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マインドマップの書き方について先日質問をいただいた。

「なぜ手間をかけてブランチを書くのですか」との問いだった。

 

忙しい時になぜ書くのか、と言うのが正直なお気持ちだ。

プライベートならまだしも、忙しい仕事で手間をかけるのは疑問。

なるほど、その視点からお考えには多いに共感できるところがある。

 

なかなか良い質問だったので、その回答をここにご案内したい。

 

確かに、ブランチ(枝状の線)を書かなくても良さそうだ。

しかし、ブランチはやはり書いた方が良く、結果的に得をする。

 

理由は3つある。

 

 

第一に、ブランチを書くことで思考プロセスを表示できる。

 

まず、ブランチを書かないとどうなるか。

 

セントラルイメージの周りに思いついた言葉を書き散らす。

書いている途中や、書いて数時間は自分の考えを再現できる。

だが、時間がたつと書いた過程に忘却が訪れる。

自分が何からはじめて、どう考えたのか思考の過程を想起できない。

数日後に見なおしたときには、暗号メモを見る気分になるだろう。

 

逆に、ブランチを書けば次のようなことが分かるだろう。

 

最初に書いた枝の言葉から自分が何をどう連想したか。

最初に書いた主張をどんな事実と論拠で支えようとしたか。

最初に書いた抽象的な概念をどのように具象化したか。

 

以上をブランチの繋がりを追うことで思い出せる。

つまり、連想や論理や抽象化など思考プロセスを再現できる。

再現できれば、そこから新たな思考を展開できる可能性も開ける。

 

 

第二に、太さの変化や曲線でブランチを書くことで連想を豊かにする。

 

ブランチは、根本を太く先端を細く線の幅を変えつつ、曲線で描く。

こうすることで、視覚的な変化が動きや流れなど新たに身体感覚を誘う。

赤い色が情熱を、青い色が落ち着きを感じさせるのと同じだ。

つまり、ここに共感覚のプロセスが発生する。

 

先の枝に書いた言葉からだけの連想に共感覚が重なる可能性がある。

こうして、言葉から言葉への尻取り的で短絡的な連想に幅が出る。

連想が単なる連想ではなく深みのあるものにもなるだろう。

連想に幅や深みがもたらされるのだ。

 

 


第三に、発想の飛躍がもたらされる。

 

これは、第二の共感覚による影響に似ている。

だが、それ以上の思考プロセスをここに見ることができる。

次の言葉を書こうとするとき、尻取り的な言葉の連想が既に始まる。

だが、ブランチを書くことで、その連想に間が空く。

 

間が空いた思考プロセスに意識の輻輳(サイドバンド)が起こる。

一説に、右脳は毎秒一千万ビットの情報を処理している、と言われる。

その情報が、ブランチを書くことによる中断で、左脳に流入するのだろう。

その流入がウェインガー博士が言うところの意識の輻輳だ。

ブランチを書いているとき、中断で退屈した脳は勝手なおしゃべりをする。

そのおしゃべりが意識の輻輳だが、これが発想の飛躍をもたらすことになる。

 

ウェインガー博士が提唱するDEAM手法と同様のことが起きている。

DEAMは、ある課題に対する自問と回答の記録を繰り返す。

またはその自問の途中で自己回答を素早く記録する。

 

同様のプロセスがブランチを書くことで起こる。

ブランチを書くことは、自問することと似てくる。

だからDEAMと同様のことが起きていると述べた。

 

こうして言葉からの単なる連想ではなく、意外な言葉が新たな枝に載る。

なぜその言葉を書くのか分からないが書いてみたら斬新なもの言いとなる。

この流れから、アイディアがそこに書かれるように、ブランチをわざわざ書く。

 

更に言うなら枝を書き終わってから、言葉を書くことにこだわらない。

枝を書いている途中で、閃きがおりてきたら、その瞬間に言葉を書くことだ。

閃きの言葉を書いた後に、途中にしていた枝を書いても良いくらいだ。

枝を書くことは目的ではなく、あくまで思考を展開する補助手段だからだ。

 

 

以上、3つの理由から、ブランチは書いた方が良い。

閃きも得やすくなるので、アイディアが求められる今だから得になる。

記:公認マインドマップインストラクター 近藤哲生

 

 

お知らせです。

近藤哲生事務局の西島千穂です。

多角的な視点からマインドマップ基礎講座を近藤が展開します。

9月、10月とマインドマップ基礎講座にも近藤が登壇しますよ。

http://www.kondotetsuo.com/mindmap/seminar/MindMap_Basic/index.html

マインドマップ基礎講座でよくあるご質問がある。

 

その1つが「創造力をつけるにはどうすれば良いか」である。

確かに、マインドマップを書くことがその方法の1つだとお答えする。

だが、それに加えて音読することもおすすめしている。

 

音読することで脳を鍛えることが可能だからだ。

音読で鍛錬できる部分が脳の前頭前野と言われる部分である。

書いて字の如く、脳の前の部分に当たり、額の奥にある脳の司令塔だ。

 

司令塔と言うのは、この部分が脳全体の働きを左右するからだ。

例えば、記憶、理解、判断、コミュニケーションを司る。

 

また、ここは言葉を組み立てる働きもする。

実は、言葉を組み立てる働きが創造力の源である。

 

これについては以下の検証がなされている。

東北大学の川島先生が次のような脳活動の計測をされた。

 

脳活動を調べる装置に被験者が横たわる。

被験者に「ねこ」と言う言葉を考えてもらう。

次に、「はしご」という言葉を考えてもらう。

 

この時、言葉を組み立てる脳が働く。

次に、その言葉に見合ったイメージを想起する脳が働く。

つまり、イメージすると言っても実際は言語の脳が活動する。

 

そして、被験者に世の中にない「ねこはしご」を想像してもらう。

この想像は、世の中にないことをだから、まさに創造的な発想になる。

すると、言葉を組み立てる脳が働き、イメージを想起する言葉が働く。

 

ここから、創造的な思考とは、言葉を組み立てる働きだと分かる。

よって、この働きが強いほど、創造的は思考の力が増すと想定される。

 

言葉を組みたてる力つまり言語力を要する音読を継続するとどうか。

国際的な心理テストで、創造力が向上することが検証されている。

 

こうして、創造力を鍛えるには、音読を継続することだと分かった。

 

音読する内容は何でも良い。

更には日本語でも英語でも、その他の言語でも良い。

とにかく、文字になっていることを声に出して読むだけだ。

音読は1日に5分ほどの音読を続けると先のように創造力がます。

 

また、音読は言語野を含む前頭前野を鍛えるので記憶力が向上する。

これまた心理テストで1ヶ月続けるだけで2割も向上すると分かっている。

 

創造的な発想は既存のものと既存のものの新しい組み合わせだ。

だから、既存のものを多く記憶しておく方が組み合わせが多く作れる。

つまり、発想は記憶に比例しているから記憶力がある方が良いだろう。

 

こうして、さらに記憶力も鍛えられる音読の大切さが分かってくる。

ここから、創造力をつけるには音読を継続することだ。

 

さらにいえば、マインドマップでは言葉を書く。

言葉の持ち手が多ければ、考えを的確に書き表すことができる。

つまり、言語力があれば、比例してマインドマップも上手く書ける。

そうなれば、マインドマップでよりよく創造性を発揮もできるようになれる。

 

マインドマップを書くときは言語脳を使っている。

だから、マインドマップは言語脳を鍛える方法でもある。

 

ここにからマインドマップと音読の好循環が見えてくるだろう。

 

もちろん、音読もマインドマップも継続が一番の鍵となる。

継続すれば抜群の効果が得られるが、しなければ効果は得られない。

 

一方、効果性を耳にしても、不思議なことに多くの人は継続をなされない。

 

理由は、眠いとかつかれたとか、あきたからとか色々だ。

でも、それらの理由は、表面的かもしれない。

 

一番の理由は変化を求めつつ、実際は変化をしたくないのだろう。

下手に創造力がつくと、あれこれやりたくなってしまうからだ。

 

それで何か問題でもあるのか、と思われるだろう。

だが、事実は、問題でもあるかのように音読を止めてしまうのだ。

同様にマインドマップを書き続けることを止めてしまう方もいらっしゃる。

 

あれこれやり始めると、周りからいぶかしかがられ、あらぬ批判がくる。

要は「出る杭は打たれる」と言う現象だが、誰しも打たれたくない。

だから、継続すると確実な変化がある音読を止めてしまうのだ。

 

これが変化を求めつつも現場維持をしたい人の常だろう。

随分と愚痴っぽいことを書いてしまった。

 

話しをもどそう。

創造力をつけるにはマインドマップを書き、音読をすること。

どちらも、継続してこそ能力を上げ続けることが可能だ。

 

ここに選択がある。

継続は力なりを選ぶか。

現状維持を選ぶかである。

 

もちろん、現状維持は決して悪くはない。

だって、多くの人は現状維持でご満足なのだから。

ここに気づいた方は何が違いを作るのかをもうご理解だろう。

 

記:公認マインドマップインストラクター 近藤哲生

 

お知らせです。

近藤哲生事務局の西島千穂です。

創造力アップの方法も講座で近藤はお話ししています。

9月と10月のマインドマップ基礎講座にも近藤が登壇しますよ。

http://www.kondotetsuo.com/mindmap/seminar/MindMap_Basic/index.html

マインドマップ基礎講座で次のご質問を受けた。

「マインドマップで覚えたいことを書けば1度で覚えられるでしょうか」と。

 

本件は興味深い質問だ。

多くの方が興味を持たれることかもしれない。

そうでないかもしれない。

 

いずれにしても、記憶力が強くなることは関心があるだろう。

あるいは覚えたいことがある時は誰でもそう望んだことだろう。

特に、試験勉強をする時やプレゼンの準備をする時だ。

 

1度で覚えられるものなら、そうして覚えられることはとても望ましいだろう。もちろん、そのように考えたことは、正直に告白すれば以前に何度もある。特に資格試験の勉強をしている時は、そうだった。

 

では、現実はどうだっただろうか。

現実は「何度も」と告白したように、1度では覚えられなかった。

1度で覚えられなかったのは、能力の高低ではなく、それが自然なのだ。

 

どうして自然か。

説明すれば、脳がそうするのだ。

 

脳は重量比で体重の数パーセントしかない。だが、体全体が使うエネルギーのなんと25%を消費する。だから、生命維持も担う脳自身の働きから、省エネに働く。無駄にエネルギーを使わないように働くのが自然な脳の仕組みだ。

 

一方、何かを銘記し、それを記憶に変える。

そして、記憶を長期に保持することはそれだけエネルギーを使う。こうして、あれもこれも覚えようとすることはエネルギーを消費することになる。

 

つまり、一度であれもこれも覚えようとすることは、脳の仕組みに反する。よって、脳の仕組みから1度であれこれ覚えられない。

だから、冒頭に「1度で覚えられないのは、自然なのだ」とした。

 

また、1度で覚えられないことは、自然というよりある種の恩恵かもしれない。もし、全てのことを1度で覚えるようなことになれば、エネルギーを瞬く間に消費するからだ。

 

この事態はエネルギーを多量に必要とするような緊急事態に際したら、生命の危機を意味する。それでは困るので、危機に瀕しないようにエネルギー消費を抑える脳の仕組みが働く。だから1度で覚えられないことは、生命維持の観点から恩恵となる。

 

では、1度で覚えられないのなら、どうすれば覚えられるのか。

ここにまた脳の性質が関係している。

 

脳は生命維持も担っていた。

生命維持に関係していることなら別の仕組みが働く。

その仕組みを記憶の公式から始めよう。

 

繰り返しの回数×1回あたりのインパクト=銘記(記憶→保持)

 

左辺を説明しよう。

「繰り返しの回数」は同じことを何回繰り返したかの数だ。

「1回当たりのインパクト」は感覚や感情など各要素の強烈さだ。

 

特に、強烈さを取りそろえた典型が映画だ。映画は、まず感覚の強烈さを備えている。具体的には、カラフルな映像と、流れるようなメロディーと響きを帯びた音楽と、そして特殊な効果音で体を揺らす。

 

次に、ストーリー展開を使って笑いや恐怖といった感情的な強烈さを聴衆に与える。このように映画は強烈さを揃えているから、映画の内容を覚えようとしなくても、1度で確実に心に残る。

 

今度は右辺を説明しよう。左辺の値が低ければ、まず銘記が起こる。短ければ数分で忘却がはじまる。あるいは、数日間は覚えておける。

 

左辺の値が大きくなってくれば、銘記は記憶になる。数週間から1ヶ月くらいの間は覚えておける。中期記憶と呼べるものだ。

 

そして、左辺の値がさらに大きくなれば、数ヶ月から数年、場合によっては生涯にわたって覚えておける。つまり保持が起こる。これが長期記憶であり、試験で求められるものだ。

 

右辺は左辺の値で変化した。

左辺の積をどれだけ大きくするかで決まる。

 

例えば、試験勉強で考える。よほど特殊な才能の持ち主でない限り、法律の文言やテキストの内容に感覚的な、あるいは感情的な要素を感じにくいから、インパクトは低い。ここから、銘記を記憶に、記憶を保持に変えるには、繰り返す回数を増やす。

 

そう、1回で覚えられるような奇蹟が起こりにくいことが見えてくる。つまり、1回で覚えられないのだ。だから、繰り返し過去問を解いたり、英単語を発音したりする。だが、別の働きを起動させる可能性もこの公式が教える。

 

先に、インパクトが低いから繰り返しが求められるとした。

だから、逆にインパクトが高ければ、繰り返しの回数は少なくて済むのは当然だ。

 

その典型が、トラウマ的な記憶だ。皮肉にも、感覚的な、そして感情的な要素が揃っているからこそ、1度で銘記から記憶、そして保持へと脳はその出来事を保存する。

 

別の見方をすれば、トラウマのようなインパクトの高い体験は生命維持にかかわる。トラウマ的な体験でなくても、感情が揺さぶられるようなストレスの高い出来事は体に悪い。

 

例えば動物に襲われて恐怖を覚えるような体験は、できうる限りその再来を避けなければならない。避けられなければ命が危うい。また避けられない個体は生き残れない。

 

危うさを避けるためにはそれを経験した時や場所を脳に確実に保持することだ。それが、命を脅かすことの再来から身を守ることになり生命維持に役立つ。

 

まとめよう。ある出来事において1回当たりのインパクトを高くすることは、そうした生命維持のシステムを起動するから、銘記や記憶ではなく保持になる。決して、トラウマ的な体験をすることをすすめているのではない。

 

そうではなく、その仕組みを利用したものが、映画であり、効果的な勉強法である。ひいては「マインドマップで覚えたいことを書けば1度で覚えられるでしょうか」とした問いの答えになる。

 

つまり、インパクトを高くすればよいのだから、視覚や聴覚や身体感覚などできるだけ多くの感覚を動員し、感情的な要素が強まる環境でマインドマップを書くことだ。どこにそのような環境があるのかとお考えだろう。だからここからその答えを述べたい。

 

答えは、拙著で述べたティーチング勉強法をすることだ。自分が覚えたいことをマインドマップに書きながら人に教えてみることだ。と答えを見て気持ちがひいているだろう。なぜ、気持ちがひくのか。その状態がインパクトの高さを暗示しているからだろう。

 

そう。お察しのとおりである。人に教える場面には、緊張感やドキドキ感がある。下手をすれば死ぬほど恥ずかしい目にあう。逆に、上手くいけば賞賛がり高揚感がある。つまり、感情的な要素が十二分に揃っている。

 

そして書いているマインドマップに自分は刮目し、周りの意見を聞きながら、もちろん書くために動いているだろう。

 

このように、ハイインパクトな環境が人に何かを教える場面だ。だから、少ない回数で、上手くいけば1回で覚えることを望むならティーチング勉強法を実践することだ。

 

講師という人種は職業柄これを自然に実践している。だから、次々と新しいことを覚えられる。だが、恥をかく可能性もあるので、リスキーな仕事でもある。だが、記憶の面では、お鳥目をいただきながらものを効率よく覚えられるので、得もする。ありがたい。

 

記:BLI&NLPトレーナー、近藤哲生

 

 

 

最後に、近藤哲生事務局の西島からお知らせです。

そのような質疑応答も十分にできるチャンスがあります。

 

近藤が担当するマインドマップ基礎講座です。

フィッシュボーンノート術から

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「フィッシュボーンノート術」を読了。

フォレスト出版発行、著者は駒井伸俊氏だ。

 

久しぶりにフィッシュボーンのノウハウを再考できた。

書籍の内容は、フィッシュボーンの特徴や効果から始まって、仕事術や自己実現まで幅広い分野への応用例までが紹介されていた。なるほど良書である。

 

20代30代の方々には、フィッシュボーンが新しい手法に思えるかもしれない。しかし、勉強家の方にはそうでないかもしれない。本書でも紹介されているように、フィッシュボーンは超一流の企業が50年以上使い続ける古典的な手法である。

 

もちろん古典的な手法だからと言って、それが良いものであるかどうかは別の話である。NLPで言う等価の符合観念を犯したくない。ただし、マインドマップと合わせて使った経験から申し上げて、使いようによっては評価に値する手法である。当然、評価についてはマインドマップも同様だ。

 

さて本著の感想を少し述べる。事例の紹介や手法の展開がすばらしい。それだけに、フィッシュボーンの良さを強調するために偏った記述が導入部で散見されるのがやや残念だ。

 

例えば、本書37項に「しかし、実際にマインドマップを描いてみると、放射状に発散していくために、下手をすると情報が発散してしまい、まとまりにかけるという印象を受けます。」とされている。

 

確かに、そのような印象を受けるマインドマップがある。しかし、そのような印象を受けるのはマインドマップだけではない。情報が発散してしまいまとまりがないという印象を受けるのは、場合によってはフィッシュボーンも同様だ。

 

フィッシュボーンやマインドマップという手法が発散を招くのではなく、手法の使い手の頭が発散を招いているからだ。どちらのノート術にしても、頭の中身を紙の上に展開する手法だと見れば、頭の中味が発散していれば、手法の違いはあったにしても、そうなってしまうのは当然のことだろう。

 

つまり、マインドマップだから発散するのではなく、またフィッシュボーンだから収束するのでもない。使い手が発散的にあるいは収束的に考えているのか、それが眼前にでてくるだけだ。その知見から申し上げるとマインドマップだから発散するというのはやや短見であり、偏った記述と先に申し上げた。

 

また同38項に「マインドマップでは視覚化しやすいけれど、構造がつかみにくい」とあり、続いて「そこで、構造化と視覚化の両方を実現する『フィッシュボーン』の登場です」とあるのだが、これについても考えてみたい。

 

なるほど、「マインドマップでは構造がつかみにくい」との場合もあるかもしれない。だが、構造がつかみにくいのはマインドマップだけだろうか。構造がつかみにくいことに関して言えば、フィッシュボーンも同様だ。と言うのは、どちらの手法にしても同語反復するが、使い手が構造的に考えているか否かが紙面に現れるからだ。

 

さらに申し上げるならば、構造や構造化が何たるかその定義を伏せたままで断定的な記述が続くことにも疑問だ。著者としては、先の構造については、語るに足りない当然のことかもしれない。だが読者にとって、その概念は当たり前なのだろうか。構造の概念を明確に述べられる声を寡聞に知らない。

 

「では構造化をどのように捉えているのか」との疑問もあるだろう。だから、「構造化とは、相互に関係する部分が全体をなしている様子」と申し上げておこう。定義だけで分かりにくいので、事例をあげる。それが、事実・データと論拠と結論・主張といった相互に関係する部分が論理という全体をなしている端的な例だ。

 

改めて繰り返すが、マインドマップだから構造化ができないのではない。さらに、マインドマップは構造化を書き方として規定している。だが、構造化をしないマインドマップの書き方をする人がいるだけだ。もちろん、このことはフィッシュボーンについても同じだろう。マインドマップだから論理が、あるいは構造化ができないのではない。そうではなく、論理的に、構造的に考えない人が先にいるだけだろう。

 

論理を例あげれば、論理的な思考や論理的なセールストークが話題になること自体が教えているように、論理を意識している人が少ない。言い換えれば、構造化した思考をする、あるいは必要とする人が多くないのだ。

 

論理的な思考をするしないを以て、頭の良し悪しを言っているのではない。そうではなく、文化的な背景が論理を好まないということが背景としてあるからだ。同一言語を使い同一の文化を共有している社会において論理を持ち出さなくても話が通じる場面が多々ある。逆に言えば、共有する文化や言語がないからこそ、その壁を乗り越えるための論理が必要となる。

 

一方、若い人たちの中にも、「KY(空気が読めない)」というように以心伝心的な会話ひいては論理から離れた感性を重んじる思考を好む流れが主流となりつつある。いうなれば、当人たちが意識していようがいまいが、腹芸や察するといった日本の伝統文化に回帰しつつあるのかもしれない。それはそれで慶賀のいたりである。

 

こうして、論理的な思考から疎遠になっている人が多く見られる。そしてそれが、紙面に投影されて構造化されていないノート術が眼前に展開される。そうではないだろうか。

 

ではどうすれば構造化されたノート術を展開することが可能か。これまでの理路からご推察の通り構造化した思考を展開することだ。例にも挙げたが、何かに関して意見・主張述べるならば、データ・事実そしてそれを評価して意見に至る論拠を示す手続きを紙面に展開する。そうすれば、フィッシュボーンを使おうが、マインドマップを使おうが構造化は可能となる。

 

「構造化が難しいからそれを促すノート術が必要だ」とのご意見がもちろんあるだろう。ならば、一つの回答をマインドマップの事例をもって示そう。例えば、構造化されたスピーチ術、あるいは文章術というのがあるが、建築物が構造様式という型を以て構築されるように、どちらにしても型を使って構造化を図ることができる。

 

その型が4段構成であり6段構成だ。4段構成は、問題提起、意見提示、論拠、結論、と四つの部分で構成する。6段構成は、オープニング、トピック、意見提示、背景、論拠、結論、と六つの部分で構成する。オープニングとトピックを問題提起、背景を論拠に回収すれば6段構成も4段構成に還元できる。

 

どちらの方を使うにしても、六つの部分あるいは四つの部分を、紙面中央に書くテーマを表したから伸ばしていく最初の枝に言葉として記述する。こうして、構造化の一端を始めることができる。

 

最初の枝に書いた言葉を抽象から具象へ、原因から結果へ、というように階層化するように展開していけば、構造化をさらに進めることができる。階層化とは、一定の基準で物事が層状に並んだ様子である。視覚的に申し上げると、マインドマップの枝が大枝から中枝、さらに子枝へと広がっていく状態だ。

 

そのように階層化で展開された一連の枝の中に順序を示すための符号や番号を記述すれば、時系列や概念の序列を表現することもできる。こうすることを序列化というのだが、階層化に加えて序列化を導入することで、例えば論理構成も簡単に構造化できる。というよりも序列化や階層化を導入しないと論理構成は成り立たない。

 

手法が結果を保障するのではなく、結果が保障されるように手法を使うようにすることが大切だと最後に繰り返して強調する。

 

最後にお知らせ。

構造化について深く学べるマインドマップ基礎講座を開催中。

今年も脳と勉強法がトレンドとしての強みを発揮している。

 

書店では、脳と勉強法のタイトルが平積みで存在感を示している。
特に、脳科学者や東大生が書いた勉強法がしばしば目にとまる。
そのため、マインドマップとフォトリーディングは今年も注目されるだろう。

 

この不況下、組織を今までのようにあまり頼みにできない。
将来に備えての資格取得や能力検定を目指す個人が増えることだろう。
そのような個人が支える勉強ブームがこれからも続くと思われる。
勉強ブームの核となるものが、先の2つだからだ。

 

さて、マインドマップとフォトリーディングには面白い共通点を持っている。
ともに、それらの手法が書籍や雑誌で十分と言えるほど公開されている。
その一方で、双方とも1日なり2日間の講座が開催されている。

 

まず、マインドマップは、「ザ・マインドマップ」や「マインドマップ仕事術」、「マインドマップ超入門」を始め各種の書籍が存在する。なかでも、「ザ・マインドマップ」は特段の情報量を誇っている。各人が読みすすみ、各所にある手法に取り組めば多いにその手法から効果を期待できそうである。

 

次に、フォトリーディングは、「あなたもいままでの10倍速く本が読める」やそのムック本が存在し、これまたその手法に関して十分な情報開示がなされている。更には、ホームスタディーキットも販売されている。

 

2つの状況から、独修が可能な環境が整っていると言って良い。
この状況を眺めると、ここにひとつの疑問が起ち上がってくる。
それは、「手法が公開されているの一方で講座が存在するのはなぜか」だ。

 

1つの解答して、「それは独修できることであるのに、売らんがための単なる商業主義でやっているからだ」とすることもできる。もし、そうなら講座に参加した人々から「書籍でできることをなぜ講座にしたのだ」と苦情が上がるだろう。しかし、短見が及ぶ限りそのような苦情を耳にしたことはない。

 

では、なぜ独修可能と思えることを講座という環境でわざわざ学ぶのか。
その理由を次のことから見てみよう。

 

車の運転を覚えるには自動車学校に通う。
綺麗に泳ぐためにスイミングスクールに通う。
見事なティーショットを打つのにレッスンプロを雇う。

 

以上の3つに共通するものが、動的なプロセスとそれを修得する環境との関係である。講座に通う理由は、それと同様のことではないだろうか。

 

マインドマップもフォトリーディングも双方が、動的なプロセスである。

 

動的なプロセスとは、例えばスポーツに取り組む人の動きのようなものである。マインドマップは、セントラルイメージとして表現された目標にかかわる情報を毎瞬湧き出す連想や想像を、脳から紙面へと出力する。一方、フォトリーディングはこれから展開する手法で得ようと設定した目標にかかわる情報を、各種の視線や手法を駆使しつつ脳に入力していく。

 

このように、入力と出力の違いはあるものの、共にリアルタイムで常に変化し続ける知的過程のうえに両者は成り立つ。このように、2つに共通することは、まさにマインドスポーツとして動的なプロセスを持つと言える。

 

動的なプロセスゆえに、スポーツにおいて各種のコーチがなすような、そのプロセスを正しい方向に導くリアルタイムで正確なフォードバックが望まれる。それぞれの講座を担当するインストラクターがその役割を担っている。

 

「畳みの水練」と言われようが、書籍や雑誌に公開されている情報から手法をそれなりに学ぶも、動的なプロセスを学ぶ最適の環境である講座で学ぶも、個人の自由である。もちろん、その自由にはそれぞれに結果が伴うだけである。

 

マインドマップの書き方が直接に見て聞いてわかる基礎講座はこちら。
マインドマップ基礎講座

最近、ある人から不思議な話しを聞いた。

 

その方は、フォトリーディングのインストラクターである。

「フォトリーディングの講座に魔法を求める人がいて困る」と言うのだ。

 

魔法とは、一瞬で書籍や法律文章を理解することである。

または、英語の原書を一瞥しただけで分かるようになることだ。

そのようなことが不可能だと分かると、苦情を述べる人がいるそうだ。

 

それはいかがなものだろうか。

確かに、奇跡を期待したくなる気持ちも分かる。

私もそのような時期があったので、少なからず理解できる。

だが、その期待は裏切られても仕方がない、というのが私の考えだ。

 

もし、そのようなことができるならどうだろう。

誰が額に汗して本を読み、法律を学び、英語の辞書をめくるだろうか。

本当にそのようなことができるなら、とっくに教育に採用されるはずだ。

逆にできたとしたら、教育は決して採用しないだろう。

もし採用したら、それは教育でなくなるからだ。

 

そうでなくても、そのようなことが本当にできたら困ったことにならないか。

何でも見た瞬間に理解できることを想像して見て欲しいのだ。

もしそれが可能ならどうだろうか。

 

自分が理解したくないことも瞬時に理解してしまうことになる。

知りたくないことの情報が一瞬にして精神に乱入してきてしまうのだ。

それが事実として起こるとしたら、それに遭遇した心は混乱の極みだろう

 

極論に聞こえるかもしれないが、精神は崩壊に見舞われるだろう。

そこまでいかないにしろ、要するにそうなれば洗脳と同じである。

本人の意志とは無関係に短時間で精神的な変化が起こるからだ。

 

このようなことは知的健康から見たら危険ではないだろうか。

フォトリーディングに魔法を求めるのはそれを良しとすることだ。

魔法を求める人は、そのような魔法が自分自身にあって欲しいのだろうか。

本当にそれでよろしいのか。

 

ただし、フォトリーディングが危険だと言っているのではない。

そうではなく、フォトリーディングは読書法の1つなのだ。

あるいは情報獲得法であり、決して魔法ではない。

そのことを申し上げたいのだ。

 

日常的にフォトリーディングを活用するが、私に魔法は決して起こらない。

確実に理解や読書の速度が上がったりするのは確かなことだ。

だが、それは決して奇跡ではなくあたり前のことだろう。

それが洗練されたテクニックというものだ。

 

ただし、その効果があらわれるには条件があるのだ。

専門分野であったり、馴染みの作家であれば効果を実感できる。

考えてみればあたり前だが、そうなるのは語彙や知識があるからだ。

語彙が本に意味を与え、知識が推論を助けてくれるからなのだろう。

だから、専門分野や馴染みの作家ではフォトリーディングの効果が顕著に現れる。

 

以前、速読のパラドックスをこのブログに記した。

速読をするには、時間を掛けて本を読み語彙を増やす。

そうすることが、結果的に速読を助けるから精読の大切さを強調した。

 

以下は推測だが、フォトリーディングには省略された前提がたぶんにある。

その前提は、繰り返すが読者が語彙や知識を豊富に持っていることだ。

読者が脳内に高速検索できる辞書を持っていたらどうだろう。

想像するにまさにフォトリーディングが可能なはずだ。

目にしたことを高速に意味の検索できるからだ。

 

では、そのような脳内辞書は、どうしたら可能だろうか。

常識的に考えれば、日頃の努力や勉学によってできるはずだ。

過去を振り返れば、勉学で努力した人がでそうであったことが思い出される。

だから彼は高速に教科書を理解し優秀な成績を収めたのだ。

 

たぶん、フォトリーディングは地道に勉強する人にこそ恩恵をもたらす。

コツコツと未知の言葉を調べ、地道に知識を増やす人にメリットがあるのだ。

 

さて、考案者はNLPを学んでいる。

そのNLPを使って読書が得意な人を研究したはずだ。

その研究手法をNLPではモデリングというが、大方そうしただろう。

そうして、効果的な読書の戦略をフォトリーディングとして再構築したのだ。

そう断じるのは、各所にNLP的な手法が見受けられるからだ。

 

ただし、このプロセスで省略された前提があるようだ。

それが先に申し上げた読者の語彙や知識の豊かさだ。

 

なぜそれが言い落とされているか。

もちろん、それを言わないのは多くの速読法も同じである。

1つの推測を申し上げれば、それを言っては商品として売りにくいからだろう。

だからといって、速読法の全般が無効であることを意味しない。

努力を敬遠する人を遠ざけたくない心使いからだ。

 

例えばの話しである。

「朝起きたら顔を洗いましょう」といちいち言わない。

「眠る前は歯を磨く方が良いですよ」も同様に言われない。

フォトリーディングで、地道に語彙や知識を増やすことはそれと同じだ。

 

こうして魔法がフォトリーディングに存在しないことが分かった。

フォトリーディングを効果的にするには地道に勉強して語彙を増やすことだ。

 

もし、フォトリーディングを魔法たらしめたければ、額に汗して勉学する。

これこそが、考案者が省略した本当の前提かもしれない。

もちろんこれは試験勉強術にも通じている。

 

合格を目指す試験勉強術講座は3月20日に開催。

2月11日、試験勉強術の講座を好評のうちに修了。

 

遠路はるばる大阪からの方も含めて14名がご参加くださった。

週のなか日とはいえ、祝日のお休みなのにありがたいことである。

 

講座では、ご参加の方から実習の感想をお聞きする。

お聞きするのは、体験を言語化して学習効果を高めるためだ。

勉強のモチベーションを上げる実習の後に驚くべき感想を拝聴した。

ある方は、試験に合格した場面から逆順に合格への過程を垣間見たとのこと。

 

その過程が、創造的思考としてご紹介した、未来の歴史である。

未来の歴史は、歴史が過去のものと考えると、奇異に聞こえるだろう。

だが、未来を既に経験したこととしてみると、あり得ることとできる。

現に、我々は未来の歴史を持つから、デジャブを経験する。

 

過去のある時、未だ来ぬ時と場所を想像する。

次に、それと近いものを現在に見聞きする。

それが既知感・デジャブになる。

その既知感が、まさに過去において未だ来たらざる歴史の存在を教える。

よって、未来の歴史は現に存在すると言えるのではないだろうか。

 

未来の歴史はクリスティーナ・ホール博士が提言する概念だ。

現在の時点から未来を想定して、その未来からさらに未来にいたる。

さらなる未来から、未来を振り返ったとき、それは過去つまり歴史になる。

それをしてフュウーチャー・パースト、未来の歴史と博士は教えている。

 

人は心の中で時間軸を自由に移動できる。

その様は、さながらタイムマシンだ。

その時間軸をNLPではタイムラインという。

 

タイムラインをイメージの中で移動して人は未来の歴史を垣間見る。

それが人が持つ創造的な思考であり、成功者が取り得る思考パターンだ。

その思考パターンは未来から現在に向かって思考が逆流する。

通常の思考パターンとは順逆が転倒しているのだ。

 

つまり、この思考は結果から原因を想像する。

望みの結果を思い描きそれを支える原因、つまりそれまでの未来や現在を思う。

よって、この思考をする人は、必勝の人であり、成功者となりうるのだ。

このような思考パターンを実習あとのご感想で拝聴して驚いた訳だ。

たぶんその体験をお話しになった方は合格を確実に目指されるだろう。

 

そうではあるのだが、決して奇跡的方法の存在を示唆しているのではない。

そうではなく、合格を目指せる人は実に地道で努力家なのである。

そのイメージがあるから、額に汗して勉強できるのだ。

そうして取得した資格だからこそ価値がある。

 

その一方、最近の風潮はそれをレバレッジなどと言いつのり認めなかった。

ところが、レバレッジについては米国経済の状況が見事に教えている。

ご覧の通りの混乱ぶりがレバレッジの行く末である。

 

加えて、要領ではなく、まじめに稼ぐことがいま見なおされている。

ある程度の要領も大切だが、試験勉強も同じではないだろうか。

結局は、努力のひと、地道な人が合格する。

地道に努力して合格を目指せる勉強術を講座ではお伝えしている。

ただし、勉強術は気合いや根性ではなく脳科学を軸にした効果的なノウハウだ。

 

共同開催者の萩原氏と夕食を共にしつつ講座の振り返りをしていたときのこと。

「我々が伝えたいことはまじめに勉強することですね」と萩原氏が仰る。

 

萩原氏は華のあるお顔立ちであるが、実に体育会系なのだ。

そのご発言にやはり体育会系の近藤は我が意を得たりの感を深めた。

そのせいかビールが一層おいしく感じられ一気にビールジョッキの底を深めた。

 

そんな2人がまた、3月20日(金・祝)に試験勉強術の講座を開催する。

 

 

 

 

 

まず、前回を振り返る。

 

方法記憶とTEFCASについて述べた。
方法記憶は手続き記憶とも呼ばれるが、やり方の記憶だ。
TEFCASは成功に向かって螺旋状に上昇する変化の過程である。

 

そこから効果的なマインドマップの学び方をお伝えした。
さて、今回の話をすすめよう。

 

今回はマインドマップの習慣化について述べたい。
書籍をみてマインドマップを覚えようとする人に共通点がある。
その人たちがもつ共通点が、マインドマップを習慣にできないことだ。

 

なるほど、別に習慣にする必要はなさそうである。
だが、マインドマップを習慣にする必要が多いにある。
習慣にすべきとは言わないが、習慣にするに越したことはない。

 

その理由は、マインドマップがマインドスポーツだからだ。
スポーツは、定期的に練習することでその技能が確実に向上する。
繰り返し練習することで、技術の試行錯誤が行われるからそうなる。
マインドマップも同様である。

 

野球の捕球動作をみてみよう。
繰り返し捕球練習をすることでどのような球も取れるようになる。
バレーボールのレシーブも同じだ。
繰り返しレシーブの練習をすると様々なレシーブが可能になる。

 

こうしてみてみるとマインドマップも同じことが言える。
繰り返しマインドマップを書いているとどうなれるだろうか。
マインドマップで様々な思考の動きを捉えることが可能になる。

 

もちろん繰り返し書いていなくてもある程度はそれができる。
だが、繰り返し書く、つまり習慣にすることで確実にできるようになる。
そのことは、例えばブランチの上にかく言葉を選ぶときに顕著にあらわれる。
その時の発想や連想、考えを表す最適のキーワードを選べるようになれるのだ。

 

確かに、マインドマップは美しく書くことが強調される場合がある。
だが、見た目は美しくとも、情報的には美しくない場合がある。
それが、言葉が発想や連想を適確に捉えていないときだ。

 

では、どうやったら適確に考えを捉えられるようになるのか。
前述の通りにマインドマップを繰り返し書く、つまり習慣にすることだ。
十枚書いたより二十枚、二十枚より百枚書いた方が確実に技量は上達する。
それはマインドマップに限らず文章を書くことでも同じだろう。
どれだけ書いたかに比例して書く人の言葉は力を得る。

 

思考を補足する力は、言葉の選び方からイメージの書き方にもあらわれる。
ただし、イメージが絵的に上手くなることだけを言っているのではない。
そうではなく、絵的に下手でも適確なイメージを描けるようになる。
適確とは、その時の思考をそのまま切り取った様であることだ。

 

下手でもその絵を見たり、思い出したりした瞬間に様々なことが起こる。
例えば、マインドマップの内容を短時間に想起できる。
その時の発想をさらに広げることが可能になる。
望まれる記憶力や発想力の向上が起こる。

 

そうなるのもマインドマップを習慣にできた時の話である。
もちろん習慣にする際は書き方に悪癖をつけないことが大事だ。
悪癖があるまま繰り返し書くと、悪癖も確実に強化されるからだ。
それではマインドマップを書くことで得られる効果が減じてしまう。

 

悪癖を避けるにはどうするか。
早いうちに書き方の指導を受けることだ。
そうすることで安心してマインドマップを習慣にできる。
正しい書き方を習慣にしてこそ、マインドマップのメリットを享受できる。

 

マインドマップ基礎講座の開催は3月1日と8日

前回を振り返る。

 

マインドマップを学ぶには何が大切だったか。
リアルタイムに進むTEFCASと、
インストラクターの存在だった。

 

そのように述べて、その3を閉じていた。

 

今回は、その理由を記憶の仕組みが教える。

 

まず記憶の仕組みついてどのようにお考えだろうか。
一概に「覚えることだろう」と言われるのが事実である。
ところが、その仕組みは、単に「覚えること」では括れない。

 

記憶には多くの種類がある。
種類ごとに機能が違うからだ。

 

記憶は、覚えたことの保持時間で短期記憶と長期記憶に分かれる。

 

短期記憶は保持時間が長くて3分である。
名刺に記された電話番号をみて電話をかける時に使う。
電話をかけ終われば、名刺を見返さない限りたいてい忘れてしまう。
短期記憶だから、忘れるのは自然なことである。

 

長期記憶は、3分以上の保持時間を持っている。
長いものは、一生にわたって記憶内容が脳に保持される。
長期記憶は、体験記憶と意味記憶と方法記憶とに分かれる。
以上が、以下の説明のために迂回した記憶の俯瞰だった。

 

さて、方法記憶(手続き記憶)は、物事のやり方に関する記憶である。
原始的だが、最も堅固で高齢になっても最後まで残る記憶である。
例えば、歯磨きや自転車の乗り方、スポーツまで広範囲に及ぶ。

 

スポーツなら、野球のバッティングやゴルフのショットのやり方だ。
ご存じのように、それは決してテキストで覚えられるものではない。
体験学習によって学んでいくものだ。

 

その修得は、バットやクラブを手にもってフォームの練習から始まる。
手に豆を作るほど繰り返し練習をしてそのやり方が身につく。
要するに体を動かして覚えるのが方法記憶である。

 

方法記憶を身につけるには、体験的な繰り返しが不可欠なのだ。
繰り返しとは、TEFCASのループをSに向け回すことだ。
そのイメージをその3からここに転記する。

 

       →→→
      ↑   ↓
T→E→F→C→A S
↑       ↓
 ←←←←←←←


 

こうして試行錯誤のうちに方法記憶が定着する。
定着する中味が勘やコツと言われる高次の学習だ。

 

試行錯誤の例が、ゴルフのティーショットの練習である。
スライスをし、フックになり、次第にコースに打球がのる。
ここにめでたくティーショットのコツが身についたことになる。

 

確かに、面倒な話である。
だが、いったん身につくと、忘れない。

 

数ヶ月の時間が経ってもその記憶は保たれている。
もちろん、覚えたときよりも上手くできる保障はない。
しかし、ほとんど忘れることのない強固な記憶が方法記憶である。

 

その証拠として、青春時代に野球に打ち込んだ方ならどうだろうか。
体力的な問題はあるもの、年令に無関係に野球ができる。
このように方法記憶は強固である。

 

ところが、方法記憶の強固さがデメリットになる場合がある。
いわゆるバッティングやショットに関する悪癖である。
スポーツの上達を阻害する癖である。
いったん癖がつくと直りにくい。

 

方法記憶が癖を取り込むと、方法記憶の強固さから修正が困難だ。
ゴルフファーなら、スライスやフックに今もお悩みかもしれない。
癖となった方法記憶は、ご経験のようについてしまうと修正が難しい。

 

このことはマインドスポーツであるマインドマップも同じだ。
いったん書き方が身につくと一生にわたって使える。
繰り返すが、方法記憶となるからだ。
だが、これも問題をはらむ。

 

例えば、マインドマップを独修する。
そこでいったん悪癖がつくと修正が難しい。
練習しても、スコアが伸び悩むゴルフも同様である。
書き続けても、効果が感じられないマインドマップもそうだ。

 

ここもマインドマップがスポーツに酷似している点だ。
ともに方法記憶が支えるのでそうなるのだ。

 

では、悪癖を回避する方法は何か。

 

その回答を前回のTEFCASが教える。
リアルタイムにFCAのプロセスを経験することだ。
FCAはFeedback、Check、Adjustである。

 

Feedback:書き方について情報提供を受ける。
Check:情報を参照して自分の書き方を確認する。
Adjust:確認したことを元に書き方を調整する。

 

書き方をテニスのショットに置き換えるとどうか。
こうして書いていると、レッスンを受けた記憶が蘇るようだ。
かくもマインドマップは、マインドスポーツであると言えよう。

 

FCAのプロセスは情報提供と確認の質が学習を左右する。
前回も述べたが、自らFCAを未だできないから学習者なのだ。

 

指導のもとマインドマップの書き方を直に体験的に学ぶことである。
こうすることで、悪癖を自分のマインドマップから遠ざけられる。
この点からもインストラクターは学習者の学びを支援する。

 

野球もゴルフも直接に指導を受けて覚える。
マインドスポーツであるマインドマップも同じである。
直接に見聞きしてTEFCAのループをSuccessに向かって回す。
自分の書き方が成功に向かっているかを確認しつつ学ぶことである。

 

さて、あなたは成功に向かってループを上昇させたいだろうか。
または、書けないという諦めに向かってループを下降させたいだろうか。

 

あるいは、これで良いのかと迷いのループにとどまっていたいだろうか。

 

マインドマップ基礎講座は2月1日、3月1日に開催

前回を振り返る。

 

マインドマップを間違いなく覚えるにはどうするか。
直接に見て、聞いて、手を動かして習う環境に身を置くことだった。

 

スポーツは動的な行為である。
マインドマップは動的な思考を紙面に写し取る行為だ。
2つが動的な性質を共有することから、冒頭のように記した。

 

もちろん、それが何であるかをテキストから知ることはできる。
しかし、共にテキストから体得することは極めて困難だ。
共に、動的な性質を蔵するからである。

 

例えば、次のことはどのように学んだだろうか。
泳ぎ方や自転車の乗り方、車の運転などである。
最終的には、学ぶ対象を実際に行ったのは事実だろう。
それが、スポーツを始め動的なものを学ぶ骨法だからだ。

 

以上から、動的な行為であるマインドマップはどう学ぶべきか。
すでに、ご賢察のとおり、実際に書いてみることである。

 

換言すれば評価者ではなく、主体者になることだ。
評論家は選手になれないが、選手は評論家になれる。
スポーツがそうするように、口ではなく実際に手を動かす。
まずは口を動かしても良いが、見よう見まねで書いてみることだ。

 

ただし、テキストを見本にすることはどうだろう。
もちろん、テキストのマインドマップを見本にするのも良いだろう。
だが、最終的には直接に見聞きして実際に書き覚えることをすすめたい。

 

理由は、マインドマップがマインド・スポーツだからだ。
手本とするテキストのマインドマップは最終形で静的である。
そのために、どこから初めて、どのように終わるのかが不明だ。

 

ただし、不明なことは、見るものの能力とは無関係だ。
不明さは動的なものをテキスト化するときの必然である。

 

こうしてマインドマップの動的な面をテキストから見て取れない。
動的なものを学ぶには、動的な見本を直に見ることが分かりやすい。

 

では、どのように実際に見聞きして学ぶのか。
ここにトニー・ブザンから学びのプロセスをご紹介しよう。
そのプロセスを表す次の言葉の頭文字をとってTEFCASという。

 

このプロセスを動的な見本を真似るときに適用したい。
真似ることは、「まねぶ」に通じることはご案内の通りである。

 

Try   =試行する
Event  =試行の結果
Feedback =結果から情報を取得する
Check  =取得した情報から達成状況を比較、分析する
Adjust   =比較、分析を元に試行に修正を加える
Success  =成功、つまり目標が達成する

 

このモデルは変化のモデルでもある。
あるいは、目標達成のモデルともいえる。
NLPをご存じの方は、TOTEモデルを想起するだろう。

 

このプロセスは、実際にはTからAまでが循環するループである。
ループの途中にあるCで達成状況に達したらループが成功Sに抜ける。
つまり、TからAのループは成功Sに向けて螺旋状に上昇する。
図示するならば下図のようになる。

 

       →→→
      ↑   ↓
T→E→F→C→A S
↑       ↓
 ←←←←←←←

 

こうしてみると、学びのプロセス自体が動的であることが分かる。
ここから、テキストのみの学びが困難なものかが見て取れる。
テキストはリアルタイムにFもCもしてくれない。

 

学習者がプロセスの主体者になり、同時に観察者になる必要がある。
だが、学びのプロセスにあるものは、あくまでも主体に限定されるべきだ。

 

学びのプロセスは間断ない体験の連続体として構築されるからである。
観察者になろうとしたその瞬間に体験は断裂し学びは成立しない。
ここから、学ぶのプロセスにFとCを行う立場の人があって欲しい。
その立場を取るものが、コーチやインストラクターである。

 

もちろんこれについて次のような反論は予想される。
学びの主体を取り終えた後に、観察者の立場を取れば良いではないか、と。

 

なるほど。
それも一理ある。
だが、問題がある。

 

ループを成功に向けて上昇させるにはFの正確さやCの質が大事だ。
Fの正確さやCの質をまだ持っていないから学習者なのである。
そして、FとCを有益なものとできるから指導者なのだ。
こうして、指導者の下で学習を行う意義がわかる。

 

学びを効果的にする学び方はどのようなものか。
その学び方はFEFCASの連続であり、動的である。
動的であるから、マインド・スポーツと言っても良いだろう。

 

さらにマインド・スポーツであるマインドマップを学ぶには何が大切か。
リアルタイムに進むTEFCASとインストラクターの存在である。

 

マインドマップ基礎講座は2月1日と3月1日に開催

マインドマップをマインドスポーツと前回から呼び始めた。

 

マインドマップがスポーツのように動的な過程を持つからだ。
絵や言葉を使って毎瞬の脳の働きを紙面に写す。

 

脳の動きは紙面中央の絵から現れる。
中央の絵から伸びるブランチに表現される。
そして、ブランチの上に書かれる言葉や絵となる。

 

いま、脳の働きはこの瞬間も文字をみて意味をとり続ける。
そのように毎瞬毎瞬変化し続けるダイナミックな動きをする。
というように、ここまで文章を解釈することも極めて動的だろう。

 

例えば、「昨日の同じ時間に何をしていた」と問うとどうだろうか。
間髪入れずに多彩な思いが心をよぎりさらに広がるだろう。
こうしても脳の動きが動的であると分かる。

 

その動きを紙面に写し取る行為がマインドマップだ。
自ずとマインドマップも花火が大空に広がるように動的だ。
動的な性質からして、動的な行為であるスポーツになぞらえた。
以上のことからマインドマップはマインドスポーツであるとした。

 

そこから動的なスポーツが紙面で学べないはご承知の通りだ。
同様に動的なマインドマップも紙面で学びにくいのは自然だろう。
にもかかわらず、間接的に学ぶことに固執するリスクを前回はあげた。

 

リスクとは、労力や時間を浪費することだ。
マインドマップの書き方をどう覚えようと個人の自由だ。
だが、その自由を称揚するが余りにリスクを回避できない。
理由は、繰り返すがスポーツもマインドマップも動的な行為だからだ。

 

こうして、動的なものを学ぶプロセスが見なおす提言をした。
「ではどのように学べば良いのか」として前回を閉じた。

 

振り返って見ると前回はこうだった。

 

さて、マインドマップをどのように学ぶかに話を進めたい。

 

スポーツを学ぶ方法が適用できそうなことは、ご賢察の通りだ。
つまり、直接に見聞きして手を動かして習い覚えることである。
動的なものを学習する方法は、それ以外に寡聞にして知らない。

 

例えば、野球やテニスはどのように覚えたか。
なるほど、手始めに教則本をなぞって習い始めただろう。
だが、本格的に習うには直接に見聞きして体をうごかした。
つまり、覚える対象を実際に体験して学習したのではなかろうか。

 

文字は、事象のほんの一面を表すシンボルである。
コミュニケーションにおいても全情報の7%しか伝えない。

 

よって野球なら走攻守どれ1つにしても文字ではうまく表現できない。
これが、文字情報で動的な行為を習おうとする時の限界なのである。
ここから、動的な行為を習うには見聞きして手を動かすことが必須だ。
ズバリ、能書きを見るより体験学習をすることだ。

 

体験学習が動的なものを習う時の常道であるのは間違いない。
動的でマインドスポーツといえるマインドマップ。
その学習も同様なのだ。

 

ここで疑問があるかもしれない。
マインドマップの書き方が文章化されているのはなぜかと。

 

確かに「ザ・マインドマップ」を始めそうした書籍が多くある。
だが多くあることは決して紙面で学べることを意味していない。

 

野球やテニスの教則本が沢山あることと同様だろう。
一方、実際にそれらを学ぶ時にはフィールドに出て行く。
書籍は、スポーツもマインドマップでも入り口であることを意味する。

 

あるいは、既に動的に学んでいるものの参照枠として存在する。
動的プロセスはあくまでも体験の中にのみ生命をもつ。
文字はその一部を捉えた剥製だと言える。

 

マインドマップの書き方が書籍で紹介されているのは事実だ。
だが、これにしても紹介されることが十分な学習可能を意味しない。
あくまでも、取りかかりであり、入門であり、参照枠に過ぎない。

 

その理由はこうである。
例えば、野球を取り上げよう。


グラウンドにはベースを4つ用意する。
1つのベースをホームベースと決める。
その左右の立ち位置をバッターボックスにする。
ベース正面から離れた位置をピッチャーマウンドする。
ピッチャーはそこから球を投げる。
以下省略・・・。

 

先の記述から動的な野球を覚えることはできない。
同様にマインドマップの書き方を読んで覚えられない。
マインドマップの書き方の紹介であって覚える方法ではない。

 

確かに、想像力がたくましい方はそれなりにお始めになる。
ところが、「それなり」がマインドマップの書き方に誤解を招いている。
それ以上に、TPOでとう使い分けるかは、盲人象をなでるがごとくだろう。

 

誤解の例をあげる。

 

セントラルイメージが単色で小さく平面的である。
セントラルイメージとそこから出るブランチが繋がっていない。
ブランチの上に書く文字列が単語ではなくフレーズになっている。

 

以上の書き方は正式なマインドマップの書き方からすると誤解である。

 

ただし、誤解はご本人の能力とは無関係である。
そうなるのは、文字情報のみに頼って動的なプロセスを習おうとするからだ。

 

これが文字情報から動的なプロセスを学ぼうとすることの限界だ。
学ぶ主体の能力が限界を持っているのでは全くない。
そうではなく学ぶ方法に限界があるだけである。

 

以上から、マインドマップを習うには直接に学ぶことを強調したい。
つまり、直接に見て、聞いて、手を動かして学ぶことだ。

 

野球を習うにはフィールドにでる。
テニスを習うならば、コートに立つ。

 

マインドマップを使えるように覚えるにはどうするか。
直接に見て、聞いて、手を動かして習う環境に身を置くことだ。
しかも様々な経験を提供できるメンターに出会うことがよいだろう。
そうすれば、自分の学びを疑いつつ学ぶことよりもずっと楽しいはずだ。

 

記:ブザン公認マインドマップインストラクター 近藤哲生

 

お知らせです。
近藤哲生事務局の西島です。

あなたもマインドスポーツとしてのマインドマップをマスターできる。
マインドマップ基礎講座に参加しませんか。

http://www.kondotetsuo.com/mindmap/seminar/MindMap_Basic/index.html

 

今年のトレンドをどのようにお考えだろうか。

 

有名な出版社は今年のトレンドを「脳」と表した。
また別の出版社は加えて「勉強術」だとしていた。

 

なるほど。

 

脳に関係した書籍が書店では平積みになっている。
例えば茂木健一郎氏の本を始め脳がタイトルの本が目に付く。
勝間和代女史の書籍も前年に変わらず平積みになっている。

 

その一端としてマインドマップの本も同列に並んでいた。

 

マインドマップが脳の取扱い説明書と言われるからだろうか。
速読法や勉強術で取り上げられることが多いのでそうなるだろう。
例えば、「マインドマップ超入門」といった本が、そのひとつだ。

 

その傾向が僕のサイトにも見られる。
多くの人がホームページにご訪問になっている。
「マインドマップの書き方」のページは月に1800回訪問がある。
たいした数字ではないが、昨年に較べて訪問数は確かに増えている。
このように脳と並びマインドマップは衆目を集めている。

 

マインドマップにご関心をお持ちだろうか。
もしそうなら、マインドマップをどのように学びたいだろうか。

 

マインドマップ関連の書籍は良好であると聞く。
先の数字が示すように多くの人が文面から学びたいようだ。
本やホームページからマインドマップの書き方を学びたいのだろう。
忙しい毎日だから、手軽に学びたいのは正直な気持ちと拝察する。

 

では、その学び方を考えてみだい。
マインドマップを本やサイトで本当に学べるのだろうか。

 

確かに、本やサイトから学べるなら、嬉しいことだ。
効率を優先して学ぶ点からすれば、自然なことだろう。
しかし、そうした方法では悲しいかな学ぶことはできない。
文面からマインドマップを正しく学ぼうとすることは無理がある。

 

できない理由はこうだ。

 

マインドマップのプロセスが動的なのだ。
マインドマップは、頭つまり思考の動きを紙面に表現する。
思考の動きがどうかは、次の問いかけを試していただければ分かる。

 

今と同じ時間に、昨日は何をなさっていただろうか。
それを考え始めた瞬間から、考えが多彩に広がったではないか。
その様は夏空に広がる花火のようであり、まさに思考は動的である。
こうしてマインドマップのプロセスは動的だと確認できる。

 

一方、動的なもので端的な例がスポーツである。
ここで想像していただきたい。

 

本をみて泳げるようになれるだろうか。
教則本を読んでテニスが上手くなるだろうか。
テキストを見ればゴルフができるようになるだろうか。

 

答は明白、不可能である。

 

同様にマインドマップの書き方は本やサイトから学べない。
学べないのは、あなたの脳力が低いからではない。
マインドマップは思考を記述する方法だからだ。
マインドマップを書くことが動的な行為だからである。

 

動的なスポーツを紙面で学ぶことは無理なことだ。
同様に動的なマインドマップを文字で学ぶことはできない。
動的な共通点から見るとマインドマップはスポーツと同様だ。
例えるならば、マインドマップはまさにマインドスポーツなのだ。

 

ところが、マインドマップに関心を寄せる人はどう学ぼうとするか。
マインドマップの性質からできないことなのに、本で学ぼうとする。
あるいは、検索をして該当するホームページに習おうとする。
そのご要望にお応えすべく情報は惜しみなく出している。

 

こうすることは決して悪くはない。
だが、そうする人は本を読みサイトを検索するが、結果はどうか。

 

その中途半端な学び方から、結局はマインドマップを諦める。
文字情報からだけで学ぶことは無理なことだ。
結局、お金や時間が無駄になる。

 

確かに「私はできているから」との反論は予想できる。
では、その反論にお答えいただきたいことがある。

 

そのマインドマップで仕事が進むようになっているだろうか。
つまりそのマインドマップの書き方は有益だろうか。
その書き方は成果を生んでいるだろうか。

 

予想は否だが、いかがだろうか。
つまり、書いている手間に見合わないとみる。

 

短見が及ぶ限り、できていると言う方のほとんどが勘違いだ。
本物の書き方ではなく、もどきの書き方になっている。
よって、書いても成果が得られないままだ。

 

成果のなさに嫌気がさし結局は「マインドマップは使えない」と仰る。
なるほど一理あるかもしれないが、やはりそれは見当違いだ。
世界的な企業で採用されているのが事実だ。
教育の分野でも世界的に普及している。

 

その善し悪しを論じているのではない。
もどきでは労力や時間が無駄ではないか。
その事実を見ていただきたい。

 

労力は無駄にしても一晩休めば回復する。
だが、時間はいったん使ってしまえば挽回が不可能だ。
忙しさを以て、安易な学び方を求めることが裏目に出ている。

 

ではどのように学べば良いのか。
その問いが立つだろう。
すぐにお答えしたい。

 

だが、すでに長文なっている。
文面の長さに最近は苦言もいただく。
よって、ご回答は次にしよう。

 

マインドマップ基礎講座は2月1日と3月1日に開催


 

昨日BSを見た。

番組が「京菓子」を話題にした。

多彩なお菓子が目を楽しませ、お茶を誘う。

 

そのお菓子を売っているお店に話題が移った。

お菓子屋さんといっても、京都では1種類ではないとのこと。

おまやさん、おもちやさん、おかしやさん、と3つに分かれる。

お饅頭屋さん、お餅屋さん、お菓子やさんと言うわけだ。

 

なるほど。

古の都、奥が深い。

 

そして、お菓子も同様だった。

その中で干支やお祭りをテーマにしたものがあった。

子年は小さくネズミをかたどった焼き印をお菓子に当てる。

葵祭のお菓子は、稚児さんがきる着物の柄があしらってあった。

 

そして、酉年のお菓子はどうだったか。

数本の細い香ばしさが漂う線が格子状に刻印されている。

その刻印が何を言おうとしているのかを言葉にできなかった。

その疑問をおって解説が続いた。

 

・・・

 

「鳥かご」を表しているとのこと。

なるほど、膝を叩いて得心した。

 

カゴの刻印から酉の連想を誘っている。

酉を直に表さず、連想をもって人に酉年を想像させる。

 

俳句の世界にも通じるものがある。

「古池や蛙飛び込む水の音」に思いが及ぶ。

 

この奥深さとは、なにか。

キーワードをもって多くを語らしめるマインドマップの本質を思った。

このように連想と想像は時空を超えて豊に語りかける。

京菓子にマインドマップの本質を見た。

 

創始者トニー・ブザンは京都や奈良を好むという。

たぶん、彼にも私たちのメンタリティが分かるのだろう。

だから、マインドマップは日本人の思考に最適のツールなのだ。

 

未だ良く分からない。

しかし、たぶんそうなのだ。

 

マインドマップ基礎講座は2月1日と3月1日に開催。

 

 

 

KondotetsuoS.jpgこんにちは。

BLI&NLPトレーナーの近藤です。

 

昨日のこと新しいことをしました。

今までの写真でも良いんじゃないかなと思っていました。

でも、やっぱり写真を撮り直すことにしたのです。

 

そうした背景がありました。

ひと月くらい前のことでした。

BLI、ブザン公認インストラクター向けにWEBセミナーがあったのです。

講師はインストラクターを束ねていらっしゃる神田昌典先生。

 

テーマはパーソナルブランディング。

自分で自分をブランドにどうやって育てるか。

極めて興味深く、かつ奥の深いものでした。

神田先生は、見た目も大切にしなさいと言っていました。

 

なるほど。

痛いところをズバリとご指摘いただいた感じでした。

 

メルマガでは以前に「自己イメージ」をテーマにしていたからです。

灯台もと暗しで、自分のことは「別に良いじゃない」と棚に上げていました。

なのに、自己イメージをアップしましょう、と申し上げていたのです。

多いに反省した訳です。

 

自己イメージをあげるには2つの言語が使えます。

 

1つは、社会的な言語である言葉です。

メルマガでは自己イメージアップのアファメーションをご案内しました。

 

もう一つが、個人的な言語であるイメージです。

ズバリ、ヴィジュアル、つまり見た目です。

 

自分の見た目は自己イメージに直接に影響があります。

例えば、ドレスアップした自分を鏡で見ると瞬間に気分が変わります。

顔つきや言葉使いも自然に変わってしまうほど、見た目は強力です。

加えて、周りも見た目の変化に違う反応をしますから、

二重に私たち自身に強力な影響があります。

 

自己イメージとは会社で言えば社長です。

社長の下に様々な役職が階層をなして影響を受けます。

それに似て自己イメージの下にも様々なものがあります。

信念・価値、能力、行動、環境と順に下層に位置します。

ですから、自己イメージの変化は環境にまで影響を与えます。

 

もちろん、下層のものも自己イメージに影響を与えます。

でも、自己イメージの影響はそれにもまして強いのです。

例えば、価値や信念を変えますから、下層の能力や行動も変わります。

能力や行動が変われば、もちろんパフォーマンスがかわります。

ビジネスでもプライベートでもその効果は絶大です。

 

こうして、パーソナルブランディングにも自己イメージが大切なのです。

だから、新年に備えて自己イメージを見なおす。

そのために写真を撮り直したのです。

それが冒頭のものでした。

 

新年に向けて自己イメージを見なおしてみませんか。

マインドマップを書いてみると自分のことが良く分かります。

あなたも自己イメージを変える最初の一歩を始めることができますよ。

 

12月は23日、1月4日・11日とマインドマップ基礎講座を開催します。

 

 

 

「変」に備える

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いかがお過ごしですか。

BLI&NLPトレーナー近藤です。

 

今年もあとわずか。

恒例の行事が続きますね。

その1つが「今年の漢字」です。

 

今年の漢字は一位が「変」です。

二位が「金」、そして三位が「落」です。

ベストスリーを見ると今年の世相が見事に反映するようです。

例えば、「落」は米国で対企業が次々とそれを表してくれました。

「金」は国内で政府始め各所で様々な出来事を繰り広げて見せました。

 

加えて今の経済状態です。

どうやら「百年に一度の危機」とのこと。

どうやらと申し上げたのは、世の中の動きが「変」だからです。

危機的状況が本当なら、政府や企業の対応はこれでよろしいのか。

 

だって、やっていることは、これまでに見てきたことばかり。

危機が本当であるならば、これまでとは違ったことをするのが筋目でしょう。

 

でも、やろうとしていることは、これまでと同じに見える。

例えば、政府はご存じのように金のばらまきでこの場をしのぐつもり。

企業は、これまでと同じように人員削減でコストカットと常套手段をとる。

双方の動きから拝察するに、もしかしたらば危機というのが疑わしい。

双方の動きはこれまでのような平時と同じだからです。

 

危機と言うのが変なのか。

企業や政府が変なのか。

良く分からない。

 

でも世界的に見ればどうでしょう。

米国や中国が状況を明示しています。

だから、危機というのはまず正しいでしょう。

ならば、変なのは何なのかこれは自明の理です。

政府や企業に頼っていては、自分が変になりそうです。

 

政府はともかく、企業の将来は変になっているかもしれません。

では、私たちはこのような「変」にどうしたら良いのか。

 

例えば、セッセとタンス貯金に励むのも1つでしょう。

でも、百年に一度の危機が本当なら、

実際に経済状態が悪化すればお金も紙くず同然です。

 

だから外的状況にあまり左右されない備えが不可欠のようです。

その1つがどんな状況でも全て解決できるとまでは言わなくても、

できるだけ望ましい状況を創作できる能力を身につけること、

言わば逆境を乗り越えるアイディアを作れる頭を持つこと。

 

それなら百年に一度の危機を好機に変えることも可能ではないでしょうか。

事実、この状況にあっても逆に社員を増やしている企業もあるのです。

その企業は状況に合わせて、自らが業態を変えたのです。

だから、「変」な世相に変にならずに済んでいる。

危機を好機に変えている。

 

さて、危機を好機に変える頭の使い方を知りたくありませんか。

脳の取り扱い説明書と言われるマインドマップが頭の使い方を変えます。

 

12月23日、1月4日と11日にマインドマップ基礎講座を開催します。

 

勉強にも使える「やる気」の出し方

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こんにちは。

BLI&NLPトレーナーの近藤です。

 

すす払いはこの季節にお約束の行事ですね。

各地の神社仏閣でのすす払いが話題として耳に届きます。

皆さんは、新年に向けて住まいの大掃除は進んでいますか。

 

確かに、毎日の忘年会やお付き合いでそれどころではない。

大掃除はしたいけれど寝て曜日で掃除どころではないかもしれませんね。

疲れていると掃除を後回しにしたくなるものは自然な気持ちでしょう。

 

でも、やはり綺麗になった住まいで新年を迎えたいものです。

大掃除をする方がいかにも年が改まった感覚を楽しめるものです。

 

では、どうしたらやる気のない自分を掃除に向かわせられるか。

だるいくてやる気がない時は本当に困ったことですよね。

 

昨日のことですが、困ったことに直面しました。

大掃除は少しずつやっていたのですが、台所周りに手がつかない。

毎日使っていて、もう少し綺麗にしたい、と思いつつも先延ばしにしている。

特にフライパンを使う度にレンジ周りのべっとりした油汚れが気になっている。

 

油汚れのベットリした感覚が掃除の手を止めていました。

でも、新品とまでは言わないけれど、ピカピカのレンジで料理を楽しみたい。

 

そこでレンジをちょっとだけ掃除してみました。

 

するとどうでしょう。

何だか気持ちが良いではありませんか。

 

一部分だけが綺麗になったものですから、他の汚れが気になります。

気になったので、そこも綺麗にしたくなり、掃除の手がドンドン動きます。

もう何だか、やめられないとまらないえびせん状態に気持ちが変わりました。

気がつくと2時間近くもレンジ周りの大掃除にはまってしまいました。

もちろん、1年間の油汚れも美事に落ちてまるで新品のレンジみたいになりました。

 

綺麗になったレンジを見ながら「あぁ」と思いました。

やる気を出す方法ってやっぱり簡単なんだと思ったのです。

やる気がなくてもとにかくちょっとだけでも良いからやり始める。

 

やり始めるとそれが刺激になってやる気は後からついてくる。

この仕組みを脳科学では作業刺激と読んでいます。

これがやる気を出す方法です。

 

さて、未曾有宇の不況下、将来に備えて勉強したい。

そのためにもどうやってやる気を出すのかは大切なテーマですね。

合格を目指す学ぶ試験勉強術講座でもやる気の出し方をお伝えしています。

単なる精神論ではなく脳科学に基づいた様々なノウハウを学ぶことができます。

この講座はマインドマップが初めての方ももちろん参加できます。

 

12月21日、合格を目指す試験勉強術講座は残席が現在1名となりました。

お申込みはお急ぎくださいね。

 

 

 

 

優作鍋にアイディア

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いかがお過ごしですか。

BLI&NLPトレーナーの近藤です。

 

この季節、食事の定番と言えば鍋でしょうか。

鍋のメニューは地方によってご家庭によって様々です。

皆さんのご家庭ではどんな鍋が人気を集めますか。

 

我が家は新しい鍋を始めました。

その名も優作鍋です。

 

昭和に一世を風靡したTV番組に「太陽にほえろ」という刑事物がありました。

太陽にほえろは様々なスタイルの刑事で私たちを魅了してくれました。

その1人が松田優作が演じた「ナンジャコリャ」のジーパン刑事です。

その松田優作が大阪のお好み焼き屋さんで必ず食した裏メニューがありました。

 

どんな裏メニューか。

どんぶりなど大きな器にもやしを山盛りにする。

もやしの上に薄切りの豚バラ肉をのせる。

器ごと蒸し器で5,6分蒸す。

蒸し上がったらバラ肉でもやしを包むようにしてポン酢で食べる。

 

それが優作鍋です。

昼ご飯用に試しに作って見ました。

味は「う、うますぎる」のひと言でした。

バラ肉のうまみがモヤシにしみてポン酢とのマッチングが素晴らしい。

素晴らしい味に加えて極めてリーズナブルです。

 

そこで夕食にも優作鍋を作ることにしました。

優作鍋も蒸し料理だからと、一工夫してみたのです。

このところ実は蒸し野菜にはまっていたので、閃きました。

 

アイディアとしてモヤシの上にいくつか材料を加えたのです。

アスパラガス、赤パプリカ、椎茸を5、6ミリにスライスして載せたのです。

その上にもちろん薄切りの豚バラ肉を載せる。

結果はどうだったか。

 

見た目はアスパラとパプリカの彩りがモヤシの下地に映えて豪華です。

椎茸が加わりましたから、味も一段と美味しくなりました。

蒸し料理なので野菜のうまみも活きますし、栄養も満点。

あまりのおいしさに一気食いしてしまいました。

アイディアにごちそうさまでした。

 

さて、アイディアと聞くとどうですか。

なんだか難しそうに感じるかもしれませんね。

でも、アイディアを作ることは意外と簡単なんです。

アイディアは「既存の要素と既存の要素との新しい組み合わせ」だからです。

 

優作鍋に自分がやっていたことを組み合わせた。

優作鍋にアイディア、それで幸せな食事ができました。

実は、マインドマップを書き続けてもう20年を超えます。

だからでしょうか、美味しいアイディアもすぐに思いつけます。

 

美味しいアイディアを作るためにもマインドマップが役に立ちますよ。

あなたもマインドマップを学んで見たくありませんか。

 

12月23日、1月4日、11日はマインドマップ基礎講座を開催します。

 

 

 

 

頭のスロートレーニング

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こん**は。

BLI&NLPトレーナーの近藤です。

 

昨日から暖かいですね。

何だか季節がひと月逆戻りしたかのようです。

暖かい日は散歩やジョギングするにも良いですね。

でも、寒い日はどうでしょうか、つい運動するのが面倒になりませんか。

 

寒い日は外に出るにも、ちょっと気合いがいります。

加えて寒さ対策であれこれと面倒ではないですか。

さらに、小雨が降っている、木枯らしが強いときはなおのこと。

だから、寒い日に運動するのは、やなり面倒なものではないでしょうか。

特に、私のようにネコ系のものは寒い日に外での運動は考えられません。

 

ところが、寒い日でもバッチリ運動できる方法を見つけました。

暖かい部屋の中で楽にしっかりと体を鍛えるやり方です。

それがスロートレーニングです。

略してスロトレ。

 

実は、ひと月くらい前にNHKの試してガッテンを見たんです。

そこでスロトレが紹介されていました。

足腰に負担がかからずに筋骨たくましくなれる。

部屋のなかで特別に器具を使わずに楽々できます。

 

その効果たるや驚きです。

高齢の方が腹筋が割れ、スマートな脚を持っていた。

そうなった理由がスロトレだったのです。

 

興味を持ちましたから、スロトレを調べてみました。

すると、東京大学の石井先生が共著で本をだしていたんです。

その本が石井直方・谷本道哉著「スロトレ」です。

ピンクの帯は「脂肪、燃えまくり」と呼びかけています。

 

スロトレの中身は無理なく痩せられる女性向けのダイエット本でした。

読んでみて「なるほど」と独り言が漏れるほど面白い。

だから、女性にも優しい方法なので、なまけ者の私もやり始めました。

1日5分なら毎日、1日10分なら1日おきにやります。

 

やってどうだったか。

最初の数日は効果あるのかなと思いました。

長くて10分ですし、とても楽だったからです。

ところが・・・。

 

1週間くらいで動きが身軽になりました。

2週間くらいで買い物で長時間歩き続けても平気なのです。

そして、ひと月くらい立った今は、お腹の贅肉が落ちている。

腹筋が割れるのも時間の問題かもしれず、先が楽しみです。

もしかしたら、特命係長・只野仁みたいになれるかもしれません。

 

やり続けて思ったんです。

年齢に関係なく効果的な運動をすることって気持ち良い。

その気持ちよさはマインドマップを書いている時と同じです。

肉体的か精神的は関係なくトレーニングすることは快感を人に与えます。

 

マインドマップは少し書いただけではあまり効果を実感できない場合もある。

書いているときは、楽で面白くて、あまり効果がないように感じるときもある。

でも、書き続けているとスロトレのようにしっかりと変化をもたらす。

その変化は発想力や記憶力の強化として実感できる。

マインドマップは頭のスロトレかもしれませんよ。

 

あなたも頭のスロトレを楽しみませんか。

12月23日、1月4日と11日はマインドマップ基礎講座を開催します。

 

 

 

3が思考を魅惑する

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こんにちは。

BLI&NLPトレーナーの近藤です。

 

昨夜のことです。

シャワーを使いながらお風呂を大掃除しました。

 

この2週間くらいの間少しずつ大掃除をしています。

その1つとして、お風呂の蓋を掃除をしたのです。

とその時に「ん・・・」と閃きがきました。

 

閃きはひと言でこうです。

人が思考していることは3つに集約される。

 

3つとはクリスマスになぞらえるなら、

神と子とその名の精霊と言うように、

個人言語と社会言語と世界言語なのだ、

と思いついたのです。

 

個人言語はその人だけが分かる言葉です。

つまり、その人が固有に持つものであるイメージです。

 

社会言語はその人が属する地域や民族が有する言葉です。

例えば、日本人が使う日本語がそれです。

 

世界言語は私が思いついた造語ですが、論理です。

論理は民族固有の言語を超越して全世界に通用します。

その典型が数学で、どこでも1+1=2で、世界共通です。

 

ここから思弁が更に暴走します。

ディベートの基本であるトゥールミンロジックを思い出しました。

データ、ワラント、クレームでその論理は成り立ちます。

この3要素が三角形のようにお互いを支持し論理を構成する。

データは事実、ワラントは論拠で、クレームは主張です。

 

さきの個人言語、社会言語、世界言語と対比してみました。

個人言語を事実、社会言語をクレーム、世界言語を論拠としてみる。

なぜそうできるのか、それこそ論拠を述べるまで言葉ができていません。

でも、感覚的にそれで良いような気がしました。

 

さらに、NLPの構造を対比してみました。

NLPはメタモデル、ミルトンモデル、ゼネラルモデルからなる。

ゼネラルモデルも私が勝手に思いついた造語で、NLPの様々な技法です。

個人言語をミルトンモデル、社会言語をメタモデル、世界言語をゼネラルモデルに、

と対比できるような感覚を持ちました。

 

そして、同じく脳の取扱い説明書であるマインドマップはどうか。

マインドマップを3要素で私が語るなら、こうなります。

イメージ、キーワード、構造化です。

同じく対比を見てみました。

個人言語はイメージ、社会言語はキーワード、構造化は論理とできる。

 

マインドマップの構造化は分類と階層、序列で成り立ちます。

階層の作り方は、分類した要素を抽象度や因果で序列します。

ここにも3つの要素があると見ています。

 

こうして次のような図式が見えました。

 

言語   :個人言語、 社会言語、 世界言語

人間   :イメージ、 言葉、   論理

トゥールミン  :事実、   主張、   論拠

NLP  :ミルトン、 メタ、   ジェネラル

MindMap    :イメージ、 キーワード、構造化

 

なぜそう言えるのかはこれから論を立てます。

特に縦の関係はもっと考察が必要だと考えます。

たぶん、これからの大切なテーマになるでしょう。

トゥールミン、NLP、マインドマップの3つに知的な興奮を感じます。

 

極めて感覚的な話しをしました。

ですが、書いている本人は勝手に面白がってしまいました。

こんな自画自賛をしている私ってちょっと変ですね。

ちょっとじゃない、かなりでしょうか。

ありがとうございます。

 

こんな知的な遊びを一緒に楽しでみませんか。

12月23日、1月4日・11日はマインドマップ基礎講座をやっています。

 

こんにちは。
BLI&NLPトレーナーの近藤です。

年賀状を出す準備はいかがですか。
最近は、ほとんどパソコンで年賀状を作るのが事実です。
それでも、ひと言を添えるときの字はやはり手書きにしたい。
その時に気になるのが痛いことが字の美しさではないでしょうか。

 「そう言うあなたはどうなの」ですか。
正直に告白しますが、私は字が下手です。
子どもの頃は死んだハエが並んだようだと言われました。

 講座や設計図の字はそれなりに書けるのです。
講師や設計士の資質がそれなりに字を書かせます。

しかし、手紙や年賀状になるとなぜかその資質が働きません。
だから、手紙や年賀状など直筆の文字を書くとなると緊張します。
緊張するのは、下手な字を美しく魅せようと付け焼き刃で努力するからです。

こんな風ですから、字が下手な私には師走は嫌な季節だったのです。
先の文末を過去形で書いたのにお気づきになったでしょうか。
なんと、字を書くことのメンタルブロックが外れました。

そう、これから年賀状を書くのが楽しみです。
「どうしたんだ変なものでも食べたか」ですか。
いいえ、そうなった秘密があるのです。

 

 

実は、簡単に字が上手く見える方法を発見しました。
その方法とは「六度法」と呼ばれる美文字の書き方なのです。
六度法ノート--富澤敏彦の「美しい字を書く技術」 が参考書です。
これで字の書き方を学び始めたのです。

六度法のポイントをご紹介しましょう。
1.右上がり六度法
2.右下重心法
3.等間隔法
字が美しく見えるポイントは、この3つだけです。

私が説明するよりも、実際に先の書籍をご覧下さい。
書籍の価格は税別で1400円ですが素晴らしい対費用効果です。

ご覧になりながら少し練習するとどうでしょう。
私のような乱筆があっという間に美文字になるのです。
ウソみたいですけれど、3つのポイントを押さえるだけでそうなる。

 

 

それと同じことが実はマインドマップでもあります。
発想力や記憶力が上がるポイントをいうならこうなります。

1.イメージ
2.キーワード
3.構造化

この3つだけでマインドマップが格段に使えるものになります。

 

イメージはまず紙面中央に書くセントラルイメージです。
次に、ブランチ上にかくイラストやアイコンです。
どちらも落書き感覚で書くのがコツです。

 イラストを書くのだと思うと上手に書こうとして手が止まります。
また、時間や手間がかかって、マインドマップを書くのが苦痛になります。
だから、イメージは自分なりに想像がふくらむ落書きで良いのです。

 

キーワードはブランチ上に書く言葉です。
言葉はフレーズではなく単語で書くことが大事です。

単語にする方が色々な組み合わせを思いつけて思考が広がります。
また、フレーズにするために起こる情報の省略や歪曲、一般化を防げます。
こうして考えの根源にある情報にアクセスでき発想が豊になるのです。

キーワードは考えを代表する言葉です。
または、読書録なら呼んだ部分を要約する言葉です。
代表や要約する言葉はもちろん自分なりの言葉で良いのです。
その言葉を見て、その時の考えや本の内容が思い出されれば良い。

それが、キーワードです。
キーワードの言葉を書くようにすると効率的にマインドマップを書けます。
少ない言葉の量で多くの情報を紙面に表現できます。
例えば、記憶や草稿の効率が格段にあがります。
だから、キーワードで書くと効率的です。

 

構造化はキーワードやイメージがお互いに関連し合うようにします。
関連は分類と階層、序列により発生します。

分類は一連のブランチに書く言葉が同類のものにする。
階層は抽象度や因果関係でキーワードを書き並べる。
序列はキーワードやイメージに番号や記号を振って順序立てる。

キーワードを書くときにこの3つを取り入れる。
すると、マインドマップによる知的生産力が格段に上がります。
分類や階層、序列により言葉が整理され話の筋目が整う。

言葉(言語)は思考ですから、思考が構造化され論理が整うからです。
構造化は慣れると一度でできますが、最初の中は2ステップでやります。
2ステップですと、気楽にドンドンマインドマップが書けます。
1発で書こうと力むより、実は効率的です。

構造化で書くと連想だけに頼るマインドマップよりずいぶん強力です。
仕事に必須の企画や議事録作成が格段に効率的になります。

 

イメージやキーワード、構造化が分かるとマインドマップが変わります。
マインドマップは脳の使い方そのものでした。
だから、3つのポイントであなたの頭の働きがガラリと一変しますよ。

マインドマップの3つのポイントをあなたも学んでみませんか。
3つのポイントが分かる【マインドマップ基礎講座

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