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「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2021年8月6日号


こんにちは。
NLP資格試験勉強法コーチの近藤です。

新型コロナ感染の爆発が止まらない。
それに対処すべき政府の言動は無策に等しい。
「自己責任で重症化の予防をせよ」と述べているかのようだ。

そうでなくてもコロナ感染にはご用心。
感染してしまうことは予定している合格を水泡に帰す。
でも、自宅にこもり試験勉強に最後の力走をすれば予防は可能。
一石二鳥を事もなげに果たすことができます。



さて今月も難関の資格試験が試験本番を迎える。
例えば、それは税理士や公認会計士、そして社労士など。

そこで、受験生は合格を目指してラストスパートに勤しむはず。
そうする際に試験本番で実力を発揮する為に注意すべきことがある。
そのことをウッカリ失念してしまうと自らが墓穴を掘ってしまう。

「石に齧り付くような勉強をしたのにミスしてしまった」

悔し涙で枕を濡らし事になってしまう。
「それって何よ」とは実に有用なご質問だ。
今回は試験本番で実力発揮ができるある方法をご案内したい。



では、その方法とは何か。
例えば、「それってヤッパ神頼みじゃね」だろうか。
なるほど、信心深い皆さんにおかれてはごもっともなお考えだ。

だが、「神頼みで実力発揮ができるなら苦労はしない」だろう。そもそもコロナ蔓延の折に人ごみを渡って神社仏閣に出かけることは禁物。言うまでもなくウィルスに触れざる得ないのだから。

あるいは、「記憶用のマインドマップを書きまくり」だろうか。確かに、そうする事は過去問の書き方を確りと記憶にとどめてくれそうだ。だが、あることをし忘れると記憶に要した努力も徒労となる。試験本番で頭脳明晰な状態を大いに毀損してしまうからだ。

そうでなければ、「あの速読で解答解説の読みまくり」だろうか。もちろん、そうすることにも一理あるかもしれない。だが、もし万人にその効果を認めうるならば誰でもがそうしてきたはず。そうすることの汎用性はこれを寡聞にして僕は知らない。万が一、その効果があるとしても、あることがなければその効力は無効になる。



長い前置きになってしまった。
ここから話を本筋に巻き戻したい。
先の答えは試験時間に合わせた体調の整備だ。

例えば社労士の試験時間はこうだ。
・午前中は選択式が80分
・午後から択一式が210分(無休憩)
・合計時間は290分

みるに午後は体力的にも険しい設定である。午前のできが不調な受験生はその厳しさから午後の受験を辞退するとも聞く。「酷い試験だよね・・・」と嘆いても資格試験とはそう言うものだ。言うまでもないが、無策でそうした試験に臨むのはあまりにも無謀。



上記から午後も合格を手にする為に実力を発揮できる状況で臨みたい。前日は試験日に備えて十分な睡眠を取ることは必須だろう。

だがそれ以上に必要な事は試験時間に合った今からの体調管理だ。過去問の解法を即座に想起可能な頭脳の状態を作ること。本試験は日中に実施されることから、休日の勉強だからと決して夜更かしなどしない。

そうするのではなくて休日は試験時間どおりに勉強する。いわば本試験さながらに疑似演習をする訳だ。社労士の受験生ならば午後は210分を通した勉強をしてみたい。試験本番で途中退席の重なりが予想されることから、膀胱炎にならないほどにはトイレコントロールの可能性も探しておきたい。そのようにして身体を試験時間に慣らす。

週末だけでなくお盆の休みもそうする事が有用だ。非常識とも思える試験時間に実力を発揮しやすくしてくれる。難関試験とは合格を目指した頭脳の耐久競争とも言える。受験日までの休日はゆったりと勉強する時でない。試験時間に合わせた持久力のある知力を涵養する好機なのだ。
「そうする事に何の意味があるの?」

そう言った向きのあることも予測されるので最後にお答えする。試験本番という知覚的な刺激を知的実力の発揮に連結する為である。つまり、本試験で合格を確信できる知的ステイトを休日の勉強をしている時にアンカリングする。それによって試験本番が自動的に貴方に指させてくれるのだよ。

試験本番に合わせた体調管理の成功を祈る。
Good lack !

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☆近藤哲生のNLP資格試験コーチングはこちら
http://kondotetsuo.com/shikakushiken-nlp/coaching/shikakushiken_nlp_coach.html

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マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2021年7月2日号


こんにちは。

直前期の調子はいかがですか。
NLP資格試験勉強法コーチの近藤です。

今月も多数の資格試験が実施されます。
例えば、木造建築士や一級建築士が学科試験。
もちろん、他にも難関の資格試験が本番を迎えます。

何が何でも、石にかじりついてでも、合格を確実にしたい。
ならば、根性や気合いなどの精神論は一切ご不要。
必要なことは合格基準を満たせる最後の追い込みをすること。
特に不得意科目で最低得点を超えられる知識や技能の積み増し。

言うまでもないことですが、
仮に得意科目で満点を取れたとしても、
不得意科目で最低得点を取れなかったとしたら、
「不合格」という最低の結果に喰われてしまうのですから。

では先の積み増しはこれをどうしたらできるのか。
今回はそれに有用な想起式マインドマップ記憶術をご案内します。



資格試験に合格する為にすべきことは何か。

その答えは願掛けや神頼みなどでも決してない。
そうではなくて受験要項にあった合格基準を満たすこと。

例えば、各受験科目の最低得点を満たす。
そしてそれらの総点の最低得点をも満たすこと。
だから、不得意科目は前者を満たすことに注力したい。

その要求を満たす為には誤答の多かったデシラの解き方を暗記する。
過去問集の解答練習は暗記すべき対象を明確に教えているはずだ。
デシラはよく出る設問で解き方を知らない過去問の事だった。

もちろん、その解き方はこれの解説を繰り返し読み、
その論理を理解すれば自ずと記憶できる。

だが、「それができれば苦労はしない」と言う現実が散見される。
特に不得意科目である故にそのお嘆きは繰り返して拝聴された。
これを解消するには何が何でもその解き方を暗記するだけだ。



その方法は想起式マインドマップ記憶術だ。

例えば、一級建築士の法規試験でよく出されるのが開口部の設問。
その設問は採光、換気、排煙、避難口、無窓階などの法令に関わる。

だから、それらの関係法令を一つのマインドマップにまとめる。
但し、そうする目的はまとめることでなくそれを覚えること。
暗記ができれば、綺麗に書くことも多彩に書くことも一切が不要。

鉛筆やボールペンなどの単色で手早くそれらを書きまとめる。
書き付ける言葉は短文で書きたいならそうしても良い。
単語にすることよりも覚えやすさで書き殴る。
書き終わったらそれで終わりにしない。



そうするのではなくて、これからが本番だ。

先の書き終わったマインドマップ全体を暗唱する。
そうする時は眼前にそれ全体があるかのようにこれを行う。

エアマインドマップがあるかのようにそれを手でなぞり声にする。
空中に浮かぶ解き方を指先で触れてながら暗唱してみる。
位置記憶の脳力が作用して暗記を見事に強化してくれるからだ。

そうして暗唱できなかった部分を把握する。
それを補填する為に書き上げたマインドマップを復習する。
但し、その部分を色づけしたり囲みをしたりしつつ声にして覚える。

その様にして補填した部分も含めて再びマインドマップを暗唱する。
そうして暗唱つまり想起できなかった部分を以下同文。

以上、先のエアマインドマップ全体を暗唱する。
つまり想起できるまで繰り返す。



「それって暗唱するより書く方が良いジャね」とは良いご質問だ。

もちろん、そうできるに超したことはない。
書くことはそうする人により良い暗記をさせてくれる。
それを手早くできる人には想起式マインドマップとして良い方法だ。

だが、書くことがそうでないのならあまりお勧めしない。
時間をかけずに解き方を暗記することがご案内の目的だから。

試験の直前期つまり時間の逼迫期、
手段と目的とを決して取り違えたくない。
それを誤った者には不合格が口を開けて待っている。

それらを視野に入れて有用な手段を選んで欲しい。
受験生諸君の健闘を祈る。

Good lack!



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マインドマップ資格試験勉強法」公式ブログ版2020年12月4日号

こんにちは。

勉強の調子は順調ですか。
試験勉強法NLPコーチの近藤です。

今年もあとひと月あまり。
「1年ってあっという間」と言うのが挨拶がわり。
そういう光景があちらやこちらで散見されるのがこの時期、師走。



その一方、来年の夏、合格を目指して受験するならば、
合格を果たす為に有用な知識の構築を確かなものにするのが、
受験までの時間枠から鑑みてこの時期に行いたいリンキング勉強法。

とは言え、法令集や参考書、
それらと過去問集との間に関連情報を書き込むだけが先の勉強法ではない。

そうではなくて、リンキング勉強法の目的は、
飽くまでも合格を果たす為に有用な知識の構築を達成すること。

過去問の解き方を確実に覚えさせてくれる関連知識を豊かに蓄積すること。

その解き方とは何か。
設問の事例とその可否を判断する根拠、
それらから導く先の可否という結論としての論理。
事例とこれに対応した根拠(法令や算法)との関連知識が必要。
よって、合格を目指す受験生に関連知識の確実な蓄積を求めるのでした。

それでは、関連知識の確実な「蓄積=記憶」はどうすればできのか。
今回のご案内は、合格を目指せる過去問の関連知識を確実に覚える方法です。



まずは、記憶の基本的なご確認から。
その基本は記憶の対象を繰り返し知覚することです。

例えば、何度も繰り返し行き来してそれについて見聞きした商店街。
その街並みを知らぬ間に覚えてしまっていることが記憶の基本を明示している。

または、学生時代に英単語を覚えようとした時のこと。
それを見聞きした方法は単語帳や聴覚教材と様々でも同様に繰り返していた。

あるいは、日頃から知らぬ間にでも繰り返して見聞きしたCM。
覚えたつもりは全くないにもかかわらず、BGMまで鮮明に想起できる。

以上の様に、記憶の基本は繰り返してその対象を知覚することでした。



しかし、そうできる可能性は無限であっても、
試験勉強で受験日までに使える時間はあくまでも有限。

そこで、覚えたいことを繰り返し見聞きするにしても工夫することは有用。
脳に蔵される記憶の仕組みからして、以下の様に最低五回を繰り返すのです。

・2回目は1回目から一日後に
・3回目は2回目から一週間後に
・4回目は3回目から二週間後に
・5回目は4回目から一ヶ月後に

以上の様に覚えたい事柄を次第に時の間隔をおいて知覚する。
すると記憶を司る脳部位は見聞きした対象を記憶として長期に保持する。
つまり数ヶ月先に試験会場でも鮮明に想起できる使える記憶を創る。
よって、今回のご案内する方法は上記のことを基本にします。
法令集や参考書を前述のように時と時の間に読むのです。



しかし、そうしても覚えられない悩みのある受験生が散見されるのも事実。
2回目ならまだしも、3回目以降に覚えていないことに気づいてしまう。
「こんなに繰り返し読んだのに覚えていない」と愕然とする訳です。

そうなる訳は頭の善し悪しなのか。
一考すると頭の悪さを持ち出したくなります。
そうではなくて、ただ繰り返し読むという方法なのです。
つまり頭の悪い人はおらず、頭の使い方の悪い人がいるです。

繰り返して読むこと自体は決して悪くない。
にもかかわらずに覚えることに帰結してくれない。
そうなるのは、ただ読んだだけで流してしまったこと。
つまり読んだことの記憶に関する確認をしない流し読みです。



そうなのですから、
合格を目指せる過去問の関連知識を確実に覚えるには、
時と時の間に繰り返し読んだ後にそうした対象の記憶を確認する。

それを確認する為に、読んだことの要点を暗唱したり書き出したりする。
または手間をかけずに思い出しながらマインドマップにしてみる。
あるいは家族や友人、同僚に話したり教えたりする。
読んだ事を何れにしても表現してみる。
そうしてその結果を確認する。

それを確認した結果が不調なら、
それが補えるように読み直しをして、それをまた表現する。
記憶はその内容を表現することで再構成されて強化されるのですから。

以上を端的にまとめるとこうです。
・覚えたいことを一定間隔で頭に入力する
・入力したことを出力してそのことの質量を確認する
・確認したその質量で不足があったところを再度入力する

「それって面倒くさい」のが正直な気持ちでしょう。
しかし、物事を着実に覚えることは実際にそういうものです。
これが合格を目指せる過去問の関連知識を確実に覚える方法なのです。



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私たちの毎日を密かに取り巻くものの1つがストレス。

例えば、交通機関で通勤通学をする時、多くの人はストレスから逃れようがありません。朝夕のラッシュ時、足腰の骨がきしむほど、車内に押し込まれる。狭くて暑苦しい車内ですし詰め状態を乗降駅まで強いられる。埼京線や京浜東北で通勤していた経験は、背中に思い出すだけで汗を滲ませます。

職場に着けば、成果だ業績だ売り上げだと上司に圧力を受ける。あるいは、「あの件はどうした」と顧客から高圧なクレームが入る。そうでなくても、先輩やお局様から様々なプレッシャーを受ける。気の休まる暇がありません。

どうにかこうにか平日を乗り越え、やっとの思いで週末を迎えても、その状況は似たり寄ったり。親心からとは言え、仕事の様子を心配されたり、結婚や小作りを催促されたり、左右上下の隣室から耳障りな声や音が漏れ聞こえたりして、これまた気が休まる暇がありません。

それら1つ1つは小さいようでも、塵も積もれば山となるのですから、確実に心に圧力を掛けます。心は折れないまでも、歪みが溜まりっぱなしです。そう、その状態こそが、心にストレスが溜まった状況です。その状態は、身体や脳に変調をきたすストレスホルモンの継続的な分泌を誘発します。

ストレスホルモンは、心拍数や血圧を高めたり、脳機能に重要な働きを占める海馬の神経細胞を損傷したりします。その結果、ストレスは悪くすると心身に重篤な病を招きます。例えば癌や心筋梗塞、脳梗塞などで死を招きます。そうはならなくても、知らぬ間にうつ病や心身症に陥る可能性も待ち構えます。

ですから、そうした結果を招くストレスはキラーストレスと呼ばれます。まるで、プロレスラーのリングネームのような響きですが、キラーストレスって名前以上にその影響は本当に恐くないでしょうか。


では、キラーストレス、その解消法とは何をどうするのでしょうか。なるほど、「冷えたビールで大丈夫」かも知れませんね。しかし、飲んで騒げば大丈夫とは、決して言えないのですよ。

ストレスは、アルコールと悪役コンピを組んで知らぬ間に酒量を増やします。また、お酒事態からして、酒は呑んでいる時に飲み足りず飲み終わったときに飲み過ぎます。結局、脂肪値や血糖値を高め、密かに肝臓を損ない大病を体に招き入れますから。

実は、お酒よりももっと健康的な3つのキラーストレス解消法があります。一つ目は、週に数回、数十分の歩行と言った軽い運動を続ける事です。無論、軽い運動を継続することによる、ストレス軽減の効果は実証済みです。

二つ目は、宗教色を廃した瞑想法でマインドフルネスと呼ばれる心的な訓練法です。1回10分程度、軽く目を閉じて自分の呼吸や周囲に注意を向けます。そうしている間、過去の出来事や不安や怖れに囚われ始めた自分に気がついたら、自分の吐く息や吸う息に注意を向けます。

とは言え、マインドフルネスは、無念無想や止水明鏡など難解な心持ちを求めません。ただ、呼吸や身体、周囲に気づきを向け続けるだけでストレス解消の効果は抜群なことが、既に検証されたいます。

三つ目は、コーピングと呼ばれるストレス解消法です。事前に用意した気晴らしを行いストレスを減らすのです。外的と内的と大きく分けられる2つの方法があります。

どちらをするにしても、大切な事はできるだけ多く気晴らしになる行為を事前に用意しておくことです。すなわち、ストレス解消になる多くの選択肢、気晴らしを前もって手帳やスマホにメモとして持っておくことです。そうしたコーピングの選択肢が多いほど、時と場所と場合で即座のストレス低減が可能になるからです。

以上から、コーピングのリストを双方合わせて百個を書き出すことから始めます。もちろん、百個書き出すのが大変ならば、仮に10個から始めても大丈夫。最も大事なのは、ストレスを感じたらコーピングのどれかをすぐに行うことです。


さて、そのリストづくりを考えるとどうでしょうか。確かに、「百個も・・・」と既にストレスを感じるかも知れません。しかし、ある方法でそれを書き出すことにストレスを覚えずに済みます。

その方法がマインドマップを活用することです。次の要領でマインドマップを先のリストづくりに使えば簡単にできてしまうからです。

まず、紙面の左右や上下と2つの領域を想定します。2つのうち、その一方に外的なコーピングを書きます。もう一方に、内的すなわちイメージなどのそれを書き広げます。とは言え、まだ難しさを覚えるでしょうか。でも、大丈夫。

そうする時のヒントの1つは、五感に注目することです。視覚、聴覚や触覚、味覚や嗅覚、それらを外面的や内面的に使う。そうする事を、枝を次々と広げて思いつくままに書き広げて見ましょう。



外面的に五感を使うとは、例えばこうです。視覚や聴覚で四季折々の花鳥風月を愛でる。花を見たり、鳥の声を聞いたり、草木を吹き渡る風の音に耳を傾ける。空が薄暮から紅にかわる夕日を見たり、夜の星座をなぞったりしてみる。

触覚や嗅覚でも季節の風物を楽しむことができます。草木に触れたり、花々や森の匂いをきいたりする。自然が身近になくても、多種多様のアロマが通勤途中のショップで手に入ります。

そして、味覚や嗅覚と言ったら多彩な飲み物や食べ物を楽しむこと。和食や中華、イタリアンや無国籍料理など様々な食を堪能すれば良い。飲み過ぎない程度、それらの食にぴったりの飲み物を取りそろえてみる。

無論、感覚別に分けなくても、何かの運動や楽しみも枝葉に書き入れます。好きな時間や場所で散歩やジョギングをしたり、森林浴をしたりする。大好きな人と大好きな場所を週末に旅行する。

そのようなワクワクの思いつきを次々とマインドマップで書き出しておきます。ストレスを感じたらば、書き出しのどれかをやればそれを解消できます。要点は、書き出しだけに終わらずに、コーピングをやることですよ。

内的な方法は長くなるので、次の記事でご案内しますね。

【マインドマップの余白が持つ威力】

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マインドマップは大容量の記憶媒体と言えます。例えば、本一冊分の情報をA4用紙1枚に収納できます。記憶したい情報を単語や記号、漫画に抽象化して書くからです。そうして記憶したい情報を余すところなく記録する事が可能です。

ところが、そうする事が思わぬ結果を招きます。その結果を招くのが紙面に余すところなく情報を書きすぎる事です。すると情報が逆に整理できなくなります。または覚えられるはずの事を覚えにくくなるのです。ビッチリと書きすぎることが互いの情報を目立たなくするからです。

情報整理は、「これとそれは違う」と仕分けることです。言わば、「これ」と「それ」との違いを際立たせる事と言えます。ところが、紙面に余すところがなくなると、互いの違いが見えにくくなります。要するに、ごちゃごちゃしすぎいて、何が何だか不明確になるのです。

記憶のコツは、覚える対象を目立つようにすることです。つまり視覚的に強調して覚える対象の強度を高めることです。「記憶=覚えたい対象に接する回数×接する時の強度/回」だからです。しかし、紙面に余白がないように情報を書きすぎると互いが目立ちません。結局、沢山覚えようと沢山書きすぎることが、書いたことを覚えさせません。

そうした事態は、文字を書き散らした黒板に新しく文字を書き込む様な事に似ています。あるいは、墨で濁った水に改めて墨汁をたらしても余り変化を目にすることができない事にも似ています。要するに、図になるものが氾濫して地と図とが区別できなくなるからです。

さて、以上から記憶や情報整理を効率よくする書き方とは何でしょうか。ご賢察のように紙面に情報を書きすぎないことです。マインドマップを書く時も余白を残すようにして書くのです。そのことは他のノート術でも、大切な要領として見聞きできます。

勿論、そうする事に反論があるはずです。例えば、紙面に沢山の情報をコンパクトに集積したい。本一冊の情報が1枚に収まるのだから1枚にみっちりと書きたい。試験勉強にマインドマップを使っていた頃は同様に思っていました。ですから、そう言う気持ちは、昨日の自分の事のようによく分かります。

でも、そうしている時は正直に言うと決して効率よく勉強できませんでした。紙面に余白を残さずに書きすぎることが情報整理、結局のところが記憶を妨げたからです。実は、記憶とは明確な情報整理から始まるのです。情報整理が効果的にできなければ記憶もできないのは当然と言えます。

逆に余白を残して書く様にしてから記憶や情報整理が上手にできたのです。
残した余白が紙面に書き付ける情報を目立つようにします。すると情報整理が効果的にできて、記憶も同様になるからです。以上の経験からも適度な余白を残してマインドマップを書くことは大切です。

マインドマップの余白が持つ威力とは記憶や情報整理を強力に援助する力です。例えば、ベートーヴェン交響曲第5番の冒頭は余白・休符から始まります。なのであの独特のメロディが印象深くなるのです。また、生け花は花と花との空間・余白に心を砕きます。すると、お互いの花が際たち生け花全体が美しさを放つのです。

同様の事がマインドマップで書き付ける情報にも言えるのです。余白が書き付けられた情報やそれらが織りなす情報群を明確にします。そうして、情報の整理や記憶を援助してくれるのです。以上のことからも、マインドマップは適宜に余白を残すように書きます。マインドマップの余白の威力が発揮できるのです。

その様に書けるようにする為にも大きめの用紙を使うことが役立ちます。特に記憶をする時にそうする事が大切なことは以前にご案内の通りでした。余白を残して覚えたいことを書き付けることが情報の場所を明確にします。すると、鮮明な記憶に関わっている脳の場所細胞を活用できるからです。

そうした事からも、マインドマップは大き目の用紙を使って余白を適宜に残して書きます。余白の残し方は人それぞれです。でも、余白を意識して書き続けると要領が分かってきます。今は分からなくても、マインドマップを書き始めることが大切でしょう。何事をするにしても、まずは「論より証拠」なのですから。




最近のこと、熱中していることが2つある。全脳思考法とエンパシーライティングだ。前者は神田先生がご考案の思考法、後者もこれまた新しい文章術だ。

後者は中野巧著「6分間文章術」で本格的に広がりを見せている。全能思考法をベースにして中野さんが考案されたものだ。実際に使ってみると、共感をベースに読者に対して訴求力を発する文章を短時間で書くことができる。

両方ともこれまでにない視点を提供する頭つまり脳の使い方だ。前者は斬新な発想から行動計画、後者は前述のように共感に基づいて読者を行動に誘える文章術だ。どちらにしても、使いこなせるようになったら口元が緩む結果を期待できる。例えば、メールの反応率が数十倍になる。女子高生がイベントに大成功する。

とは言え、その一方で両方とも体得し、結果を出すためには、共通の峠を越えることが必須だ。その峠の前と後では、2つの手法がもたらす成果という景色が全く異なる。見た目の形式は同じ様でも、そこに書かれる内容の質が異次元なのである。

さて、前述の峠とは何でありそれを越す為にどうするのか。その事は、思考法や文章術に興味ない方も損はないことだ。その事を考えてみたい。



さて、冒頭の両者に待ち構える峠とは何なのか。なるほど、「それって頭を使うことだ」と考えるかもしれない。思考法も文章術も行き着くところは確かにその通りだ。しかし、その峠とは、連想力だ。どれくらい自由に連想できるか、その質である。

全脳思考も、エンパシーライティングも、自由に物語を展開しつつ発想を広げる。そうするときの力がまさに連想力だからである。だから、連想が平凡だったり陳腐だったりすると、鈍い発想発想になる。一方、斬新だったり奇抜だったりすれば鋭い発想が広がる。

もちろん、どちらの発想にしても、ないよりかはズッとましである。だが、先と後で発想したあとの展開がガラリと違った情景を見せる。連想が凡庸であれば書き手や読み手を行動に誘えない。連想が非凡であれば意欲的に、書き手は書けて読み手は動きたくなる。こうして、後先の違いは実現力の違いとして歴然と目の前に広がる。



では、深みや広がりのある連想をする為に必要な基礎力は何か。それがメタ認知力である。確かに、「その答えは一生懸命考えるやる気だ」とも思える。やる気さえあれば多彩に連想を広げられた経験があるからだろう。しかし、それ以上に必要なことが、メタ認知力だ。

まず、やる気があっても、その力が無ければ頭は空回りになる。メタ認知とは、認知(見聞きし思考)するその仕方自体を認知することだ。思考法や文章術では、考えたり書いたりするその仕方自体の深さや幅を認知することである。

端的に言えば、メタ認知とは自身の思考に気づくこと。自分の考え方を客観的に観察できる力だ。自分の偏りやとらわれを特定できて、それを解除する働きもする。だから、メタ認知力があれば、思考のそうした制限を解除つまり突破でき有益な発想ができる。

ご紹介した冒頭の思考法や文章術を使い倒すことができる。つまり、それらを学ぶための投資を上回る利益を手にすることが叶う。



最後に、そのメタ認知力を高める方法を考えたい。その答えとは「自分の考えを止まって観る」ことだ。とは言え、観る対象としての考えは次々と浮かんでは消えあるいは流転する。

ここで、「自分が本当にしたい仕事は何」と考え始めたとしよう。だが、数十秒もしないうちに多彩に別の考えが展開する。例えば、「あっ、彼・彼女にメールを返信しなきゃ」などと余念が絶えない。もしそうした自分の思考を認知つまりメタ認知するならば、その機会がメタ認知力を高めてくれる。

ところが、実際のところ、そうする方法を学校や職場で学べる機会は残念ながらなかった。もし、あったら誰もが、思考の癖や制限に気づけて、気づきを基に突破できて、自由に発想を楽しめていたはずだから。

さてこれはどうしたことか。本当に困ったことだ。でも、どうぞご安心いただきたい。メタ認知力を高める最適の方法があるからだ。その方法がペンと白紙ですぐにできるマインドマップだ。

マインドマップは連想と想像をベースに思考を書き進めるノート術だ。文章ではなくて、考えを的確な単語つまりキーワードで書き取る。だから、多彩に広がる思考をリアルタイムで紙面に書き写せる。紙面を通してメタ認知できる。

そうすることを通して次の事も可能になる。
「こんなことは書くべきではない」
「これを書いたら恥ずかしい」
そうした今まで局面を避けてきた思考の枠にも直面できる。

こうして、マインドマップなら、自然にキーワードを書き写すという行為を通して、思考の制限や偏りにも気づける。その制限に気づけるから、気づいた制限を解消すべき課題として認知できる。突破することも可能になる。この様にして、マインドマップはメタ認知力を大いに強化してくれる。

アニメ的に表現すると、マインドマップはメタ認知力の養成ギブスだ。最新の思考法や文章術を使い倒す頭の鍛錬法なのである。今回は思考法や文章術を活用する為の要点を観てきた。どのような感想をお持ちになっただろうか。



なるほど、話だけでは実感を伴いにくいところもあったと推察。マインドマップは考えるだけではなく手を動かして頭を使う方法だからだ。そこで、今回ご紹介したようなメタ認知力を高めるには、実体験が不可欠だ。

と聞くと「自分一人ではなかなか手を動かせない」とお考えのはず。もし、そうそうなら、手を動かしたくなる場に身を置かれては如何だろうか。今回の方法が、手を動かしたくなる場としての講座をご紹介したい。

講座では今回ご紹介した方法をさらに強力にするやり方も学べる。その方法がビジネスにも浸透しているNLP式の頭の使い方だ。「マインドマップだけじゃ物足りない」と向上心の強い方も安心して講義や演習に取り組めるだろう。


あなたも記憶力を高くできる方法

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記憶が幻のように儚くても、人は記憶によって生きるもの。

だから、どんな年になっても記憶力は高くありたい。
そのように誰でもが気にする記憶力とは何でしょうか。


何かを覚えたり、覚えた事を保ち続けたりすることもその力の一面です。
加えて、覚えたはずの事を必要な時に確実に想起できる力です。

そして、私たちが記憶力について懸念するのは、実際に想起力についてです。
覚えたつもりになっていた人の名前や仕事に関わる数字を想起できない。
同様になっていた試験勉強の要点を思い出せずに答案を書けない。

そうなると、想起力つまり記憶力の衰えに直面します。
「やっぱり自分も年だ」とウッカリ漏らすことになります。
そうした状況は、実に情けない気分ですよね、トホホ。


では、その解決策つまり想起力を高め方法とは何でしょうか。
確かに、繰り返す事はその為に資する方法でした。
でも、もっと資する方法が、関連づけです。

想起は、想起する切っ掛けと想起する当の内容との繋がりだからです。
簡単に言えば、パブロフの犬が見せた刺激と反応の繋がりです。
刺激であるベルの音と、反応である犬が涎を出す事とが、関連している。

同様にして、想起力を高めるには、そうした関連付けを強固にする事です。
自問するような思い出す切っ掛けと、思い出す対象とを強く関連づける。

そう言われても、「犬じゃないから」とお考えかも知れませんね。
でも、私たちもそうした関連づけに塗れて暮らしています。


では、関連づけ的な事例を見てみましょう。
ドアの前に立ってドアノブを見ると、自然にドアノブを回します。
横断歩道で信号が赤から緑に変わると、無意識に足を前に出します。

ドアノブを回そうとか、足を前に出そうとか、思わなくてもそうします。
ある切っ掛けでそうする事を無意識のうちに想起している訳です。

何と素晴らしい想起力と言えるのではありませんか。
では、そうした力を手に入れた過程とは何でしょうか。

ドアノブを見たら回す、信号が緑なら前に進む。
その事を繰り返し行って、強く関連づけを行ったのです。


でも、何かを覚えるには繰り返す回数が少ないに越したことはありません。
日常的にあれこれと忙しくやるべき事が、切迫していますからね。

では、繰り返す回数を少なくして何かを覚える方法とは何でしょうか。
それこそが、上手な関連付けができる頭の使い方であるマインドマップです。

マインドマップは、元々が記憶術を元に創案されました。
記憶術が想起に役立つのは、先に述べた関連付けが巧みで強力だからです。

そう言われても、納得がいかないことは自然なことでしょう。
ご説明したことは、実際には体験をして分かることだからです。

なので、覚えたい事をマインドマップに書いてみると実感できます。
「もっと早く知っておけば良かった」とそうした人が机を叩くからです。


そうした体験に興味をお持ちになったら下記をお当たりください。

マインドマップの新しい講座が始まって久しい。

その講座は、教育やメンタルやビジネスの分野を射程にしている。

目的は、それらの分野に専門的なマインドマップの使い方をご提供することだ。

 

専門的とは、次のようなことに特化した様を指すが、その一部を見るとこうだ。

・教育分野:授業や講義で生徒に対して教育効果を高める

・メンタル分野:コーチングやカウンセリングでクライアントを支援する

・ビジネス分野:発想力やプレゼン、コンサル力など業務力を向上させる

各分野でご活躍の皆さんが専門的にマインドマップを学べる場を公開している。

 

マインドマップの使い方は、次のように専門的に幅広く提示される。

・脳力強化:理解や記憶、創造性を高める

・業務力向上:発想力やプレゼン力、ファシリテーション力の向上する

・支援力拡大:コーチングやメンタリング、カウンセリングで効果性を高める

 

ひと言でいえば、新しい講座の目的は「仕事力アップ」となろう。

その目的を具現化するためにマインドマップの幅広い使い方を提供することだ。

 

さて、ここで考えておきたいことがある。

そもそも仕事力とは何かであり、仕事とは様々な様態があるが何だろう。

それを論ぜずに仕事力をあれこれ言うのは浅薄だから、話しを根本に戻したい。

 

まず、仕事とは何か。

なるほど、「金を儲けること」と一発回答もあり得る。

だが、それは仕事の結果であり、仕事の一側面でしかありえない。

では、金を儲けることから見てみるが、金は財貨を交換した結果だった。

 

交換に着目すると、人は言葉や人的な交換も日常の中で営む。

人的な交換とは、親族制度であり、語弊が生ずるが要するに結婚制度だ。

ただし、この場合は相互交換ではなく、別の相手に嫁がせることだ。

こうして見ると、仕事も交換活動の一形態だと分かる。

では、交換活動とは何かだが、要するにコミュニケーションだとできよう。

 

としてみると、仕事とは要するにコミュニケーションとなる。

仕事力とはつまりコミュニケーション力としてみよう。

身近に見てみれば仕事では報連相といわれるように常にそうしている。

組織の中で言葉が交換される過程を通して合意が形成され仕事が形をなす。

 

では、仕事つまりコミュニケーションはどのような状況だろうか。

確かに、上手く行くこともあるだろう。だが、実情は実に厳しいモノがある。

誤解があり、すれ違いを起こし、悪くすると誹謗や中傷が起こるからだ。

 

では、なぜにそうなるのか課題を見てみよう。

コミュニケーションは3局面と3つの背景を持つからだ。

 

3局面とは、一緒にいる、話しを聞く、話しをする、以上の局面だ。

身は一緒にあっても、諸般の事情から心はここにあらずとなりやすい。

話しを聞くは、次はどう切り返そうかと考えるためか、聞くことが容易ではない。

話しをするは、次にある3つの背景も相まって、思いどおりに話しは伝わらない。

 

3つの背景とは、脳の特性、感覚の相違、言葉の比重だ。

脳の特性は、男脳と女脳と言われ、コミュニケーションでもその相違は大きい。

女脳は微妙な差違に敏感だが、男脳はそれに比べて全くの鈍感だ。

卑近な例だが、男は見た目で浮気を誤魔化したつもりになる。

だが、女は男が見逃しが肩口の頭髪一本でそれを見破る。

 

感覚の相違は、視覚や聴覚、身体感覚と人は無意識に得意な感覚を使うことだ。

ある人は「話しが見えた」と視覚的に話しを見る。

別の人は「胸に響く言葉だ」と聴覚的に話しを聞く。

他の人は「展開に確かな手応えがある」と身体感覚的に話しを捉える。

よって、相手に訴求できていることを余り期待できないと予想される。

 

言葉の比重は、コミュニケーションにおいて思ったほど大きくない。

メラビアンの法則が教えるように、内容や字面など言葉そのものは7%だ。

比べて、音量や音程といった音声は38%で、仕草や表情や視覚物は55%だ。

つまり、コミュニケーションにおいて、見た目が大半を占めている。

 

ここまでで、コミュニケーションで意志の疎通ができることが奇蹟だろう。

では、何が3つの局面と3つの背景を統合的に捉えて解決策をもたらすのか。

1つの有効な解決策として、マインドマップによる「見える化」を提示したい。

マインドマップは従来のノート術に比べて視覚的なノート術だったからだ。

 

コミュニケーションでの役割は見た目つまり視覚的なモノが大半を占めていた。

感覚の違いはあるが、共通のプラットフォームとして視覚的なものを設定できる。

男脳は鈍感だが、見逃し安い点を「見える化」して伝えて上げる事ができる。

こうして、コミュニケーションの各課題を解決するマインドマップを提示した。

 

さて、仕事力を上げたいなら、つまりコミュニケーション力を上げたいなら、

日常でコミュニケーションを展開する場面で見える化を図ったらどうだろう。

日々の仕事が今以上に快適に展開することを期待できないだろうか。

 

もし期待できそうなら専門的にマインドマップを学ばれてはいかがだろうか。

その学びの場が、マインドマップ・アドバイザー講座だ。

 

さっきまで見える化を強調しながら、そのご案内では文字だけだった。

これはいけないと反省しつつ、動画でご案内をしていることにも気がついた。

こちらが動画によるマインドマップ・アドバイザー講座ご案内である。

マインドマップを使った動画なので、「見える化」の参考になれば幸なことだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

マインドマップの書き方について先日質問をいただいた。

「なぜ手間をかけてブランチを書くのですか」との問いだった。

 

忙しい時になぜ書くのか、と言うのが正直なお気持ちだ。

プライベートならまだしも、忙しい仕事で手間をかけるのは疑問。

なるほど、その視点からお考えには多いに共感できるところがある。

 

なかなか良い質問だったので、その回答をここにご案内したい。

 

確かに、ブランチ(枝状の線)を書かなくても良さそうだ。

しかし、ブランチはやはり書いた方が良く、結果的に得をする。

 

理由は3つある。

 

 

第一に、ブランチを書くことで思考プロセスを表示できる。

 

まず、ブランチを書かないとどうなるか。

 

セントラルイメージの周りに思いついた言葉を書き散らす。

書いている途中や、書いて数時間は自分の考えを再現できる。

だが、時間がたつと書いた過程に忘却が訪れる。

自分が何からはじめて、どう考えたのか思考の過程を想起できない。

数日後に見なおしたときには、暗号メモを見る気分になるだろう。

 

逆に、ブランチを書けば次のようなことが分かるだろう。

 

最初に書いた枝の言葉から自分が何をどう連想したか。

最初に書いた主張をどんな事実と論拠で支えようとしたか。

最初に書いた抽象的な概念をどのように具象化したか。

 

以上をブランチの繋がりを追うことで思い出せる。

つまり、連想や論理や抽象化など思考プロセスを再現できる。

再現できれば、そこから新たな思考を展開できる可能性も開ける。

 

 

第二に、太さの変化や曲線でブランチを書くことで連想を豊かにする。

 

ブランチは、根本を太く先端を細く線の幅を変えつつ、曲線で描く。

こうすることで、視覚的な変化が動きや流れなど新たに身体感覚を誘う。

赤い色が情熱を、青い色が落ち着きを感じさせるのと同じだ。

つまり、ここに共感覚のプロセスが発生する。

 

先の枝に書いた言葉からだけの連想に共感覚が重なる可能性がある。

こうして、言葉から言葉への尻取り的で短絡的な連想に幅が出る。

連想が単なる連想ではなく深みのあるものにもなるだろう。

連想に幅や深みがもたらされるのだ。

 

 


第三に、発想の飛躍がもたらされる。

 

これは、第二の共感覚による影響に似ている。

だが、それ以上の思考プロセスをここに見ることができる。

次の言葉を書こうとするとき、尻取り的な言葉の連想が既に始まる。

だが、ブランチを書くことで、その連想に間が空く。

 

間が空いた思考プロセスに意識の輻輳(サイドバンド)が起こる。

一説に、右脳は毎秒一千万ビットの情報を処理している、と言われる。

その情報が、ブランチを書くことによる中断で、左脳に流入するのだろう。

その流入がウェインガー博士が言うところの意識の輻輳だ。

ブランチを書いているとき、中断で退屈した脳は勝手なおしゃべりをする。

そのおしゃべりが意識の輻輳だが、これが発想の飛躍をもたらすことになる。

 

ウェインガー博士が提唱するDEAM手法と同様のことが起きている。

DEAMは、ある課題に対する自問と回答の記録を繰り返す。

またはその自問の途中で自己回答を素早く記録する。

 

同様のプロセスがブランチを書くことで起こる。

ブランチを書くことは、自問することと似てくる。

だからDEAMと同様のことが起きていると述べた。

 

こうして言葉からの単なる連想ではなく、意外な言葉が新たな枝に載る。

なぜその言葉を書くのか分からないが書いてみたら斬新なもの言いとなる。

この流れから、アイディアがそこに書かれるように、ブランチをわざわざ書く。

 

更に言うなら枝を書き終わってから、言葉を書くことにこだわらない。

枝を書いている途中で、閃きがおりてきたら、その瞬間に言葉を書くことだ。

閃きの言葉を書いた後に、途中にしていた枝を書いても良いくらいだ。

枝を書くことは目的ではなく、あくまで思考を展開する補助手段だからだ。

 

 

以上、3つの理由から、ブランチは書いた方が良い。

閃きも得やすくなるので、アイディアが求められる今だから得になる。

記:公認マインドマップインストラクター 近藤哲生

 

 

お知らせです。

近藤哲生事務局の西島千穂です。

多角的な視点からマインドマップ基礎講座を近藤が展開します。

9月、10月とマインドマップ基礎講座にも近藤が登壇しますよ。

http://www.kondotetsuo.com/mindmap/seminar/MindMap_Basic/index.html

マインドマップ基礎講座でよくあるご質問がある。

 

その1つが「創造力をつけるにはどうすれば良いか」である。

確かに、マインドマップを書くことがその方法の1つだとお答えする。

だが、それに加えて音読することもおすすめしている。

 

音読することで脳を鍛えることが可能だからだ。

音読で鍛錬できる部分が脳の前頭前野と言われる部分である。

書いて字の如く、脳の前の部分に当たり、額の奥にある脳の司令塔だ。

 

司令塔と言うのは、この部分が脳全体の働きを左右するからだ。

例えば、記憶、理解、判断、コミュニケーションを司る。

 

また、ここは言葉を組み立てる働きもする。

実は、言葉を組み立てる働きが創造力の源である。

 

これについては以下の検証がなされている。

東北大学の川島先生が次のような脳活動の計測をされた。

 

脳活動を調べる装置に被験者が横たわる。

被験者に「ねこ」と言う言葉を考えてもらう。

次に、「はしご」という言葉を考えてもらう。

 

この時、言葉を組み立てる脳が働く。

次に、その言葉に見合ったイメージを想起する脳が働く。

つまり、イメージすると言っても実際は言語の脳が活動する。

 

そして、被験者に世の中にない「ねこはしご」を想像してもらう。

この想像は、世の中にないことをだから、まさに創造的な発想になる。

すると、言葉を組み立てる脳が働き、イメージを想起する言葉が働く。

 

ここから、創造的な思考とは、言葉を組み立てる働きだと分かる。

よって、この働きが強いほど、創造的は思考の力が増すと想定される。

 

言葉を組みたてる力つまり言語力を要する音読を継続するとどうか。

国際的な心理テストで、創造力が向上することが検証されている。

 

こうして、創造力を鍛えるには、音読を継続することだと分かった。

 

音読する内容は何でも良い。

更には日本語でも英語でも、その他の言語でも良い。

とにかく、文字になっていることを声に出して読むだけだ。

音読は1日に5分ほどの音読を続けると先のように創造力がます。

 

また、音読は言語野を含む前頭前野を鍛えるので記憶力が向上する。

これまた心理テストで1ヶ月続けるだけで2割も向上すると分かっている。

 

創造的な発想は既存のものと既存のものの新しい組み合わせだ。

だから、既存のものを多く記憶しておく方が組み合わせが多く作れる。

つまり、発想は記憶に比例しているから記憶力がある方が良いだろう。

 

こうして、さらに記憶力も鍛えられる音読の大切さが分かってくる。

ここから、創造力をつけるには音読を継続することだ。

 

さらにいえば、マインドマップでは言葉を書く。

言葉の持ち手が多ければ、考えを的確に書き表すことができる。

つまり、言語力があれば、比例してマインドマップも上手く書ける。

そうなれば、マインドマップでよりよく創造性を発揮もできるようになれる。

 

マインドマップを書くときは言語脳を使っている。

だから、マインドマップは言語脳を鍛える方法でもある。

 

ここにからマインドマップと音読の好循環が見えてくるだろう。

 

もちろん、音読もマインドマップも継続が一番の鍵となる。

継続すれば抜群の効果が得られるが、しなければ効果は得られない。

 

一方、効果性を耳にしても、不思議なことに多くの人は継続をなされない。

 

理由は、眠いとかつかれたとか、あきたからとか色々だ。

でも、それらの理由は、表面的かもしれない。

 

一番の理由は変化を求めつつ、実際は変化をしたくないのだろう。

下手に創造力がつくと、あれこれやりたくなってしまうからだ。

 

それで何か問題でもあるのか、と思われるだろう。

だが、事実は、問題でもあるかのように音読を止めてしまうのだ。

同様にマインドマップを書き続けることを止めてしまう方もいらっしゃる。

 

あれこれやり始めると、周りからいぶかしかがられ、あらぬ批判がくる。

要は「出る杭は打たれる」と言う現象だが、誰しも打たれたくない。

だから、継続すると確実な変化がある音読を止めてしまうのだ。

 

これが変化を求めつつも現場維持をしたい人の常だろう。

随分と愚痴っぽいことを書いてしまった。

 

話しをもどそう。

創造力をつけるにはマインドマップを書き、音読をすること。

どちらも、継続してこそ能力を上げ続けることが可能だ。

 

ここに選択がある。

継続は力なりを選ぶか。

現状維持を選ぶかである。

 

もちろん、現状維持は決して悪くはない。

だって、多くの人は現状維持でご満足なのだから。

ここに気づいた方は何が違いを作るのかをもうご理解だろう。

 

記:公認マインドマップインストラクター 近藤哲生

 

お知らせです。

近藤哲生事務局の西島千穂です。

創造力アップの方法も講座で近藤はお話ししています。

9月と10月のマインドマップ基礎講座にも近藤が登壇しますよ。

http://www.kondotetsuo.com/mindmap/seminar/MindMap_Basic/index.html

マインドマップ基礎講座で次のご質問を受けた。

「マインドマップで覚えたいことを書けば1度で覚えられるでしょうか」と。

 

本件は興味深い質問だ。

多くの方が興味を持たれることかもしれない。

そうでないかもしれない。

 

いずれにしても、記憶力が強くなることは関心があるだろう。

あるいは覚えたいことがある時は誰でもそう望んだことだろう。

特に、試験勉強をする時やプレゼンの準備をする時だ。

 

1度で覚えられるものなら、そうして覚えられることはとても望ましいだろう。もちろん、そのように考えたことは、正直に告白すれば以前に何度もある。特に資格試験の勉強をしている時は、そうだった。

 

では、現実はどうだっただろうか。

現実は「何度も」と告白したように、1度では覚えられなかった。

1度で覚えられなかったのは、能力の高低ではなく、それが自然なのだ。

 

どうして自然か。

説明すれば、脳がそうするのだ。

 

脳は重量比で体重の数パーセントしかない。だが、体全体が使うエネルギーのなんと25%を消費する。だから、生命維持も担う脳自身の働きから、省エネに働く。無駄にエネルギーを使わないように働くのが自然な脳の仕組みだ。

 

一方、何かを銘記し、それを記憶に変える。

そして、記憶を長期に保持することはそれだけエネルギーを使う。こうして、あれもこれも覚えようとすることはエネルギーを消費することになる。

 

つまり、一度であれもこれも覚えようとすることは、脳の仕組みに反する。よって、脳の仕組みから1度であれこれ覚えられない。

だから、冒頭に「1度で覚えられないのは、自然なのだ」とした。

 

また、1度で覚えられないことは、自然というよりある種の恩恵かもしれない。もし、全てのことを1度で覚えるようなことになれば、エネルギーを瞬く間に消費するからだ。

 

この事態はエネルギーを多量に必要とするような緊急事態に際したら、生命の危機を意味する。それでは困るので、危機に瀕しないようにエネルギー消費を抑える脳の仕組みが働く。だから1度で覚えられないことは、生命維持の観点から恩恵となる。

 

では、1度で覚えられないのなら、どうすれば覚えられるのか。

ここにまた脳の性質が関係している。

 

脳は生命維持も担っていた。

生命維持に関係していることなら別の仕組みが働く。

その仕組みを記憶の公式から始めよう。

 

繰り返しの回数×1回あたりのインパクト=銘記(記憶→保持)

 

左辺を説明しよう。

「繰り返しの回数」は同じことを何回繰り返したかの数だ。

「1回当たりのインパクト」は感覚や感情など各要素の強烈さだ。

 

特に、強烈さを取りそろえた典型が映画だ。映画は、まず感覚の強烈さを備えている。具体的には、カラフルな映像と、流れるようなメロディーと響きを帯びた音楽と、そして特殊な効果音で体を揺らす。

 

次に、ストーリー展開を使って笑いや恐怖といった感情的な強烈さを聴衆に与える。このように映画は強烈さを揃えているから、映画の内容を覚えようとしなくても、1度で確実に心に残る。

 

今度は右辺を説明しよう。左辺の値が低ければ、まず銘記が起こる。短ければ数分で忘却がはじまる。あるいは、数日間は覚えておける。

 

左辺の値が大きくなってくれば、銘記は記憶になる。数週間から1ヶ月くらいの間は覚えておける。中期記憶と呼べるものだ。

 

そして、左辺の値がさらに大きくなれば、数ヶ月から数年、場合によっては生涯にわたって覚えておける。つまり保持が起こる。これが長期記憶であり、試験で求められるものだ。

 

右辺は左辺の値で変化した。

左辺の積をどれだけ大きくするかで決まる。

 

例えば、試験勉強で考える。よほど特殊な才能の持ち主でない限り、法律の文言やテキストの内容に感覚的な、あるいは感情的な要素を感じにくいから、インパクトは低い。ここから、銘記を記憶に、記憶を保持に変えるには、繰り返す回数を増やす。

 

そう、1回で覚えられるような奇蹟が起こりにくいことが見えてくる。つまり、1回で覚えられないのだ。だから、繰り返し過去問を解いたり、英単語を発音したりする。だが、別の働きを起動させる可能性もこの公式が教える。

 

先に、インパクトが低いから繰り返しが求められるとした。

だから、逆にインパクトが高ければ、繰り返しの回数は少なくて済むのは当然だ。

 

その典型が、トラウマ的な記憶だ。皮肉にも、感覚的な、そして感情的な要素が揃っているからこそ、1度で銘記から記憶、そして保持へと脳はその出来事を保存する。

 

別の見方をすれば、トラウマのようなインパクトの高い体験は生命維持にかかわる。トラウマ的な体験でなくても、感情が揺さぶられるようなストレスの高い出来事は体に悪い。

 

例えば動物に襲われて恐怖を覚えるような体験は、できうる限りその再来を避けなければならない。避けられなければ命が危うい。また避けられない個体は生き残れない。

 

危うさを避けるためにはそれを経験した時や場所を脳に確実に保持することだ。それが、命を脅かすことの再来から身を守ることになり生命維持に役立つ。

 

まとめよう。ある出来事において1回当たりのインパクトを高くすることは、そうした生命維持のシステムを起動するから、銘記や記憶ではなく保持になる。決して、トラウマ的な体験をすることをすすめているのではない。

 

そうではなく、その仕組みを利用したものが、映画であり、効果的な勉強法である。ひいては「マインドマップで覚えたいことを書けば1度で覚えられるでしょうか」とした問いの答えになる。

 

つまり、インパクトを高くすればよいのだから、視覚や聴覚や身体感覚などできるだけ多くの感覚を動員し、感情的な要素が強まる環境でマインドマップを書くことだ。どこにそのような環境があるのかとお考えだろう。だからここからその答えを述べたい。

 

答えは、拙著で述べたティーチング勉強法をすることだ。自分が覚えたいことをマインドマップに書きながら人に教えてみることだ。と答えを見て気持ちがひいているだろう。なぜ、気持ちがひくのか。その状態がインパクトの高さを暗示しているからだろう。

 

そう。お察しのとおりである。人に教える場面には、緊張感やドキドキ感がある。下手をすれば死ぬほど恥ずかしい目にあう。逆に、上手くいけば賞賛がり高揚感がある。つまり、感情的な要素が十二分に揃っている。

 

そして書いているマインドマップに自分は刮目し、周りの意見を聞きながら、もちろん書くために動いているだろう。

 

このように、ハイインパクトな環境が人に何かを教える場面だ。だから、少ない回数で、上手くいけば1回で覚えることを望むならティーチング勉強法を実践することだ。

 

講師という人種は職業柄これを自然に実践している。だから、次々と新しいことを覚えられる。だが、恥をかく可能性もあるので、リスキーな仕事でもある。だが、記憶の面では、お鳥目をいただきながらものを効率よく覚えられるので、得もする。ありがたい。

 

記:BLI&NLPトレーナー、近藤哲生

 

 

 

最後に、近藤哲生事務局の西島からお知らせです。

そのような質疑応答も十分にできるチャンスがあります。

 

近藤が担当するマインドマップ基礎講座です。

フィッシュボーンノート術から

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「フィッシュボーンノート術」を読了。

フォレスト出版発行、著者は駒井伸俊氏だ。

 

久しぶりにフィッシュボーンのノウハウを再考できた。

書籍の内容は、フィッシュボーンの特徴や効果から始まって、仕事術や自己実現まで幅広い分野への応用例までが紹介されていた。なるほど良書である。

 

20代30代の方々には、フィッシュボーンが新しい手法に思えるかもしれない。しかし、勉強家の方にはそうでないかもしれない。本書でも紹介されているように、フィッシュボーンは超一流の企業が50年以上使い続ける古典的な手法である。

 

もちろん古典的な手法だからと言って、それが良いものであるかどうかは別の話である。NLPで言う等価の符合観念を犯したくない。ただし、マインドマップと合わせて使った経験から申し上げて、使いようによっては評価に値する手法である。当然、評価についてはマインドマップも同様だ。

 

さて本著の感想を少し述べる。事例の紹介や手法の展開がすばらしい。それだけに、フィッシュボーンの良さを強調するために偏った記述が導入部で散見されるのがやや残念だ。

 

例えば、本書37項に「しかし、実際にマインドマップを描いてみると、放射状に発散していくために、下手をすると情報が発散してしまい、まとまりにかけるという印象を受けます。」とされている。

 

確かに、そのような印象を受けるマインドマップがある。しかし、そのような印象を受けるのはマインドマップだけではない。情報が発散してしまいまとまりがないという印象を受けるのは、場合によってはフィッシュボーンも同様だ。

 

フィッシュボーンやマインドマップという手法が発散を招くのではなく、手法の使い手の頭が発散を招いているからだ。どちらのノート術にしても、頭の中身を紙の上に展開する手法だと見れば、頭の中味が発散していれば、手法の違いはあったにしても、そうなってしまうのは当然のことだろう。

 

つまり、マインドマップだから発散するのではなく、またフィッシュボーンだから収束するのでもない。使い手が発散的にあるいは収束的に考えているのか、それが眼前にでてくるだけだ。その知見から申し上げるとマインドマップだから発散するというのはやや短見であり、偏った記述と先に申し上げた。

 

また同38項に「マインドマップでは視覚化しやすいけれど、構造がつかみにくい」とあり、続いて「そこで、構造化と視覚化の両方を実現する『フィッシュボーン』の登場です」とあるのだが、これについても考えてみたい。

 

なるほど、「マインドマップでは構造がつかみにくい」との場合もあるかもしれない。だが、構造がつかみにくいのはマインドマップだけだろうか。構造がつかみにくいことに関して言えば、フィッシュボーンも同様だ。と言うのは、どちらの手法にしても同語反復するが、使い手が構造的に考えているか否かが紙面に現れるからだ。

 

さらに申し上げるならば、構造や構造化が何たるかその定義を伏せたままで断定的な記述が続くことにも疑問だ。著者としては、先の構造については、語るに足りない当然のことかもしれない。だが読者にとって、その概念は当たり前なのだろうか。構造の概念を明確に述べられる声を寡聞に知らない。

 

「では構造化をどのように捉えているのか」との疑問もあるだろう。だから、「構造化とは、相互に関係する部分が全体をなしている様子」と申し上げておこう。定義だけで分かりにくいので、事例をあげる。それが、事実・データと論拠と結論・主張といった相互に関係する部分が論理という全体をなしている端的な例だ。

 

改めて繰り返すが、マインドマップだから構造化ができないのではない。さらに、マインドマップは構造化を書き方として規定している。だが、構造化をしないマインドマップの書き方をする人がいるだけだ。もちろん、このことはフィッシュボーンについても同じだろう。マインドマップだから論理が、あるいは構造化ができないのではない。そうではなく、論理的に、構造的に考えない人が先にいるだけだろう。

 

論理を例あげれば、論理的な思考や論理的なセールストークが話題になること自体が教えているように、論理を意識している人が少ない。言い換えれば、構造化した思考をする、あるいは必要とする人が多くないのだ。

 

論理的な思考をするしないを以て、頭の良し悪しを言っているのではない。そうではなく、文化的な背景が論理を好まないということが背景としてあるからだ。同一言語を使い同一の文化を共有している社会において論理を持ち出さなくても話が通じる場面が多々ある。逆に言えば、共有する文化や言語がないからこそ、その壁を乗り越えるための論理が必要となる。

 

一方、若い人たちの中にも、「KY(空気が読めない)」というように以心伝心的な会話ひいては論理から離れた感性を重んじる思考を好む流れが主流となりつつある。いうなれば、当人たちが意識していようがいまいが、腹芸や察するといった日本の伝統文化に回帰しつつあるのかもしれない。それはそれで慶賀のいたりである。

 

こうして、論理的な思考から疎遠になっている人が多く見られる。そしてそれが、紙面に投影されて構造化されていないノート術が眼前に展開される。そうではないだろうか。

 

ではどうすれば構造化されたノート術を展開することが可能か。これまでの理路からご推察の通り構造化した思考を展開することだ。例にも挙げたが、何かに関して意見・主張述べるならば、データ・事実そしてそれを評価して意見に至る論拠を示す手続きを紙面に展開する。そうすれば、フィッシュボーンを使おうが、マインドマップを使おうが構造化は可能となる。

 

「構造化が難しいからそれを促すノート術が必要だ」とのご意見がもちろんあるだろう。ならば、一つの回答をマインドマップの事例をもって示そう。例えば、構造化されたスピーチ術、あるいは文章術というのがあるが、建築物が構造様式という型を以て構築されるように、どちらにしても型を使って構造化を図ることができる。

 

その型が4段構成であり6段構成だ。4段構成は、問題提起、意見提示、論拠、結論、と四つの部分で構成する。6段構成は、オープニング、トピック、意見提示、背景、論拠、結論、と六つの部分で構成する。オープニングとトピックを問題提起、背景を論拠に回収すれば6段構成も4段構成に還元できる。

 

どちらの方を使うにしても、六つの部分あるいは四つの部分を、紙面中央に書くテーマを表したから伸ばしていく最初の枝に言葉として記述する。こうして、構造化の一端を始めることができる。

 

最初の枝に書いた言葉を抽象から具象へ、原因から結果へ、というように階層化するように展開していけば、構造化をさらに進めることができる。階層化とは、一定の基準で物事が層状に並んだ様子である。視覚的に申し上げると、マインドマップの枝が大枝から中枝、さらに子枝へと広がっていく状態だ。

 

そのように階層化で展開された一連の枝の中に順序を示すための符号や番号を記述すれば、時系列や概念の序列を表現することもできる。こうすることを序列化というのだが、階層化に加えて序列化を導入することで、例えば論理構成も簡単に構造化できる。というよりも序列化や階層化を導入しないと論理構成は成り立たない。

 

手法が結果を保障するのではなく、結果が保障されるように手法を使うようにすることが大切だと最後に繰り返して強調する。

 

最後にお知らせ。

構造化について深く学べるマインドマップ基礎講座を開催中。

今年も脳と勉強法がトレンドとしての強みを発揮している。

 

書店では、脳と勉強法のタイトルが平積みで存在感を示している。
特に、脳科学者や東大生が書いた勉強法がしばしば目にとまる。
そのため、マインドマップとフォトリーディングは今年も注目されるだろう。

 

この不況下、組織を今までのようにあまり頼みにできない。
将来に備えての資格取得や能力検定を目指す個人が増えることだろう。
そのような個人が支える勉強ブームがこれからも続くと思われる。
勉強ブームの核となるものが、先の2つだからだ。

 

さて、マインドマップとフォトリーディングには面白い共通点を持っている。
ともに、それらの手法が書籍や雑誌で十分と言えるほど公開されている。
その一方で、双方とも1日なり2日間の講座が開催されている。

 

まず、マインドマップは、「ザ・マインドマップ」や「マインドマップ仕事術」、「マインドマップ超入門」を始め各種の書籍が存在する。なかでも、「ザ・マインドマップ」は特段の情報量を誇っている。各人が読みすすみ、各所にある手法に取り組めば多いにその手法から効果を期待できそうである。

 

次に、フォトリーディングは、「あなたもいままでの10倍速く本が読める」やそのムック本が存在し、これまたその手法に関して十分な情報開示がなされている。更には、ホームスタディーキットも販売されている。

 

2つの状況から、独修が可能な環境が整っていると言って良い。
この状況を眺めると、ここにひとつの疑問が起ち上がってくる。
それは、「手法が公開されているの一方で講座が存在するのはなぜか」だ。

 

1つの解答して、「それは独修できることであるのに、売らんがための単なる商業主義でやっているからだ」とすることもできる。もし、そうなら講座に参加した人々から「書籍でできることをなぜ講座にしたのだ」と苦情が上がるだろう。しかし、短見が及ぶ限りそのような苦情を耳にしたことはない。

 

では、なぜ独修可能と思えることを講座という環境でわざわざ学ぶのか。
その理由を次のことから見てみよう。

 

車の運転を覚えるには自動車学校に通う。
綺麗に泳ぐためにスイミングスクールに通う。
見事なティーショットを打つのにレッスンプロを雇う。

 

以上の3つに共通するものが、動的なプロセスとそれを修得する環境との関係である。講座に通う理由は、それと同様のことではないだろうか。

 

マインドマップもフォトリーディングも双方が、動的なプロセスである。

 

動的なプロセスとは、例えばスポーツに取り組む人の動きのようなものである。マインドマップは、セントラルイメージとして表現された目標にかかわる情報を毎瞬湧き出す連想や想像を、脳から紙面へと出力する。一方、フォトリーディングはこれから展開する手法で得ようと設定した目標にかかわる情報を、各種の視線や手法を駆使しつつ脳に入力していく。

 

このように、入力と出力の違いはあるものの、共にリアルタイムで常に変化し続ける知的過程のうえに両者は成り立つ。このように、2つに共通することは、まさにマインドスポーツとして動的なプロセスを持つと言える。

 

動的なプロセスゆえに、スポーツにおいて各種のコーチがなすような、そのプロセスを正しい方向に導くリアルタイムで正確なフォードバックが望まれる。それぞれの講座を担当するインストラクターがその役割を担っている。

 

「畳みの水練」と言われようが、書籍や雑誌に公開されている情報から手法をそれなりに学ぶも、動的なプロセスを学ぶ最適の環境である講座で学ぶも、個人の自由である。もちろん、その自由にはそれぞれに結果が伴うだけである。

 

マインドマップの書き方が直接に見て聞いてわかる基礎講座はこちら。
マインドマップ基礎講座

フォトリーディングを魔法にする方法

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最近、ある人から不思議な話しを聞いた。

 

その方は、フォトリーディングのインストラクターである。

「フォトリーディングの講座に魔法を求める人がいて困る」と言うのだ。

 

魔法とは、一瞬で書籍や法律文章を理解することである。

または、英語の原書を一瞥しただけで分かるようになることだ。

そのようなことが不可能だと分かると、苦情を述べる人がいるそうだ。

 

それはいかがなものだろうか。

確かに、奇跡を期待したくなる気持ちも分かる。

私もそのような時期があったので、少なからず理解できる。

だが、その期待は裏切られても仕方がない、というのが私の考えだ。

 

もし、そのようなことができるならどうだろう。

誰が額に汗して本を読み、法律を学び、英語の辞書をめくるだろうか。

本当にそのようなことができるなら、とっくに教育に採用されるはずだ。

逆にできたとしたら、教育は決して採用しないだろう。

もし採用したら、それは教育でなくなるからだ。

 

そうでなくても、そのようなことが本当にできたら困ったことにならないか。

何でも見た瞬間に理解できることを想像して見て欲しいのだ。

もしそれが可能ならどうだろうか。

 

自分が理解したくないことも瞬時に理解してしまうことになる。

知りたくないことの情報が一瞬にして精神に乱入してきてしまうのだ。

それが事実として起こるとしたら、それに遭遇した心は混乱の極みだろう

 

極論に聞こえるかもしれないが、精神は崩壊に見舞われるだろう。

そこまでいかないにしろ、要するにそうなれば洗脳と同じである。

本人の意志とは無関係に短時間で精神的な変化が起こるからだ。

 

このようなことは知的健康から見たら危険ではないだろうか。

フォトリーディングに魔法を求めるのはそれを良しとすることだ。

魔法を求める人は、そのような魔法が自分自身にあって欲しいのだろうか。

本当にそれでよろしいのか。

 

ただし、フォトリーディングが危険だと言っているのではない。

そうではなく、フォトリーディングは読書法の1つなのだ。

あるいは情報獲得法であり、決して魔法ではない。

そのことを申し上げたいのだ。

 

日常的にフォトリーディングを活用するが、私に魔法は決して起こらない。

確実に理解や読書の速度が上がったりするのは確かなことだ。

だが、それは決して奇跡ではなくあたり前のことだろう。

それが洗練されたテクニックというものだ。

 

ただし、その効果があらわれるには条件があるのだ。

専門分野であったり、馴染みの作家であれば効果を実感できる。

考えてみればあたり前だが、そうなるのは語彙や知識があるからだ。

語彙が本に意味を与え、知識が推論を助けてくれるからなのだろう。

だから、専門分野や馴染みの作家ではフォトリーディングの効果が顕著に現れる。

 

以前、速読のパラドックスをこのブログに記した。

速読をするには、時間を掛けて本を読み語彙を増やす。

そうすることが、結果的に速読を助けるから精読の大切さを強調した。

 

以下は推測だが、フォトリーディングには省略された前提がたぶんにある。

その前提は、繰り返すが読者が語彙や知識を豊富に持っていることだ。

読者が脳内に高速検索できる辞書を持っていたらどうだろう。

想像するにまさにフォトリーディングが可能なはずだ。

目にしたことを高速に意味の検索できるからだ。

 

では、そのような脳内辞書は、どうしたら可能だろうか。

常識的に考えれば、日頃の努力や勉学によってできるはずだ。

過去を振り返れば、勉学で努力した人がでそうであったことが思い出される。

だから彼は高速に教科書を理解し優秀な成績を収めたのだ。

 

たぶん、フォトリーディングは地道に勉強する人にこそ恩恵をもたらす。

コツコツと未知の言葉を調べ、地道に知識を増やす人にメリットがあるのだ。

 

さて、考案者はNLPを学んでいる。

そのNLPを使って読書が得意な人を研究したはずだ。

その研究手法をNLPではモデリングというが、大方そうしただろう。

そうして、効果的な読書の戦略をフォトリーディングとして再構築したのだ。

そう断じるのは、各所にNLP的な手法が見受けられるからだ。

 

ただし、このプロセスで省略された前提があるようだ。

それが先に申し上げた読者の語彙や知識の豊かさだ。

 

なぜそれが言い落とされているか。

もちろん、それを言わないのは多くの速読法も同じである。

1つの推測を申し上げれば、それを言っては商品として売りにくいからだろう。

だからといって、速読法の全般が無効であることを意味しない。

努力を敬遠する人を遠ざけたくない心使いからだ。

 

例えばの話しである。

「朝起きたら顔を洗いましょう」といちいち言わない。

「眠る前は歯を磨く方が良いですよ」も同様に言われない。

フォトリーディングで、地道に語彙や知識を増やすことはそれと同じだ。

 

こうして魔法がフォトリーディングに存在しないことが分かった。

フォトリーディングを効果的にするには地道に勉強して語彙を増やすことだ。

 

もし、フォトリーディングを魔法たらしめたければ、額に汗して勉学する。

これこそが、考案者が省略した本当の前提かもしれない。

もちろんこれは試験勉強術にも通じている。

 

合格を目指す試験勉強術講座は3月20日に開催。

地道に効果的に合格を目指す試験勉強術

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2月11日、試験勉強術の講座を好評のうちに修了。

 

遠路はるばる大阪からの方も含めて14名がご参加くださった。

週のなか日とはいえ、祝日のお休みなのにありがたいことである。

 

講座では、ご参加の方から実習の感想をお聞きする。

お聞きするのは、体験を言語化して学習効果を高めるためだ。

勉強のモチベーションを上げる実習の後に驚くべき感想を拝聴した。

ある方は、試験に合格した場面から逆順に合格への過程を垣間見たとのこと。

 

その過程が、創造的思考としてご紹介した、未来の歴史である。

未来の歴史は、歴史が過去のものと考えると、奇異に聞こえるだろう。

だが、未来を既に経験したこととしてみると、あり得ることとできる。

現に、我々は未来の歴史を持つから、デジャブを経験する。

 

過去のある時、未だ来ぬ時と場所を想像する。

次に、それと近いものを現在に見聞きする。

それが既知感・デジャブになる。

その既知感が、まさに過去において未だ来たらざる歴史の存在を教える。

よって、未来の歴史は現に存在すると言えるのではないだろうか。

 

未来の歴史はクリスティーナ・ホール博士が提言する概念だ。

現在の時点から未来を想定して、その未来からさらに未来にいたる。

さらなる未来から、未来を振り返ったとき、それは過去つまり歴史になる。

それをしてフュウーチャー・パースト、未来の歴史と博士は教えている。

 

人は心の中で時間軸を自由に移動できる。

その様は、さながらタイムマシンだ。

その時間軸をNLPではタイムラインという。

 

タイムラインをイメージの中で移動して人は未来の歴史を垣間見る。

それが人が持つ創造的な思考であり、成功者が取り得る思考パターンだ。

その思考パターンは未来から現在に向かって思考が逆流する。

通常の思考パターンとは順逆が転倒しているのだ。

 

つまり、この思考は結果から原因を想像する。

望みの結果を思い描きそれを支える原因、つまりそれまでの未来や現在を思う。

よって、この思考をする人は、必勝の人であり、成功者となりうるのだ。

このような思考パターンを実習あとのご感想で拝聴して驚いた訳だ。

たぶんその体験をお話しになった方は合格を確実に目指されるだろう。

 

そうではあるのだが、決して奇跡的方法の存在を示唆しているのではない。

そうではなく、合格を目指せる人は実に地道で努力家なのである。

そのイメージがあるから、額に汗して勉強できるのだ。

そうして取得した資格だからこそ価値がある。

 

その一方、最近の風潮はそれをレバレッジなどと言いつのり認めなかった。

ところが、レバレッジについては米国経済の状況が見事に教えている。

ご覧の通りの混乱ぶりがレバレッジの行く末である。

 

加えて、要領ではなく、まじめに稼ぐことがいま見なおされている。

ある程度の要領も大切だが、試験勉強も同じではないだろうか。

結局は、努力のひと、地道な人が合格する。

地道に努力して合格を目指せる勉強術を講座ではお伝えしている。

ただし、勉強術は気合いや根性ではなく脳科学を軸にした効果的なノウハウだ。

 

共同開催者の萩原氏と夕食を共にしつつ講座の振り返りをしていたときのこと。

「我々が伝えたいことはまじめに勉強することですね」と萩原氏が仰る。

 

萩原氏は華のあるお顔立ちであるが、実に体育会系なのだ。

そのご発言にやはり体育会系の近藤は我が意を得たりの感を深めた。

そのせいかビールが一層おいしく感じられ一気にビールジョッキの底を深めた。

 

そんな2人がまた、3月20日(金・祝)に試験勉強術の講座を開催する。

 

 

 

 

 

まず、前回を振り返る。

 

方法記憶とTEFCASについて述べた。
方法記憶は手続き記憶とも呼ばれるが、やり方の記憶だ。
TEFCASは成功に向かって螺旋状に上昇する変化の過程である。

 

そこから効果的なマインドマップの学び方をお伝えした。
さて、今回の話をすすめよう。

 

今回はマインドマップの習慣化について述べたい。
書籍をみてマインドマップを覚えようとする人に共通点がある。
その人たちがもつ共通点が、マインドマップを習慣にできないことだ。

 

なるほど、別に習慣にする必要はなさそうである。
だが、マインドマップを習慣にする必要が多いにある。
習慣にすべきとは言わないが、習慣にするに越したことはない。

 

その理由は、マインドマップがマインドスポーツだからだ。
スポーツは、定期的に練習することでその技能が確実に向上する。
繰り返し練習することで、技術の試行錯誤が行われるからそうなる。
マインドマップも同様である。

 

野球の捕球動作をみてみよう。
繰り返し捕球練習をすることでどのような球も取れるようになる。
バレーボールのレシーブも同じだ。
繰り返しレシーブの練習をすると様々なレシーブが可能になる。

 

こうしてみてみるとマインドマップも同じことが言える。
繰り返しマインドマップを書いているとどうなれるだろうか。
マインドマップで様々な思考の動きを捉えることが可能になる。

 

もちろん繰り返し書いていなくてもある程度はそれができる。
だが、繰り返し書く、つまり習慣にすることで確実にできるようになる。
そのことは、例えばブランチの上にかく言葉を選ぶときに顕著にあらわれる。
その時の発想や連想、考えを表す最適のキーワードを選べるようになれるのだ。

 

確かに、マインドマップは美しく書くことが強調される場合がある。
だが、見た目は美しくとも、情報的には美しくない場合がある。
それが、言葉が発想や連想を適確に捉えていないときだ。

 

では、どうやったら適確に考えを捉えられるようになるのか。
前述の通りにマインドマップを繰り返し書く、つまり習慣にすることだ。
十枚書いたより二十枚、二十枚より百枚書いた方が確実に技量は上達する。
それはマインドマップに限らず文章を書くことでも同じだろう。
どれだけ書いたかに比例して書く人の言葉は力を得る。

 

思考を補足する力は、言葉の選び方からイメージの書き方にもあらわれる。
ただし、イメージが絵的に上手くなることだけを言っているのではない。
そうではなく、絵的に下手でも適確なイメージを描けるようになる。
適確とは、その時の思考をそのまま切り取った様であることだ。

 

下手でもその絵を見たり、思い出したりした瞬間に様々なことが起こる。
例えば、マインドマップの内容を短時間に想起できる。
その時の発想をさらに広げることが可能になる。
望まれる記憶力や発想力の向上が起こる。

 

そうなるのもマインドマップを習慣にできた時の話である。
もちろん習慣にする際は書き方に悪癖をつけないことが大事だ。
悪癖があるまま繰り返し書くと、悪癖も確実に強化されるからだ。
それではマインドマップを書くことで得られる効果が減じてしまう。

 

悪癖を避けるにはどうするか。
早いうちに書き方の指導を受けることだ。
そうすることで安心してマインドマップを習慣にできる。
正しい書き方を習慣にしてこそ、マインドマップのメリットを享受できる。

 

マインドマップ基礎講座の開催は3月1日と8日

前回を振り返る。

 

マインドマップを学ぶには何が大切だったか。
リアルタイムに進むTEFCASと、
インストラクターの存在だった。

 

そのように述べて、その3を閉じていた。

 

今回は、その理由を記憶の仕組みが教える。

 

まず記憶の仕組みついてどのようにお考えだろうか。
一概に「覚えることだろう」と言われるのが事実である。
ところが、その仕組みは、単に「覚えること」では括れない。

 

記憶には多くの種類がある。
種類ごとに機能が違うからだ。

 

記憶は、覚えたことの保持時間で短期記憶と長期記憶に分かれる。

 

短期記憶は保持時間が長くて3分である。
名刺に記された電話番号をみて電話をかける時に使う。
電話をかけ終われば、名刺を見返さない限りたいてい忘れてしまう。
短期記憶だから、忘れるのは自然なことである。

 

長期記憶は、3分以上の保持時間を持っている。
長いものは、一生にわたって記憶内容が脳に保持される。
長期記憶は、体験記憶と意味記憶と方法記憶とに分かれる。
以上が、以下の説明のために迂回した記憶の俯瞰だった。

 

さて、方法記憶(手続き記憶)は、物事のやり方に関する記憶である。
原始的だが、最も堅固で高齢になっても最後まで残る記憶である。
例えば、歯磨きや自転車の乗り方、スポーツまで広範囲に及ぶ。

 

スポーツなら、野球のバッティングやゴルフのショットのやり方だ。
ご存じのように、それは決してテキストで覚えられるものではない。
体験学習によって学んでいくものだ。

 

その修得は、バットやクラブを手にもってフォームの練習から始まる。
手に豆を作るほど繰り返し練習をしてそのやり方が身につく。
要するに体を動かして覚えるのが方法記憶である。

 

方法記憶を身につけるには、体験的な繰り返しが不可欠なのだ。
繰り返しとは、TEFCASのループをSに向け回すことだ。
そのイメージをその3からここに転記する。

 

       →→→
      ↑   ↓
T→E→F→C→A S
↑       ↓
 ←←←←←←←


 

こうして試行錯誤のうちに方法記憶が定着する。
定着する中味が勘やコツと言われる高次の学習だ。

 

試行錯誤の例が、ゴルフのティーショットの練習である。
スライスをし、フックになり、次第にコースに打球がのる。
ここにめでたくティーショットのコツが身についたことになる。

 

確かに、面倒な話である。
だが、いったん身につくと、忘れない。

 

数ヶ月の時間が経ってもその記憶は保たれている。
もちろん、覚えたときよりも上手くできる保障はない。
しかし、ほとんど忘れることのない強固な記憶が方法記憶である。

 

その証拠として、青春時代に野球に打ち込んだ方ならどうだろうか。
体力的な問題はあるもの、年令に無関係に野球ができる。
このように方法記憶は強固である。

 

ところが、方法記憶の強固さがデメリットになる場合がある。
いわゆるバッティングやショットに関する悪癖である。
スポーツの上達を阻害する癖である。
いったん癖がつくと直りにくい。

 

方法記憶が癖を取り込むと、方法記憶の強固さから修正が困難だ。
ゴルフファーなら、スライスやフックに今もお悩みかもしれない。
癖となった方法記憶は、ご経験のようについてしまうと修正が難しい。

 

このことはマインドスポーツであるマインドマップも同じだ。
いったん書き方が身につくと一生にわたって使える。
繰り返すが、方法記憶となるからだ。
だが、これも問題をはらむ。

 

例えば、マインドマップを独修する。
そこでいったん悪癖がつくと修正が難しい。
練習しても、スコアが伸び悩むゴルフも同様である。
書き続けても、効果が感じられないマインドマップもそうだ。

 

ここもマインドマップがスポーツに酷似している点だ。
ともに方法記憶が支えるのでそうなるのだ。

 

では、悪癖を回避する方法は何か。

 

その回答を前回のTEFCASが教える。
リアルタイムにFCAのプロセスを経験することだ。
FCAはFeedback、Check、Adjustである。

 

Feedback:書き方について情報提供を受ける。
Check:情報を参照して自分の書き方を確認する。
Adjust:確認したことを元に書き方を調整する。

 

書き方をテニスのショットに置き換えるとどうか。
こうして書いていると、レッスンを受けた記憶が蘇るようだ。
かくもマインドマップは、マインドスポーツであると言えよう。

 

FCAのプロセスは情報提供と確認の質が学習を左右する。
前回も述べたが、自らFCAを未だできないから学習者なのだ。

 

指導のもとマインドマップの書き方を直に体験的に学ぶことである。
こうすることで、悪癖を自分のマインドマップから遠ざけられる。
この点からもインストラクターは学習者の学びを支援する。

 

野球もゴルフも直接に指導を受けて覚える。
マインドスポーツであるマインドマップも同じである。
直接に見聞きしてTEFCAのループをSuccessに向かって回す。
自分の書き方が成功に向かっているかを確認しつつ学ぶことである。

 

さて、あなたは成功に向かってループを上昇させたいだろうか。
または、書けないという諦めに向かってループを下降させたいだろうか。

 

あるいは、これで良いのかと迷いのループにとどまっていたいだろうか。

 

マインドマップ基礎講座は2月1日、3月1日に開催

マインドスポーツ・マインドマップその3

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前回を振り返る。

 

マインドマップを間違いなく覚えるにはどうするか。
直接に見て、聞いて、手を動かして習う環境に身を置くことだった。

 

スポーツは動的な行為である。
マインドマップは動的な思考を紙面に写し取る行為だ。
2つが動的な性質を共有することから、冒頭のように記した。

 

もちろん、それが何であるかをテキストから知ることはできる。
しかし、共にテキストから体得することは極めて困難だ。
共に、動的な性質を蔵するからである。

 

例えば、次のことはどのように学んだだろうか。
泳ぎ方や自転車の乗り方、車の運転などである。
最終的には、学ぶ対象を実際に行ったのは事実だろう。
それが、スポーツを始め動的なものを学ぶ骨法だからだ。

 

以上から、動的な行為であるマインドマップはどう学ぶべきか。
すでに、ご賢察のとおり、実際に書いてみることである。

 

換言すれば評価者ではなく、主体者になることだ。
評論家は選手になれないが、選手は評論家になれる。
スポーツがそうするように、口ではなく実際に手を動かす。
まずは口を動かしても良いが、見よう見まねで書いてみることだ。

 

ただし、テキストを見本にすることはどうだろう。
もちろん、テキストのマインドマップを見本にするのも良いだろう。
だが、最終的には直接に見聞きして実際に書き覚えることをすすめたい。

 

理由は、マインドマップがマインド・スポーツだからだ。
手本とするテキストのマインドマップは最終形で静的である。
そのために、どこから初めて、どのように終わるのかが不明だ。

 

ただし、不明なことは、見るものの能力とは無関係だ。
不明さは動的なものをテキスト化するときの必然である。

 

こうしてマインドマップの動的な面をテキストから見て取れない。
動的なものを学ぶには、動的な見本を直に見ることが分かりやすい。

 

では、どのように実際に見聞きして学ぶのか。
ここにトニー・ブザンから学びのプロセスをご紹介しよう。
そのプロセスを表す次の言葉の頭文字をとってTEFCASという。

 

このプロセスを動的な見本を真似るときに適用したい。
真似ることは、「まねぶ」に通じることはご案内の通りである。

 

Try   =試行する
Event  =試行の結果
Feedback =結果から情報を取得する
Check  =取得した情報から達成状況を比較、分析する
Adjust   =比較、分析を元に試行に修正を加える
Success  =成功、つまり目標が達成する

 

このモデルは変化のモデルでもある。
あるいは、目標達成のモデルともいえる。
NLPをご存じの方は、TOTEモデルを想起するだろう。

 

このプロセスは、実際にはTからAまでが循環するループである。
ループの途中にあるCで達成状況に達したらループが成功Sに抜ける。
つまり、TからAのループは成功Sに向けて螺旋状に上昇する。
図示するならば下図のようになる。

 

       →→→
      ↑   ↓
T→E→F→C→A S
↑       ↓
 ←←←←←←←

 

こうしてみると、学びのプロセス自体が動的であることが分かる。
ここから、テキストのみの学びが困難なものかが見て取れる。
テキストはリアルタイムにFもCもしてくれない。

 

学習者がプロセスの主体者になり、同時に観察者になる必要がある。
だが、学びのプロセスにあるものは、あくまでも主体に限定されるべきだ。

 

学びのプロセスは間断ない体験の連続体として構築されるからである。
観察者になろうとしたその瞬間に体験は断裂し学びは成立しない。
ここから、学ぶのプロセスにFとCを行う立場の人があって欲しい。
その立場を取るものが、コーチやインストラクターである。

 

もちろんこれについて次のような反論は予想される。
学びの主体を取り終えた後に、観察者の立場を取れば良いではないか、と。

 

なるほど。
それも一理ある。
だが、問題がある。

 

ループを成功に向けて上昇させるにはFの正確さやCの質が大事だ。
Fの正確さやCの質をまだ持っていないから学習者なのである。
そして、FとCを有益なものとできるから指導者なのだ。
こうして、指導者の下で学習を行う意義がわかる。

 

学びを効果的にする学び方はどのようなものか。
その学び方はFEFCASの連続であり、動的である。
動的であるから、マインド・スポーツと言っても良いだろう。

 

さらにマインド・スポーツであるマインドマップを学ぶには何が大切か。
リアルタイムに進むTEFCASとインストラクターの存在である。

 

マインドマップ基礎講座は2月1日と3月1日に開催

マインドスポーツ・マインドマップ、その2

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マインドマップをマインドスポーツと前回から呼び始めた。

 

マインドマップがスポーツのように動的な過程を持つからだ。
絵や言葉を使って毎瞬の脳の働きを紙面に写す。

 

脳の動きは紙面中央の絵から現れる。
中央の絵から伸びるブランチに表現される。
そして、ブランチの上に書かれる言葉や絵となる。

 

いま、脳の働きはこの瞬間も文字をみて意味をとり続ける。
そのように毎瞬毎瞬変化し続けるダイナミックな動きをする。
というように、ここまで文章を解釈することも極めて動的だろう。

 

例えば、「昨日の同じ時間に何をしていた」と問うとどうだろうか。
間髪入れずに多彩な思いが心をよぎりさらに広がるだろう。
こうしても脳の動きが動的であると分かる。

 

その動きを紙面に写し取る行為がマインドマップだ。
自ずとマインドマップも花火が大空に広がるように動的だ。
動的な性質からして、動的な行為であるスポーツになぞらえた。
以上のことからマインドマップはマインドスポーツであるとした。

 

そこから動的なスポーツが紙面で学べないはご承知の通りだ。
同様に動的なマインドマップも紙面で学びにくいのは自然だろう。
にもかかわらず、間接的に学ぶことに固執するリスクを前回はあげた。

 

リスクとは、労力や時間を浪費することだ。
マインドマップの書き方をどう覚えようと個人の自由だ。
だが、その自由を称揚するが余りにリスクを回避できない。
理由は、繰り返すがスポーツもマインドマップも動的な行為だからだ。

 

こうして、動的なものを学ぶプロセスが見なおす提言をした。
「ではどのように学べば良いのか」として前回を閉じた。

 

振り返って見ると前回はこうだった。

 

さて、マインドマップをどのように学ぶかに話を進めたい。

 

スポーツを学ぶ方法が適用できそうなことは、ご賢察の通りだ。
つまり、直接に見聞きして手を動かして習い覚えることである。
動的なものを学習する方法は、それ以外に寡聞にして知らない。

 

例えば、野球やテニスはどのように覚えたか。
なるほど、手始めに教則本をなぞって習い始めただろう。
だが、本格的に習うには直接に見聞きして体をうごかした。
つまり、覚える対象を実際に体験して学習したのではなかろうか。

 

文字は、事象のほんの一面を表すシンボルである。
コミュニケーションにおいても全情報の7%しか伝えない。

 

よって野球なら走攻守どれ1つにしても文字ではうまく表現できない。
これが、文字情報で動的な行為を習おうとする時の限界なのである。
ここから、動的な行為を習うには見聞きして手を動かすことが必須だ。
ズバリ、能書きを見るより体験学習をすることだ。

 

体験学習が動的なものを習う時の常道であるのは間違いない。
動的でマインドスポーツといえるマインドマップ。
その学習も同様なのだ。

 

ここで疑問があるかもしれない。
マインドマップの書き方が文章化されているのはなぜかと。

 

確かに「ザ・マインドマップ」を始めそうした書籍が多くある。
だが多くあることは決して紙面で学べることを意味していない。

 

野球やテニスの教則本が沢山あることと同様だろう。
一方、実際にそれらを学ぶ時にはフィールドに出て行く。
書籍は、スポーツもマインドマップでも入り口であることを意味する。

 

あるいは、既に動的に学んでいるものの参照枠として存在する。
動的プロセスはあくまでも体験の中にのみ生命をもつ。
文字はその一部を捉えた剥製だと言える。

 

マインドマップの書き方が書籍で紹介されているのは事実だ。
だが、これにしても紹介されることが十分な学習可能を意味しない。
あくまでも、取りかかりであり、入門であり、参照枠に過ぎない。

 

その理由はこうである。
例えば、野球を取り上げよう。


グラウンドにはベースを4つ用意する。
1つのベースをホームベースと決める。
その左右の立ち位置をバッターボックスにする。
ベース正面から離れた位置をピッチャーマウンドする。
ピッチャーはそこから球を投げる。
以下省略・・・。

 

先の記述から動的な野球を覚えることはできない。
同様にマインドマップの書き方を読んで覚えられない。
マインドマップの書き方の紹介であって覚える方法ではない。

 

確かに、想像力がたくましい方はそれなりにお始めになる。
ところが、「それなり」がマインドマップの書き方に誤解を招いている。
それ以上に、TPOでとう使い分けるかは、盲人象をなでるがごとくだろう。

 

誤解の例をあげる。

 

セントラルイメージが単色で小さく平面的である。
セントラルイメージとそこから出るブランチが繋がっていない。
ブランチの上に書く文字列が単語ではなくフレーズになっている。

 

以上の書き方は正式なマインドマップの書き方からすると誤解である。

 

ただし、誤解はご本人の能力とは無関係である。
そうなるのは、文字情報のみに頼って動的なプロセスを習おうとするからだ。

 

これが文字情報から動的なプロセスを学ぼうとすることの限界だ。
学ぶ主体の能力が限界を持っているのでは全くない。
そうではなく学ぶ方法に限界があるだけである。

 

以上から、マインドマップを習うには直接に学ぶことを強調したい。
つまり、直接に見て、聞いて、手を動かして学ぶことだ。

 

野球を習うにはフィールドにでる。
テニスを習うならば、コートに立つ。

 

マインドマップを使えるように覚えるにはどうするか。
直接に見て、聞いて、手を動かして習う環境に身を置くことだ。
しかも様々な経験を提供できるメンターに出会うことがよいだろう。
そうすれば、自分の学びを疑いつつ学ぶことよりもずっと楽しいはずだ。

 

記:ブザン公認マインドマップインストラクター 近藤哲生

 

お知らせです。
近藤哲生事務局の西島です。

あなたもマインドスポーツとしてのマインドマップをマスターできる。
マインドマップ基礎講座に参加しませんか。

http://www.kondotetsuo.com/mindmap/seminar/MindMap_Basic/index.html

 

今年のトレンドをどのようにお考えだろうか。

 

有名な出版社は今年のトレンドを「脳」と表した。
また別の出版社は加えて「勉強術」だとしていた。

 

なるほど。

 

脳に関係した書籍が書店では平積みになっている。
例えば茂木健一郎氏の本を始め脳がタイトルの本が目に付く。
勝間和代女史の書籍も前年に変わらず平積みになっている。

 

その一端としてマインドマップの本も同列に並んでいた。

 

マインドマップが脳の取扱い説明書と言われるからだろうか。
速読法や勉強術で取り上げられることが多いのでそうなるだろう。
例えば、「マインドマップ超入門」といった本が、そのひとつだ。

 

その傾向が僕のサイトにも見られる。
多くの人がホームページにご訪問になっている。
「マインドマップの書き方」のページは月に1800回訪問がある。
たいした数字ではないが、昨年に較べて訪問数は確かに増えている。
このように脳と並びマインドマップは衆目を集めている。

 

マインドマップにご関心をお持ちだろうか。
もしそうなら、マインドマップをどのように学びたいだろうか。

 

マインドマップ関連の書籍は良好であると聞く。
先の数字が示すように多くの人が文面から学びたいようだ。
本やホームページからマインドマップの書き方を学びたいのだろう。
忙しい毎日だから、手軽に学びたいのは正直な気持ちと拝察する。

 

では、その学び方を考えてみだい。
マインドマップを本やサイトで本当に学べるのだろうか。

 

確かに、本やサイトから学べるなら、嬉しいことだ。
効率を優先して学ぶ点からすれば、自然なことだろう。
しかし、そうした方法では悲しいかな学ぶことはできない。
文面からマインドマップを正しく学ぼうとすることは無理がある。

 

できない理由はこうだ。

 

マインドマップのプロセスが動的なのだ。
マインドマップは、頭つまり思考の動きを紙面に表現する。
思考の動きがどうかは、次の問いかけを試していただければ分かる。

 

今と同じ時間に、昨日は何をなさっていただろうか。
それを考え始めた瞬間から、考えが多彩に広がったではないか。
その様は夏空に広がる花火のようであり、まさに思考は動的である。
こうしてマインドマップのプロセスは動的だと確認できる。

 

一方、動的なもので端的な例がスポーツである。
ここで想像していただきたい。

 

本をみて泳げるようになれるだろうか。
教則本を読んでテニスが上手くなるだろうか。
テキストを見ればゴルフができるようになるだろうか。

 

答は明白、不可能である。

 

同様にマインドマップの書き方は本やサイトから学べない。
学べないのは、あなたの脳力が低いからではない。
マインドマップは思考を記述する方法だからだ。
マインドマップを書くことが動的な行為だからである。

 

動的なスポーツを紙面で学ぶことは無理なことだ。
同様に動的なマインドマップを文字で学ぶことはできない。
動的な共通点から見るとマインドマップはスポーツと同様だ。
例えるならば、マインドマップはまさにマインドスポーツなのだ。

 

ところが、マインドマップに関心を寄せる人はどう学ぼうとするか。
マインドマップの性質からできないことなのに、本で学ぼうとする。
あるいは、検索をして該当するホームページに習おうとする。
そのご要望にお応えすべく情報は惜しみなく出している。

 

こうすることは決して悪くはない。
だが、そうする人は本を読みサイトを検索するが、結果はどうか。

 

その中途半端な学び方から、結局はマインドマップを諦める。
文字情報からだけで学ぶことは無理なことだ。
結局、お金や時間が無駄になる。

 

確かに「私はできているから」との反論は予想できる。
では、その反論にお答えいただきたいことがある。

 

そのマインドマップで仕事が進むようになっているだろうか。
つまりそのマインドマップの書き方は有益だろうか。
その書き方は成果を生んでいるだろうか。

 

予想は否だが、いかがだろうか。
つまり、書いている手間に見合わないとみる。

 

短見が及ぶ限り、できていると言う方のほとんどが勘違いだ。
本物の書き方ではなく、もどきの書き方になっている。
よって、書いても成果が得られないままだ。

 

成果のなさに嫌気がさし結局は「マインドマップは使えない」と仰る。
なるほど一理あるかもしれないが、やはりそれは見当違いだ。
世界的な企業で採用されているのが事実だ。
教育の分野でも世界的に普及している。

 

その善し悪しを論じているのではない。
もどきでは労力や時間が無駄ではないか。
その事実を見ていただきたい。

 

労力は無駄にしても一晩休めば回復する。
だが、時間はいったん使ってしまえば挽回が不可能だ。
忙しさを以て、安易な学び方を求めることが裏目に出ている。

 

ではどのように学べば良いのか。
その問いが立つだろう。
すぐにお答えしたい。

 

だが、すでに長文なっている。
文面の長さに最近は苦言もいただく。
よって、ご回答は次にしよう。

 

マインドマップ基礎講座は2月1日と3月1日に開催


 

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