えば金銭。これを有する者ほど豊かになれるように、これにハマる者ほど勉強もできるようにしてくれるのだよ。


型の力が共にあらんことを!
Good Luck!!


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【試験直前期の勉強は○○を高めよ】

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本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。

合格者は自らに合格者たり得る勉強をさせることができた。
NLPはその人たちに共通する型つまりパターンにも注目する。
合格を目指す受験生にその型を提案することで試験勉強をサポート中。


こんにちは。
資格試験NLPコーチの近藤です。

今月までを夏の受験シーズンとするならば、
その時期はいよいよその終盤を迎えます。
一年や数年間の成果が問われる時です。

その時が今週末の公認会計士や来週末の社労士、その本試験。
受験生諸氏は必死に最後の追い込み期にあることは言うまでもない。

そこで、この時期にして頻繁に拝聴してきたお悩みはこれ。
「何があるか心配な試験本番にどんな準備をしたらいいですか」
「直近の本試験を盤石の体勢で迎えることはどうすればできますか」
「試験の直前期、勉強の仕上げをどうしたら合格をより確実にできますか」

なるほど、どの問にしても合格を目指す状況において切実。
その一方、共通にして「まだ」できることがあり得るのです。
今回は本試験が最接近したこの時期の勉強法についてのご案内。



結論、それは負荷を高めて勉強をする方法だ。
負荷とは勉強の量的にで2割から3割多くの勉強をすること。

それができなくても、決めた勉強時間に対して8割の時間で解くと決めた過去問数の全問正答を目指して解くこと。特に合格基準を満たすことに不安を覚える苦手=不得意科目で量や質、質量の負荷を高めた勉強を行うことが合格を確実化する為に有用。



時間はひとつに時と時の連続と言う。では時とは何か。例えば午前6時に「窓を開けた」とする。「その時ってどうだったか」と自問すれば、「6時だったよ」と同語反復をするのでなくて、先の自らに関わる出来事を自答するだろう。だとすると時間は出来事の連続と換言できる。

本試験の時間に量的な不足を覚えるのであればこれの解消をどうすのか。例えば、試験時間が一時間であっても、8割の48分で全問題10問を解ける。つまり先の一時間で12.5問を解けるようになったとする。ならば、「試験時間が足りない」と決してならない。「試験時間に余裕があった」と感じられる。本試験の時間に対して8割の時間で全問正答を目指して解く量的な訓練をする訳だ。

質的な訓練は、特に不得意科目の過去問で誤答した問だけを周回して解く度に減らすこと。正答を増やせるように解答解説を精読したり、設問中の誤解から誤答を招いた専門用語や基本算法について、前者の意味を正しく暗記し直したり後者の計算方法を繰り返し正確に暗唱できるように覚え直したりする。仮にこれを怠ると、科目に設定された合格基準の得点を取れず不合格になるからだ。



以上から、本試験で時間に質量ともに余裕を持てる。そうして余った2割の量的な試験時間で例えば正答率を高める見直しをしたり、得点を高められるように一問でも多くの設問を解いたりすることが可能。質的には、正答を極めずにパスした設問に戻ってその解法を想起し直すこともできる。仮にそれらをする必要を覚えていなくても、試験の対応力に質と量の両面で余裕を覚えて本番に臨めるだろう。

冒頭の例示したお悩み群は、「どんな問題ができるか心配」「試験時間が足りなくなることが不安」「解けるはずの設問を解けなかったら嫌だ」と例示できるように本試験の対する不測の状況に関わる心模様。であるならば、神仏を拝んだり、「きっと大丈夫」と精神論に頼ったりするよりも、先述の勉強で何が起こるか不明だと想像している本試験に対する自らの対応力を高めて置けばこと足りる。

アスリートは試合に備えて負荷を高めた筋トレをすることで、本番のパフォーマンスを高めることを心がけることに似て、合格を目指なら受験生は本番で合格点を取れる学力向上を志して直前期に負荷を高めた脳トレになる質や量の面で高負荷になる勉強を心がけることが肝要。



なお、今回の負荷を高めた勉強法は、例えば一級建築士の実技・設計製図の試験対策にも適用できる。設計条件書の解読から図面類の完成まで正規の6.5時間を投じるのでなく、その8割である5.2時間で前者から後者をできように、各作業を高速化した訓練に努めることを全体を通せなくても、各作業だけにおいても繰り返す。そうしておけば本試験を「ヨユウ」で迎えられるようになれるのだから。

合格への到達がすでに見えてきた。
皆さんの健闘を心から祈る。

Good Luck!



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【設計製図の対策でも○○○○を使え】

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合格者は自らに合格者たり得る勉強をさせることができた。
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勉強の調子はいかがしょうか。
資格試験NLPコーチの近藤です。

夏の試験シーズン。
前半戦とした7月は終了。
今月の後半戦が既に始まった。

中小企業診断士や会計士そして社労士、の受験生は試験本番を迎える。その一方、建築士の学科に合格見込みのある受験生は、先月下旬に二次(設計製図)試験の課題も公表された。かつこの試験は合格率を過半以下として決して易しくない。試験時間内に設計条件および法規制を洩れなく満足する要求図書を完成させることを課題とする。合格を目指す向きにはその対策に頭の痛いことであろう。



そこで、事例とした一級建築士の設計製図、その試験の有用な試験対策として添削指導の活用を前号のようにご提案してきた。それに対して次のような声を頻繁に拝聴もしてきた。以下の悩みは試験時間で合格基準を満たす記述試験にも決して無関係でないだろう。

「週末に受けた添削指導を活かして平日にどう勉強したら良いの?」
「試験時間内に要求図書を完成できる勉強・練習の仕方ってどうするの?」
「あんなに不便な製図道具で時間内に要求図書を完成させるのってどうやるの?」

はて、さて二次のそうした試験対策とはこれをどうしたものか。
今回は二次試験の要求課題に合格基準を満たせる勉強の仕方を再確認したい。



皆さんのご多忙を拝察して結論から述べる。
その方法は厳格な時管理の下で勉強(練習)をすること。
他者および自己、何れの添削による勉強でも同じくすることが肝要。

一級建築士の設計製図は、これを事例にしてその勉強・練習法を具体的に続いてご説明する。まず今日現在を基準に言えば約2か月後に実施となる。これに合格する為に、その約60日の間に6時間半の試験時間で要求された図面や説明書を完成させ得る技能を体得することが必須だ。

更に詳しく言えば、その時間を例えば下書き2時間、記述に1時間、製図で3時間、全体見直し30分として、最低でも要求図書を完成できるノウハウを身につけることを目指す。要求図書のどれ1つでも未完であった場合、合格を目指す事はほぼできないからだ。むしろ過去の事例からして不合格と考えるのが妥当。以上からして、厳格な時管理の下で練習をすることの重要を前号で述べた。



では、その管理はどうするか。「絶対にその時間でそれぞれをするぞ」と心に決めて練習に励めばよいのか。まさかね。「そんな精神論で合格できるのなら誰も苦労はしない」ぞ。そうではなく、きっちりと時間設定ができるタイマーの下で下書きや製図を合格水準に到達できる練習に取り組む。これを限られた60日間でできるだけ行い合格できる技能を頭だけでない体にも浸み込ませる。

そうする事はこれを換言すれば、自分の設定した時間枠の開始という刺激で各々の作業を完了できる反応を自身が起こせるように、いわば条件反射的な機能を自己に組み込むNLPで言うアンカリングをすること。難しく聞こえるが、例えば青信号を見たら自動的に歩き始めたり車を前進させたりする自動的な反応ができる自分になることである。こうなることは繰り返す学習つまり練習に基礎付く。



例えば、下書き(エスキス)を2時間でできる練習をする場合だ。その時間でタイマーが鳴る設定を行う。タイマーが鳴ったら、あと少しで時間があれば完成したのにと設定時間を延ばさない。その時間内で添削を受けるなり自分で添削をする。添削の結果からして、あと少しの時間をどれくらい増減するかを決める。増減した時間で下書きも合格水準にできるように繰り返して練習する。

すると、設計製図の要となる下書きに要する自分の時間が判明する。例えば、どうしても2時間でなく2時間半を要することが分かったとする。そうならば、他の作業時間を視野に入れその時間を固定して下書きを完成できる練習をする。その一方、例えば2時間半をタイマーに設定して製図を完成できる練習を繰り返す。

何れにしても、タイマーが鳴るまでに所定の作業を、例えば数値制御の工作機械が製品を完成させる事に似て、体つまり自動的な無意識レベル(特に製図)で手を動かせて完成させられるようにな仕組みを自己にアンカリングする。繰り返して強調するが、「もう少し時間があったら要求図書を全部かけたのに」は設計製図の試験本番で決して通用しないからだ。



そうした技能を体得=アンカリングすることは時間を要する。週末だけでなく、例えば「今日は下書き(エスキス)の練習をしよう」「今夜は製図の練習をしよう」と平日もタイマーを使った厳格な管理の下で約60日間に合格を目指せる技能の体得(「知ってる」や「できる」でなくて実際に「やれる」自分になること)に励むことが合格を目指す為に肝要だ。

エスキスは考える部分の多さから例えば通勤電車の中でもこれを脳内練習できる。だが、製図は日常業務で使っているCADだけでなく好みの型板さえ使えないように限定された製図道具を使って実際に手を動かすことを求める。「エッ、そんな石器時代的な試験なんて嫌だ」と嘆いても仕方ない。何れにしても、決められた条件下で製図を合格水準に完成できる様に自己陶冶することが合格への道だ。



以上、一級建築士の設計製図を事例にしてその対策を述べたが、他の資格試験に於ける記述試験の対策も試験時間ないで要求を満たせる論述をすることからして、これの基本は厳格な時間管理にあるはずだ。タイマー(但しスマホでその機能を使うと他のこともしたくなる方は調理タイマーなどの活用が賢明だ)を同伴して記述試験に合格を目指せる旅を始めよう。

タイマーを使った二次対策をではどうぞ。
皆さんの健闘を心から祈る。

Good Luck!



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合格者は自らに合格者たり得る勉強をさせることができた。
NLPはその人たちに共通する型つまりパターンに注目する。
合格を目指す受験生にその型を提案することで試験勉強を支援します。



こんにちは。
資格試験NLPコーチの近藤です。

夏の試験シーズン。
7月を前半戦とするならば、
来月の後半戦も近々に始まる。

後半戦、中小企業診断士、税理士や会計士そして社労士が試験本番。
他方、今月の一次試験、例えば建築士の学科に合格見込みのある受験生は二次(設計製図)試験、その対策をどうするのか。その課題で悩ましいのがこの時期。他の資格試験でも二次(論文等の)試験を控える皆さんもご同様の時であろう。

で、この時期、建築士を事例にすると、頻繁に到来するご相談がこれ。
「学科の合格が分からないので、二次の勉強ってどうするのって超悩む」
「ギリで学科に合格しそうなので実技の試験対策は何時からやればいいの」
「もしも学科に落ちてたら、実技の勉強をしても無駄になりそうなのがヤだ」
他の試験でも二次に受験見込みのある貴方は同じような感じだと拝察する。

はて、さて二次の試験対策とは何時からどうしたものか。
今回は二次の試験対策に何時から何をするかを再確認したい。



結論から述べる。
二次の試験対策は貴方が今すぐに添削指導を受け始めることだ。
添削指導を活用できない状況下ならそれと同じ効果を見込める勉強をする。

上記に関してどうお感じだろうか。

勿論、「もし一次が不合格だったらそれって無駄ジャね」とのご懸念はあろう。精度に揺らぎを覚える自己採点、または予備校の解答速報など高精度の採点予想を活用しても、特に合格境界に位置する得点の受験生はそう感じて当然だ。その感覚を小脇に抱えながら暫く勉強を進めた結果、一次が不合格であった場合、そのダメージを考えると前進の足取りが鈍るのは致し方ないことかも知れない。



が、しかし、仮にそうであっても、二次の試験対策は今すぐに始めることが賢明だ。建築士、設計製図の対策を事例にして言えば、自分のエスキスや製図に指導者から赤入れをしてもらい合格を目指せる要諦を学べる添削指導をそのうちとは言わずにできるだけ早くに明日からでも活用されることを強くお勧めする。

次月、仮に1次試験の結果に不合格を見るとしても、二次の試験対策を始めたことは、例えば何故に、計画の試験で建物用途ごとの多彩な問があるのか、法規の試験で避難関係の法令が頻出なのか、構造の試験で柱や梁の断面について問われるのか、それらに正答できる学科試験の幅広な素養をもたらすことからしても、次回の学科試験に合格を目指す事に大いに資する。つまり決して無駄にはならない。

先のことは、2次試験を受ける資格を有するには、1次試験に合格することが必須である意味を大いに認知させてくれる。換言すれば、1次試験に合格できない者が、2次試験に合格できるはずのないことを骨身に染みて分からせてくれるはずだ。2次試験に合格する為にも1次試験、学科の勉強に励む意味を心底分からせてくれるからだ。



さて、設計製図の試験も厳しい。受験生の過半数を不合格にする。要求された図面や説明のどれ1つを欠いても不合格。そうでなくても、例えば避難階段が法的に不適格であるような設計、その結果としての製図に重大なミスがある場合、他の欠陥も派生する事例が多いことから、それらが厳しく検出されて大きな減点を招来してほぼ不合格に陥る。その致命的な過誤に陥ることを回避するにはどうするか。

例えば、設計製図の試験対策書で自己学習すれば良さそうと思える。しかし、設計製図で生じる不合格を招く失敗は、詰まるところが自分の思考に存する習癖に由来する。その癖に自分で気づけるのならば、設計製図の対策に誰も苦労はしない。事実、自分で認知し難いしむしろほぼ認知できない。岡目八目にある添削者による指摘とそれに従う素直な自己修正をして始めて思考的な偏向を解消できる。

「ん、こいつは受験予備校の依頼を受けてるジャね」と上記に関して訝しがる気持ちは分かる。事実、始めてそして一次試験免除で角番で設計製図の合格を目論んだ時、「設計製図の試験対策って自前でできる」と私は高をくくっていた。が、しかし、その結果はものの見事に不合格に陥った。その経験から、最終合格を果たせた年、素直に添削指導を活用した。その経験から先の結論を述べた訳だ。

付け加えるが、設計製図で不合格となる設計の癖に加えて製図のそれも同様だ。かつ、それらは一度や二度の指導で解消できれば、これまた誰もが苦労はしない。不合格となる癖は学生時代から始まる長年の経験に根付く。根深い雑草のように決して容易く根絶できない。その様に根付いた習癖であるからして、時間を掛けて一つ一つ対処することでこれを除去し得る。



仮に、設計や製図に不合格を招く癖がないとしても、設計製図の試験はエスキスと記述、製図と見直し、6時間半のなかでかつ限定された製図道具や電卓つまりCADが当たり前の今時に「超不便」な設計製図の環境下において、それらの全てを合格水準に至らせる実技をも受験者に厳しく求める。その条件に己を十二分に慣らしておく決して数週間で終われない訓練が合格するために極めて有用となる。

以上、設計製図で不合格を招く癖の解消は時間を要する。数ヶ月先、2次試験までの時間がまだあると考えても、最終合格に万全を期したいのならば、「まだヨユウって感じ」と油断することは愚策。むしろ今から対策を始めても時間が足りないと考える位が賢明だ。仮に時間が足りるにしても、合格を目指す受験生にとって最良そして最高の味方が時間であったことを再びここで想起しておきたい。



来季の一次、あるいは今季の二次対策を始めよう。
皆さんの健闘を心から祈る。

Good Luck!



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【合格を目指せる追い込みの仕上げ方】

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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年7月14日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。

合格者は自らに合格者たり得る勉強をさせることができた。
NLPはその人たちに共通する型つまりパターンに注目する。
合格を目指す受験生にその型を提案することで試験勉強を支援します。



こんにちは。
資格試験NLPコーチの近藤です。

やって来ました。
「ナニガ?」でしょうか。
答えのひとつは暑い日本の夏。

もう一つは言うまでもなく受験シーズン。
来週末は建築士(学科)や弁理士(筆記)試験が本番。
来月は中小企業診断士や公認会計士そして社労士の試験本番がある。
本試験を目前にしている皆さん、貴方は今どんな感じでしょうか。

「試験の直前って勉強をどうしたらいいの」と焦っている。
「自分の弱点を補強できたかどうかで超ドンズマリ」って感じ。
「勉強の仕上げはどうすればできるのよ?!」と煮詰まっている。

そうでなくても、合格することを考えると身の置き所がない。あるいは落ち着かない。など様々な感じや気持ちが胸をよぎるだろうか。初恋の時だったらそれでも悪くない。だが試験本番を迎える時は合格することを果たせるな実力の発揮を考えると、左記の状況は是非とも解消したいのでは。受験勉強の追い込み、合格を目指せるその仕上げはどうしたらできるのか。

今回は合格を目指せる追い込みの仕上げ方についてご案内したい。



上の答えは例えばこうだろうか。

「天満宮に合格を祈願する」
「流れ星を見た時に願いをかける」

まさかね。
神仏にすがる前にできることが「まだ」ある。
ズバリ結論から述べる。
それは自分の弱点を解消することだ。

「ん、それが分かれば苦労はしない」と戸惑っているだろうか。仮にそうならば、「今ごろ何を言っているの?」と逆に戸惑い返しをしよう。

そもそも受験勉強の目的とは頻出問題であるがそれに誤答してしまう自分の弱点を解消して、各受験科目の得点とそれらの総点とに設定された合格基準を満たせるようになることだった。その弱点とは、試験によく出る問題である(故にこれを解けたら得点源となり得る)がその解き方を知らない「デシラ」だった。

以上から結論を再度述べよう。この時期にすべき勉強は自分のデシラを可能な限りデシル(頻出問題でありこの解き方を知っている)に転じること。その為には覚えるべき解法とこれの関連事項とを言葉や身振りを繰り返して暗記する。時間の許す限りそうした繰り返すことを時と時の間で繰り返すことだ。具体的に例示する。

例えば、一級建築士、法規問題で開口部関連の解法が弱点だとする。仮にそうならばそれに関連する法令が「換気、採光、排煙、避難、消防」の5条文であることを繰り返し声に出して覚える。その結果として覚えたかどうかを確認する為に暗唱する。正確に暗唱できるまでこれを繰り返す。これで終わりでない。数時間後や数日後にまた正しく暗唱できるかを確認する。できなければできるまで繰り返す。

「ったって、自分のデシラを知らない」だろうか。それに対してズバリ正直に言おう。この時期にそう思っているのならば、合格することは無理なので直近の本試験でそれを望むべきでない。来季以降に合格を目指されることを再考されるべきだをお答えしておこう。

デシラを知らせてくれるのは、資格試験の勉強で中核になる過去問集だった。それを10年分(最低でも5年分)解いていると見えてくる繰り返し出題される(つまり頻出)問題とその解き方を知らない知性が生成する誤答だ。これまでに過去問を最低でも5回解く(紙に書かなくても解き方を暗唱する)ことをご案内したが、そうしていると頻出問題なのに繰り返して誤答する設問が分かる。それが君のデシラだ。

そのデシラは符号や色づけを施してきた事だろうから、過去問集をめくれば即座に判明するはず。過去問集をめくってそれらを施した設問の解き方を暗唱する。解答解説で暗唱の成否を確認する。正しく暗唱できなければ解き方を暗唱できるまで覚え直す。暗唱できるようになったら終わりにしない。数時間、そして数日後に同様のことをする。以上のようにしてデシラをデシルにする。

以上を次にまとめておく。
・過去問集で目印を付けたデシラを確認する
・再認識したデシラの解き方を暗唱できるデシルかを確認する
・デシルになってなかったらデシルになるまで繰り返して覚える
・デシルを正しく暗唱できるか数時間、数日後にまた暗唱する
・以上を試験本番までできる限り繰り返す

以上、デシラをデシルに転じることにも秘法や魔法はあらない。
あるとすれば、それは繰り返し覚えることを繰り返すことだ。
「それができれば苦労はしない」と思っているだろうか。

仮にそうならば、きっとできるはずだ。
そう繰り返すことで今も瞬時にそう思える有能さがあるのだから。



追い込み期の最終版、
皆さんの健闘を心から祈る。

Good Luck!



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【試験本番で大いに使える場所暗記法】

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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年6月23日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。

合格者は合格者たり得た勉強を自らにさせ得た。
NLPはその人たちに共通する型つまりパターンに注目する。
合格を目指す受験生にその型を提案することで試験勉強を支援します。



こんにちは。
資格試験NLPコーチの近藤です。

なんと、今月もついに下旬。
木造や一級の建築士に受験予定の方はそれまでに残りは30日ほど。
そのような日程に該当する皆さんは追い込み時期の終盤にある訳です。

そうでなく再来月に受験を予定している貴方でも、
その終盤あると思いなして受験勉強を仕上げしかかることに超したことはない。
例えば、風水害や交通事故あるいは急病などの不慮の事態に見舞われる。
そうした困難を乗り越えて合格を目指せるようにする為です。

「んな・・・馬鹿なことってある訳ない」

日頃の平穏さからして確かにそうお感じになれるでしょう。しかし不測の事態は村上春樹が各作品で書き綴ったように唐突に何の意味も無く到来するもの。事実、コーチングをご利用の方で東日本大震災や急病に見舞われた方もあった。

「備えあれば憂い無し」

上記の状況を想起する度にそう想うのです。仮に憂いがあっても心的な余裕があればダメージを克服しやすい。ひいては合格も目指しやすくなれる。病気や災害は自分に関係ないと感じる向きもあるでしょう。でも、試験の直前になってから、わざわざと思えるほどに無茶な仕事を振ってくる上司という人災もありますからね。



さて、前回は暗記・記憶に有用なマインドマップの書き方を再確認した。その要点は暗記したい対象を転記するのでない。そうではなくて想起して書くこと。つまり想起したことを声にだす暗唱でなく紙に書き付ける「暗書」をすること。勿論、それを声に出しながら紙に書き付けることは、同時に使う知覚が増えることが映画のそうする事に似て記憶を強化することからして効果的。

暗書について付記したい。
「想起して書いたこと(暗書)が間違っていたらどうするの」

その対策は既にご賢察であろうとして敢えて書き記さなかった。念のためにここで再確認する。間違っていた箇所はこれを正しく訂正するだけで「うん分かった」としない。そうするのでない。「うん暗記し直そう」と思いなす。訂正した箇所を再び暗記もしくは暗書をする。暗記と訂正そして再暗記とを正しく暗記できるまで繰り返す。そうする事が合格基準を満たせる解法の確実な記憶となるのだから。

「そうしてもまだ暗記しきれないことってどうするの」

そうした記憶の困難に遭遇されている皆さんのあることは、初受験から合格まで長期間を要した暗記を苦手とした経験からしてよく分かる。では、まだ暗記しきれないことを暗記しきることはどうしたらできるか。

今回はやれば確実な暗記が貴方もできる場所暗記法を再度にご案内したい。



結論から述べる。
その方法は以下の通り。

1.確実な暗記をしたい事項を紙に書いて特定の場所に貼る
2.その場所に立ち至ったらば紙に書いたことを必ず暗唱する
3.上記の点検として寝る前に暗唱した場所とその内容を想起する

以上を受験本番の朝まで繰り返す。そうすれば本試験の設問を目にしてその解法を想起したいとき、暗記した場所を思い浮かべるだけで想起したかった解法を芋づる式に想起することができるはずだ。続いて上記の項目についてご説明する。



1.確実に暗記をしたい事項を紙に書いて特定の場所に貼る
 それを紙に書く方法、書式は好みで構わない。普通の簡潔なノードでもコンパクトなマインドマップでも、なんなら要点を凝縮した単語を書くだけでも良い。そうする事の要諦は沢山書かないと何だか不安だとダラダラと書かない。

 そう書くのではない。事例とそれを判断する根拠そしてそれらから導出される結論と言う解法を想起させる鍵語に絞った言葉や図解を書き付けることだ。「記憶術のコツはなるべく少なく覚えること」と記憶術の達人たちが教える様に過去問の解法など想起したい内容を思い出させる引き金・トリガー(記憶の扉を開く鍵語)として覚えたい神髄を凝縮して書くことだ。

 特定の場所は押し入れの天井とかPCモニターの裏側とか目につきにくいところでない。そうでなくて、例えば冷蔵庫やトイレの扉、あるいは玄関や洗面所の鏡やなど常日頃から必ず最低でも1回は立ち至る所だ。「あそこに何があったっけ」と想うと即座に思い浮かべられる場所だ。女子でなくてもメイクする時に使う鏡をその場所として使うのもアリだ。日常的に必ず目にするところであるべきだ。
 
 日常的に立ち至る特定の場所に貼った暗記物を2.のように暗唱する効果は、そうして記憶したはずのことを試験本番で想起したい時にある。例えば「そう言えば冷蔵庫の扉に貼って覚えたのってどうだっけ?」とその場所を想起することが思い出したい解法など必要な情報を連想させる。つまり、日常的であるが故に想起しやすいことが必要な記憶を容易に連想させてくれる引き金となることだ。
 
 上記の現象は、ある感覚(上記の場合は視覚)の刺激が別の反応(上記の場合は冷蔵庫の扉に貼って暗記した記憶物を想起すること)を惹起するNLPでアンカリング(例えば「赤信号を見たら必ず止まる」「呼び出し音を聞いたら無意識にでもスマホを取り出す」様に感覚的刺激が特定の反応に投錨されていること)と称されることを意味する。試験に際して強力な想起・記憶術として機能するはずだ。



2.その場所に立ち至ったらば紙に書いたことを必ず暗唱する
 暗唱すると言うように、決して黙読して終わりにしない。そうではなくて、目にした内容を想起して声に出す事が大事だ。勿論まだ覚え切れない間は書いたことを例えば最低でも10回は復唱することでも、これをしないよりもずっと良い。
 
 そうした事を繰り返すうちに、反復が記憶の培地であることからして、想起して声に出す暗唱ができるようになる。つまり、覚えたかったことがそれなりに記憶として生成されるようになる。そうなったら、「これで覚えたからいいや」と安心するのでなくて、その生成を確実化する為に只管に繰り返す。
 
 勿論、「そうするのって何だか飽きる」とお感じの方には、暗唱をする際にアクションつまり身振り手振りを加えることをお勧めする。先の感じを覚えない向きにも記憶を強化できる効果の大いにあることからしてまるで役者にでもなったかのように振り付けしながら暗唱することを大いに推奨しておく。

以上、場所記憶法を少しく形を変えて再度にご案内した。
そう言えば以上のような記憶法をご案内したある方がこう質問された。

「それってトイレに貼って用を足しながら暗唱しても良いですか」
下腹に力を入れながら声を出すのも効用のある暗唱法である。
的を射たお考えであったのでこうお返事しておいた。
「ウン、いいですね」

追い込み期の終盤期。
皆さんの健闘を心から祈る。

Good Luck!



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「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年6月16日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。

合格者は自らに合格者たり得た勉強をさせ得た。
NLPはその人たちに共通する型つまりパターンに注目する。
合格を目指す受験生にその型を提案することで試験勉強を支援します。



こんにちは。
資格試験NLPコーチの近藤です。

ウッ、今月も既に中旬。
来月や再来月に受験予定の皆さん、
最後の頑張りはどんな調子でしょうか。

その答えは例えばこうでしょうか。
「ん、ナニ、良い感じなら悩まないわ!」
「んなもん、調子が良けりゃここまで読まねーよ!!」
「あとひと月くらいで試験本番って信じらんない・・・!!!」
この時期にしばしば耳にした経験からそのような想起を覚えたからだ。

それはさておき、本試験と言うこれまでの勉強の結果が試される時の切迫に対して悩み焦り煩悶するのが人の常というものだろう。では、どうすれば追い込み期、ラストスパートの勉強を合格に資するものにできるのか。

その答えは、本誌を読み続けてきた皆さんはご承知のこと。不得意科目と得意科目との合格基準に関する得点力を、前者は是非ともこれを超えるように、後者は全受験科目の総点でそれを一点でも多く獲得できるようにすることだった。その為に、前者に関する覚えるべき過去問解法を暗記する。後者に関するまだ覚えられそうなそれをできるだけ多くに記憶することだ。

「ケッ、結局、答えって記憶・暗記なの」
「『これだけで・・・』って方法ってないのかよ」

そうお考えであれば、それに関しての誠に哀しいお知らせであるが、魔法や秘法に類する手法を筆者は知らない。ここで先を読むことは無益だろうから、ここでお止めになることが賢明である。むしろそれがあるのであれば、それは衆知のことになっており、ここから先にわざわざ書くに値もしないだろう。

何れにしても、今できることは地道に合格基準に向かうことだ。例えば地雷を避けつつ敵陣に向かって腹ばいで前進する歩兵のように、不合格を回避できるようにコツコツと合格基準を満たせるような暗記を続けることの他はない。コツコツと言っても、地雷の頭をそのように叩いて自爆するような時間の浪費をしてはいけない。そうてはなくて、敵陣突破=合格できることを少しでもするべきだ。

で、「マインドマップ資格試験勉強術」筆者の一人として、
今回は暗記・記憶に有用なマインドマップの書き方を再確認しよう。



長い前置きだった。まず結論から述べる。
その書き方とは暗記・記憶したい対象を転記するのでない。

そうではなくて、暗記・記憶したい例えば誤答することの多かった過去問の解法を想起しただ書くよりも構造化しながら書くことだ。そうしながら書けば、色使いや枝、そして言葉の書き方などは二の次にできる。見た目に拘り時間を無駄にして不合格を招き寄せると言う地雷を踏まずに済む。

記憶したい対象はこれを紙に転記することで一見すると暗記に転じることが可能と思える。事実、学生時代にそうすることで、試験対策としてきた向きは多いことだろう。が、しかし、「手が痛くなるほど繰り返して書いたのにテストで思い出せなかった・・・(泣)」と言う悲しみは絶えなかったことからして、反復された入力は強化された記憶を保証しない。

では、同じ要点を書くことで、秀才たり得た人と凡人のままたり得た人との違いは、前者がそれを書くことを「・・・とは何か」「・・・をどうするか」と問答形式つまり答えを思い出すことを促す言葉に対する反応として言葉を返す想起型で、後者がそれを見聞きしたままの受け売り、換言すると複写機(転記の為に一時期の記憶するが長期の記憶を決して行わない)型で行っていた点だ。

事実、米国で行われた実験によれば、想起型の勉強と転記型のそれとをする夫々の群を記憶の結果で比較した結果は、明確に前者が優位を示した。要するに、同じ勉強時間を費やすのであれば、想起型でそれを使うことが有用であると言う訳だ。逆に言えば、脳は転記という情報の入力よりも想起という情報の出力によって、出力した詰まり想起した事柄の記憶を強化する。

記憶の強度は映画やテレビCMが「内的」に見聞きした認知つまり想起された回数に相関する。その関連が「あの映画って面白かった」「あのCMって可笑しい」と脳内で再現されることに相関して強化される。また、「なんであんな馬鹿なことをしたの」と思い返す程に「馬鹿なことをした」記憶は鮮明になる。このように記憶はこれ自身を想起する度に強化する脳機能に基礎付く。

記憶したい対象を想起し構造化しながら書くには、前述の通りに問答型でマインドマップを書き起こす。「その型って問を立てるのがムズイよ」とお考えだろうが、繰り返し解いても誤答の多かった過去問という問があるだろうことからして、その心配にはおよばない。その問題文の要約を問にして、その答えに至る解法の過程をマインドマップとして書く。

過去問の正答に至る解法の過程とは、問の背景となる例えば事例や条件、それを評価する法令や算法といった根拠、その2つから導出できる結論、それら三要素の因果や依存の関係である話の道筋つまり論理(構造の一形態)だ。構造化とは、論理を構成する要素の関連付けだ。「A(事例や条件)→B(法令や算法)→C(結論つまり答え)」と書き付けたマインドマップの鍵語間で明確にした様である。

「ってことは、それができればマインドマップっていらなくネ?」

その知見は、ご案内のように実にご洞見である。論理(結論が事例や根拠に依存する過程)構造を想起して書けば色や文字の大きさ、そして図解の入れ方など見た目である書式は二の次でよい。そうできれば、マインドマップでなくても通常のノートでも記憶を確かにする効果は同じだ。

ただ、マインドマップはその色彩や漫画、図解を多用することを推奨する視覚優位とした書き方によって人の情報処理の8割を占める視覚的な情報処理の仕組みからして記憶に残りやすいことの有用性から用いられてきた。よって好みで前者と後者と選んだり混合したりすれば良い。

繰り返すが、書式はいずれにしろ、記憶したい事柄を「○○とは何か」などと想起して書くことができれば副次的なことだ。マインドマップにしたとしても、フルカラーであろうがモノトーンであろうが、枝の書き方が有機的だろうか機械的であろうが同様だ。それらのことに拘る暇があったら、問と答えとの因果つまり論理の関係、そうした解法を想起して書くことが追い込み期終盤に於いても大切だ。

「でも、それ(想起)ができれば苦労はしない」とお怒りだろうか。

であるならば、想起すべき対象をそうする事ができるように、模試や答練あるいは過去問の反復解答の結果を反省して、暗記し直すことだ。だが、これをするにしても、それを暗唱つまり想起し言葉に発することによって暗記として成立することは、反感を惹起することは解りながら最後にここで大書きしておくこう。

「ってことは、魔法ってナイってことなの?」
それは全くもってご賢察の通りである。

仮にあるとするならばそれは何か。魔法など無いとキッパリ諦念することである。
結果、ありもしない魔法の類に頼ろうとするのでなくて、地道にコツコツと正答できるような記憶や暗記を積み重ねる勉強家になることである。

追い込み期の終盤、皆さんの健闘を祈る。
Good Luck!



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本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。

合格者は自らに合格者たり得た勉強をさせ得た。
NLPはその人たちに共通する型つまりパターンに注目する。
合格を目指す受験生にその型を提案することで試験勉強を支援します。



こんにちは。
資格試験NLPコーチの近藤です。

夏期、来月や再来月に受験予定であるならば、
時は合格法の観点からして追い込み期の終盤となった。
「その見方って早すぎねぇ?!」との反感は勿論あるだろう。

受験期の切迫は不思議なことに多難をもたらす。仕事で火急のクレーム処理が勃発するわ、私事で家族が急病になるわ、そうでなくでも自分の持病が悪化するわ、「何もこんな時に起こらなくても」と嘆きたくなる事案が発生する。実際、ある受験生はこの追い込み期に脳梗塞に倒れて試験勉強を中断せざる得なかった。

その様な不測の事態に最善の対処をなせる必要なことが時間であるからして、受験勉強を前倒しで進めておくことは、不測の事態にたいする時間的な緩衝帯を予め設けておく意味からして有用だ。で、この時を追い込み期の終盤として、つまり前倒しで得点力を合格水準に高めることをここに大書きして推奨する。

と言うと、確かにこの時期でなくても、以下の訴えが到来する。
「追い込み期じゃなくても、過去問解法が覚えられない・・・」
「追い込み期なのに不得意科目の過去問解法が頭に入らない・・・」
「追い込み期なのに同じ過去問で正答と誤答とを繰り返してしまう・・・」
つまり、以上は覚えるべきことが覚えられないお悩みだ。

やれやれそうしたことはこれを解決することはどうすればできるのか。
今回は覚えるべきことを確かに覚えられる勉強法を再確認したい。



結論から述べよう。
その答えは出力中心の勉強をすることだ。

例えば、参考書を読んだり予備校の講義を聴講したり、視聴覚教材を視聴したりする入力する勉強を時間的な尺度で3割とする。対して、見聞きした事を暗唱したり、それらの要点を想起しながらノートに書き付けたり、それらに付属する例題を解いたりする勉強を同様で7割とする。

受験勉強が良好に進捗すれば、つまり覚えるべき事柄は頭に収納されている、つまり自由に取り出せる試験本番で使える記憶を形成できていることと、覚えておくべきこと例えば頻出の過去問解法等に関わる忘却や誤入力も減らせていることからして、前者と後者の割合は2対8から1対9へと出力する勉強の割合が自ずと多くなるはずだ。出力限定の試験本番で合格基準を満たせる記憶の構築を果たせる。

と、ここまで読み進めてどのようにお感じだろうか。
「えっ、繰り返し、読んだり視聴したりする復習だけではダメなの?」
「うっ、法令集や解答解説に赤線を引きながら読むことだけじゃ良くないの?」
方や
受験の追い込み期にある人やそれに該当しない(例えば来年に受験を予定している)人など、上記のような疑問を覚えた向きも決して少なくないだろう。特に、後者に於いては、「これから勉強するのだから、まずは参考書を読んだり、視聴覚教材を見聞きするのが中心になるンジャネ」と怪訝に感じたことだろう。その訳は以下によることは大いにあり得よう。

そもそも勉強と言えば、「読みなさい」「聴きなさい」「要点を時取りなさい」と学校で散々に入力すること、入力中心主義の勉強に注力することを強調されてきただろう。自動的にそう想うことも致し方ない。しかし、そうした事を出力・定期試験で検証するどうだったか。散々な結果だったことも事実だろう。多くの人が陥りがちな入力中心の勉強が有用で無かったことが露呈する。

対して、一部の人である秀才たちは出力に出力で応えた。出力中心の勉強をする。試験という出力の場に対して、暗唱したり例題を解いたり、要点をまとめるノートを作るにしても教科書や参考書のそれを転記するのでなく、「光合成とはなにか」と自問自答する出力形式でそれを作っていた。出力の極みである問題集を繰り返して解く(紙に書かなくても解き方を暗唱する)ことを繰り返していた。

脳科学の繰り返して提示してきた逆説がある。後に想起したいことは前もって、繰り返し想起(暗唱したり要点を思い出しながらノートを作ったり例題(要点を想起するように作られる問)を解いたりする)ことで記憶つまり後に想起できるようになることだ。換言すれば、事後の想起つまり出力は事前の出力によって大いに生成されるのだ。入力でなく出力すればするほど出力できるようになれる。

今年に受験予定の皆さんは、出力中心の勉強をすることにより、上記のようにして確かな記憶の構築を果たせることに限らず、出力できないことや誤った出力の結果つまり補いべき自らの弱点を明確にできる。「追い込み期なのに補強すべき自分の弱点が分からない」と言うような悩みに陥ることを回避できる。つまり、追い込み期に不可欠な弱点補強をタイパ良く行える訳だ。

他方、来年の受験に向けてこれから勉強を始める方々に申し上げる。最低でも5年分、入手可能であるならば10年分の過去問を一問につき1分くらいで解く(と言うよりも軽い感じてクイズの答えを当ててみる)ことで、試験によく出て自分が解き方を知らない(結果、誤答するのは仕方ないので気にしない)過去問つまり「デシラ」即ち勉強をすべき箇所を「不知の知」として認識できる。

何れにしても出力主義の勉強をすることは、「何を勉強したらいいのよ!?」「どこを補強したら良いんだよ」と言うような迷いを「不知の知」からしても一掃してくれる。以上をまとめて終わりたい。覚えるべきことを確かに覚えられる勉強法は以下の通り。

・参考書や過去問の解答解説の読後にそれらの要点を暗唱する
・同様にそれらの要点を転記するのでなく自問自答してノートにする
・参考書の読後に例題を解いたり解答解説の読後に問題を再び解いたりする
・視聴覚教材はこれを見聞きした後にその要点を必ず暗唱したり紙に書いたりする
・法令集もこれの読後にその要点を必ず以下同文

「そう言うアンタはどうなのよ」とは実に良い突っ込みだ。
この頃、出力中心で勉強することの効用を繰り返し再確認してきた。
そうした入力だけで満足しているとその有用性を忘れてしまい兼ねない。
で、以上ように記事としてその要点を想起しつつ出力してきた訳だ。

追い込み期の終盤、皆さんの健闘を祈る。
Good Luck!



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年6月2日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。

合格者は自らに合格者たり得た勉強をさせた。
NLPはその勉強法に共通する型つまりパターンに注目する。
合格したい受験生にその型を提案することで試験勉強を支援します。



こんにちは。
資格試験NLPコーチの近藤です。

時は月を改めました。
夏期、来月や再来月に受験予定であるならば、
その時に合格を目指す皆さんはすでに追い込み期のただ中にある。

そこで不得意科目の勉強は何としても合格基準を上回れる得点を目指す。
得意科目のそれは例えば受験科目の総点を一点でも上乗せできるようにしたい。
何れにしても一点でも多くの得点を得られる勉強をすることが喫緊の課題。
その一方で以下の様な記憶に関わるお悩みの到来は絶え間なくある。

「繰り返し暗記したはずの解法がまだ曖昧」
「バッチリ覚えたつもりの要点を模試で思い出せなかった」
「週末に記憶できたことが週中に忘れていることが多く勉強するのが嫌だ」

この時期でなくても上記のように記憶に関わるお嘆きは絶えることがない。資格に限らず試験勉強とは問に正答できるような解法を想起できる者になること。問題つまり感覚的な刺激に対して正答する反応ができる刺激と反応の関係を蔵する人になることだ。この時期それにまだなれていない自分に直面することは辛いことだ。あのイマジンが言うことに似て、「合格なんてない」結末を想像させてしまうから。

やれやれ実に困ったことだろう。
そうした状況を少しでも解消することはどうすればできるのか。
その有力な解決策の1つは記憶強化にも使えるマインドマップだ。
今回は、記憶に有用なマインドマップの使い方を再確認してみたい。



記憶に有用なマインドマップの使い方、書き方とはどうすることか。
今これを皆さんはどのようにお考えであろうか。

例えば、沢山の図解や漫画を用いてそれを書くことか。
あるいは多彩で有機的な枝振りのそれを描くことか。
もしくは各枝の関連付けを構造的に行うことか。

しかし、先の書き方に大切なことは上記のことではない。
むしろそれらのことをするよりも肝要な行為がある。
そのことは、前号でも再確認したことだ。
「想起」して書くことだ。
そう、「想起」することである。



暗記をより効果的に行う要諦はこうだった。夜、干渉による記憶の汚染を避ける為と就眠中に記憶を整理し構築する脳機能からしてできれば就寝前に覚えたいことを暗記する。翌朝、暗記したはずのことをどれだけ憶えているか復習する。

その復習として暗記したはずのことを想起しながら記憶を強化する一手段としてマインドマップを書く。時間に余裕が無ければマインドマップを用いずに暗唱することを決して欠かしてはいけない。最低限のこととして暗唱だけはこれを行う。勿論、時間的な余裕があれば多彩に漫画や図解を用いてそれを書くことに超したことはない。

だが、色使いや絵の描き方を配慮するより、単色で絵や図解がない言葉だけのマインドマップであっても、紙に書き付ける内容は想起するつまりどれだけのことを憶えているかを確認する書き方であれば、単色の絵なしでこと足りる。



そもそもそうするのは、マインドマップが心の中を渉猟した経験を絵図にしたもの。マインド(論理やその理解、それらの総体である記憶)を紙に描いた図であるからだ。それらを表現する手段として、色彩や絵図の登用が好まれるだけのこと。

であるから、例えば参考書の要点をただ紙に転記するだけなら、情報整理のマインドマップとして効果を見込めても、記憶用のマインドマップとしての有用性は期待できない。ナニも手間暇をかけてマインドマップを書く必要もない。覚えたいことの暗唱を繰り返す方がタイパ良く勉強できよう。

何かの要点を記憶に転じたければ、覚えたいことを転記するのてはなくて、想起して書くことが極めて大事だ。そうして書くことは想起できないつまり憶えていないことも明確にする。結果的に、まだ暗記できていないつまり再暗記の必要を書く者に要求する。想起して記憶のマインドマップを書くことの手柄はこれに尽きる。



と、そこまで読んで以下を想われる向きもあるだろう。
「だったら、何もマインドマップを書くっていらなくねぇ?!」

そう、それは全く以てご賢察である。通常のノート形式で記憶を強化したいことを想起して、例えば「○○の解法は?」と自問自答する、つまり答えつまり暗記した解法を想起して書いても得られる結果として等価だ。

マインドマップは単に記憶を強化する手段の1つにすぎない。ただし、想起した内容つまり再暗記したいことを多彩な色使いや構造化などこれ自身の書き方が強化する。記憶を強化したいことを想起して書く(描く)記憶用マインドマップの手柄はこれに尽きる。但しそうする分の手間暇を要するので、暗唱と想起を繰り返してもなお覚え切れない事柄にこれを適用することが勉強のタイパを向上させる。

記憶を強化する手段はこれまでにご案内の通りに想起することだった。想起することを繰り返すこと、その代表格が暗唱だった。事実、かけ算の九九、81ものかけ算の結果を覚える方法は、これを只管に繰り返し暗唱することだった。英単語の意味を覚える効果的な方法として左様に暗唱することも効果的であったこともご経験だろう。

記憶したはずのことを想起することが、想起できないことも明白にして、再暗唱を要求する。再度の学習をも促す。と言うと、「それができれば苦労はしない」とご反発かも知れない。だが、そうであればそのままに本試験に臨まれるのも人生の一場面に於ける一興である。

本試験の設問たちが「合格をしたくば我が問に正答できる解法を想起せよ」と迫るであろうからして、それに対して想起できない自身に冷や汗を覚えるのも夏期に於ける人生の味わいというものだ。

追い込み期、何れにしても皆さんの健闘を祈る。
Good Luck!



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年5月19日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。

合格者は自らに合格者たり得た勉強をさせた。
NLPはその勉強法に共通する型つまりパターンに注目する。
合格したい受験生にその型を提案することで試験勉強を支援します。



こんにちは。
資格試験NLPコーチの近藤です。

さて、5月も中旬。
皆さん、試験勉強の調子はいかがですか。
その尺度となる過去問の解き方はどれくらい覚えられましたか。

「えっ、突然ナニ」って感じかも知れませんね。
先の様に問うた訳は試験勉強の中核が問題を合格基準を満たす為に正解できようになること。事実、過去問の組みあわせで本試験の7割が作られるのが資格試験。よって資格試験の勉強で過去問の解き方を覚えることが最優先だからです。

その答えとして例えば以下のようでしょう。
「そうね、過去10年分をほぼ覚えられた感じ」
もしそうならば、その感じを確信にしましょう。

対してこうでしょうか。
「覚えたはずなのに片っ端から忘れて(-_-;)」
「もう5回も解いたのに半分も憶えていない(T_T)」
仮にそうならば、「頭が悪い」から救いようがないのでしょうか。
いいえ断じて違います。頭が悪い人はいない。いるのは覚え方が悪い人だけ。

今回は直ぐにできる科学的に効果的な覚え方を再確認しましょう。



結論から述べたい。

以下の覚えかたは時間の無駄。
・繰り返し読む
・要点に下線を引く
・ポイントを色ペンで目立たせる

「えっ、フツウ勉強ってそうするでしょ?!」と思いますよね。
しかし勉強したツモリでも、後に確認できる方法に比べて効果が低いから。

米国に於ける学習法の研究は先の3つに関してそれらの方法を検証。繰り返し読むことは二度くらいまでなら一度で終わらせる勉強よりも再読の効果が見られる。しかし、二度以上の再読は回数に相関した効果をもたらさなかった。下線や色ペンに関しても、それらを用いた群と用いなかった群、それらを施したものを読む群、以上三群に差異が見られなかった。以上からして先の結論を強調したい。

では効果的に覚えることはどうすればできるのか。
それは・・・、こうです。
「アクティブリコール」をすること。
「あの解法って○○・・・○○」と自ら主体的に想起すること。

「えっ、それってムズそう」でしょうか。

いいえ、実は、特に暗算を得意とするこの国の人なら誰でもがやったこと。その好例は、小学生の時にかけ算の九九を暗唱したり漢字を思い出したりしながら書き取ったこと。暗唱はアクティブリコールそのもの。繰り返し漢字のテストをすることも以下同文。小学生だった時にご経験済みのはず。決してムズくない。要はそうした事を今もやるかやらないか。それが過去問の解き方を覚える事にも露呈する。

例えば、過去問の解き方を覚える時、そうする時に必須である解答解説の読解をする際に、要点に下線を引いたり、色ペンで強調を施したりして「ヨシこれでバッチリ」と覚えた気持ちになる。が、しかし、次回にそうした問題が解けない。その解き方を失念したことに呆然とする。過去問の解き方を覚えられない受験生の多くはそうしたことの繰り返しでこの追い込み期の貴重な時間を浪費している。

そうではなくて、勉強をした時間に相関して過去問の解き方を覚えられる受験生、その結果として合格基準の得点を満たせる人たちは、誤答した過去問の解答解説を読解した後、読み取った解法の要点を自らに解説するかのように暗唱する。あるいは、その要点を想起しながら紙に書き付ける。時間的に余裕がある場合はマインドマップにする。何れにして再読や書き写しでなく「想起」を中核とする。

記憶することは、再読や繰り返し写し取る、つまり記憶の対象を入力することで果たせると誤解しがち。しかし、積極的に想起することが、記憶した対象に関わった視覚や聴覚そして身体感覚を再構成つまり記憶の再構築とその結果として記憶の強化をもたらす。実際、予備校の講師たちは、講義をする度に過去問解法を想起するので、難しい解法を難なく立て板に水の勢いで語れる。

「それって講師じゃないオレ・アタシって無理」

そう思うのは短見。全く不必要。日常を振り返ると即座に誤解だと分かる。例えば、「面白かったな」とサブスクで見た映画(受験勉強をしている時、その視聴はできなか)を通勤電車の中で思い出したり、「そう言えば、○○って超面白かった・・・」と同僚に話したりしている時、誰でもが自然にアクティブリコールをしている。つまり、主体的に想起することは貴方もできる。要はやらないかやるかだけ。

最後にアクティブリコールの仕方を確認しよう。
・解答解説を読解した後にその要点を暗唱する
・解答解説の要点を一人語りで自分自身に解説する
・正答できる過去問の解法を翌朝の通勤時に思い出す
・昼食時に昨夜に解いた過去問を見てその解き方を想起する

アクティブリコールもこれを繰り返す事に相関して効果を増す。繰り返しの仕方は忘却しかかる時期にそうなることを補完するようにして結果的に強化できる記憶の法則に沿って以下の様にすることでよりよい効果を期待できる。

・2回目は1回目から1日後に
・3回目は2回目から1週間後に
・4回目は3回目から2週間後に
・5回目は4回目から1ヶ月後に

苦手科目は以下のようにして想起の間隔と回数を増やすことも効果的になる。
・2回目は1回目から1時間後に
・3回目は2回目から1日後に
・4回目は3回目から3日後に
・5回目は4回目から1週間後に
・6回目は5回目から2週間後に
・7回目は6回目から1ヶ月後に

以上、最低でも5回、
アクティブリコールをご活用されてはいかがだろうか。
無料で貴方自身がいれば何処ででもできる効果的な勉強法なのだから。

皆さん、貴方の健闘を祈る。
グッドラック!



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年5月12日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。

合格者は自らに合格者たり得た勉強をさせた。
NLPはその勉強法に共通する型つまりパターンに注目する。
合格したい受験生にその型を提案することで試験勉強を支援します。



ご機嫌よう。

2週間のご無沙汰でした。
NLP資格試験コーチの近藤です。

大型連休も終わって1週間が経とうとする今、
試験勉強の進捗はいかがでしょうか。

「連休『も』思い通りに勉強できたからバッチリ」
そう答えられらる状況ならば何も言うことなし。
その状況を受験まで維持されたい。

「連休でも勉強が捗らなかったから必死で挽回しなくっちゃ」
そうお考えであれば大いに頑張ってください。

が、しかし、チョットまって欲しい。
実は「勉強を頑張ったのに不合格だった」と嘆く受験生は実に多数。
一級建築士(学科)のそれは約8割、社労士の受験生は約9割がそれに該当。
頑張りようを誤ると上記に当たってしまうのだから。

ではそうなってしまうことは、どうすれば回避できるのか。つまり不合格でなくて合格を目指せるのか。それには、戦線で地雷の在りかを知る兵士は自らを守れる様に、確実に合格を目指したい受験生はあることを事前に知る必要がある。

今回は不合格になってしまう受験生の特徴を再確認したい。


「連休も毎日15時間の勉強をした」
「連休後も通勤時間を含めて毎日5時間の勉強をした」
そのような受験勉強をしたにもかかわらず不合格になる受験生が数多。
事実、前述のように一級建築士で約8割、社労士で約9割の者がそれに該当する。

では、かの人たちどのようにして望まぬ結果を招いてしまったのか。
結論、不合格になる者は不合格になる勉強をしたからだ。
「ケッ、それってナニよ」とお怒りだろうな。
以下に説明する。

不合格になる試験勉強とは以下の通り。
1.試験勉強の要諦を外した勉強をし続けた
2.試験勉強の核である問題解答を感覚的に継続した
3.効果測定をおざなりにした試験勉強を精神論で続行した



1.試験勉強の要諦を外した勉強をし続けた

これは不合格になる受験生がそれをしている自らに気づかずにやりがちなこと。逆に合格する受験生は上記をしている自らを正すことができた。つまり試験勉強の要諦を保持し続けた故に合格者たり得た。
 
では試験勉強の要諦とは何であったか。それは一題でも多くの問題で「誤答を正答に転じること」だ。問題とは参考書の例題や模試(答練)の問題、そして過去問集の問題だ。これらの正答率を受験期に向かって着々と右肩上がりで向上させる。特に過去問集、最低でも5年できれば10年分のそれを繰り返し解く過程で正答率を合格基準に照らして確実に満たせることを目指して上昇させることだ。

しかし、そのことを失念、具体的には「オレ・アタシは勉強しているよ」と先の要諦を外してただ過去問集を繰り返して解くことを続けてしまう。「もう5回も繰り返して解いたから本番もイケそう」と無根拠な自信を有してしまう。その結果「あんなに勉強したのに不合格ってナニ」と怒る。的を狙わずに放った矢に向かって「なんで的を外すのよ」と怒るお門違いな射手のようにだ。

ズバリ、「誤答を正答に転じること」をしていない自分を認知せずに勉強時間を稼いだり「過去問をもう7回も解いた」と解答数をただ増やしたりする試験勉強をする受験生は哀しい事にそうした努力に相反して不合格に陥る。極めて哀しい。



2.試験勉強の核である問題解答を感覚的に継続した

では、1の様な状況に陥るのは何故か。その答えは上の通り、つまり「この事例ならあの法令からしてその選択肢が正解だ」と筋道を立てて正答に至る解答をするのでなくて、「これって以前に解いた問題みたくこれが正解って感じ」と感触的に問題解答を非論理的にし続けたことだ。「この手の問題って何時もの調子で解けばイケちゃう」と何時ものノリで解き続けた勉強だ。

試験勉強の核である問題解答は、設問が提示する対象に対してこれを解釈する法令や算法と言った根拠、それら組みあわせから構築した論理によって筋道を立てて正答に至ることによりこれを行う。決して感覚的に行うべきでないことはご案内の通りだ。そうしたことを自らが正しく行っていることは、それを明確に言語化できているか否かで自ずと気づける。正答に至る過程を説明できない勉強は駄目だ。

試験勉強の核である問題解答を感覚的にし続けて不合格に陥る受験生は、正答に至る過程を説明できない勉強をし続けているにもかかわらず、ただ過去問を繰り返して解くことに勤しんだり、法令集を繰り返して読むことに満足したり、予備校の講義に皆勤したりすることを良しとするだけ。そうするのでなくて問題解答を論理的に行い続ける。正答に至る過程を明快な言語化に至らせるべきだ。



3.効果測定をおざなりにした試験勉強を精神論で続行した

試験勉強の効果測定とは何か。それは勉強時間や問題の解答数が右肩上がりになり続けることか。勿論、それらの数値を図ることは効果測定の一端である。しかし、決して試験勉強の核心でない。そうではなくて、試験勉強の効果測定とは、模試や答練あるいは過去問集に於ける正答率を測るべきもの。「勉強時間は○○時間」や「問題解答は○回になった」と本質からずれた効果測定をしても無意味だ。

加えて、「○回目の過去問解答で正答率は合格基準の○点を満たせている」とする様に、「この調子ならイケそう」と決して感覚に溺れるのでなくて、厳正に客観的に測る数値で判断する。ところが、不合格になる受験生はこれをないがしろにする。「今の感じでガンと行けば合格よ」と数値でなく受験勉強に於いて無意味な根性や気合いなど気持ち任せつまり精神論の勉強をし続ける。

以上3点に渡って勉強していながら不合格になる様子のご確認を賜った。
いかがだっただろうか。

仮に1つでも思い当たる節があるのならば、
今からそれを正すことは決して無駄とはならない。
7月や8月、夏期の受験本番までまだ使える時間はあるのだから。

皆さん、貴方の健闘を祈る。
グッドラック!



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合格者は自らが合格者たり得る勉強を行えた。
NLPはその勉強法に共通する型つまり特徴に注目する。
合格したい受験生にその型を提案することで受験勉強を支援します。



今月も既に中旬。

あの連休が話題になる頃。
それについてどうお考えだろうか。

例えば、「勉強はヨユウで進んでるから旅行にいく」のもあり等と?
だが、「それができるようだったら苦労はしないわ」が現実であるだろう。
そう、前者であるならここまで本誌を読んでいる訳がないと想定されるのだから。

前回、以下の要点をお伝えした。
それは「勉強をフリやツモリにしない」方法、
つまり試験勉強を合格することに有用な行為にする以下だった。
(但し、分かりやすくする為に少しく加筆修正を施してある)

過去問集を自力で解けてその過程を自力で説明・・・それは言語化すること、つまり思い出したいことが喉まで出かかっている状態とは真逆に本試験で正答を得る為に資する事項を自在に心の中で言葉にするつまり思考すること・・・が可能な勉強をする。

それに関して以下の問い合わせが到来した。
「解き方を言語化するってどうすればできますか」
「正答できることを自在に心の中で言葉にすることってどうすればいいですか」

その方法はこれまでに幾度もご案内の通り。
であるので聡明な皆さんを考慮して敢えて書き記さなかった。
しかし、人は最も知るべきことを往々にして何故か聞き漏らしたり読み見落としたりする。

そのことを知ってしまったら、それをやらないことの言い分けができない無防備な状況に陥ることを避けたい自己防衛の心理機構が働く。だからと言って決してそれが悪いわけではない。我々はその機構に於いて勤勉で有能な生き物だから仕方ない。だから、その機構を顧慮して案内は届くまで繰り返される。教えはクドクドと反復される。主張は手を変え品を変え繰り返される。

今回は自力で過去問を解けてかつ説明できるようになれる方法を再確認したい。

結論。
その答えは既に上記で書き記した。

察しの良い方はこれにお気づきであったかもしれない。それとも「えっ、ゼンゼン分かんない・・・」とご反発だろうか。それは、「案内」や「主張」を解法と置き換えると浮き彫りになる「繰り返す」「反復する」ことでであった。

では、そうすることの目的は何か。それは、身体化する事である。換言すれば我が手足のように自由に使えるようにする為だ。血肉化する事とも言える。

例えば、ご自分の氏名を皆さん、貴方はどのようにして覚えただろうか。幼少の頃から、「お名前は?」とことある度に周囲から問われてその度に答えた。学齢期に至ってからはテストの度にその都度書いた。何度そうしたことをしてきただろうか。そう、何度も、無数と言えるほどだ。結果、自分の名前を無意識に手足を使えるが如く瞬時に想起しようと思わずとも想起できる。

更に、ご自分の氏名、その書き方を以下同文。そう、ことある度に繰り返し、何度も無数と言える程に書いてきた。その結果、それこそ知らぬ間に覚えたはずだ。加えて、かけ算の九九はどうだったか。例えば「しちはちごじゅうろく」と同様に繰り返すことで、まるで即座に自分の名前を口にできるが如くに覚えたはずだ。

長ずるに、英語の単語や熟語そして構文、あるいは三角関数や二次方程式に関わる解の公式、それらも繰り返し見たり聞いたりする事で、そしてそれを覚えたかどうかを手を変え品を変えテストされては何度も書き記すことで覚えただろう。そう、「繰り返す」「反復する」ことは知識・技能の身体化に関する母である。

かつ、これまたご経験のように、ダラダラと繰り返すよりも、「テストがあるから○○までに覚えよう」と期限を切って・・・そうすることで集中し強度を上げて・・・反復する方がよりよい結果をもたらしたはずだ。

また、集中し強度を上げることは、時間的な加圧をする事に加えて、繰り返す内容を紙に色とりどりで書いたり、調子を付けて声に出したり、それをまるで操作しているかの様に身振り手振りを加えたりして表現することで可能だったことも経験済みであるはずだ。そうすることで身体化が加速した。強度を上げることは、知識・技能の身体化に関して父と言える。

以上、過去問解法、過去問に正答する為の知識・技能を身体化つまり学習する為の方法を公式として以下のようにご案内していた訳だ。

学習 = 繰り返しの回数 × 繰り返し毎の強度

上記に於いて「その強度を上げることは当該の公式が二要素の積であることからして、往々にして「ウンザリする」繰り返しの回数を減ずることで可能する」とご賢察のことだろう。

そうだとしたら、公式の後段を高める為にも、ダラダラと繰り返すのでなくて、集中することの必須を強調したい。集中することを妨げる例えばスマホやながらに聞く音楽を勉強の環境から排除することを繰り返してここにお勧めする。

要するに過去問解法の身体化を基礎付けるものは、回数と強度とに冠されるところの「繰り返し」だった。その繰り返しが合格を目指すことにより有効になるような勉強の環境にもご留意されることが賢明だった。

以上、過去問の解法を身体化する実践を再確認した。
いかがであっただろうか。

「ケッ、要するに繰り返しかよ」
「フン、それができれば苦労はしないわ」

そう反感を覚えられることは想像に難くない。
何に関して有能さや勤勉さを発揮するのかは自己選択である。
「好きにすれば」とその反応に対してお応えしておく。

但し有能さや勤勉さの発揮する方面を誤ると合格への道も誤らないか。
連休前の勉強についても健闘を祈る!
グッドラック!!



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【勉強をしている!つもりですか??】

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「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年4月7日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。

合格者は自らが合格者たり得る勉強を行えた。
NLPはその勉強法に共通する型つまり特徴に注目する。
合格したい受験生にその型を提案することで受験勉強を支援します。



新年度が始まった。

新人がやって来たわ、
新規事業が始まったよで大変。

それは無くても、
前年度より高い成果を求められるわ、
思ってもいなかった役職につかされたぜでもう大変。

「そんなの関係ない」とは言え、
花粉症は去年よりも酷くなって実に大変。
あるいは年度替わりのストレスで体調が・・・。
等々あれこれと様変わりする卯月。

一方、夏期に受験の予定なら、試験勉強は言うまでもなく終盤期に突入した。合格を目指せる得点力を体得すべく是非ともこれにはげみたい。これに関して・・・勿論この時期に限らずだが・・・以下のお悩みが多発する。

「毎日3時間の勉強をしているのに模試の得点が上がらない」
「休日は15時間も勉強しているけど模試の点数が乱高下して心配・・・」
「予備校は皆勤でノート取りも真面目にやっているのに模試で点数が伸びない」

どうした事だろうか。各訴えの前段が真であるならば後段は極めて深刻な事態だ。そうした状況にどう対処すれば合格を目指せる得点力を獲得できるのか。
今回は合格点をとれる勉強とは何かを再確認したい。



その前提として以下の問にマジメに本気で向き合ってほしい。
「勉強をしている!つもりですか??」

換言すればこうとも問える。
「勉強をしているフリをしていないか」
「点数を取れない勉強の何が勉強していることになるのか」

試験勉強の核心は得点を増やす、つまり誤答を正答に転じることに尽きることから、上の問を発した。冒頭の問はともかくも次の問で少しでもウッとなっていないだろうか。その感覚を少しでも憶えているならば、自己改革に必須の自覚がある証左なのでまだ現状打破を見込める。我々は痛みから多くの学びを得るからだ。

そもそも試験勉強をするのは何の為か。教養を身につける為か、人格陶冶をする為か。あるいは異性の注目を獲得して婚活を有利にする為か。派生効果としてはそういう目的もあり得て然るべきだろう。

が、しかし、その答えは本試験で合格基準を満たせる点数を取る為だ。当たり前過ぎるがこれが核心なのでもう一度以下で繰り返す。試験勉強をするのは「本試験で合格基準を満たせる点数を取る為だ」った。であるから、その為に資することのない行為はこれを勉強と言わない。勉強ではなく「勉強をしているフリ」だ。

そのフリに対比する行為とは例えばこうだ。
・模試や答練で合格点を見込めている毎日の勉強は通勤時間だけ
・模試や答練で合格点を見込めているけど休日の勉強は平日と同じ
・模試や答練で合格点を見込めているけど予備校の受講は行ける時だけ

各行為の前段を利用できない状況なら、模試や答練の代替となる過去問集を使って試験時間も本試験と同じく設定した一人模試をすることに置き換えて考えてみよう。つまり先の行為は以下となる。
・一人模試で合格点を見込めている毎日の勉強は通勤時間だけ
・自前模試で合格点を見込めているけど休日の勉強は平日と同じ

以上をここでまとめる。何れにしても、計画した進捗を満たせていない仕事がそれをしているつもりであることと同様に、合格点を見込めていない勉強は真の勉強でなく単なる偽の勉強であり、要するに「ふり」または「つもり」だ。

では、以上のことを真に自覚できたとしよう。
「じゃあどうしたらいいのよ」と怒声で問いたいだろう。
だったら、それにたいして本気で真面目に大声でお答えしよう。

その答えを結論とする。過去問集を自力で解けて解けた過程を自力で説明・・・それは言語化すること、つまり思い出したいことが喉まで出かかっている状態とは真逆に本試験で正答を得る為に資する事項を自在に心の中で言葉にすることが・・・できる勉強をする。過去問集と書き記したが、幾つかの過去問でなく、過去問集の全問だ。例えば5年もしくは10年分の過去問、全問に対して先の勉強をすることだ。

と言うと、例えば一級建築士の受験生ならば、「10年間の過去問、1250題でそれをするのって無理ゲー」とご立腹だろう。だが、正答することに先の言語化を特に要する論理系科目の問題数は法規と構造との各30問の内、前者は全問だが後者は計算問題の約10問なので、合わせて40問/年となり10年分で400問だ。大学受験で数千の英単語の意味を覚える・・・つまり言語化する・・・ことに比べれば高々それだけ。

「言語を使わずに何かを思考しなさい」と聴くと、「そうするのって何よ」と即座に内言してしまうことから、思考は言語。思考はその実体として「アレってこのことか」と理解すること、その結果である「アレってこうだったよね」と想起することして人は認知できる。何れにしても、認知したことの言語化に与っている。特に本試験中に想起したい対象は言語化すること無しにはあり得ない。

前述したように過去問集の全問に関して自力解答と自力説明をする事により、本試験で設問の7割が・・・これに正解できれば各受験科目の合格基準を満たせる。かつ応用力も体得できるので総点でのそれも満たしやすい・・・過去問の組みあわせで出題される本試験に臨んで、大いに合格を見込めるのだった。

であるから、例えば自力でなく解答解説をチラ見ながら過去問を繰り返し解いたとしても、解答力の体得にならないので、これは勉強をしているフリやツモりだ。仮に、過去問集を既に5回以上も解いたのに、論理系各問の解き方に関して何故にどのようにして正解に至るのかを自力で解説できなければ、解法を理解・記憶しているのでなく「答え」を丸暗記している状態つまりこれは以下同文だ。

今回は辛すぎた。
最後を丁寧に述べて終わりたい。
過去問集を自力で解けて自力でその解法を説明できる勉強をしませんか。



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【合否を左右する過去問の解き方とは】

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合格者は自分自身がそうなれる勉強を行えた。
NLPはその勉強法に共通する型つまり特徴に注目する。
合格したい受験生にその型を提案することで受験勉強を支援します。


弥生、3月。
何かと忙しい年度末。

仕事の忙しさが増す一方、
昇進や転部、そして転勤の噂が耳に入る。
それらに無関係でも何かとやるべき事が降ってくる。

他方、試験勉強と言えばどうか。
夏期、7月や8月に受験するならば、
以下を行うに要する時間的な観点からして、
「遅くとも」今月から過去問を解き始めるべきだ。

過去問を解くことを既に繰り返しているとするならば、
その精度を高める勉強は合格を目指す目的に極めて資する。
これを制限時間内で正答率を高めることと定義しておく。

「えっ、それってどう言うこと」
「過去問を解くことの精度を高めるってナニ」
そう思われたとしたらその問は合格を目指すのに極めて有益。

「ナニ、過去問って解かなきゃなんないの」
「予備校の講義を聞いてりゃ合格できるんじゃね」
仮にそうお考えであるのならズバリ言わせてもらおう。
「それじゃ、合格するって無理ゲーじゃね」

資格試験の勉強においても、過去問の解き方を覚えることは、この試験問題が過去問の繰り合わせからその7割(これに正答できるだけで各受験科目の合格基準を満せる)が出題されることから、合格をする為の王道であった。

では、合格を目指す為の過去問を使った勉強はどうするのか。
今回は合格を目指せる過去問の解き方を再確認したい。



結論から述べる。
過去問は時間制限の中でこれを繰り返して解く。

時間制限とは一問を解く為の所要時間を意味する。
繰り返し解く時期は過去問の解き方を忘れかける頃合いだ。
過去問を解いた後に誤答した問題の解答解説を読解することは必須。



例えば、一級建築士の場合、構造と施工の試験は2つの学科で所要時間を165分と一括りで行われる。その制限時間の中、受験生は前者の30問(これは6から7問の計算問題を含む)、後者の25問を解くことになる。制限時間と問題数から1問当たりの解答時間は3分となる。

しかし、前者の計算問題は合格を目指す為に是非とも得点源にしたいことを考えると正答をするべく時間を使いたい。仮に構造の計算問題数を6問として1問を15分で解くとする。残りの暗記問題(構造の問題24問と施工の問題25問を合わせた)49問は75分、1問あたりに約1.5分で解くことになる。この性質からして解答時間としては妥当だろう。

過去問を解く勉強は、上記のような実践的な時間枠の中で行うことで模擬試験的な性質をも包摂することになり、合格を目指すことに於いて大いに有用であるはずだ。先の時間枠内で過去問に正答できるようになる為にも、過去問集はこれをタイマーなどを使って時間制限をした中で繰り返して解くことが、時間の使い方も繰り返して訓練することで体得できる事から、合格を獲得する為に極めて大切だ。

同じ過去問を繰り返し解く時期は、その解き方を忘れる時期が人それぞれであるから当然のことながら異なるが、記憶の機構などを探求した脳的な知見からして一般的に以下の様な時期に解くことはご案内の通りだ。

2回目は1回目から1日後。
3回目は2回目から1週間後。
4回目は3回目から2週間後。
5回目は4回目から1ヶ月後。
以上の様に約2か月間で5回繰り返して同じ過去問を解く。

しかし、忘却の始まる時期は各人によって、また受験科目の得手不得手によって異なる。例えば、一級建築士の試験科目で多くの受験生が苦手としがちな法規試験(30問を105分、3.5分/問で正答を目指す)は、相対評価で合否の決まる本試験の性格からしてこれを得意にして得点源としたいことを考えれば、この過去問を上記よりも短い間隔で例えば下記のようにすることも視野に入れたい。

2回目は1回目から1時間後。
3回目は2回目から1日後。
4回目は3回目から1週間後。
5回目は4回目から2週間後。

以上約1ヶ月で5回繰り返して同じ過去問を解く。
その繰り返しをできるだけ多く行いたい。



事例とした一級建築士の本試験、受験者は全学科で合計125問を全学科の合計390分で正答を目指す。なべて考えると約3分/問で合格を目指す。過去10年間で1250問の過去問を先の時間制限内で最低でも5回解くとすると、18750分(312.5時間)を要する。過去問を解くことだけに一日で3時間を使うにしてもその日数は104日だ。

仮に誤答した過去問の解答解説を読解することを考えると、上記の日数は最低でも120日とみても大過ない。仕事や私事の様々なリスク(多忙さの増大、思わぬ病気や事故など)を視野に入れて本試験の一月前までに合格を目指すことに不可避な過去問を繰り返して解きその解き方(制限時間内に正答すること)を体得しておくことはこれを懸命と言わずして何と言うのか。

よって、今回の冒頭で「遅くとも」今月から過去問を解き始めるべきとしたことはこれを繰り返してここに大書きしておく。

以上、ご健闘を祈る。
グッドラック。



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年2月24日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。

合格者は自分自身をそうなせる勉強を行えた。
NLPはその勉強法に共通する型つまり特徴に注目する。
合格したい受験生にその型を提案することで受験勉強を支援します。


「にげる」
そう呼称される今月。
2月は来週前半で終わる。
くどく言うが先月より三日短い。
「ふーん、だからナニ」とお感じだろうか。

仮にそうであるなら、試験直前期にそうである状況に対する想像力不足だ。
つまり危機感が欠如していることの表れとも言える。「少年老いやすく学なり難し」とは決して言事の内に終わる事ではなく、資格試験で合格を目指す諸氏にも当てはまるのだから。いきなりお説教モードになってしまった。閑話休題。

前回、効率的な勉強をするには「やればできることを倍化せよ」と述べた。その訳はご案内したことを実行すれば自ずと分かる事なので縷々述べなかった。で、以下のようなご質問やご指摘を賜った。

「できることを倍化するとなぜ効率的になるのですか」
「やればできる事を倍にすると効率的になる意味がわからない」

なるほど、まだ分からないことを行うことは、これをやることで次第にそして確実に分かるようになるので、古来伝統的に「いいから黙ってやりなさい」と学びの場で伝統的に行われていたことが、知的な齟齬を生むことからして非効率であろうとする今時の時流からして当然の疑問や反感であろう。よって、今回はその疑問や反感を解消したい。

今回は倍化することが効率化と等価である理を再確認したい。

まずは前提を再確認しておく。倍化する対象はあくまでもやればできることだ。極めて大切な前提なので、「倍化する対象はあくまでもやればできること」と繰り返して強調する。

例示すると、平日に一時間の勉強しかできなかった受験生がいきなり五時間のそれをしたり、休日に10項しか参考書を読解できなかった人がいきなり100項もそうしたりすることでない。そうではなくて、平日に一時間の勉強だったら、できる工夫をして二時間にする。同様にして10項の読解を20項に増やす。

では本題に進む。
「倍化することが効率化を生成するのはなぜか」
結論から述べる。効率化はそうした仕組みになっているからだ。
「そうした仕組みって意味レス」とご立腹であることは想像できる。

説明しよう。何かを行うことを倍化することは試行錯誤・・・例えば「ああすると誤答して、こうをすると正答するのか」と正しい解法の会得に漸近すること・・・を倍化することと等価だ。つまり、何か、例えば計算問題の解法について学習を倍化することになる。

「まだやっていないから『倍化』だと言われても分からない」

そういう人もいるだろうが、記憶になくても、数歩を歩いては転び転んではまた数歩を歩くを繰り返して体得した歩き方、数メータを進んでは転び転んではまた数メーターを進めるうちにマスターした自転車の乗り方、そして書き取り帳を添削される度に書き直しを繰り返した漢字の書き方を体得する際に実は、そうした事が効率的にできたことから、倍化と効率化の関係を既に十二分にご経験済みだ。

歩き方や自転車の乗り方、漢字の書き方など既にできる様になっていることは、「1回できたから2回できるようになろう」「1回書けたからもう一回書いてみよう」と「やればできること」を倍化したことの成果だ。この過程はやった経験から「あることを学ばない」からやった経験から「あることを学ぶ」、そしてあることを学んだことから「あることの学び方を『学ぶ』」となる深化・進化を秘めている。

その進化を「学習のレベル」と学習論の著名なグレゴリー・ベイトソンは述べた。例えば、ベルが鳴ると涎をながす犬のようにただ条件反射だけにあるものを学習0、英単語の暗記を繰り返す程にその記憶を強化することを学習1、その強化の仕方について「こうすればもっと簡単に覚えられるのか」と記憶に関する記憶つまり学びを得ることを学習2と言うように学習の水準を提唱した。

加えて、「やればできることをやる」ことはこれ自身の性質からして自ずと達成感をもたらす。「1回できたのだから、もう一回やってみたい」「1回できたから2回できるようになりたい」「これができたのだからあれもやってみたい」とする意欲の亢進を人に於いて誘発してきたし、これからも同様にするだろう。

その意欲はやればできる事にこれを適用できれば、前述のようにして好循環をもたらす。無理なく「やればできることをやる」倍化を駆動する。「こうすれば要領よくできるんだ」つまり「こうすれば効率的にできるのだ」と自然と例えば過去問の解法や法文解釈に関する学習のレベルを深化・・・進化せしめるであろう。

以上から試験勉強に関しても次のように言えよう。
「できる事をやることは倍化の父である」
「倍化は効率化の母である」
その父母の下に合格も生まれる。

なお、上記はだまってやった人を即座に解しせしめる理なのだが、「それができれば苦労はしない」として「やればできる事をやらない」向きには決してご理解いただけない瑕疵を蔵している。後者に該当する向きに本誌は応えることできない。やればできることも行うことなしに効率化をお求めの諸氏は他を当たられることを強く推奨しておきたい。悪しからず。

以上、ご健闘を祈る。
グッドラック。



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年2月17日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。

合格者はこれ自身を可能にする勉強に集中できた。
NLPはその勉強法に共通する型つまり特徴に注目する。
合格したい受験生にその型を提案することで受験勉強を支援します。



今月は残すところ2週間以下。「もうそうなの」と感じられるかも知れない。「にげる」と称される通りである。先月や来月に比して三日短いからね。

「だからナニ・・・?」
「それがどうしたの・・・・??」

なるほど今はそう言えよう。しかしだぞ、時が試験直前期ならどうだ。「あと三日だけでも時間が欲しい」と嘆く人がいた。合格基準にギリギリである科目の底上げに必至なら特にそうだろう。誰しもそのようになりたくないはずだ。前述のようなのどかなことは言えないのだよ。

他方、特に再受験で合格を目指す人は時の大切さ、つまり合格できる無限の可能性が有限な時間の中でのみ実現されると痛感してきた。それ故に、あるいはそうでなくても、効率化を最優先にする社会事情からして以下のようなご相談を頻繁にされる。

「はやく参考書を読むのってどうしたらできますか」
「速読みたく法令集をサクサクと読解することは以下同文」
「模試や過去問の問題文をはやく正しく解くことは以下同文」

限られた時間の中、効率的に情報を脳に入力して同様に脳から出力する。そうできることは将に要領よく合格を目指すこと、換言すれば効率的に受験勉強をすることだ。ではそれはどうすればできるのか。

今回は効率的な勉強がてきる方法を再確認したい。



ここまで読まれた皆さんが効率的な情報収集を指針にされていることは当然だろうから、結論から述べる。

それはやればできる勉強を倍にする方法だ。
ご注意、それは記したように「やればできる」ことだ。

休日に18時間の勉強をしたり、平日に四時間の睡眠時間で倍の勉強をしたりすることでは決して無い。そうするのではなくて、大事なので繰り返して強調するが、以下のように例示するあくまでも「やればできる」ことだ。

・参考書の通読は1回でなく、2回以上と回数を倍化する
・法令集の読解は1回で終わるのでなく、以下同文。
・問題文を解くときは1回で解き終わるのでなく、以下同文。

2回以上とは、時間と気力そして体力が許すのならば3回でも5回でもと読んだり解いたりする回数を増やすこと。

付記する。参考書や法令集の通読は第一章の第一段落の1行目から最終章の最終段落の最終行までを一直線に1回で読み通して終わりにしない。仮に先のような始めから終わりまでの通読をするにしても、その回数を倍化する。

更に効率的・・・できるだけ短時間で合格基準を満たせるようになること・・・な通読をお望みであろうから、自らのデシラ・・・頻繁に出題されてきた設問であるに解き方を知らない状況・・・を解消できる様にデシラに関連する章や節を核にしてその事例や背景そして根拠として関連する章や節に読む範囲を広げるように通読されることが望ましいだろう。

「それでは虫食い読みで訳が分からなくなりそう」

仮にそのようにご懸念であれば、虫食い読みを解消できるようにそれこそマジメに正しく第一章の第一段落の1行目から最終章の最終段落の最終行までを一直線に2回以上の通読をされたら宜しかろう。

「これってあれに繋がるのね」と思えるように、学びはこの対象全体が関連付いている故に、虫食い読みの関連付けが知らぬ間に進化することで醸成する。よって、デシラ中心の虫食い読みでもこれを倍化すれば、「これってあれに繋がるのね」と興味津々で読みの対象を更に広げられる。気がつくと努力せずとも全部を読んでしまえる。

むしろ、参考書や法令集は退屈な用語の解説から始まって事例や背景など間接的な情報までに関心を広げ読んでこそ深く理解できるように書かれているので、関連付けで虫食い読みをするにしても倍化でこれを行えば、理解不足や情報欠落に関する心配は心配ご無用だ。



問題文は2回目以降にこれを解く勉強で、2回目が1回目から一日後に、3回目が2回目から1週間後・・・5回目が1ヶ月後にとこの解き方を忘れ始める時期に行う。要するに倍化以上でこれに取り組むことで、これを見た瞬間に解き方を想起できる・・・限られた試験時間で正答をすることができる・・・ように解き方を身体化できる。

勿論、2倍化や3倍化そして5倍化する間隔は人それぞれでよい。例えば、2回目を同日に勉強の終わりにしても良い。要点は記憶の対象を想起することで記憶が強化できる学習機構からして解き方を忘れかける時期に問題を解くことを倍化すること。

付け加えるが、ただ倍化すれば問題文を素早く解けるようになると思うのは、仮に誤答したままで終わると誤答の仕方を強化する痛い勉強に終始して結果的に不合格に至るので早計である。そうするのでなくて、倍化の結果が誤答であったら、誤答した原因・・・例えば、回答の根拠とした法令を読み誤ったこと・・・を認識して、それを解消すべきだ。

以上、いわゆる効率的な勉強はできることを倍化する事でこれを可能にできる。三倍、四倍と倍化を増やすほど短時間でできるようになることは様々なご経験からして容易に想像できよう。どうだろうか。

「ケッ、倍化で何が『効率化』なの」とお怒りだろう。

しかし、何かを体得する、例えば母語・・・世界の中でも習得の困難さを指摘される日本語・・・を習得することは、「ワンワンだよ」「ニャアニャアね」と親たちの貴方に対する飽きもしない言葉の繰り返し、倍化によって可能になった。世の中の不思議に関しても「なぜ、どうして」を親や先生達に繰り返す、倍化することでこれを学んだはずだ。

つまり、できる事を繰り返す・倍化することは、学習精度の父であり学習速度の母である。合格を目指したいなら、今度はあなたが自身の為にその父や母としてこれを行うべきだろう。

対して、「それができれば苦労はしない」とやればできることに苦情を述べたいのならば、そうする苦労を回避できるように受験勉強など即刻おやめになることが宜しかろう。

そもそも合格者たちはやればできることを倍化すことに苦労だとは決して思わなかった。むしろ倍化することによって参考書や法令集の読みや問題文への解答が短時間で正確になる、結果的に勉強が効率的にできるようになる訳からして、「勉強って面白い」と楽しささえを覚えた。
人間、たで食う虫も好き好きである。

以上、ご健闘を祈る。
グッドラック。



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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2023年2月11日号
本誌はNLPの観点から合格を叶える勉強法を貴方に提案します。

合格者はそうなれるような勉強に集中できた。
NLPはその勉強法に共通する特徴つまり型に注目する。
合格したい受験生にその型を提案することで受験勉強を支援します。



本日、今月は中旬となる。
「逃げる」と称されるように短い。
年度末直前でもあり仕事も忙しくなりがち。

「別に年度末じゃなくても忙しい」
「それって無関係でいつも忙しいの」
そう反感を覚えられる向きもあるだろ。

そんな状況下、何れにしても、
夏期の受験期を刻々と迎えつつある。
勉強に集中することがより一層に必要だ。
合格を目指すために不可欠な学びをもたらすから。

そうしたことから前回に集中ができる環境作りをご提案した。
これに関連して以下のような声、ご相談が到来した。

「集中できる工夫をしても勉強中に気が散る」
「集中して勉強し始めたのに何だか注意散漫な自分が嫌」
「1つ事に集中して勉強したいのに別の項目を意識してしまう」

なるほど、一点集中して勉強したい時、例えば不得意科目の中でも最も苦手とする計算問題の仕方を掴もうとしている時、それ以外のことに気が散ってしまう心もちは、そうしていることの目論見からして、じつに困ったことだろう。理解や記憶の増生に余り資することがないと想定されるのだから。

他方、その悩ましい状況は、仮にこれを解消そうできないにしても改善できたとしたら、大いに試験勉強を促進できることが想像されることと、現実的にその過程と乖離した自分の状況からして、一段と自らに困窮を覚えさせずにおかない。そう、実に困ったことだ。

やれやれ、1つことに集中したいのだがそれに集中できない。換言すればそうできないことは「集中しないことができる」ことの表明に他ならない。では、この有能さを勉強にどうしたら発揮できるのか。

今回は合格を目指せる不集中との上手な付き合い方をご案内したい。



不集中とは、「不注意」を視野に入れた造語。あることにまだ十二分に集中していないこととすれば「未集中」とも言えよう。何れにしても、冒頭の声が名指しするように、集中したい対象に集中し切れていない心境くらいの意味だ。

不集中は、前号でも触れたように常に難詰されるべきでない。これをすることで、周囲に注意を適度に分散させて雑踏のなかでも他人と衝突する事無く安全に歩行をさせる。あるいは調理中に野菜を切りながら煮物を焦がさずに済ませる。日常生活を安全、円滑に進めるために実に有用な心理状態である。

一方、勉強を始めようとする時、不集中は自らを勉強以外のことに注意を向けさせた場合に勉強の開始を遅延させたりその質量を低下させたりするので、冒頭のようなお悩みの基になるわけだった。マインドフルネスのような心理訓練をすると、例えば自分の呼吸に意識を向け続けることが困難なように、常時に駆動していることが見て取れる。

重要なので繰り返して以下を強調したい。不集中はある対象に集中できない無能や怠惰を意味しない。そうではなくある対象だけに集中しないことができる有能や勤勉さの表れ。つまり複数の対象に目配りのできる心持だ。使いようで「○○と鋏」の言事が示唆するように使いよう次第で合格を目指せるように勉強の質量を大いに増進させてくれる。

以下の前提は、前回のご案内したようできるだけ勉強に集中できるようにするつまり以外のことに集中することを可能な限り排除すること。その条件下で以下のことを実践されたい。

1.集中したいことに不集中をしたら前者にもどる
2.特定のことに集中する状態を少しずつ伸ばす
3.不集中の起因となる対象に対処する



1.集中したいことに不集中をしたら前者にもどる

これは有用な心理訓練(禅やマインドフルネス)の要諦でもある。例えば呼吸に意識をむけることから周りの音や臭いに意識が漂ったったら、そうなっていることに気づき次第、呼吸に意識を向け直すようなことだ。無理に集中を維持しようとするのでない。そうではなくて、不集中の起動に気づいたら直ぐに集中したい対象に意識を戻すことだ。

勉強中なら、勉強以外のこと、近隣からの音に向かって意識が漂い始めたらこれに気づいて直ぐに、勉強の中身に意識を戻す。その中身に注意を戻しても、その中身以外の例えばそれに関連した法令や算法に注意が向かっていることに気がついたら、本来的に集中したかった対象に意識を戻す。

不集中の起こる度に集中にもどるだけだ。「オレ・アタシはどうして何度も注意散漫になる?」と不集中ができる自分に決して集中しない。そうするのでなく、もともと集中したかった勉強で特定の内容に集中を戻せればそれで良しとする。



2.特定のことに集中する状態を少しずつ伸ばす

こうすることは「集中だ、集中だ」と自らに連呼するような精神論や根性論で成しがたい。そうではなくて簡単な自己訓練でできる。スマホでなく数百円で入手できるタイマーを使う。日常で最短の待ち時間として多用される3分をタイマーにセットする。その間に集中したい対象に集中する。これを繰り返す。

「そうするのって簡単」と直ぐにでも思えるだろうから、そう思えたら3分を5分に、5分を7分に、7分を10分にと集中する維持する時間をタイマーにセットして、その時間に自分を維持するように訓練する。

仮に集中する時間を増進させることができなかったとしても、無問題だ。要は集中したい時間内に不集中が起きたら、その瞬間に気づいて勉強の内容そのものに集中をもどすことが最も大切なのだから。



3.不集中の起因となる対象に対処する

上の2つをしようとしても不集中が繰り返して起きる場合、これは無用な状況の発生でなくある種の内的な警告とも見られる。とすれば、何を知らせようとしているのか。

例えば、仕事のことで未完了のあることが後に煩悶を起こすこと、それでなければ人間関係の悩みに対処していないこと。などなど勉強以外のことに対する注意喚起とも想定される。

勉強の中だけで言えば、不得意科目の理解や暗記が足りない項目に対処することを求める警鐘かもしれない。または、いま分わかり始めた過去問の解法にそれ以外の解法がある可能性に対する気配りの起動とも推測できる。何れにしても意識をむけるべき存在の誘発することだ。
 
それらのことは、「時が解決してくれ」場合もあるが、繰り返される場合、対処の必要性があると見るのが総じて妥当。臭い物に蓋をしたとしても元を絶たなければ、その腐臭は警告として不集中を生起し続けるから、その状態を解消して集中したことにそうできる様にしよう。

集中を維持したい勉強の内容が完了し次第、対処できる様に不集中の状態に関して、勉強中ならば例えば3分間と時間を区切って、不集中の起因をメモする。そして区切りがきたら、勉強そのものにもどろう。勉強が終わったら、先のメモをもとに対応策を考える。できることから先延ばしをする事無く直ぐにでも策を講じよう。

勉強そのもののことなら、例えば不注意の基となっていた法令集を読解したり、解いていた過去問に関する他の解法を勉強したりする。何れにしてもそれらに対して蓋をしない。見ないふりや耳をかた向けないふりをしてはいけない。解消すべきことのあることを不集中は教えてくれているのだから。

以上、ご健闘を祈る。
グッドラック。



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【合格する為に止めるべき3つのこととは】

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合格者は自身を目指せる勉強に集中できた。
NLPはその勉強法に共通する特徴つまり型に注目する。
合格したい受験生にその型を提案することで受験勉強を応援します。



今日は節分。
季節を分ける日だ。
明日から春が始まる立春を祝う時。

一方で豆まきも恵方巻きの会食も受験生には無関係だろう。
ただし「鬼は外」について合格を目指す為には少しく考えたい。
この時期に限らず以下のようなお悩みが絶えることがないからだ。

「勉強をしているのに模試の成績が上がらず困る」
「集中して勉強したいけれどそうできない自分が嫌だ」
「参考書を読みこんだのに過去問の誤答を正答にできない」

どうやらそれらのことをもたらす勉強の邪鬼がいるようだ。
その鬼を勉強から一掃すれば勉強に福を招来することができよう。
ではそうする事はどうすればできるのか。
今回は合格を目指すために止めるべき勉強の仕方を再確認したい。



止めるべき勉強の仕方とはついやりがちな「ながら」勉強だ。
つまり勉強をしたつもりになる時間の無駄な行為だ。

この事例は具体的に以下の行為。
1.動画やテレビをみながら勉強する
2.音楽やトークをききながら同上
3.スマホを気にしながら同上


後に詳しく説明する前提は、私たちが今こうして存続していることにある。数百万年前から祖先達は、例えば食物の摂取といった1つ事だけに集中を維持しない、常に注意を分散することによって天敵から身を守れたことで生きながらえてきたことだ。結果、1つ事に集中できないのでなく、それに集中しないことができる。

そうした能力は、1つことでなく複数のことに注意を分散させることに快感を覚えて自らを無意識ながらも強く動機付けられる脳内物質が分泌されることを脳科学が検証していることからも裏付けられている。つまり極めて強力であり得る。周囲に注意を分散させて例えば安全に車を運転することも可能になす。

よって勉強中にその能力は、勉強以外の対象に発揮される事の無いように厳重な工夫を不可欠とする。同時にその工夫があれば、勉強の内容で1つ事に偏った集中をして、例えば過去問解法の基礎である法令を理解の埒外においたり、他に有用な過去問の解法があることを度外視したりすることを未然に防げる。つまり適切に使えようになれる。

以上を前提にして以下に先の三項についてご説明を差し上げよう。



1.動画やテレビをみながら
「別に集中して見てない」や「時々チラ見するくらい」、だから別に勉強を妨げないはずとお考えだろう。しかし、結果からするとお悩みの如くにそのお考えは実に的外れだ。

ちらっとでも動画やテレビを目にすることは、勉強の内容に集中を維持することが理解や記憶をもたらす。勉強にそのことを阻害する集中の分散をもたらす。僅かに一分でもこれが数分間におよんで集中の低下をもたらす。低下した集中力を勉強に引き戻す為には更に数分を要する。

以上のことを勉強している間に繰り返すと、経験的そして結果的にお分かりのように理解の低下そしてその結果としての記憶の低下が確実に訪れる。そうした状況の継続は言うまでもなく模試や答練の成績に露呈する。勿論そうなったことを後で嘆いてもその時では手遅れだ。



2.音楽やトーク放送をききながら
「聞き流しているだけ」「声があった方が集中できるの」だからながらで良いとお感じだろう。確かに、BGMがある環境は能率を上げるとする意見は耳に入る。だが、これを勉強に利用することは決してお勧めしない。訳は前述と同様に集中の阻害つまり分散をもたらすことだ。

先の言説は、本来なら勉強に全集中される認知がすくなからず聞き流しの対象や集中できそうな雰囲気に分散していることを明確に露呈している。勉強に全集中される認知は言うまでもなく理解の父であり記憶の母だ。これを欠くようなことをしながら最も育成されるべき成績の向上に関する遅滞を後から愁傷しても、それは子どもの泣き言。

更に言えば、「音があった方が集中できるの」とする考えは背景音声のない試験本番を考えるといかがなものか。もちろん、「その時はその時で切り換えられるから大丈夫」とお考えだろう。しかし、「音があった方が集中できるの」と言うことは、お考えのようにすぐできるはずが断じてない。

先のご意見は、仮に本当だとしても癖つまりある種の依存であることの言い換えにすぎない。自らの癖や依存を理由にしても試験本番に採用されることは決してない。無音声は設問に集中できないことをご意見の主にもたらす。設問に正答できる事を減らす。結果は言うまでもない。本試験を考えても無音声の勉強に慣れるに超したことはない。



3.スマホを気にしながら
これは具体的に言うと、直ぐに使える状態のスマホを手近におきながら、直ぐに使えないように電源を落としてもそれを手近・・・例えば机の上やポケットに中・・・におきながら勉強することだ。

そのようにすることは、視覚や体感覚を通してスマホへに対する認知をもたらすから、日常で身近にあって当たり前で不可欠となっている・・・つまり注意を常に注いでいる・・・スマホに向かって勉強中にあって然るべき集中の分散が生じることが米国の研究からも判明している。

スマホを気にしながら勉強することは注意の分散である。勉強にあるべき理解や記憶の低下をもたらす。勉強の遅滞を招いて当然だ。こうするのではなく、呼び出しの音やバイブが集中を妨げないように電源を切って更に視覚的な注意の分散も阻止できるように勉強机から離れた場所に保管することが勉強を上質に行うに有用である。

以上、ご健闘を祈る。
グッドラック。



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