MindMap: 2013年7月アーカイブ

最近のこと、熱中していることが2つある。全脳思考法とエンパシーライティングだ。前者は神田先生がご考案の思考法、後者もこれまた新しい文章術だ。

後者は中野巧著「6分間文章術」で本格的に広がりを見せている。全能思考法をベースにして中野さんが考案されたものだ。実際に使ってみると、共感をベースに読者に対して訴求力を発する文章を短時間で書くことができる。

両方ともこれまでにない視点を提供する頭つまり脳の使い方だ。前者は斬新な発想から行動計画、後者は前述のように共感に基づいて読者を行動に誘える文章術だ。どちらにしても、使いこなせるようになったら口元が緩む結果を期待できる。例えば、メールの反応率が数十倍になる。女子高生がイベントに大成功する。

とは言え、その一方で両方とも体得し、結果を出すためには、共通の峠を越えることが必須だ。その峠の前と後では、2つの手法がもたらす成果という景色が全く異なる。見た目の形式は同じ様でも、そこに書かれる内容の質が異次元なのである。

さて、前述の峠とは何でありそれを越す為にどうするのか。その事は、思考法や文章術に興味ない方も損はないことだ。その事を考えてみたい。



さて、冒頭の両者に待ち構える峠とは何なのか。なるほど、「それって頭を使うことだ」と考えるかもしれない。思考法も文章術も行き着くところは確かにその通りだ。しかし、その峠とは、連想力だ。どれくらい自由に連想できるか、その質である。

全脳思考も、エンパシーライティングも、自由に物語を展開しつつ発想を広げる。そうするときの力がまさに連想力だからである。だから、連想が平凡だったり陳腐だったりすると、鈍い発想発想になる。一方、斬新だったり奇抜だったりすれば鋭い発想が広がる。

もちろん、どちらの発想にしても、ないよりかはズッとましである。だが、先と後で発想したあとの展開がガラリと違った情景を見せる。連想が凡庸であれば書き手や読み手を行動に誘えない。連想が非凡であれば意欲的に、書き手は書けて読み手は動きたくなる。こうして、後先の違いは実現力の違いとして歴然と目の前に広がる。



では、深みや広がりのある連想をする為に必要な基礎力は何か。それがメタ認知力である。確かに、「その答えは一生懸命考えるやる気だ」とも思える。やる気さえあれば多彩に連想を広げられた経験があるからだろう。しかし、それ以上に必要なことが、メタ認知力だ。

まず、やる気があっても、その力が無ければ頭は空回りになる。メタ認知とは、認知(見聞きし思考)するその仕方自体を認知することだ。思考法や文章術では、考えたり書いたりするその仕方自体の深さや幅を認知することである。

端的に言えば、メタ認知とは自身の思考に気づくこと。自分の考え方を客観的に観察できる力だ。自分の偏りやとらわれを特定できて、それを解除する働きもする。だから、メタ認知力があれば、思考のそうした制限を解除つまり突破でき有益な発想ができる。

ご紹介した冒頭の思考法や文章術を使い倒すことができる。つまり、それらを学ぶための投資を上回る利益を手にすることが叶う。



最後に、そのメタ認知力を高める方法を考えたい。その答えとは「自分の考えを止まって観る」ことだ。とは言え、観る対象としての考えは次々と浮かんでは消えあるいは流転する。

ここで、「自分が本当にしたい仕事は何」と考え始めたとしよう。だが、数十秒もしないうちに多彩に別の考えが展開する。例えば、「あっ、彼・彼女にメールを返信しなきゃ」などと余念が絶えない。もしそうした自分の思考を認知つまりメタ認知するならば、その機会がメタ認知力を高めてくれる。

ところが、実際のところ、そうする方法を学校や職場で学べる機会は残念ながらなかった。もし、あったら誰もが、思考の癖や制限に気づけて、気づきを基に突破できて、自由に発想を楽しめていたはずだから。

さてこれはどうしたことか。本当に困ったことだ。でも、どうぞご安心いただきたい。メタ認知力を高める最適の方法があるからだ。その方法がペンと白紙ですぐにできるマインドマップだ。

マインドマップは連想と想像をベースに思考を書き進めるノート術だ。文章ではなくて、考えを的確な単語つまりキーワードで書き取る。だから、多彩に広がる思考をリアルタイムで紙面に書き写せる。紙面を通してメタ認知できる。

そうすることを通して次の事も可能になる。
「こんなことは書くべきではない」
「これを書いたら恥ずかしい」
そうした今まで局面を避けてきた思考の枠にも直面できる。

こうして、マインドマップなら、自然にキーワードを書き写すという行為を通して、思考の制限や偏りにも気づける。その制限に気づけるから、気づいた制限を解消すべき課題として認知できる。突破することも可能になる。この様にして、マインドマップはメタ認知力を大いに強化してくれる。

アニメ的に表現すると、マインドマップはメタ認知力の養成ギブスだ。最新の思考法や文章術を使い倒す頭の鍛錬法なのである。今回は思考法や文章術を活用する為の要点を観てきた。どのような感想をお持ちになっただろうか。



なるほど、話だけでは実感を伴いにくいところもあったと推察。マインドマップは考えるだけではなく手を動かして頭を使う方法だからだ。そこで、今回ご紹介したようなメタ認知力を高めるには、実体験が不可欠だ。

と聞くと「自分一人ではなかなか手を動かせない」とお考えのはず。もし、そうそうなら、手を動かしたくなる場に身を置かれては如何だろうか。今回の方法が、手を動かしたくなる場としての講座をご紹介したい。

講座では今回ご紹介した方法をさらに強力にするやり方も学べる。その方法がビジネスにも浸透しているNLP式の頭の使い方だ。「マインドマップだけじゃ物足りない」と向上心の強い方も安心して講義や演習に取り組めるだろう。


2021年4月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

2021年4月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

アーカイブ